「邪魔するぜー。」
「邪魔すんなら帰ってくれ。」
オリ主は此処に居る。
邪魔してきた風林火山のおっさんを帰そうと奮闘している。
「なんだよぉ.....キリの字は良いのに、俺はダメなのかぁ?」
「誰も許してねぇよ。客なら良いけどさ.....また菓子目当てだろ?」
「刀を修復してもらいた━━「いらっしゃいませぇ!」━━移り変わりが激しいなぁ!?」
当たり前だ。タダ飯喰らいはいらねぇが、客となれば全力でもてなす。
これが俺のモットーだ。.....つーか修復屋としての仕事を求めない奴が多過ぎるんだよ。此処は喫茶店か?
「さてさて.....お、丁度良い具合に壊れかけてんな。んじゃ、早速直すぜ?」
「おう!最っ高の状態にしてくれ!!」
宜しく頼まれた。
*
「さて、やるか。
ここからは説明しながらやっていこう。
まずはおっさんの愛刀.....【風林オニキリ】をメニュー欄でタップ。
そのままスライドして【修復】の所をタップする。
エクストラスキル【修復】。その名の通り、アイテムを修復するスキルだ。
習得するのは簡単なんだが、熟練度を上げるのが難しいから取っている人は少ないと思う。
「ふむふむ.....ここか。よし、それじゃあ......」
ほう、やはり刃の部分か。これなら簡単だな。
【解析】スキルも発動しながら、刃の部分を修復していく。
修復方法は至って簡単。修復と書いているボタンを押してから、手で触るだけ。
だが一瞬では直らないので、撫でるようにして触る。
“よく頑張ったな。偉い偉い。”と。俺はそういう風にして撫でる。
「.....これでよし。綺麗になったなぁ.....」
所々刃毀れが起きていた刀は、まるで新品のようにキラキラと光っていた。
これで修復は終わり。だが、まだやる事がある。
「次は鞘だな。こーんなボロボロになっちゃって.....」
そう、鞘だ。野武士面のおっさんによると、モンスターの攻撃を受ける時に鞘で防御したらしい。
まぁ、賢明な判断だな。普通のゲームならカッコつけの行動だが、デスゲームとなるとな.....
「.....結構ダメージが入ってんな。仕方ない、
思いの外耐久力が減っていた。一体どんな奴と戦ってたんだよ.....
少々愚痴りながら、俺は持ち物欄からある物を取り出した。
それは結晶。【修復】スキルを持っているものしか手に入れることが出来ない結晶。
名前を、『修復結晶』。安直な名前でなんとも分かり易いものだ。
「さてさて.....今度こそ......」
修復力を上げたことにより、そこまで時間は使わない筈。
鞘を手で摩り、修復していく。
そして.....
「ふぃ〜.....完了、っと。」
修復完了だ。
さてさて、ケーキを食ってる野武士面の所に知らせに行こうか。
*
「おっ、直ったのか!ありがとうな!!」
「良いってことよ。んじゃ、金出せ。4500で良いよ。」
「ナニィ!?お前、修復価格は500じゃねぇか!!」
は?何言ってんのコイツ。
「ケーキの分も含めてるに決まってるだろ。頭おかしくなったか?」
「ケーキィ!?」
一々オーバーリアクションして疲れないのか?
というか恨みに染まった目でコッチを見んな。食べたお前が悪いんだよ。(正論)
「クソォ.....分かったよ、出してやるよぉ!!ほら!これで良いんだろ!?」
「毎度あり〜。今後とも宜しくなー。」
「クソッタレェェェェ!!!」
おいおっさん。泣くのは良いが喚くなら外でやれ。意外と響くから耳障りだ。
ま、わざわざ希少な結晶使ってやったのにそのままの値段で良いって言ったんだ。これぐらい別に良いだろ。
「ハァ.....あ、そういえば明後日に74層に行こうと思うんだけどよ、どうだ?一緒に行かねぇか?」
「お断りだ。俺は修復屋なんでな。前線に行くなんて馬鹿げた事はしないさ。」
「何言ってんだか。お前、俺より強いだろ?そういう奴が居ると心強いんだよ。」
「なら何で不安な所に行くかね.....」
そういう所に行こうとするのが解せんな。
ま、俺は行かないから別に関係n.....
「じゃ、そういう事だ。
「へ?いや、待て、俺は━━」
パタリ。行かないと言おうとしたその時には、既に扉は閉じていた。
━━今日も修復屋は平常運転。ただ、明後日はそうじゃなくなりそうだ。
更新どうするのだぁ
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他作品メインだぜぇ
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すたぁばぁすとすとりぃむぅ