仮面ライダーヴィランズ   作:辰ノ命

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メイズ編行くぞぉぉぉぉぉぉおお!!おえっ!!
LOVE TOGETHER,LOVE TOGETHER

お陰様で計11話目。うれしぃうれしぃ。お気に入り登録。これを見てくれている皆さんやりますねぇ!!(喜び

ここからメイズ編です。また新たな展開にみなさんは耐えきることができるでしょうか。それではどうぞご覧ください。


メイズ・アンチバイツ編
EP10 作品の凄み


「ちっ…」

 

どこかの研究施設。薄暗い中でパソコンを眺める1人の男。彼は仮面ライダージャスティス、世偽 正義である。

 

「これだと意味がない…くそっ!!」

 

彼は今、新たなアイテムを作っている。先の戦いでユニク達に歯が立たないという現実を突きつけられ、仮面ライダージャスティスに更なる力を見出そうとしていた。

しかしそう簡単にことは進まない。イライラしつつも作業を進めていると、ドアを叩く音が聞こえる。

 

「ん…?」

 

「正義さんにお会いしたいという方が…」

 

「…通してくれ」

 

「承知しました」

 

しばらくしてまたドアを叩く音がする。正義は「どうぞ」と、言うとドアが開かれる。

 

「正義さん。お久しぶりです」

 

「お前か…何の用だ?ここにはお前の気を引くような物は置いてない」

 

「ヴァイザー」

 

「…なに?」

 

「彼ら相当な力をつけたようですね。なんでもあのワンガに勝利したとか」

 

「…わざわざ俺を笑いに来たのか?…あぁ、そうだな。あいつらはあのコウモリに勝った。そして、その能力もなにもかも…本当に腹が立つ」

 

「そうですね。実力はあなたよりもかなり上回っています」

 

「…………やはり笑いに来たか?それなら帰れ。俺は忙しいんだ」

 

「作用で。ただ『メイズ』が動き出しましたよ、と伝えに来ただけですので、これで失礼いたします」

 

「…!おい待て。メイズが動き出しただと?どういうことだ?」

 

「全く頭の悪いメイズは困ります。すぐに体が動いてしまう」

 

「そんなことはいい。どういことだ?お前らメイズは影に隠れていたはずだ。なんで今、動き始めた」

 

「…ユニクがあのヴァイザーに取り込まれた事によって、ユニクはそれ以来全く現れなくなりました。我々にとってユニクはいわばオリジナル。我々のような人口アンチバイツが勝てるはずがありません」

 

「………それで?」

 

「メイズは新たな力を手に入れました。それはユニクが成し得なかったこと。非常に効率的に力を得る事ができます。」

 

「だから一体…」

 

「無機物を力に変換できます」

 

「…っ!!?…無機物だと!?」

 

「えぇ……詳しくお話ししましょうか?」

 

「……あぁ──────」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「──────なんかまた出たんだって?」

 

---ユニクとは考えらないがな。俺の知っている中では全て終わったはずだ。

 

「…新しいアンチバイツってことかな…。テレビだと武器を使ってるように見えたけど…」

 

---さぁな。ただとてつもなく嫌な予感はする。油断するなよ

 

「わかってるよ」

 

アンチバイツの目撃情報は多々あるものの。ユニクのような特殊系は今の今まで現れることはなかった。

武器を使っている。形状変化するアンチバイツ。しかしユニクはヴァイザーが言った通り、もうすでに全滅はしているらしい。ヴァイザーは隠し事をよくするのであまり信用はしてないが、ユニクが出なくなったことと、この様子だと本当に知らないらしい。

翼をはためかせ空を飛びながら、急いで現場へと向かう。

 

 

------------------

 

「着いた」

 

---すでに荒らされた後か。人1人いないな。

 

「うん。ただ近くにいそう。例のアンチバイツ」

 

---罠かも知れないからな。気をつけろ

 

瓦礫まみれ、見るも無残に破壊された建物の数々。人の声は聞こえない。が、人の亡き姿はある。拳を握りしめ、爆発しそうな怒りを抑える。

 

「…ん?」

 

---何かいるな。

 

「…誰?いるんでしょ?僕はヴァイザーだ。君を止めに来た」

 

すると横にある瓦礫の陰から、この世の者ではない化け物が姿を現した。アンチバイツだがやはり何かが違う。

 

