「だ・か・ら!何でお前はここまで壊すんだよ!?」
「うぐっ.....」
オリ主は此処に居る。
目の前の真っ黒黒助に対して怒号を散らしている。
いや、これはいつもの事なんだが。正直言って、コイツは学習する事を知らないのかと疑いたくなる。
この黒人(※誤字ではありません)、武器を壊す頻度がホントに多いのだ。
例えを言おう。仮に武器の耐久度が100あるとしよう。
此処に来る人は大体10〜15ぐらいまで削れているのが目安だ。
それをコイツは1どころか0.01まで減らしてから来るのだ。.....まぁ、まだ壊していないだけマシか。
「それでお前は菓子も要求するだとぉ!?お前は何様だぁ!?ブラッキー様かぁ!?剣士様かぁ!?」
「全て合っています.....」
この野郎.....!!.....ハァ。もういいや。
ちゃんと代金は持って来てるし、責めてもイライラが増すばかりだ。
さっさと直して、イライラを鎮めるとしますかね。
「.....ほれ。試作中のショートケーキだ。噛み締めて食うんだな。」
「ありがとうございますッ!!」
ああもう飛びつくな。誤って地面に叩きつけちゃったじゃないか。
*
「おい。直ったぞ。さっさと金出せや。」
「お前はヤンキーかよ.....」
知るか。これが俺の商業スタイルなんだ。(コイツにだけ)
んでコイツは見事に完食してやがる。おいコラ至福の表情を浮かべんな。
「ハァ.....攻略は進んでのか?」
「ああ。もうすぐアスナと74層のダンジョンに行くんだ。そこで多少は進むかなって。」
最前線か。コイツは兎も角、閃光サマはそんな奴だっけか?
.....あ。成る程。コイツ目当てで切り出したのか。凄い勇気だな。
「.....お前、ユニークバレるんじゃねぇの?ホントに大丈夫か?」
「大丈夫だよ。余程の事が無い限り、アレは出さないさ。」
どうだか。こういうフラグを建ててブチ壊すのがコイツなんだよな。
ま、まぁ、コイツ自身が言った事だし、安心しておこうか。......不安だけど。
「取り敢えず、頑張れよ。同じ
「応援してる、か。.....前線には出ないのか?お前みたいな奴だったら十分戦力になるだろ?」
「.....確かにそうかもな。でも、俺は前線には極力出たくないんだな。それに.....俺が此処で待たないと、誰がお前らの帰りを待つんだ?」
ハッ、と驚いた表情を見せる黒の剣士。
そんなに驚くモンかね?ただ面倒臭い事をしたくないから綺麗事を言ったまでなんだが。
.....さてさて。そろそろ仕事の時間だし、支度をしますか。コイツにはさっさと帰ってもらおう。
「おい。そろそろ仕事だ。レベル上げに行ってこい。」
「仕事ってどうせ新レシピの作成だろ.....別に良いじゃんか。なんなら審査員、務めるぜ?」
クソッ。言うんじゃなかった。
この後、結局コイツにご馳走したのは余談だ。ハァ.....
今日も修復屋は平常運行.....
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すたぁばぁすとすとりぃむぅ