とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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特に話が進んでない駄弁り回

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原作は既にない!
嫌いな人は読み飛ばし!



あっという間に、並ばない!並ばない!

「師姉様、ただいま戻りました!」

 

あぁ伯師妹、戻りましたか。

お疲れ様です。

 

「・・・(師姉様すっごい疲れてる?)」

 

汝南はどうでした?

 

「はい、あほに政をさせたらダメだってわかりました。」

 

そうですか。

それがわかれば今回の遠征は意味があったと言えますね。

 

「はい、ああいう連中を矯正するのも

師姉様や教頭先生のお仕事なんですね?」

 

そうですね。矯正が無理なら駆除です。

 

「今回はワザと曹操側に逃がしたり

してましたけど、害虫を一斉に駆除

するためですよね?」

 

そうですよ。

アチコチにいる虫は纏めておいたほうが

殺るとき簡単ですからね。

 

「場合によっては虫が大きくなりすぎたりしませんか?」

 

えぇ、二つの状況があります。

 

一つはそのまま一致団結して大きくなる状況。

恐怖公の群れですね。

 

「それ聞くと怖いですね」

 

えぇ、一匹でもアレなのが

纏まったら怖い。

ソレを忘れてはいけませんよ?

 

「はいっ!」

 

まぁ軍曹のように、纏まった相手すら

一掃できる戦力があるなら

一箇所に纏めるのが手早くなります。

 

「準備は大事ですね!」

 

そうですよ。大事なんです。

 

二つ目の状況は

仲違いして同士討ちするんです。

 

「それだと弱くなりません?」

 

戦ってる最中はそうですね。

 

「あ、最後に生き残ったのは強い?」

 

そうです。よく出来ました。

 

「はいっ!」

 

最後に残った虫は他の虫の肉を

喰らい、大きく、強くなります。

戦いの傷が癒えたならその身は

自らよりも大きな敵すら殺すことが

できるでしょう。

 

「曹操が他の虫を喰らいますか?」

 

そうした場合、我々は

虫同士の戦いが終わるのも、

傷が癒えるのもわざわざ待ちませんよ?

 

「ただの醜い同士打ちで終わるんですね!」

 

えぇ、蠱毒どころか、タダの共食いです。

 

「わかりました!ありがとうございます!」

 

いえいえ、疑問に思ったことは

なんでも聞いてください。

知ったかぶりされるのが

一番困りますからね。

 

「はい!」

 

で、師はその、どんな感じでした?

 

「スゴク・ご機嫌が良かったです!」

 

ほ、ほう。そんなに?

 

「はいっ!陶謙の部下の間者を

捕まえて新しい実験もしてました!」

 

新しい実験?

 

「気が使える将に対して、

どれだけ必殺の経絡が通じるか?とか、

どこまで制限させることができるのか?とかです!」

 

あぁ、殺すのは簡単ですが、

時間や言動を制限するのは

中々難しいですから。

 

「はい、さすがに醜態とかは

ネコモドキの身内なので出来ませんでしたが」

 

今回新鮮な間者が手に入ったので、

遠慮なく殺ったわけですね?

 

「正確には殺ってないんです」

 

ほう?

 

「生きたまま送り返して、

誰かに喋ろうとしたら破裂するように

したって言ってました!」

 

あぁ、恐怖を振りまく伝達役ですか。

北でも呼厨泉とかで殺ってましたね。

機嫌が良かったのはソレで?

 

「いえ、その前から良かったです。

ネコモドキが聞いたところ、

なんでも頭痛の種がなくなったとか」

 

え?あの人って頭痛なんて持ってたんですか?

 

「あ、いえ、悩みの種が無くなったって」

 

ほ、ほぅ。悩みの種が?

 

「はい!悩みの内容まではわかりませんが

長年の悩みが無くなったって言ったそうです」

 

な、長年?

 

「はい、何かあったんですかね?」

 

・・・(アレ?やぱり私か?

いや落ち着け、落ち着くんだ司馬仲達!

こういう時は・・・

そうだ!素数、素数を数えるんだ!!

2.3.5.7.11.13.17.23.29.31.37.41・・・

くっ19!お前はいつもそうやって!!)

