とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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熟女の子供サイド

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原作は既にない!

嫌いな人は読み飛ばし!!


止まるんじゃねぇぞ!

兵が4万に将が程普に陸遜、甘寧、太史慈

ついでに魯粛・・・

 

「ヒドイ!」

 

この他に柴桑に権がいて

さらに長沙に母様・・・

 

「え?放置ですか?ここにシュウユ様を

上回る最高の軍師がいますよー?」

 

いやぁ孫家も大きくなったものね!

 

「・・・そうですね」

「・・・」

 

(ねぇ、陸遜。程普が落ち込んでるけど、どうしたの?)

(韓当さんと離れましたからー)

(あぁ、男か。じゃあいいや)

 

「いや、策殿!全っ然!良くないですよ!!」

「お、おーい」

 

いや、どーでも良いわよ。

なんか自慢されてるみたいでムカつくし

 

「扱いひどくないですか?!」

「いや、あの」

 

だって、ねぇ。

 

『そうですよ~程普様~』

 

「な、何がよ!」

「・・・」

 

『そんなこれ見よがしに

「男と離れて寂しい」

なんて空気出してたら~。

月下老人様に殺されちゃいますよ~』

 

縁結びの神様に殺されるって

中々アレよねー

 

「い、いや、それとコレとは!」

 

『最近は年寄幼女様にも

ちょっとよさげな相手が

見つかって~さらに孤独になってますね~』

 

月下老人様は独り酒が普通なのよ?

ソレを男と離れたからって

うだうだと・・・申し訳ないと思わないの?

 

「・・・いや、お二人とも黄蓋様に申し訳ないとか思わないんですかね?」

 

『「魯粛は黙ってろ」』

 

「ヒドイっ!」

 

 

 

で、甘寧、豫州はどうなってるかしら?

 

「はっ、一言で言えば、かなり動揺してます。」

 

その一言に全てが集約されてるわね。

劉琮擁立の動きは?

 

「曹操がしびれを切らし、

一族の曹純を荊州に送りました。

おそらくそのまま連れてくるものと思われます」

 

曹純?聞かないわね・・・

 

「荀彧は男嫌い、夏侯惇は脳筋

許褚は未熟、曹仁も脳筋。

曹洪も男嫌い、楽進と于禁は単純に格が足りません」

 

なんて言うか・・・一郡の太守なら

十分だけど、州牧は無理な感じね

 

「曹操と荀彧は政以外にも

連合の書類仕事に忙殺され、

夜も満足に寝れていないようです」

 

・・・黙ってたら終わるんじゃない?

 

「可能性は高いですね」

 

それって劉琮が行っても即位できるの?

 

『もともとあちらも帝以外は

準備万端整ってますから~』

 

それもそっか。

あと、コレ以上劉表の優柔不断を

看過してたら、何もしなくても

曹操が潰れて連合が崩壊しちゃうものねぇ

 

『こっちも無駄に兵糧使いたく

ないですから、さっさとして欲しいんですけどねー』

 

そうよねぇ。四万の兵の維持だって

馬鹿にならないんだから。

 

ソレを考えたら、常時警戒態勢にある

連合の軍事費なんて考えるのも億劫よね。

 

「へぇー。なんて言うか、意外だよなー」

 

あら、太史慈。なにが意外なの?

 

「いや、虎の子ってさー

もっと考えなしで

目の前の敵に噛み付いていく印象があったからさー」

 

・・・まぁ、そうよね

 

「ちょっと孫策様!新人の癖に

生意気な太史慈さんに甘すぎませんか?!」

 

『同じこと言った魯粛は

普通に吹っ飛ばされましたからね~』

 

だって魯粛だし?

 

「ヒドイっ!!」

 

まぁ魯粛云々はともかく

 

「ともかくって・・・」

 

軍を預かる総大将が兵糧を

気にするのは当たり前だし、

次期当主が軍の維持費に気を

使うのも当たり前よ。

 

「ま、そうだな。

なんにも考えないで突っ込んで、

それで必要以上に部下殺しても

反省も仕事もしないで、

昼間っからダラダラ酒飲まれるよりはずっと良いさ」

 

(((・・・)))

 

「ん?なんだ、この空気?」

 

いいのよ、気にしないで。

(こういう印象を変えなきゃダメなのよね・・・)

 

『まぁ今まで一緒にいた孫権様は、

気にしすぎるくらい

気にしてる人でしたから~

どうしても孫策様と比べちゃうんですよ~』

 

「そうね。昔は策殿と権殿を足して

二で割ったら丁度いいのにって

老人や偽幼女と話してました。」

 

「ねぇねぇ甘寧さん?程普様も何気に毒吐きますよね・・・」

 

「程普様はもう、本当に苦労してましたからね・・・」

 

いや、苦労と心配かけてたのは

自覚してるけど、だからって

私と権と黄蓋と張昭を

一撃で倒さなくても良くない?