「お前か。例のヴァイザーとかいうやつは」

 

「あぁそうだ。君はアンチバイツ…だけどユニクじゃない。君からは…声が聞こえない。なにも…」

 

「声?そりゃそうだ。俺はお前らと違うからな」

 

「どういうこと…?」

 

「話すつもりは………ない!!!」

 

いきなり飛びかかり、鋭い爪で睦生の腕を引っ掻く。しかしこの程度の攻撃、今までのと比べたら擦り傷程度。右腕を剣に変え切り裂くと、筋肉を倍加させ、建物の壁へ叩きつけ、爪に変えアンチバイツの首元へ突き立てる。

 

「がはっ!?」

 

「君は一体何者なんだ?答えて。これ以上お互い傷つく必要はないはずだ」

 

「…ちっ!だから言ってるだろ?俺とお前らは違う。俺たちは……作られたアンチバイツだ」

 

「…え!?作られた!?人口的にってこと…!?」

 

「あぁそうだ。だから違うって言っただろ?そして俺たちは更に違う所がある」

 

「…?」

 

「簡単に言えば取り込んだ無機物を、一つだけだが武器にすることができる」

 

「無機物…?」

---……!?睦生避けろ!!!

 

眩い光が睦生の前を照らしたかと思うと、視界がなにも見えなくなった。

 

「ひ、光!?」

---あのやろう。光のか!!

「くっ目が…!!」

 

「俺はライトを食った。全身発光することができるのよ。さぁてやられた分やり返すか…な!!」

 

デタラメに殴られる。掴もうとするが避けられる。目には真っ白な光景が浮かび、なにも見えない。睦生は盾に変えるが、全くガードができずにいた。

 

「どうなってるんだこれ!!」

 

「くくっ!!俺の勝ちのようだな!!」

 

「ならこれだ!!」

 

鞭に変換させると、回転をし始め、徐々に鞭を伸ばして行く。次第にそのスピードは上がり、避けきれず鞭があたり吹き飛ばされる。回転を止めると丁度目も見えるようになっていた。

 

「よし…これで!!」

 

「く、くそぉ…!!」

 

「悪いけど…喰わせてもらうよ!!」

 

相手に鞭を絡め引き寄せる。首を掴むと口を開く。このアンチバイツを取り込もうとする。

バイトはヴァイザーの力。相手の能力を奪い取ることができる。いつもならそのはずだった。しかし、今回はその能力どころか。体がそれを受け付けない。

 

「うっ…!!ゲホッゲホッ…!!どうして…」

 

「だーかーらー…言ったでしょ?俺はお前らとは違うんだって」

 

「なに…!?」

 

「俺らはな…」

 

アンチバイツが口を開こうとすると、後ろから何かが現れた。人の姿をしているが全くと言っていいほど普通ではない。

アンチバイツの横まで来ると睦生をじっと見つめる。

 

「お、お嬢……」

 

「邪魔」

 

「は、え…?」

 

「あっち行って」

 

「は、はい…」

 

女性だ。自分と同じくらいの。とても冷たい表情でどことなく悲しそうなきがする。

 

「あなたがヴァイザーね…」

 

「君は一体誰なの…?」

 

「……私はメイズ・アンチバイツに寄生された。人ではないものよ」

 

「メイズ…アンチバイツ…?それがこのアンチバイツの…」

 

「あなたも寄生されてるけど…私と同じで自我は保っているようね」

 

「メイズって何だ…人口アンチバイツって一体何なんだ!!」

 

「その名の通り作られたアンチバイツ。普通のアンチバイツと同じで人に寄生するけど、その場合、人は死んでしまうわ。完全に自分の体にすることができるの」

 

「え…!?」

 

「あなた達のように有機物は食べられない。無機物しか食べられないの。そこら辺に沢山落ちてる瓦礫。あれも私たちの食べ物…ほんと最悪よ…」

 

「な、何でそんなものが!!?人口って…アンチバイツにはアンチバイツで対抗でもしようとしたのか…いやでもそれじゃ…!!」

 

「まぁ何はともあれ、私たちは敵同士なことに変わりないわ」

 

突然、彼女は右腕をチェーンソーに変え、睦生に突き立てる。

 

「そんな…敵同士って…君は自我があるんだろ?なら何で!!見てみてよ!!周りにはこんな大勢の人たちが命を落としているんだ!!何も思わないの!?」

 

