とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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仁義なき愉快な熟女サイド

前話の続きですな
駄弁り回

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オリ展開
原作は既にない!
嫌いな人は読み飛ばし!!



知らん仏より知っとる鬼の方がマシじゃけ

黄蓋がなんかさめざめ泣いてるんだけど・・・

 

「あ~孫権様はまだ大丈夫ですよ~」

 

あぁ、男のこと?。

 

「はい~。どうやら相当焦ってるみたいで~」

 

まぁ、みんなの前でアレだったしね

 

「まぁアレのおかげで吹っ切れた

らしいんですが。

やっぱり黄蓋様って

武人じゃないですか~」

 

お母様が言ってた男が避けてるって

ホントだったんだって思ったわ。

 

「そうですねぇ。さらに誘うときお酒の力に

頼ってるじゃないですか~?」

 

素面では誘えないのはわかるけど・・・

 

「男の人にとっては~怖さ倍増ですよね~」

 

お酒で気の制御ができなくなったら

死ぬんだから、そりゃ逃げるわよ。

 

「そ~ゆ~わけで悪循環に陥ってるところに~」

 

結婚の報告だったり、感謝の礼状が届くのよね?

 

「アレはもう新しい拷問ですね~」

 

・・・貴女は随分余裕みたいだけど?

 

「まだ若いですし。張昭様みたいに

特殊な方々以外の需要もありますから~」

 

変態紳士ね。尚香がその毒牙にかかって

無いようで安心したわ

 

「血筋から、大人な女性になると

思われてますから、今はただの女の子なんですよね~」

 

・・・彼らは「大人になっても子供体型が良い」って連中なのよね?

 

「そうですね~子供産むときとか大変そうなんですけどね~」

 

幻魔拳でね、子供の体型にされて

彼らに崇められた幻を見せられたんだけど

スゴク怖かったわ。

 

「何の意味があるのでしょ~?」

 

張昭の気持ちをわかってやれってことなのかしら?

 

「部下の気持ちをわかってあげれる

上司を目指すって意味ではいいと思うんですけど~」

 

実際彼らは触ってこないから

ある意味では最強の護衛なんだけどね

 

「そこまで割り切れるのは他人事だからですよね~」

 

まぁね。

で、今回は呂蒙も魯粛も連れてこなかったけど

陸遜的には良かったの?

 

「良くないですね~彼女たちにも私たちが味わった

地獄を堪能してもらって、成長してもらいましょう」

 

・・・文官のアナタとシュウユが受けたのは書類地獄巡りだったかしら?

 

「はい・・・貯まる書類。片付かない問題。

反発する武官。貯まる書類。不足する資金。貯まる書類。

困る民。貯まる書類。急に発生する洪水。貯まる書類。

その他、不作・日照り・疫病・蝗害・台風などなど・・・

あらゆる問題とそれに付随する書類の処理を経験させられました」

 

私の書類は為政者としてだったから、

アナタ方に比べたらまだ良かったのね・・・

 

「えぇ、肩こり、腰痛、疲れ目まで経験できるのに

睡眠や休憩だけはないんですよ」

 

休憩、なかったの?

 

「はい。疲れて倒れたと思ったら、次の書類が待ってました。

その上、隙を突いて山越や劉表がちょっかいを

出してくるもんだから、軍事の書類も貯まりましたね」

 

なるほど、そういうこともありえるのね。

 

「はい実際政に穴があったら、連中は突いてきますから。

ありえないことじゃないんです」

 

あぁだからシュウユの目が死んでるのか。

 

「李儒様曰く『人間は経験してないことはできん。

ならば経験すればできるという事だ』と言われまして」

 

あぁ、あの方は言うわね。

 

「終わったら「素晴らしい、では次だ」って

似たような案件を経験させられるんです」

 

次は「回数をこなしたら処理も早くなるだろう?」って感じ?

 

「まさしくその通りでした。

おかげさまで私とシュウユ様は、

書類仕事なら大概のことができるように

なりましたよ」

 

孫家にとってはスゴク・ありがたいことよね

 

「なんだかんだで成長はしてますからね。

文句は当然言えませんが、感謝するのは

なにか違う気がしてるのが現状です」

 

普通教えを受けたら感謝するもんだと思ってたけど

 

「何ででしょうね?将軍府の方々も

「わかる」って言ってましたし」

 

でもさ、貴女大丈夫だったの?

書物とかそーゆーの見たら、その、ね?

 

「あぁなっちゃってましたね~」

 

ました?

 

「『周りも迷惑。真面目にやれ。よって矯正』って言われて矯正されました~」

 

どうやったらできるのよ・・・

 

「色々ありますが、最終的には

性欲がぶっ飛ぶくらいにアレされるんですよ~」

 

えぇ?!アナタ、そんなことされたの?!

いくら将軍府の人だってそんなことまで

我慢することないわ!

李儒様に伝えて実行犯を裁かなきゃダメじゃない!

