とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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すぱっと終わる戦闘

だって書けないんだもん

オリ設定、オリ展開!
原作はすでにない!
嫌いな人は読み飛ばし!


あばよ、ダチ公

予想以上に弱い・・・

何かの策かしら?

 

「いやーこちらが強いだけだと

思いますよ?」

 

それは無いでしょ?

私たちの主戦力である

騎兵を出してすら居ないのよ?

 

いくら鍛えた青州兵でも、

同じ歩兵で此処まで差が

出るなんておかしいでしょ?

 

「想像するのは最強の敵では

ありますがー

想像よりも現実を優先するべき

なのですよー」

 

現実ねぇ。鉤眉としては

どう見たの?

 

「・・・」

 

どうしたのよ?鉤眉が気に入らないなら

筆頭様に言って訂正を・・・

 

「い、いらないです!

そーゆー気遣いはいらないのですよー!!」

 

そう?けど慢心はダメよ。

アナタは所詮今回が初陣の軍師なんだから、

まともに呼んで欲しいなら実力を示さなきゃ。

 

 

「まぁ、そうなんですけどねー」

 

そもそも筆頭様がそうやって呼ぶのは

延びしろは有るんだろうけど

今はまだまだ未熟な半人前って

意味合いが強いのよ?

 

「えーそうだったのですかー?」

 

それ以外は普通に名前呼びだもの。

まぁそう言う人も

成長の余地無しとかじゃないわよ?

何かしらの基準があるみたい。

 

ちなみに将軍府に居た人達は

最初から名前か殿とか付くわね。

 

「ほーう。董卓様や公孫賛様を

呼び捨てにする筆頭様も、敬称で

呼ぶ人が居るんですねー」

 

もちろんよ。

アナタも会ってみればわかるわ。

あの人達は教頭先生に認められ、

その信頼に応え続けてきた方々よ。

 

「そもそも李儒様を知りませんからー

それこそ想像も出来ないんですよねー」

 

あぁ、それは無理もないわ。

知ってる私たちですら想像出来ないもの

 

「へ?」

 

なんたって、私たちが想像する最強の敵は

董卓や孫堅が限界だものねぇ。

 

「あ、筆頭様や李儒様じゃ無いんですね」

 

・・・鉤眉、私はアンタを過小評価してたわ

 

「急に何ですかー?」

 

筆頭様を知りながらも、

まだ敵として考える事が

出来る程の人材だったなんて・・・

 

「ち、違います!違いますよー!!」

 

私たち姉妹なんて、初対面の前から

どうやったら勝てるか?

なんて考えもしなかったわ。

 

「私もですよー!

とにかく早く帰って貰おうと必死でしたー!」

 

頭の上の人形も・・・

 

「「頭の上に人形など無いっ!!」」

 

おぉ、ハモったわね!

 

「はっ!ハメましたねー!」

 

わかる?

 

「今回の初陣で私たちに地獄を

見せようとしてるのは

わかってましたからー」

 

そうなのよね。

地獄も実戦も知らない軍師に

兵の命を預けるわけにも

いかないからねー。

 

「勝ち戦が確定している戦だからこそ、

私たちに油断させて矯正をさせようと

してるのですよね?」

 

その通り。鼻眼鏡も今頃

矯正確定してるでしょうね!

 

「あーわかるだけに悔しいですー

何故あのとき私たちは趙雲ちゃんと

李儒様の屋敷に行かなかったのかー」

 

いや、三人で約束もなく教頭先生の屋敷を

訪れるって、さすがに不敬過ぎない?

 

「そうかも知れませんが。

無駄にした時間が大きすぎますよー!」

 

「あぁ、趙雲に仕官も誘われたけど

断ったんだっけ?」

 

「そうなんですー!」

 

一度に二回も選択を誤るとは・・・

 

「あうー!智者を気取って、

無職のままでの

諸国の英傑の見聞なんて

無駄な事をしていなければ

私たちはもっと成長出来てたのですよー」

 

ま、確かに領民や将兵に対する

責任も無ければ

命を預かってるって言う覚悟もない

人間に見える世界なんて、

表面上の目立つ世界だけよね。

 

「えぇ、日々痛感してるのです・・・」

 

まぁアナタの反省は後にするとして

今の問題は奴等よ。

鉤眉の考えだと、アレは策じゃないのね?

