馬酔木の花   作:あばちみゃかむ

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第4話

 精神世界を荒れ狂う突風と、耳障りに鳴り響く鈴の音色に思わず斬魄刀との同調を中断する。突如として出現した多数の命の存在に困惑していると、窓の外から喧騒が聞こえる。様子を窺うも、既に日は沈んでおり何事か判然としない。

 廊下へ出れば、同じように困惑した様子の寮生たちが視界に映る。

 

「おい、外にいるのって四番隊だぜ。救護の天幕も張ってある」

 

 慌ただしく走ってきた男子生徒が興奮気味に告げれば、各所から疑問の声が上がる。

 

「本当かよ? 救護専門の四番隊がどうして霊術院にいるんだ?」

「負傷者が出た際の訓練、だとしても俺たちに何の連絡もないよな」

 

 瀞霊廷を守護する護廷十三隊の一つ、四番隊は唯一の非戦闘部隊だった。治癒能力を持つ回道の使い手によって構成され、有事の際には前線に出撃せず後方で野戦病を担う役割を想定されている。

 その四番隊が突如として現れ救護天幕を張っている。抜き打ちの訓練にしては、教師や四番隊の隊士が寮に姿を現す気配が一向にない。

 他の理由を考える。四番隊が出動するならば負傷者の存在が前提だ。霊術院の生徒に負傷者が発生し、尚且つ備え付けの救護室では対応不可能なため四番隊が呼び寄せられた。

 

「雛森たちか?」

 

 胸騒ぎに突き動かされた祐輝は寮の外へ駆けだす。

 現世へ実習へ向かった雛森たちやその引率の六回生に何らかの要因で負傷者が発生し、こうして四番隊が展開したのだとすれば。

 校舎と寮の間に広がる中庭を寝間着姿の生徒が幾人か遠目に眺める。目を凝らすと、天幕の傍らには夜闇に浮かぶ黒ずくめの人影が幾つも目に入る。それは護廷十三隊へ正式に入隊した者が纏う死覇装だった。

 松明が掲げられ、様子が顕になる。

 担架に乗せられて次々と運ばれてくる鮮血に彩られた霊術院の制服。毛布に身をくるみ、放心してしゃがみ込む人影。痛みを訴えながら天幕へ入った男子生徒は、肘から先が消失していた。

 新たに運ばれた担架から力なく垂れる制服の裾は鮮血と違う朱色。元より染め抜かれていた女子用の制服だと気づき、隊士の制止を振り切って近づく。

 

「おい待てッ、コイツは――」

「雛森っ!?」

 

 担架の上を覗き込み、息を呑む。四肢を投げ出した華奢な身体の持ち主は表情を浮かべる術を永遠に失っていた。

 年嵩の隊士は気まずそうに祐輝を見遣り、担架を天幕の一つへ運んでいく。

 背中を向けて手の届かない場所へ向かった小さな背中を思い起こし、言いようのない喪失感に祐輝は襲われた。それが早とちりであるとすぐに気づかされる。

 

「ただいま、ちゃんと帰ってきたよ、朝霧くん」

 

 憔悴し、輝きの消え失せた瞳に力なく微笑みを浮かべていた。二の腕の先から制服の袖は破れており、所々に擦り傷が見受けられる。頼りない足取りで祐輝の下へ近づき、安堵させるように雛森桃は繰り返す。

 

「霊術院に戻るまでが実習、でしょ? あたし、ちゃんと帰ってきたよ、ちゃんと――っ」

 

 言葉は嗚咽へと変わる。感情の奔流を吐き出すように大粒の雫が零れ落ち、全身を震わせる。

 乏しい語彙力で慰めの言葉を探し、結局は無駄な努力となって思いつかず、祐輝は華奢な身体を引き寄せる。背中をさすり、薄汚れた髪を撫でまわし、短く返す。

 

「お帰り、雛森」

 

 

 ▽

 

 

 足は動かさず、腰と身体を呼吸する間という僅かな時間に逸らす。木刀の切っ先が掠めることなく虚空を薙いだと同時に、重心を相手へ傾ける。引き戻される木刀の動きは、遅い。

 鈍い音と共に相手の手元から木刀が弾き飛ばされ、攻防は祐輝の勝利で幕を閉じる。

 

「ちえっ、また負けたわ。お前ほんと風みたいに掴めねェな」

 

 確実に斬撃が届く距離にいながらも手ごたえを感じない、相対した者は皆が口を揃える。無論、常にそうとは限らず跳躍など大きな動きを見せることもあるが、祐輝は常に無駄な動作を廃するよう心掛けていた。

