とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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李儒くんも、作者もノンケです

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原作は既にない!
嫌いな人は読み飛ばし!


くしゃみすれば~何処かで、森の妖精が乱舞ぅ♪

おお戻ったかネコモドキ

 

「は、はい。正直戻りたくないって

気持ちに贖うのが大変でした・・・」

 

『その気持ちを乗り越えた

子猫ちゃんは、また一つ成長したのよん!』

 

『その通り、さぁ今日が儂等の

肉体美の見納めよ!

しかと詳細に描くがよい!!』

 

「( ˙-˙ )」

 

近年まれに見る真顔だな。

まぁ奴らに説教するためだ。頑張れ。

 

「ハーイ(ノД`)」

 

・・・ではお二人とも、被写体

よろしくお願いします。

 

『えぇ!お任せあれっ!』

 

『うむ、任せよ!』

 

 

 

 

 

 

 

お待たせしてすまんね

 

「いや、あの二人が普段から服を着て

くれるなら、その方が良いからな!」

 

あぁ、子供が真似すると大変だからな

 

「まったくだ!」

 

で、茶はどうだ?

 

「うむっ!まだ少ししか

見れてないが、素晴らしいの一言だ!」

 

そうだろうそうだろう!

 

「それでさっき言ってた・・・」

 

あぁ

 

居を構えろ

弟子を取れ

知識を編纂しろ

 

についてだな?

 

「そうだ。さっきの二人との会話を

を聞いていて君が無意味、無責任に

そんなことを言ってるわけじゃないのは

わかった。だからこそ聞きたい!」

 

無論説明はさせてもらう。

させてもらうんだが・・・

 

「何か不都合でもあるのか!」

 

いや、その前に華佗殿。

 

「何だ?」

 

そもそも貴方は何しに南陽へ?

 

「おぉ!そうだ肝心の要件を

忘れていたっ!!」

 

目の前のことに集中すると

注意が散漫になるとか

言われたことないか?

 

「うむ!師匠にはよく言われたものだ!」

 

そうか、治せ

 

「HAHaha、なかなかうまくいかん!」

 

諦めんなよ!まだやれるだろ!!

 

「まぁ、その話は後だ!」

 

そうか、じゃあ後だな

 

 

「うむ!で、元々の要件だな。

徐州で、ある女中を見かけてな!」

 

あぁ、変態女中

 

「変態かどうかはわからんが・・・

えらく怯えていてな?

話を聞いたところ、決められた

言葉を話せば、気が暴走して爆発

する経絡を突かれたとか!」

 

まぁ、間違ってない

 

「俺も調べてみたが、確かに

気の流れにおかしな動きがあった。

だが治療しようとしたら

あの二人に止められてな!」

 

ほほう、やはりあのお二人には

わかるのか

 

「正直俺にはまだわからんかったが、

秘雷孔と言うそうだな!」

 

その通り。下手に解除しようとすると

他の経絡が連動し暴走を始めて爆散する。

 

「何故そんなことをしたんだ!

彼女はなにも口に出せんと怯えてたぞ?!」

 

ふむ、その話をするためには

彼女の職業を話さねばならん。

 

「職業?女中だろう!」

 

いや、なんで徐州の女中が

俺と接点あるんだよ。

 

「む?言われてみれば!」

 

アレは間者だ。

気も体もそれなりに

鍛えられてただろう?

 

「あぁ、なるほど!

ただの女中にしては妙に

気の流れが良かったが、

そういうことか!」

 

で、彼女が南陽へ侵入し

俺に捕まったわけだ。

 

「うむ、そのまま逃がして

やれなかったのか!」

 

間者をか?

情報と一言で言うが

俺だって万の兵の命を

預かる将軍だぞ?

情報を暴露されて兵の命を

危険にさらすわけにもいかん

 

「それはそうだ!」

 

むしろ間者を捕まえておきながら

生かして逃がすこと自体が異例で、慈悲だ。

 

「慈悲とは言うが!」

 

拷問を受けたとか言ってたか?

 

「・・・いや、言ってないな!」

 

だろ?我々に関する情報を

口にしない限りは特に問題ないんだぞ?

 

「ふむ・・・そう言う考え方もあるのか!」

 

そもそも間者は捕まったら最後

命も尊厳も何もかも失うのが普通だ。

情報を話さなければ生きていけるなんて

慈悲以外の何者でもないだろう?

