とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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後編。

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原作はすでに無い!

嫌いな人は読み飛ばし!


チベットスナギツネなフレンズなんだね?!

『ひ、筆頭殿。何故ココに?!』

 

何故?大声で不敬を働く無職に

懲罰を与えるのは当然でしょう?

 

『い、いやそうではなく!』

 

随分とペラペラ情報を提供してましたね?

 

『あばばばば』

 

そこはかとなく文学的な響きがありますが

逆に馬鹿にされてるようにも感じます。

 

・・・中々腕を上げましたね

 

『ハ、ハイッ!ありがとうございます!!』

 

で、この二人が任官志望の?

 

『ハイッ!』

 

「「・・・(誰?)」」

 

ふむ、そこの鼻眼鏡

 

「は、はなめがね?!」

 

『バ、馬鹿!!』

 

「き、きゃぁぁぁぁぁ!!

何?痛い!痒い!!熱い!!!」

 

「り、郭嘉ちゃん!!」

 

返事はハイです。わかりましたか?

 

「あ、痛みが和らいでなぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」

 

返事は?

 

「は、はいっわかりました!!」

 

「(コレは無言が一番ですよ)ねぇぇぇぇぇぇぇぇ?」

 

無言だから逃げられると?甘い。

 

『・・・(え?程昱何かした?)』

 

どうしました山の子?あなたには後で

情報の大切さをしっかり教育しますので

安心して下さい。

 

『ハイっ!よろしくお願いします!!』

 

まったく、最初からそれくらい

素直なら良いのですが。

で、そこの鼻眼鏡?

 

「ハイッ!」

 

不敬は罪です。分かりますね?

 

「ハイッ!」

 

そこな山の子も言ってましたが、

もしも公孫賛に任官する場合

アナタ方は一度

裏が無いかどうかの確認の為

尋問まがいの矯正をうけます。

 

「ハイ!」

 

ですが、アナタは最初から奇跡の部屋です

 

「え”ぇ”ぇ”ぇ”ぇ”ぇ”ぇ”?!」

 

『ひ、筆頭殿!コヤツは密偵や埋伏でわ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”!!』

 

ソレを見定めるのはアナタではありません。

それに早合点は行けませんよ?

無論、不敬の罰でもありますが、

この鼻眼鏡。

頭部の気と血の巡りがおかしいでしょう?

 

『「「え?」」』

 

この様子だと何かのきっかけで

大量の血が流れるでしょう。

 

無駄に血を出して良いことなどありません。

貧血で倒れても周りは迷惑するし

どんな場所でも血塗れは迷惑です。

 

『「「ごもっともです!」」』

 

故に、治験・・・実験の為に

奇跡の部屋へ搬送・・・連行します。

 

(((何故そっちに言い直した?!ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」

 

無言だろうと不敬ですよ?学習しなさい。

 

『「「ハイッ!スミマセンデシタ!!」」』

 

よろしい。で、鉤眉

 

「ハイッ!!」

 

視点は悪くありません。

ですが浪人が目上の相手に対して

【さん】は不敬ですね?

 

「ハイッ!不敬でしたっ!」

 

矯正は行いますが、

頭の人形については・・・

まぁいいでしょう。

 

『「「え?良いんですか?」」』

 

あぁ、山の子は知らないかもしれませんが、

軍師や論客のような人種には

己を客観的に捉えるためや、

場の空気を換える方法として

様々な手法があります。

鉤眉のそれもその一環でしょう?

 

「ハイッ!そうです!!」

 

((普段なら絶対認めないのに・・・))

 

ならばそれはアナタの修練の証

時と場所と相手を選ぶなら問題ありません。

 

師も「まぁ面白いから有り」と判断するでしょうし。

 

「ハイッ!ありがとうございます!!」

 

とは言え、ソレは全てアナタ方が公孫賛に

仕えることが前提になります。

 

「「・・・」」

 

無論、袁紹や曹操の下に着くと言うなら

ソレはソレで構いません。

 

「「えぇ?良いんですか?!」」

 

そこの山の子も言いましたがね。

少しくらい相手陣営を強化しないと、

時間が余るんですよ。

 

「「時間が余る?」」

 

まぁ、今のところ教えるのはここまで

ですね。山の子が教えた事の補強には

なるでしょう?

 

「「・・・いだぁぁぁぁぁ?!」」

 

返事を求められたら

 

「「ハイッ情報ありがとうございましたっ!」」

 

よろしい。

あぁ、ちなみに山の子?