 

「これでも足りない位です!

なんてったって最近になって

ようやく、あなた方のせいで

私の春が遅れてたんだって分かりましたので!」

 

『え~そうだったんですか~』

 

「そうなのよ!前々から韓当は心配

してくれてたみたいで、色々

手伝ってくれたりしてくれてたのに、

私が全然気付いてあげられなくて!」

 

『「「「「ちっ」」」」』

 

「な、なによ甘寧まで!」

 

「いえ、とりあえずおめでとうございます。死ねばいいのに」

 

「聞こえてるわよ!」

 

聞かせてるんでしょ?まぁオメデト。死ねばいいのに。

 

「策殿まで?!」

 

『二人共まだ男の人を知らないからしょうがないんですよ~』

 

くっ!自分だって舌打ちしたくせにその上から目線っ!!

 

「陸遜様、いくらアナタでもっ!」

 

「・・・なーんか、サツバツとしてんなぁ」

 

「黄蓋様が色々気付かせたんですよ。

太史慈さんも油断してると

こうなっちゃいますよ」

 

「「「魯粛が言うな!!」」」

 

「ヒドイっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、慌てた豫州の陳珪が面会を願ってると?

 

『そうですね~ホント今更ですね~』

 

「堅殿からは豫州については

なにか言われてましたか?」

 

いえ、特に何も言われてないわね。

程普はこの場合どうするのがいいと思う?

 

「どうせ滅ぼされるのですから、

放置でいいと思いますが」

 

そうよねぇ。

陸遜は何かある?

 

『完全に無視するのも有りだし、

適当に相手して流すのも有りですね~』

 

どうでも良いってことよね?

 

『そうですよ~。

けど、孫堅様から外交の経験も積め

って言われたのでしょ~?』

 

あぁ、それがあったか。

 

「でしたら謁見は行いましょう。

ただ策殿が出るには相手に格が足りませんよね」

 

『そうですね~。

とりあえず私と魯粛で相手してみましょうか~?』

 

うーんそれだと私の経験にならなくない?

 

「隣の待機室で聞いていれば良いのでは?」

 

『そうですね~。私たちも経験を

積む必要がありますから~』

 

部下に経験を積ませるのも

主君の仕事よね。

 

よし、ソレで行きましょう

 

「では、策殿の護衛は私で。

陸遜と魯粛の護衛は甘寧と太史慈で

よろしいですか?」

 

そうね。魯粛に護衛が必要かどうかは

アレだけど・・・

 

「ヒドイっ!」

 

『護衛の経験も必要ですよ~』

 

そうね。私や母様と違って

文官の二人を護衛するのは

また違うでしょうからね。

では各自、準備して。

あぁ、陳珪は凌統に迎えに行かせて。

 

『「「「「はっ!!!」」」」』

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

『初めまして。今回の遠征で

安南将軍付左中郎将孫伯符様の

補佐を努めております、

安南将軍付中郎、陸伯言と申します。

こちらは同じく安南将軍付郎中の魯子敬』

 

「よろしくお願いします」

 

こ、コレはご丁寧にどうも。

私、豫州沛国の相、陳漢瑜と申します!

こちらは娘の元龍と申します!

 

「よ、よろしくお願いします!」

 

『まず初めに。

どのようなご要件かは知りませんが・・・』

 

は、はい!

 

「娘さん・・・なんで連れてきたんです?」

 

あ、いや。経験を積ませようと・・・

 

『私たちはアナタの娘さんに

経験を積ませるための教材ではありません』

 

「無礼です。立場考えてください」

 

・・・すみませんでした

 

『では、これにて。

無礼者を相手にする理由がありませんからね』

 

そ、そんな!

 

「いやはや、会談よりも

自己紹介の方が長いとは」

 

『自分の立場を勘違いした逆賊は怖いですね』

 

「そこを勘違いしたから逆賊なのでしょう?」

 

『言われてみればそうですね』

 

「無駄な時間を潰しましたねー」

 

『そうですね。

孫伯符様には報告しておきましょう

 

 

「貴女に謁見を申し込んだ外交官モドキは、語るに足りぬ塵でした」と』

 

・・・

 

『おや、どうしました?』

 

「お帰りはあちらですよー?」

 

・・・本当によろしいので?

 

『もともとアナタ方の命乞いなんて、

わざわざ報告するようなことでもないですし』

 

「そうですよね。

せめて軍を興す前じゃないと意味ないですよね」

 

そうではなく!

ココで私たちの話を聞かなくても

良いのかと聞いているのですよ?