 

「はい。さっきも言いましたが、

単純に力の差ではないかと思われます。」

 

にしたって、脆すぎるでしょ?

私たちの突撃どころか、

趙雲の車懸かりすら途中で

終わったわよ?

 

「麹義さんは、元々八万の兵を

率いるだけの将でも

ありませんでしたしー」

 

あぁ、彼の言うことを

聞けない将も居るのね?

 

「そうですねー本人も大軍を

指揮出来るとは思って無いで

しょうから、どうしても

指示に自信が持てません。」

 

あぁ、この局面で自信がない

指示なんて出されたら、

そりゃ反発もするわよね。

 

「その上、ただでさえ

普段から権力争いしてる間柄ですから」

 

どうしようもないわね。

 

けどさ、情報を重んじる筆頭様が

そんなこと知らないはずがないよね?

 

「です」

 

にしては、コイツらを妙に警戒してる

ようだったけど?

 

「それなんですよー。

私たちが知らないナニかを

知っていたか、李儒様から

何かしらの注意があったのかも

しれませんねー。」

 

まぁ、警戒した結果

完勝だから良いことなんでしょうけど

 

「なんかもやっとしますよねー」

 

うーん。まぁいいわ(

 

とりあえず南皮までの障害を無くさないとね。

 

「追撃部隊と先行部隊の選抜は

終わってますよー」

 

お、手際いいじゃない。

 

「そうですねー

ですからさっきのは・・・」

 

ダメだね

 

「あうー」

 

足掻いたって無駄なんだから、

諦めなさい。

 

「か、軽くなる可能性はー?」

 

あぁ、それはあるかもね

 

「?!」

 

・・・

 

「・・・なんですかー?」

 

いや、そういえば寝たふりとか

しなくなったなーって。

 

「戦場でふざけたりはしませんよー」

 

あ、あれふざけてたんだ?

 

「まぁ、空気を変えるためでもあるんですけどねー」

 

そうよね。そうじゃなきゃ筆頭様に本気で

殺られてるよね。

 

「・・・あの人の前だと寝たふりどころか

気絶もできないじゃないですかー」

 

無理やり起こされるわね。

でも悪夢は見れるかもよ?

 

「絶対に覚めない悪夢を見せられるんですよねー」

 

そうそう、こうして話をして

動かない軍師とかは狙い目よね

 

「は、謀ったなー?!」

 

軍師が謀られるのは未熟の証拠よ

 

「う、うう・・・鬼がいますー」

 

筆頭様に伝えておきましょう。

 

「イ、イヤッー!」

 

これで三回かー

ま、最低限の割り当てはこなしたかな?

 

「な、なにしてるんですかー!

さっさと南皮を落としますよー!」

 

・・・まだ語尾を延ばす余裕はあるみたいだね。

 

「わ、私の個性をなくさないでくださーい!」

 

上に人形がいるじゃない

 

「「上に人形などいない!!。ハッ!!」」

 

四回ねー

 

「うぅ・・・もう鉤眉しかなくなっちゃいますよー」

 

鼻眼鏡よりはマシだと思うんだけど・・・

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

「おーほほほほほ!白蓮さん!ようこそいらっしゃいましたわ!」

 

おう、久しぶりだな袁紹。

 

「袁紹だなんて、随分他人行儀ですわね!」

 

ま、実際他人だしな。

 

「まぁそれはそうですが・・・

あぁ、今は斗詩さんも真直さんもいませんので

大したお構いはできませんの。

まったく二人揃って体を壊すなんて

私の従者失格ですわよね!」

 

・・・あぁ、そうだな

 

「それで、白蓮さんが来ると聞いて

猪々子さんが迎えに行ったはずでしたけど、

お会いになりませんでした?」

 

文醜なら今は疲れて寝てるよ

 

「あら?そうでしたの?