 

『ハイッ!』

 

私達がここに居るのは

袁紹攻めの陣容の打ち合わせと、

アナタが人材の見定めをすると

公孫賛に聞いたからです。

 

『私【達】?』

 

えぇ、部下の情報漏洩の責を負い

隣の部屋で旅行をしてますね。

 

『・・・』

 

起きたとき間違いなく争いに

なるでしょう。

 

くれぐれも店には迷惑をかけないように。

良いですね?

 

『ハイッ!』

 

では公孫賛は旅行中で

私の仕事も終わりました。

 

これから伯師妹や将軍府の子供達へお土産を

買って帰りますので、山の子はそこの二人の

意思を確認し、もし仕えるなら研修に

必要な書類を将軍府へ送るように。

 

『ハイッ!宛の教頭先生宛で

よろしいでしょうか?!』

 

ほう、文章にしなければわからない

武官冗談ですか。

なかなか、高度な技を覚えましたね。

 

『え、あ、ハイッ!頑張りましたっ!』

 

その調子で研鑽を続けるように。

 

で、書類ですが、今は私が安北将軍なので、

師ではなく私宛で大丈夫ですよ。

 

幽州の人事のことで、わざわざ宛まで

使者を出して師に手間をかけさせる

必要はないでしょう?

 

『ハイッわかりました!』

 

そこの鼻眼鏡?

 

「ハイッ!」

 

もし、他の陣営に行くとしても

治療はしてあげますので、

一度将軍府に来るように。

 

まぁ、来なくても、それはそれで

アナタの選択。我々がナニかを

することはありません。

わかりましたか?

 

「ハイッわかりましたっ!」

 

で、鉤眉?

 

「ハイッ!」

 

謀略に向いているようですが

澱みが足りません。

謀略家として生きる覚悟があるのなら

一度将軍府で地獄を体験しなさい。

 

そうでないと、

敵にしても味方にしても

温すぎる。

あとは経験と立場が

アナタを育てるでしょう。

 

コレも、来ても来なくても

構いません。アナタの選択を

尊重することを約束しますよ。

 

わかりましたか?

 

「ハイッ!わかりました!」

 

あとは、そうですね。

 

私に対する不敬は、まぁ笑って許しますが

師に対しては、その限りではありません。

自分たちがどこにいるかを理解した上で、

大声をあげるように。

 

いいですね?

 

『「「ハイッ」」』

 

よろしい。

 

では失礼します。

 

『「「お疲れさまでしたっ!!!」」』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、趙雲ちゃん?

 

『いや、悪いのはそこの鼻眼鏡だろ』

 

「私?!」

 

まぁ、公孫賛様や董卓様。

李儒様と司馬懿様を

浪人が呼び捨てにしちゃ

駄目ですよねー

 

『まったくだ。しかもあんな大声で。

この店が誰の店か知ってただろう?

後から報告されるんだぞ?』

 

「あぁ、それはそうよね。

今この場に居なくても

後日報告があがるわよね。」

 

不敬は死罪。場所と相手が悪すぎですよー。

 

『まさか教頭先生への不敬を

あの程度で許してもらえるとはな』

 

「あ、あの程度って!

意味がわからないくらい痛かったわよ!!」

 

アレは確かに意味がわからないですよねー

 

『気を飛ばして相手を

倒す技があるだろう?

ソレの応用らしい。

それにな、痛みで済んだのを

幸運に思えよ。真の地獄は

こんなに軽くない』

 

えぇー

 

「・・・公孫賛様が旅行中ってまさか?」

 

『・・・地獄旅行だな。

冗談でも誇張でもない

本物の地獄を体験できる技があってな』

 

いや、任官したらそんなの喰らうんですかぁー?

 

「さすがに考えたくなるわね」

 

『もうわかってると思うが、あの方が

李儒様の一番弟子で、我々の間では

筆頭殿や筆頭様と呼ばれている

司馬仲達様だ』

 

あの人が安北将軍として

幽州と并州の軍勢を率いるのですかー

 

「え?并州は大将軍の董卓、様じゃないの?」

 

『先程自分でも言っただろう?

董卓殿も公孫賛様も筆頭殿も、

教頭殿の部下だよ』

 

桁が違うじゃないですか。

そりゃ趙雲ちゃんも

逆らう気にはなりませんよねー。

 

「あの人が率いる幽・并州の軍勢なら、

どうやったって袁紹や曹操に負けないわね」

 

『だろ?勝てるもんなら勝ってみろ

と言いたい。ちなみに勝ったら

次は教頭殿が来る』

 

李儒様はあの司馬様より?