 

『命乞い以外に用があると?』

 

「時間稼ぎも命乞いの一種だと

思うんですけどねぇ・・・」

 

・・・なるほど、どうやら何も知らないご様子で

 

『何も知らない・・・ねぇ。

子敬、曹操の使者として

曹純が荊州に劉琮を迎えに行ってる以外に、何かありましたか?』

 

え?!

 

「さて、陶謙が公孫賛に降伏したがってることくらいですかね?」

 

な、なんですって?!

 

『何か驚いてますよ?』

 

「何か不思議なことありましたか?」

 

い、いや!なんでそんなことを!!

 

『そんなこと?』

 

「あぁ、隠してると思ってたんじゃないですか?」

 

思ってた?馬鹿なっ!筒抜けだったと?!

 

『この場で私たちに馬鹿とか』

 

「不敬ですね」

 

『・・・その言葉はやめて下さい』

 

「え?あぁ。はい・・・?」

 

っ!し、失礼しました。

 

『失礼どころか無礼ですけどね』

 

「と言うより。少し調べればわかることでしょう」

 

し、しかし!!

 

『もともと私たちは劉表と

戦ってたんです。

ヤツの周りに気を使うのは当然』

 

「さらにこれから攻める豫州方面の

情報も当然集めますよね」

 

では劉琮様の皇帝即位は!!

 

『我々には無意味ですよ。

なんで劉表の子供に我々が

従うと思ったのか・・・』

 

まさか帝に叛旗を?!

 

「皇族が帝を名乗ったら

無条件で従う必要があるのですか?

もしそうなら、なんで劉璋に皆さん従わないんです?」

 

そんな・・・

 

『それに新帝が何を言っても

先帝陛下殺害の罪は消えないでしょうに』

 

「恩赦を都合よく考えすぎですよねー」

 

こ、降伏を!孫堅様に降伏をっ!

 

『それについては先ほど子敬が言いませんでしたか?』

 

えっ?

 

「確かに言いましたよ?

軍を興す前じゃないと意味がないって。

聞いてませんでした?」

 

あ、あぁ!

 

『今から豫州に戻って、曹操に報告しても』

 

「「豫州には意味がないから擁立辞めます」とは言えませんねぇ」

 

『曹純の出立した時期を考えれば、

もう陳留に向かってるでしょうね』

 

こ、公孫賛様が新帝陛下に従えば、

アナタ方が逆賊として討伐されることになりますよ!!

 

『従えば、そうですね』

 

「従うはずないでしょう」

 

何故そんな事がわかるのですか!

 

『むしろ何故わからないのかが不思議ですが・・・』

 

「それに、万が一公孫賛様が

従ったとしても、その時あなた方はみんな死んだ後ですよ?」

 

くっ!そ、それは・・・

 

『あとは陶謙がどう動くか・・・』

 

「公孫賛様次第ですが、

手土産替わりに豫州を攻めるのでは?」

 

そんな・・・

 

『で、我々が知らないこととはなんです?』

 

「内容によっては命乞いになるかもしれませんよ?」

 

・・・

 

『おや?』

 

「無言ですね?下に何かあるんでしょうか?」

 

お、お願いします!!

 

『いきなり土下座されてもねぇ』

 

「ソレ、四万の兵の糧食を上回る土下座ですか?」

 

何卒!何卒!せめて娘の命だけはっ!!

 

『子供がいるのはアナタ方だけじゃないでしょう?』

 

「せめて公孫賛様の軍師に

会った時に降伏してればねぇ・・・」

 

な、なぜソレを!!

 

『驚き過ぎですね。もう良いですよ』

 

「そうですね。

そもそも決定権があるのは、

長沙におわす安南将軍孫文台様ですし」

 

『同格の安北将軍様や安東将軍様に

お会いしてれば、口添えも頂けたかも

しれませんけどねぇ』

 

「流石に殿と同格のお二人に止められたら、

伯符様も無下にはできませんしね。

ま、周囲を見ずに勝手に

見下した結果がコレです。

温い策謀家気取りはこうなるんですね」

 

『そうですよ。こうならないように

近いうちアナタも逝ってもらいますからね』

 

「うげっ!」

 

安北将軍様か安東将軍様・・・!

 

『おや、希望を与えてしまいましたか?』

 

「絶望しか見えませんけどねぇ・・・」

 

ご教授ありがとうございます!!

 

『ま、私たちも無駄な損耗をしたいわけではないのでね』

 

「長沙よりは近いですしね。」

 

は、はい!それではこれにて失礼させていただきます!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『「ま、せいぜい頑張ってくださいな」』

 

 




噂の安北&安東将軍は陳親子に取って
キボウノハナー♪になるかどうか?!
そもそも間に合うのか?
そしてどっちを選ぶのか?!ってお話


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