 その後も幾人かを相手取り、時には流魂街時代に鍛えた型破りな喧嘩作法で勝負をつける。疲れて来た頃合いを見て木刀を元の場所へ戻し、隅に移動して腰を下ろす。

 誰も相手にしないという意思表示だった。疲れた、面倒、眠い、気が乗らないなど理由はその時々によるが、実技科目であろうとも気分屋の性分を遺憾なく祐輝は発揮する。

 常に持ち歩いている浅打を膝の上に置いて級友たちの動きを呑気に観戦しながら、道場の外から様子を覗き込んでくる人物の存在に考えを巡らせる。

 斬魄刀に意識を回し、祐輝の知覚する世界が変貌する。命の存在は鈴の音色として風に乗って祐輝へ運ばれる。弱々しく濁った鈴の音色に眉を顰め、嘆息した。

 

「本日はここまで!」

 

 教師によって授業の終わりが告げられた。これで午前の授業は全て消化され、昼休憩を挟み午後の授業が開始される。

 鍛錬場の入り口をかいくぐると、駆け寄って来る人影が視界に入る。小動物を彷彿とさせる動きは見慣れたものだった。

 

「朝霧くんお疲れ様っ」

「おう、ずっと隠れて覗いてただろ、お疲れさん」

「うっ、気づいてたんだ……」

 

 気まずそうに笑いながらも肩を落とした雛森の目元には薄い隈ができており、顔色も優れていない。

 引率の六回生は生存者三名のみ、一回生は約半数が死傷した惨劇から二日が経過した。心身両面で傷を負った特進学級は休講措置が取られ、授業再開は未定だった。

 

「手持ち無沙汰でやることもないから、こっそり朝霧くんの授業姿を見ようかなって思ってたのに」

「だったらちゃんと寝ろよ、いつぞやみたいに倒れるぞ」

「その時はまた朝霧くんが運んでくれるでしょ?」

「お前なぁ、人を便利屋扱いしやがって」

 

 乱雑に髪を撫でまわし、雛森の抗議を聞き耳持たずに受け流す。頬を膨らませた雛森はまるで普段と変わらない様子を演じる。それが虚勢であるのは一目瞭然だった。

 せめて立ち振る舞いだけでも普段通りを心掛けようとしても、心の傷が癒されるわけではないと祐輝は経験(・・)していた。

 

「もう、朝霧くんだってあたしのこと子ども扱いしてるよっ」

「はいはい、んで、暇なら俺と一緒に昼寝でもするか? 寝不足だろ」

「もう、授業を受けなきゃダメだよっ」

「そんなのよりお前の方が心配なんだけど」

「え、あ、えぇっ!?」

 

 慌てふためき口を開閉させ、ともすれば両手で顔を覆い始める。摩訶不思議な挙動に首をかしげながらも、雛森の細い手を引く。

 

「はい決まり、今日は俺が傍にいるからぐっすり眠れるぞ」

 

 

 ▽

 

 

 霊術院の敷地内には、訓練場も兼ねた雑木林が広がっている。姿を隠しやすく、また木の枝を足場にした高所からの不意打ちも可能など、実戦的な訓練を積むために活用する生徒は一定数存在した。

 尤も摸擬戦をする相手がいない祐輝は授業を抜け出して昼寝するために足を運んだ回数の方が多い。

 太い樹木の根元に寝っ転がった祐輝の傍らに、膝を抱えて雛森は腰を下ろしていた。

 相変わらず授業を抜け出すことに躊躇がない気分屋の少年へ文句はある。しかし、自身を心配しての行動に罪悪感も抱いていた。

 

「俺のお気に入りの昼寝場所。ほら、横になったら楽になるぞ」

「そういう問題じゃないんだからっ」

「俺が授業サボるのは今に始まったことじゃないんだし、気にするな」

「あたしのことで心配かけたら余計に気にするよっ」

 

 罪悪感を抱く必要が無いのではなかろうか。心の底から授業を抜け出すことに躊躇がないとばかりに祐輝は飄々と言ってのけた。

 

「んで、夢に見るのが怖いから眠れないのか」

 

 だから何気ない挨拶のような口調で放たれた言葉に雛森は虚を突かれる。傍らの少年は横になったまま、虚空を見詰めていた。

 

「ううん、ちょっと違うかな。許せないんだ、自分のことが」

 

 実習で相手にした虚の模造品を前にしても身体は遺憾なく動けた。密かに練習していた蒼火墜(そうかつい)も難なく放て、恋次から称賛されたのは嬉しかった。

 それが本物の虚を前にし、仲間の死を目の当たりにして恐怖に囚われてしまった。引率の六回生、檜佐木は傷を負いながらも他の仲間を救うべく巨大虚(ヒュージホロウ)へ立ち向かい、恋次もまた、ルキアに対する伝言を遺して檜佐木の後を追った。

 