 

『もちろん上だ』

 

「ソレで私達に袁紹や曹操の陣営に

行って、どうしろって言うのよ?!」

 

『いや、勝ちの目があるって言ったのは

お前たちだろ?』

 

そうですけどー

それも曹操さんの資質が

他を圧倒してると言う

前提がありましたからー

 

「どう考えても司馬様が上よね・・・」

 

『あぁ、基本的に見ている地獄の数が違う』

 

私も温いですかー

 

『そりゃな、亡者に足を引っ張られたり

餓鬼に手足をかじられたり、

針の山で足を貫かれたり、

魚みたいな花?を食べさせられたり、

そんな経験ないだろ?』

 

「「あってたまるか!」」

 

『これでもマシなんだぞ?

罪人は煮えたぎる油で釜茹でだとか、

燃える鉄柱に抱きつかせるだとか、

四肢を切断されて

蛇の孔に入れるだとか、

恐怖公の部屋に入れられるだとか、

様々な地獄を味わいながら

死ねないんだからな』

 

「「ナニソレ?!」」

 

『あぁ、実際に喰らう訳じゃない。

今公孫賛様が逝ってる地獄旅行の話だ』

 

えーと、凄く現実的な夢?ですかー?

 

「なんだ、夢なのね!」

 

『あぁ、痛みや熱を感じる醒めない悪夢だな』

 

「「・・・」」

 

『ちなみに恐怖公の部屋は現実にあった話だ』

 

さっきも言ってましたが・・・

 

「その恐怖公の部屋って言うのは?」

 

『・・・万を越える腹を空かせた、

大きめの油虫の群れがいる部屋だ』

 

「「ヒイッ!!!」」

 

『どんなに鍛えても、耳やら鼻やら口やら目から

侵入されて体の中から喰われるとか・・・』

 

「「あわわわわ!!」」

 

『今まで生きて出てこれたのは教頭殿と、

見せしめの為に生かされた匈奴の呼廚泉だけだ』

 

「「・・・」」

 

『まぁ、今は無いから安心しろ。』

 

え、えぇ、そう言えばそーでしたね!

 

「そ、そうよね!もうないのよね?!」

 

『いつでも悪夢で再現出来るがな』

 

「「・・・」」

 

『で、我々の情報をもって

袁紹や曹操の下に着くなら、

今にしないとまずいってのは

わかってもらえたと思う。』

 

「「・・・」」

 

我々の陣営に着くなら

簡単な地獄体験だな。

 

「「・・・」」

 

まぁ、どこにも着かないで諸国漫遊も

もちろんありだ。

 

「「・・・」」

 

ま、治療はしてくれるそうだから

一度は将軍府に行った方がいいだろうな。

 

「それはそうね。正直ありがたいけど」

 

本当に治せるんですかー?

 

『治せないなら態々呼ばんだろう。

見ての通り、無駄なことはしない方々だ』

 

「あーそうね。良くわかる」

 

そう言えば、面接的には

どうなったんでしょう?

 

『好きにしろってことだろう。

筆頭殿が見てくれたおかけで、

私が地獄送りになることはなくなったし。

あとはお前たちの選択次第だな』

 

敵についても地獄でー

 

「味方になっても地獄か」

 

『ま、簡単に勝馬には乗れんさ』

 

ごもっともですねー

 

「うん、そうよね」

 

『急かす気は無いが私達も暇ではない。

できるだけ早い決定を頼む。

具体的には三日くらいだな』

 

あー時間を貰えるのは助かりますねー

 

「そうね。十秒とかじゃないのも

ありがたいわ」

 

『まぁ、今日の面接はここまでだ。

支払いをしておくから宿に

戻るといい。』

 

次があったらもー少しゆっくり

味わいたいですねー

 

「そうね、司馬懿様で全部吹っ飛んだ

感じよね」

 

『ほらほら、話は後だ』

 

・・・なーんか急いでませんかー?

 

「次の予約とかがあるんじゃない?」

 

『そんなとこだ。さっさと行くぞ』

 

「「はーい」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『・・・伯珪殿、忘れてくれんかな?』

 

 

 

 




雑談終了

フラグ植えるだけなのに
どれだけ文字数使ってんだってお話

地味様ってこんな扱いだよね?

いや、ラジオでレベッカがかかったのが悪いんだ!
『だから作者は悪くない!!』

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