迎えに行ったのに、逆にご迷惑をおかけしたようですわね」

 

いや、構わないさ。なんだかんだで

長い付き合いだしな

 

「そうですわね。洛陽でお会いしてから

随分と経ちましたわ」

 

アタシとお前と曹操と・・・

お付きの連中で随分騒いだもんだ

 

「えぇ、私にとってもあの日々は、

騒がしくも楽しいモノでした」

 

いつまでも子供じゃいられん

そんなことはわかってたつもりだったのにな。

 

「そうですわね。あれから数年。

私たちもそれぞれが家の当主として

責任ある立場となってしまい、

気軽に会うこともできなくなってしまいました」

 

それを考えたら連合に参加しなかったのは

悪かったな。

 

「ふふ、そうですわね。アナタがいたら

また三人で楽しくお話できたかもしれませんね」

 

夢の時間は終わったよ。

 

「・・・そうですわね」

 

河北袁家はここで終わる

 

「・・・」

 

何か言い残すことはあるか?

 

「・・・先達の方々には申し訳なく思います。

私の行いが栄えある袁家を逆賊に

落とすこととなってしまいました」

 

・・・

 

「所詮お飾りだったのでしょう。

頭の軽いお神輿だったのでしょう。

どこまでも愚かな小娘だったのでしょう。」

 

・・・

 

「沢山の人たちが命を失いました。

命令に従って死んだ人もいたのでしょう。

逃げ切れずに死んだ人もいたのでしょう。

・・・袁家に殉じてくれた人もいたのでしょう」

 

・・・

 

「斗詩さんも、真直さんも、猪々子さんも

私のために生きて、私のために死んでくれました」

 

・・・

 

「ですがっ!この期に及んで

袁家を裏切る者共をっ!

神輿として担いでおきながら

都合が悪くなったらその神輿を売り、

その神輿を投げ捨ててまで生き延びようとする者共は!!!」

 

わかった。

きっちり殺してやるよ。

 

「・・・お見苦しいところをお見せしましたわ」

 

いや、かまわんよ。

さっきも言ったがな長い付き合いだ。

 

「重ね重ねありがとうございます。

あと、無理を言ってすみませんが

・・・少しの間で良いのです。

できましたら猪々子さんと同じ

お部屋で寝かせてくれませんか?」

 

あぁ、少しの間と言わず、墓も建てるさ。

誰にもわからない場所にな。

地味でこじんまりとした墓になるが

 

「ふふ、逆賊には過ぎたものです。

それに地味な白蓮さんに

ふさわしい手向けですわ」

 

はは、やっぱり染み付いた地味さは

消えないらしい。

 

「ふふっ、そうかもしれませんわね」

 

顔良と田豊の遺体もあるのか?

 

「・・・えぇ、私の部屋の裏手に

大切に保管してますわ」

 

そうか、一緒にしてやるよ

 

「・・・ありがとうございますっ!!」

 

すまんがそろそろ時間のようだ

 

「・・・裏切り者共が火でも放ちましたか?」

 

そうみたいだ。

火で焼かれるのも煙で死ぬのも

辛いらしい。

 

「あぁ、だから白蓮さんが来てくれたんですのね?」

 

そうだな。

せめてひと思いにってな。

 

「お優しいですわね」

 

甘いだけさ。

 

「少なくとも私は今、その甘さに救われました。」

 

おいおい、救っちゃいないだろ?

 

「誰もいない暗闇で生きるのは

辛かったんですよ?」

 

・・・そうか

 

「えぇ、だからありがとうございます。

アナタに会えて良かった」

 

・・・麗羽。アタシが死んだら向こうでもよろしくな

 

「・・・!こんな私を、まだ真名で呼んでくださいますのね。」

 

親友だからな

 

「えぇ、えぇ!親友ですものね!!」

 

おやすみ麗羽。

 

またな

 

「おやすみなさい白蓮さん。

またいつかお会いしましょう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・あぁ、次は地獄で会おうな

 

 




袁紹陣営が終わりました

まぁ陣営としては準備不足ですね。
他の陣営からも最初から時間稼ぎの
捨石扱いされてましたので
特別な強化もされませんでしたってお話です


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