「思わない。むしろ…」

 

チェーンソーを振り上げ、切りつける。それを剣で受け止める。

 

「イライラする」

 

「ぐっ!!」

 

素早い動きで無情に攻撃を繰り返す。睦生と同等。いやそれ以上の実力がある。更に刀に変え、素早く切りつける。

 

「なに!?」

 

「私もあなたと同じで一つだけじゃないの」

 

「そんな…!!」

 

鎌に切り替え、引くようにして睦生を切りつけ、今度は槍に変化させ貫き、そのまま投げ飛ばすと、すぐさま弓の形状で矢を放ち睦生を射抜く。

 

「はぁはぁ…こんなことって…!!」

---あの女に寄生したやつは中々の成功作らしいな。強さがそこらのアンチバイツと桁違いだ。それに睦生。お前より遥かに強い。

 

「どうしたの?ヴァイザーってこの程度?」

 

「くそっ!!」

 

筋肉を倍加させ、一瞬で懐へ行き、剣に切り替える。女は左腕を斧に変え、剣での一撃を受け止める。

 

「私を喰おうと思ってるかは知らないけど。あなたは普通の生物。無機物なんか取り込めないわ。だから……これで終わりよ」

 

「まだ…まだぁっ!!!!」

 

「…っ!!」

 

押し返すと爪で縦横無尽に引っ掻きまくる。相手は無表情のまま攻撃を受け止めている。更にスピードを上げるが、完全にこちらの動きは読まれているようだ。

 

「お嬢!!助太刀しますぜ!!」

 

「いらない邪魔」

 

その隙をつき、銃に変え、撃ち抜こうとするも、弾丸が放たれる前に銃が蹴りあげられる。目の前に物凄いスピードで誰かが乱入してきた。

どことなくバイクに似ているその見た目。

 

「またメイズか!!」

 

「お嬢。ご無事で」

 

「えぇ。こいつが話しかけなければ、こうはならなかったんだけど」

 

その女はそういうと、光るメイズに指を指す。それからバイクメイズはそのメイズに歩み寄る。右腕に拳を作る。

 

「おい」

 

「は、はい」

 

「お嬢の邪魔をするな」

 

「ひぃ!!?」

 

拳がメイズの腹を突き破る。殺してしまった。

睦生に向き直ると、ゆっくり歩み寄ってくる。その目は非常に鋭い。全く笑っていないことがわかる。

 

「お前…仲間じゃないのか!!」

 

「仲間?これはただの光る何か…それにお嬢の邪魔となるものは退ける。それが私の役目」

 

「これがメイズの……やり方かよ!!」

 

「そうこれがメイズ。有機物しか食えないお前らとは違う」

 

「くそっ…!!」

---逃げるぞ睦生。こいつはやばい。

「でも…」

---レベルが違う。急げ!!!

 

「中のものと会話をしている暇ない」

 

体をバイクにし、凄まじいスピードで睦生に体当たりを食らわす。

 

「ぐわぁぁぁぁぁっっ!!!!」

 

大きく吹き飛ばされ、壁を何個も割りながら最後当たった壁で止まる。

バイクのエンジン音のようなものが聞こえる。きっと追撃してくるに違いない。そう思うとハンマーに変え、思いっきり振り上げる。

 

「ん…?」

 

「ハァッッ!!!!」

 

地面にハンマーを打ち付けると、地面が揺れ、真っ二つに割れる。女とバイクメイズはバランスを崩しそうになるが、体制をすぐさま立て直すも、その時すでに睦生はいなくなっていた。

 

「…逃してしまいましたか…」

 

「次があるから」

 

「ん?お嬢どちらへ?」

 

「帰る…あなたはどうするの?」

 

「私はあのモノを探してからすぐに…」

 

「そう」

 

お嬢と呼ばれるその女性は闇に紛れ消えていった。残ったメイズはバイクに変化し、周囲を見渡そうと走り出した。

 

 

メイズ・アンチバイツ。それは人工的に作られたアンチバイツ。

その強さの前に睦生とヴァイザー。彼らはどう立ち向かうのか。




お待たせ致しました。申し訳ないです……
頑張って投稿できるようにするゾ〜

次回何かあると思うのでお楽しみに!ほんじゃまたのぉ〜
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