 

「師姉様?」

 

あ、いえ、少し考え事を・・・

な、なにか他には言ってませんでした?

 

「新しいお茶ができたので、

お土産に持って行けって!」

 

ん、んん。お茶のお土産ですか。

まぁ美味しいから良いんですけど、

何か悩みについての情報は・・・

 

「特にないんですよねぇ。あ、あと

『弟子にも美味しい茶を飲ませてやれ』って

お茶の淹れ方を教わってきましたよ!」

 

・・・私に美味しいお茶を飲ませるために、

伯師妹に淹れ方を?

 

「はい!美味しかったです!

『あいつもいれば良かったのになぁ』

って言ってました!」

 

ほ、ほほぅ?

居なくてよかったではなく

居れば良かった・・・と?

 

「アハハ、教頭先生が

そんなこと言うわけないじゃないですか」

 

そうですよね。

むしろサッサと来いっていう人ですよね!

 

「それか、問答無用で気絶させてでも連れて行かれますって」

 

そうでしたねぇ。

確かにそんな人でした。

 

「あ、お茶飲みますか?」

 

えぇ、お願いします。

私も悩みの種が無くなって

気が楽になりましたよ。

 

「あぁ、教頭先生が上機嫌だと

なんか怖いですよね」

 

恐怖公が開放されたりしますからね。

 

「そうでした。あのときもスゴク・機嫌良かったです・・・」

 

まぁ、違ったんなら良しとしましょう。

そのお茶を頂けますか?

 

「はい!今淹れてきます!」

 

よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・ふっ。成る程。

やはり狐の妄言でしたか。

よくやりましたネコモドキ。

地獄を見せるのは狐だけで良さそうですね

 

「準備できました!」

 

あぁ、ありがとうございます。

・・・緑色ですね?

 

「そうなんです。

最初は、ん?って思ったんですけど、

教頭先生が普通に飲んでたので

飲んでみたら美味しかったです」

 

ほぉ。うん。確かにこれは・・・

敢えて若い葉を使ったんですね。

それにしては甘さと香りがしっかり出てる。

 

「玉露って言うらしいです。

お茶の摘み方や熟成の方法、

淹れ方まで拘って初めて可能な味だって」

 

ふむ、昔は茶を嗜好品にするなんて、

何考えてんだこの黒目!

と思ってましたが、何気に立派な

嗜好品ですよね。

 

流石我が師。

 

「ココまでやっても

天津飲茶楼でお茶の注文が

少なくて、地味に凹んでましたね」

 

えぇ、やはりお茶と言えば苦くて不味い

薬膳のモノを連想してしまいますから。

わざわざ高額で飲もうとは思わないんですよね。

 

「注文する人も、

相当効く薬なんじゃないかって

思って注文してるみたいですし」

 

普及させるには試供品とかで

一杯飲ませるという方法もあるんですが

 

「もともと高いモノですからね。

相当な赤字になっちゃいますよ」

 

結果、先入観のない子供や

逆らえない幽州や并州に

広めてるんですよね。

 

「馬騰様も気に入ってるみたいですよ?」

 

あぁ、涼州でも飲ませてましたね。

 

「紅茶、緑茶、烏龍茶の三種に、

さらに茶葉の指定とか」

 

正直言って、お品書きを見ても

違いは師にしかわかりませんよ。

 

「一番摘みから三番摘みって言われても

わかりませんよねぇ」

 

しかも一番と二番は要予約です。

 

「専用の保管場所から出したら

味が落ちるとか・・・」

 

正確には摘んだ時点で、らしいですがね。

 

「飲み比べれば確かに美味しいんですけど」

 

どこまで拘るんだって話です。

今では太守達を集めた会議や

軍議で出すので、多少は消費されてますが

 

「茶畑を増やすほどではないんですよねぇ」

 

そうですねぇ、師にお茶以外の

悩みがあったなんて驚きですが、

解消されたと言うなら、まぁ気にしなくても良いのでしょう。

 

「そうですね。あとはサッサと曹操が

劉琮を擁立してくれれば良いんですけど・・・」

 

本当に。何をグズグズしてるんだか。

 

「あほ共の集まりですから、

しょうがないんですけどね」

 

まったくです。

今更淫獣の軍勢に怯えて

どうなるというのでしょうね?