「死ぬかもしれないのに、阿散井くんたちは虚に立ち向かった。でもあたしは怖くて動けなかったんだ」

 

 瞼を閉じれば己の浅ましい姿が鮮明に描かれる。模造品の虚を倒したことに浮かれ、本物と対峙した自分がいかに情けないのか思い起こされる。

 

「助けたくてあたしにできる最善のことをしたけど、でも、虚に囲まれて諦めちゃった。弱虫な自分を、あたしは許せないの」

「凄いな雛森は」

 

 故にかけられた言葉を理解できなかった。他者の覚悟や勇気と正反対な己の醜態は許せるものではない、にもかかわらず傍らの少年は称賛する。

 

「逃げ出さず仲間の為に出来ることをした雛森が弱虫なはずないだろ」

「でもあたし、死ぬのが怖くてっ」

「誰だって死ぬのが怖い。だから逃げ出すような奴を弱虫って言うんだ。けどお前は逃げなかった、仲間の為に動いた。雛森は凄いよ」

 

 だから、と祐輝は続ける。

 

「お前は弱虫じゃないんだから、自分のことを責める必要はない。いくら真面目でもな、偶には我が儘を言えよ。恐かったけど頑張った、自分偉い、満足、みたいにな」

 

 乱雑に髪を撫でまわされる。抗議の視線を送りながらも、温かく繊細な手つきに思わず委ねてしまう。

 暫し無言が二人の間を支配する。心地良い風が頬を撫でた。

 

「あたしはまだ弱いけど、でもいつか、五番隊の藍染隊長みたいに皆を助けられる死神を目指すよ」

 

 沈黙を破って口にした決意。絶望に覆われた雛森を救った、穏やかな微笑みを浮かべた隊長を思い出す。

 巨大虚の群れを副官と共に次々と瞬殺しながらも、雛森たちに虚の攻撃が及ばないよう身を挺して庇い続けていた。

 他者を思い遣る心と実力を併せ持った五番隊の隊長。その姿に雛森は憧れを抱き、理想として進む道しるべとなった。

 そういえばと思い出す。死神を目指す理由は子どもの頃の憧れがきっかけだと聞いた。祐輝が憧れる死神とは一体どのような人物なのだろうか。疑問に思い、訊ねようとして、それは叶わない。

 

「もう、自由気ままなんだから」

 

 鼻息を立てながら満足気に眠る祐輝の姿を眺め続ける。飄々として風の様に自由な気分屋だけれども、優しい心を持つ不思議なヒト。

 

「ありがとう、祐輝(・・)くん」

 

 

 ▽

 

 

 死神の戦闘方法は四つに大別される。斬魄刀を用いた斬術、素手による体術を生かした白打、移動補助の歩法、雛森が得意とする鬼道であり、四種類の技術をまとめて‘‘斬拳走鬼(ざんけんそうき)”と呼称する。

 実技科目には抜け出すことなく出席する祐輝は斬術を得意とし、流魂街時代に培った喧嘩作法で白打の成績も悪くはない。しかし、意欲的に参加しようとも芳しくない科目がある。

 歩法の授業は、高速移動が可能な瞬歩を安定して制御することができない。これに関しては経験を積むしかないと教師から告げられていた。

 

「縛道の四、這縄(はいなわ)

 

 掌から放たれた縄状の霊子が人体を模した的へ絡みつき、全身を拘束する。その次の瞬間、閃光と共に霊子がはじけ飛び、這縄として放たれた縛道が爆発(・・)した。

 

「おい祐輝、お前また破道になってるぞ」

 

 級友たちは揃って皮肉を込めながら笑い飛ばす。斬術の授業で一本取れなくとも鬼道の授業、特に縛道に関しては祐輝が劣っていた。

 

「っかしいな、何で爆発するんだ」

 

 詠唱は完璧、暴発することなく形を伴って這縄は放たれた上に的を拘束した。そこまでは完璧なのだが、最後に爆発してしまう。これは這縄に限らず、授業で習った他の初歩的な縛道でも同様だった。

 本来ならば対象の拘束など補助用途である縛道は、祐輝に限って攻撃に特化してしまう。

 その後も様々な縛道を試すが最後には爆発するという結果は変わらず授業を終えた。

 得手不得手は個人によって分かれる。護廷十三隊の死神で例えるならば、四番隊の隊士は戦闘が不得手であり、戦闘を好む十一番隊の隊士は斬術や白打に特化し鬼道を全く使えないと聞く。

 だから縛道の出来が悲惨であろうとも死神にはなれる。戦いの手数が限られてくるのが痛手と言えた。

 嘲笑うように風が頬を撫でつけ、外へ出る気分が失せた祐輝は座学の授業へ出席しようと決める。

 午後、腰を下ろして話を聞くだけの授業に眠気を刺激され、教本を隠れ蓑にして昼寝へ没入しかけるが儚くもその試みは失敗に終わった。

 

