「.....なぁ閃光さんや。何で此処で飯食ってんの?」
「別に良いじゃない。貴方のご飯は美味しいんだから。」
「そういうアンタも料理スキルMAXだろ.....」
オリ主は此処に居る。
目の前の閃光サマを見て呆れている。
つーか喫茶店のように使うなし。修復屋なんですけど。
「.....で、何で来たんだよ。タダ飯食いに来たわけじゃねぇだろ?」
溜息を吐きながら言うと、彼女は至って真剣な表情へと変わった。
.....成る程、これだけ真剣な顔をするって事は、余程の事か。
俺は心を構えて、話を聞くことにした━━。
「タダ飯な訳ないでしょ!!」
「そっちじゃねぇよ!?」
思わず椅子から転げ落ちたのは余談だ。
*
「調味料を作って欲しい?」
改めて、言われた事をそのまま返すと彼女はコクコクと頷いた。
.....どういう事だ?別に醤油とマヨネーズは作れてるし.....第一、俺が渡すようなモンなんて無いぞ?
「.....前にキリト君が言ってたのよ。『アイツんとこのサンドイッチは美味しい』って。だから、その.....」
成る程。乙女だなぁ。しっかし、そんなに好評だったのか?
特に調味料は入れてなかった.....あ。入れてたわ。
「それならあげるよ。ほれ、多分これだろ。『自家製マスタード』。」
そう言ってメニューから取り出す。
これは俺が作った調味料の1つ。しかも、普通のマスタードじゃなく、アイツ専用の辛さ増し増しだ。
因みに他の人が食べるとHPが1割程減るだろう。.....いや、だろうじゃないな。減る。
「マスタード.....舐めても良いかしら?」
「やめとけ。それはアイツ専用だ。.....普通の奴も渡しとく。これなら大丈夫だろ。」
「ホント!?ありがとう!」
ホント、良い笑顔な事で。この美貌でアイツを魅了させたんだろうな。
.....いや、違うか。コイツはコイツなりに頑張ったんだ。何勝手に納得してやがる。
━━ねぇねぇ!一緒にあそぼーよー!!━━
━━こら!困ってるでしょ!!全く.....妹が迷惑をかけてごめんなさい.....━━
「......」
「?.....どうしたの?そんな、悲しい
「!.....いや、なんでもない。」
危ない危ない。まーた思い出してた。
全く.....似てるんだよなぁ、コイツの顔...というか雰囲気が。だからあんまり会いたくないんだよ。
......はぁ。少しサボり過ぎたか。そろそろ支度をしますかね。明日は野武士面がやって来る事だし。
「んじゃ、そろそろ店番に戻るわ。会計は別にいらん。その代わり、感想よろしく。」
「分かったわ。ありがとう。」
「んー。」
さて、今日も修復屋は平常なり。
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すたぁばぁすとすとりぃむぅ