 

「しかも率いるのはその子供ですし」

 

まともな実戦経験のない徐州や

豫州の連中は随分怯えてるようで。

 

「連合で孫策の強さを知った

兗州の連中も何気に怯えてますよ」

 

・・・情けない。

師を敵に回している時点で

終わってるでしょうに。

 

「ですよねー。アレ?」

 

どうしました?

 

「この感じは・・・地妹さんと鉤眉さんですね」

 

あぁ、そういえば来るって言ってましたね。

 

「あ、そうだったんですね。

今北門から鄴に入りましたよ」

 

わかりました。

 

張燕。幽州の大使館に向かいなさい。

 

えぇ、そうです。

使者は不要。到着次第登城するように。

 

第一会議室で良いでしょう。

地下?何故?

 

「張燕さん。疲れて寝惚けてるなら・・・

鍼、打ちましょうか?」

 

そうですね。少し痛みがあった方が良いかもしれません

 

「じゃ龍頷ですね」

 

・・・醒鋭孔使えば全身が痛みに

包まれるといった技でしたか?

 

「そうです!」

 

・・・醒鋭孔を使わなければ?

 

「ソレは絶対試しちゃダメだそうです!」

 

・・・そうですか。

 

「理を捻じ曲げようとすると、

使い手が爆発四散する可能性もあるとか・・・」

 

・・・そうですか。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

あれー?

 

「鉤眉、気付いた?」

 

はいー。噂に聞いてた圧力が無いですよねー

 

「そうね、噂だと外からでも

わかるくらいの圧力だって話だったけど」

 

なんか鄴の人たちもホッと

した顔してますしー

 

「コレはもしや・・・」

 

えぇ、おそらくですが・・・

 

「「筆頭様のご機嫌が直った?」」

 

いやー助かりますよー!

 

「そうよね!なんだかわからないのに

地獄なんか見たくないもの!」

 

その上、今回の案件は陶謙の

助命に始まる各種の調整ですよー

 

「調整って言っても、

通告されて終わりだけどね」

 

通告されるまでが怖いのですよー

 

「そうよねー。けどご機嫌が

良くなったなら大丈夫じゃない?」

 

あとは下手に触れなければー

 

「って言っても不機嫌の理由がわからないからねぇ」

 

・・・なんだったと思いますかー?

 

「今、ご機嫌が良いってことは

教頭先生関連ではなさそうね。」

 

ですねー

 

「となると、男関係とか?」

 

あー実際筆頭様って、その辺どうなんです?

 

「誰も知らないことになってるわ。

噂にすらしないね」

 

それはそうですよー

 

「綺麗な方だし、人気はあるんだけど」

 

阿蘇阿蘇でも上位にいますよー

 

「姿絵とかは無いのに人気あるのよね。

羨ましい・・・」

 

絵師さんが書こうとすると

シロ様が来るとか?

 

「そうね。いつの間にか後ろに居て

似てれば持って行かれて、

似てなければ燃やされるんだって」

 

一度だけ載りましたよねー?

 

「あぁ、楊修様が書いて

教頭先生が許可したヤツよ」

 

そのお二人には逆らえないんですねー?

 

「みたいねぇ。どこぞの八達さんや、

将軍府の関係者に買い占められたらしいけど・・・」

 

恥ずかしがり屋さんなんですかねー?

 

「筆頭様が?・・・どうなんでしょうね?」

 

あれー?否定しないんですかー?

 

「いや、わざわざ表に出ない人なのは

わかるんだけど、恥ずかしがり屋って

発想はなかったからさ」

 

あーなるほどー。

可能性があるかもしれないんですねー

 

「否定はできないわね。」

 

なるほどなるほどー

それで、ですけどー

 

「うん、たぶん私も同じこと思ってる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『・・・不敬ですね』




何気に狐っ子の一言が効いていた弟子。

ようやく弟子の悶々が解消されたようです

ま、タダの駄弁り回でしたね。

張燕?睡眠不足解消の為
奇跡の部屋で寝てますよ?ってお話

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