カランカラン。
「お、いらっしゃ....こりゃまた珍しいお客さんだな。」
「お、お邪魔します.....」
『キュル〜!』
オリ主は此処に居る。
いつも通りカウンターでだらけていると、珍しい客が入ってきた。
呼び名は【竜使い】。初めてドラゴン系モンスターをテイムした事から、その名がつけられたんだとか。
「こんな
「えぇーと.....これ、壊れちゃって.....」
そう言って取り出したのは、彼女愛用の短剣。しかし、所々
成る程成る程。じゃあ、早速直しますか。
「ほれ。直すのはこれだけで良いか?」
「はいっ!お願いします!」
元気が宜しくて何よりだ。
俺は短剣を受け取り、【修復】を開始。いつものように淡い光が手に現れる。
「結構久し振りだけど.....良い面構えしてんじゃん。」
「えへへ.....色々あったので.....」
色々あった、には突っ込まない方が良いだろう。どうせ黒助の
そうじゃないとここまで使い込まない。前は2、3ヶ所だったのが数え切れない程に増えてるのだから。
「.....無茶はダメだぞ?いくらアイツに追い付きたいからって、自分を疎かにする事はないようにな。」
「うっ.....こ、心に刻み込んでおきます.....」
おいおい、図星じゃねぇか。つーか黒助と似たような反応をするな。
隣の小竜も溜息してるじゃん。使い魔に心配されるテイマーとか何処のラノベ主人公だ.....?
...まぁいいか。取り敢えず忠告しといて良かったな。
「.....うし、出来た。新品同然、最高の輝きだ。」
「ありがとうございます!えーと、お金は確か500コルでしたよね?」
「それだけど、半額にしといてやるよ。その代わり、健康的な生活を送る事。約束な?」
「へ.....?わ、分かりました!ちゃんとご飯食べます!!」
それだけじゃないんだけどな?ま、まぁせめてそれだけでも伝わって良かった。
竜使いちゃんから300コルを受け取り、お釣りの50コルを返す。
「ありがとうございました!また来ます!!」
「今後もよろしくなー。」
元気良いサヨナラに手を振って返してやると、彼女は満面の笑みで飛び出していった。
その笑みを見た途端、俺は懐かしいあの2人をまた思い出してしまった。
━━ねぇ!今日は公園に行こーよー!!━━
━━ちょっと!そんなに走ったら転んじゃうわよ!━━
━━大丈夫だって姉ちゃん.....のわぁっ!?━━
「.....何重ねてんだか。俺は疲れてるのか.....?」
思い出す、なんて馬鹿な事は止めて、俺はさっさと作業に戻る事にした。
今日の修復屋は雨模様。
「ハァッ...ハァッ.....クソッ!?」
深い深い、闇夜の中。
頭上のカーソルを橙色で染めた1人の男は、必死に
「何でこんな事に.....ヒッ!?」
「オイオイ.....逃げても意味ないって事は分かるだろ?」
咄嗟に振り返ってみれば、其処には追いかけ回されていたその原因である男が立っていた。
全て濃い灰色で埋まった
「俺相手にここまで逃げ切れた事は褒めてやる。その功績を称えて、恐怖に塗れて死なせてやるよ。」
「あ、ぁぁぁぁ.....お、俺が何したってんだよぉ!?」
俺が何をしたのか。その言葉にソレは一瞬目を丸くし、次の瞬間には━━
「━━クハハハハハハッ!!何をしたってぇ...ハハハハハ!」
笑っていた。フード越しでも分かる程に奴は狂笑していた。
その姿を見て、男は益々恐怖に溺れていく。
「お前、そんなモン1つに決まってんだろ?お前はぁ.....」
そして、再びゆらりと動いたかと思うと。
ソレは既に男の視界から消えていて━━
ザシュ。
「..........ぇ?」
「━━━━お前が人殺しで、
次の瞬間には、男はポリゴン体へと変わっていた。
それを口元を歪めながら見届けると、ソレは暗い空を見上げた。
「.....これで残党は残り9人、か。やっと1桁かよ。」
そこまで呟いて、持っていた刀を鞘に直し。
今度は闇夜を淡く照らす月へと目を向けた。
「━━今夜も、月が綺麗だな。」
今宵の
どうしてこうなった。(困惑)
おかしい.....構想ではただの世間話となる筈だったんだけど.....まぁいっか。(諦観)
あ、原作主要SAOキャラは全員出ましたね。
これからは原作改変キャラとの触れ合いです。
あと、私の小説を読んでくれている人なら分かるキャラも出る.....かも?
感想・評価、気軽にお越し下さい。読了、お疲れ様でした。
.....一応言っとくけど、完結じゃないヨ?
更新どうするのだぁ
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週1ペースでぇ
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月1ペースでぇ
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他作品メインだぜぇ
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すたぁばぁすとすとりぃむぅ