 

「発情して寄っていったのが、よりにもよって李儒様で~」

 

ちゃんと裁かれてたわね。うん。

 

それに誘惑しておきながら、

ヤられたら文句言うのは違うと思し。

 

「酷い手のひら返しを見ました」

 

抗議?何それ?授業かしら??

 

「あ~自業自得とはいえ、ちょっと優しさが足りなくないですか~?」

 

そう言うけど実際さ、アナタのアレって

あからさまに男を誘惑してるじゃない。

 

「本人にそのつもりはなくても、

周りはそう思っちゃいますよね~」

 

あら?ようやく周りから見たら

どう見えるのかも自覚できたのね?

 

「えぇ、それが矯正の第一歩でしたから~」

 

な、なるほど。ここでも幻魔拳ね?

 

「はい他人の視点から私をみさせて

もらいました。アレじゃ痴女ですよねぇ」

 

そうね。はっきり言ってアナタのアレだけは、

どうしても好きになれなかったわ

 

「前は文句言われてもアナタ方に関係ないって

思ってましたけど、今ならわかりますよぉ」

 

綱紀粛正に真っ向から喧嘩を売ってたし、

周りの人間の邪魔になってたからね。

せめて自分の部屋で一人で発情してれば

特に問題ないんだけど。

アナタときたら時も、場所も、相手も選ばないんですもの。

 

「その上で男が乗ってきたら

「そんなつもりはありません」って

ただの外道ですよね~」

 

そうよね。孫家に仕える男の人達の

女性不信は、黄蓋とアナタの二人が原因だって思う

 

「反論できません・・・」

 

まぁでも、今後は大丈夫なんでしょ?

 

「えぇ、長沙には将軍府の書庫にあったような

書もありませんしね~」

 

それはそれで力不足を感じるんだけど。

 

「仕方ありませんよ。実際足りてないんですから」

 

領地だけは広くなっても

人が居ないからね。

将軍府で漢全土の地図と

人口分布図を見せてもらえて良かったわ

 

「そうですね。アレは本来国家の最重要機密ですからね。

アレを見せてもらっただけで、私やシュウユ様は

十分満足できますよ」

 

シュウユが何を見てるのかは知らないけど

とりあえず収穫はあったってことよね。

 

「はい、孫権様も色々成長なさったみたいですし」

 

まぁ、あまりにも子供っぽかったのは認める

 

「ミミズさんと並べれられて行動評価

されるんですよね~」

 

アレはキツい・・・策姉様も

言ってたけど、予想以上だった。

理想と男に溺れた君主って

ああなるのねって思ったわ。

 

「男はともかく、理想と妄想。

夢と現実は区別できないとキツいですよ~」

 

お母様にも無駄に頑固って言われてたけど

まさしくその通り。

他人視点で見ればよくわかる。

 

「他人の意見を取り入れるんじゃなくて、

他人の意見に流されてましたから~」

 

確固たる自分・・・えぇ手に入れたと思ってる

 

「あとは更に地獄に落ちて、

自己の強化ができれば良かったんですけどね~」

 

・・・そうね。地獄に落ちるのはアレだけど、

自己の強化はしたかったわね。

 

「予定されてたとはいえ、劉璋さんも

もう少し待ってくれれば

孫権様もあと何度か地獄巡りできたのに・・・」

 

私は成長したいんであって、

決して地獄を体験したいわけじゃないからね!

 

「地獄を見ないで成長なんかできませんよ~?」

 

普通の人は地獄なんか見てないでしょ?!

 

「だから温いんじゃないですか?」

 

・・・それはそうね

 

「曹操さんを見ればわかるでしょう?

素質があって、今は窮地に陥ってて

それを跳ね除けるために成長はしてるようですけど・・・」

 

遅すぎるわね。

今更成長したって、どこまで行っても

李儒様や司馬懿様の掌の上だもの。

 

「李儒様も『資質だけなら曹操はウチの弟子に匹敵する』って言ってましたけどね」

 

資質だけじゃ意味がない・・・

温い環境で温い経験しかしてないからあの程度だって

 

「そうです。言ってしまえば

今までの私たちもそうでした」

 

・・・そうね。お母様の後ろに隠れて

ピーチクパーチク鳴いてるヒヨコだったわ。

 

「李儒様たちの前に立つという事を

私たちは正しく理解してませんでした。」

 

本当の意味で知ってたのは尚香だけだった。

 

「だから前に来た時に、我々全員が

温すぎると思ったのでしょうね」

 

お母様一人に何させてんだって怒ってたわ。

 

「そうですね。だから私たちは

これから成長する機会があったら

絶対に逃しちゃいけないんです」

 

たとえ何度も無限書類地獄に墜ちてでもね・・・

 

「・・・魯粛さんと呂蒙さん

にも経験させてあげなきゃ!」

 

逃げないでよ!覚悟は?!