「あぁ、言い忘れていたが来週の休日明けに全ての学級での合同授業が行われる。まぁ、簡単に言えば親善試合のようなものだ」

 

 教師の発した言葉に教室内は一斉に騒ぎ始める。それが原因で昼寝を邪魔された祐輝は煩わしそうに口元を歪めていた。

 

「知っての通り、悲惨な事故によって多数の死傷者が出たばかりだ。一組も当分は休講中だ。だからこそ、陰鬱な空気を払拭するために合同授業が企画された」

 

 各学級から四つの実技科目、即ち斬術、白打、歩法、鬼道の代表者を二名ずつ選出し、勝ち抜き形式で試合を行う。それぞれの科目で試合を行い、総合して尤も順位の高い学級が優勝となる。

 教師からの説明を受けて尚のこと教室内は盛り上がりを見せた。それは他の学級から選出される者や、科目ごとの優勝者を推測しあう声だった。

 

「誰か代表者に立候補する者はいないか? 自薦、他薦は問わない」

 

 途端に静まり返る教室内。観戦者として楽しみたい気持ちはあっても、代表として注目を集めたくない、敗北した場合の重責を負いたくない。そのため牽制し、押し付け合う囁き声が各所から漏れ聞こえてくる。

 確かに観戦するのは楽しいだろうが、自分が出るのは面倒だろうなと祐輝は呑気に考える。既に昼寝は諦め、頬杖をつきながら状況の成り行きを見守る。

 

「なに、まだ時間はある。今すぐにとは言わない。それでは授業を再開するぞ」

 

 安堵した空気に教室は包まれる。昼寝を試みるには充分なほどに眠気が醒めてしまっていた。

 

 

 ▽

 

 

「それじゃあ、二組は誰が出るかまだ決まってないんだ」

「だって面倒だろ、観戦するのは構わないけど自分は楽したいって思うわ」

「そう思うのは祐輝くんだけじゃないかなぁ」

 

 寮の食堂で祐輝と雛森は共に夕食を取っていた。休講中の一組と違い、一応は授業を受けているため二人が自然と顔を合わせる場所や時間は限られていた。

 

「ってか特進も出るのか?」

「そうだよ? あのねっ、あたし鬼道の代表で出ることになったんだっ!」

 

 鬼道の天才が出るとするならば優勝は雛森でほぼ決まりだろう。一組に在籍する者は成績上位者、加えて一定以上の霊力を持つ者に限られる。斬術などと違い霊力が直接関係する鬼道において、雛森に勝てる見込みは精々同じ一組の者に限られるはずだ。

 

「祐輝くんは斬術が得意なんでしょ?」

「さっきも言ったけど面倒なんだよなぁ」

「もう、男の子ならかっこいいところ見せる絶好の機会なのに」

「見せたい相手がいないんだけど」

「阿散井くん張り切ってたよ」

「うちの組に幼馴染みがいるからだろ」

「あたしの友だちの吉良くんも、頑張るって阿散井くんと摸擬戦してたよ」

「惚れた子でもいるんじゃないか」

 

 素っ気なく返し、親善試合に出るつもりがないと判断した雛森は肩を落とす。

 

「祐輝くんなら良い結果を残せると思ったのになぁ」

 

 心底残念だと言う雛森の姿を見て一抹の申し訳なさを抱くも、面倒という気持ちは嘘偽りない本音なのだ。

 二組を優勝に導こうという気概は持ち合わせていない。相手は学級の代表として選ばれるからには相応の実力を備えているはずで、面倒、疲れるからと気楽に挑むのは流石に礼を失する。つまり本気で相手をせねばならず、面倒という気持ちが拭いきれない。

 

「応援するから元気出せよ、ほら」

「ちゃんと二組を応援しなよっ! もう、祐輝くんの頑張る姿も見れなくて残念なのに」

 

 説教じみた小言が心地よく、悟られないよう僅かに口元で笑う。雛森も、言葉はともかく楽しむような表情を浮かべていた。

 何気ない会話を楽しむ余裕が雛森に戻ったのだ。祐輝はそれを心の中で祝福した。

 

「あ、勘違いしてるけど俺は出ないって一言も口に出してないからな?」

「祐輝くんのバカぁぁぁっっっ!」

 





休日だからと独り寂しく田中六五を呑みながらランキングを眺めてた午前、酔いが回ったのか下の方にこの作品の名前が……。
ここで活動をはじめ約5年、ランキング入りは初めてでした。読んで下さりありがとうございます。
本当に下から数えてすぐだったのですか、初めてのランキング入りがとても嬉しいので今夜は獺祭を開封します。





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