 

「肩こりで人は死ぬんですよ?!」

 

正確には肩こりが異常を伝える信号の一つ

ってことらしいけどね。

 

「いえ!あの書類と肩こりと

腰痛と疲れ目は人を殺せます!!」

 

そ、そう?

 

「決して起こらないことじゃないんです!

だから手も抜けないし、処理に失敗したら」

 

・・・したら?

 

「・・・そのせいで死んだ人たちが迎えに来るんです」

 

うわぁ

 

「一人二人ということはありません」

 

そうよね。政なんですもの。

一枚の書類が万の人間の人生を

左右するわよね。

 

「はい、万の亡者に襲われます」

 

・・・

 

「知っての通り、あの幻は痛みも、熱もあります」

 

・・・そうね

 

「運良く即死できてもダメ。

自分が食べられたりする様子を

しっかり目に焼き付けさせられます」

 

いや、それって心が壊れたりしないの?

 

「どのくらいで壊れるかを観測しているようで

壊れない程度に殺るんです」

 

あぁ、それで次回からは少しづつ強化されていくのね?

 

「はい、まるで絞首台の階段を一段一段登るかのようにです」

 

無限書類地獄とは良く言ったものね・・・

 

「まったくです。ですので、魯粛さんと呂蒙さんも巻き込みたかったんですが・・・」

 

劉璋のおかげで時間切れだものね。

 

「今後の動きは予想できてますか?」

 

豫州に攻めると見せかけて江夏でしょ?

 

「そうですね。あとは、もしかしたら拠点を移すかもしれません」

 

拠点を?あぁ会稽や呉郡は遠すぎるか・・・

 

「はい。それと盧江も少し遠いですね」

 

長江を越えるにしても

距離は短いほうが良いからね

 

「です。後は孫堅様がどこまで見てるのかになりますね」

 

どこまで?

 

「今ですら揚・交の二州。

それに荊州と豫州を睨むとなれば、

この戦乱が終わったあと、勝った連中は

孫堅様の権力を削ごうとするでしょう?」

 

あぁ、それはそうね。このままなんてありえないわ。

 

「そうなったとき、どこまで譲るのかが重要です」

 

譲るの?

 

「先程も話しましたが、領土は広くても

人が居ませんから」

 

あぁ、そうか。

民の数は、そのまま兵力でもあり労働力でもあり生産力でもある。

 

「どんなに頑張っても

押しつぶされちゃいますから、

ならば初めからどこまで譲るかを

考えなくてはなりません」

 

なるほど。今は勢力を拡大してるけど

いずれは譲らなければならないなら、

ほどほどで治める可能性もあるということ?

 

「そうです。孫堅様が良く仰ってますが

我々は元々が長沙の一将です。

新たに帝になった者も、認めるのは

揚・交の二州。もしくは荊州南郡と交州でしょう」

 

じゃあ荊州の北と豫州は、譲ることを前提に落とす?

 

「その可能性が高いです。

それなら二州を譲ったと言えますし、

長安や洛陽から見て揚州も交州も片田舎。

言われる前にこちらから差し出せば、

もしかしたら荊州南郡の所領も認めて

もらえるかもしれません。」

 

そのへんの舵取りをするためにも

荊州は落とさなきゃダメなのね・・・

 

「はい今頃あちらでは戦支度をしているでしょう。

戻ったら盧江か柴桑のどちらかに回ることになります」

 

えぇ、望むところよ!

私たちがどれほど成長したか、お母様や尚香に見せつけてやるんだから!!

 

「・・・妙に尚香様にこだわりますね?

べつに孫権様の席を狙ったりしてないと

思いますよ?」

 

・・・この間ね

 

「この間?」

 

・・・上からね

 

「上から?」

 

『えぇ~権姉様ってまだ男の人とまともに

お付き合いしてないの?!

黄蓋みたいな褐色垂れ乳になる前に

少しは女を磨かなきゃ、ホントやばいんじゃない?!』ってね?

 

「・・・」

 

もう少しで13になる妹にっ!上から

そんなこと言われて我慢できる姉が居る?!

 

「あぁ、ちょ~っとわからないかな~」

 

わかるでしょ?!アンタも女なんだからわかるでしょ?!

 

「いや、その、ねぇ~?」

 

たまたま彼氏がいるからって!!

たまたま出会いがあっただけのくせして!!

 

「あ、あはははは~」

 

私がただの優等生モドキじゃないって

見せつけてやるんだから!!

 

「・・・あのぉ~大変申し上げにくいのですが~」

 

何よ?!

 

「・・・怒りません?」

 

内容によるわ。

 

「・・・え~現実を受け止める意味で言わせてもらいますが~」

 

・・・

 

「ソレって、見せつけたら、男の人が逃げていくと思うんですよね~」

 

・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうしろって言うのよ!! _| ̄|○




知ってる鬼扱いされる李儒くん。

これが古代中国発祥の苦悶式である(民明書房)
大人だからダイジョウブ!ってお話

なんか文字数多くない?

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