 

「確かに!間者をやめさせる

きっかけにもなるな!」

 

だな。そういうことで、

こちらとしては誰かに謝罪したり

罪に問われるようなことでは

ないと判断している。

華佗殿はどうか?

 

「うむ!確かに君たちの立場を

考えれば、それが一番穏当だろう!」

 

ご理解いただけて何より。

ではこちらの要件だが

 

「うむ!正直あまり気が進まない!」

 

それはそうだろう。

だが、患者のことを考えれば

どれも実践すべきだと思うぞ?

 

「患者のことだと!」

 

まず居を構えろだが、

 

「病人が居たら治しに行かねば

ならん!一箇所に留まるわけには

いかんだろう!」

 

それは視野が狭い。

 

「何だと?!」

 

貴方を必要とする病人は、

どうやって貴方を呼べばいいんだ?

 

「・・・!」

 

なにも言わずに貴方が来てくれるなら

良いさ。だが貴方の身は一つだ

 

「・・・確かに!」

 

どこに行けばいいかもわからない

誰に話せばいいかもわからない。

貴方の行いは患者を選び、

時には突き放す行為となってしまっている。

 

「・・・」

 

少なくとも居を構えていれば、

書を残したり、使者を立てたりもできる

 

「確かにそうだ!」

 

で、二番目の弟子と

三番目の知識の編纂だ。

 

「先程も話したが、知識は先人から

受け継いだモノ。そう易々とは

伝えられんし、開示もできん!」

 

わからんでもないが、それは患者の

命より優先することか?

 

「そんなことはない!

だが医術は一歩間違えれば、

たやすく命を奪うことになるんだぞ!」

 

生兵法はイカンと言うのはわかる。

故に尚更貴方がきちんと鍛えねばなるまい?

 

「・・・」

 

弟子を取ることの利点は患者の

命を助け易くなることだ。

 

「どういうことだ?」

 

そうだな・・・貴方を望む

患者のうち、全部が全部

貴方しか対応できないということは

あるまい?

 

「まぁ、正しい知識があれば、

身内の看病でも救える命は

・・・確かにある」

 

それもそうだし

例えば貴方の力量を100として

弟子を50としよう。

 

「あぁ、そういうことか・・・」

 

わかったか?

50で助かる患者のところに

貴方が行くのは労力の無駄だ。

 

貴方は70や80の力が必要な患者の

相手をすべきじゃないか?

 

「・・・そうかもな」

 

さらに、例えば幽州に60の

益州に80の患者がいた場合だが

 

「それはいつも考えている。

どっちかしか助けられん。

俺の未熟さなどに関係無く、純然たる事実だ」

 

違うぞ、その結論は間違ってる。

 

「何が違う!」

 

50の弟子がいれば60の患者が悪化

する前に持たせられるかもしれないじゃないか

 

「あっ!」

 

病の治療ができなくてもいい

貴方が間に合うまでの時間を稼げれば良いんだ。

 

「それはそうだ。確かに弟子がいれば

・・・いや、しかし!」

 

そもそも病は進行するものだろう?

 

「・・・あぁそうだな」

 

10の病を持った患者が居たとしてだ

何もしなければ10の病が20に。

20の病が30に。30の病が40に。

そんな感じで進行していく。

 

「・・・」

 

だが基礎的な知識を・・・

そうだな20くらいまでの

軽い病を治す方法を

広めることによって、

重篤になる患者を減らせるだろう?

 

「あ、あぁ」

 

別に奥義を開示しろとは言わん。

簡単な薬草や、傷を負った時の

軽い対処でいいんだ。

 

「それなら、問題はない・・・か?」

 

少なくとも傷口に馬糞を

塗るよりはいいだろ?

 

「それはもちろんだ!」

 

また症状が軽いうちに対処

できれば、その間に貴方の居に

使者や本人がたどり着いて

処方できるだろう?。

今じゃなんにも出来んのだぞ?

 

「そうか・・・軽いのでも

いいのか。正直、考えもしなかった」

 

あぁ、どこまで開示するかは

貴方次第だが、俺としては

切り傷や火傷については

開示して欲しいと思っている。

 

「それはなぜ?」

 

切り傷も火傷も正しく

処理すればその場で終わるのに。

正しく処理しなければ簡単に悪化するからだ

 

「むぅ・・・」

 

さらに子供が一番負う可能性が

高いのが切り傷と火傷だろう?

 

「あぁ、それはそうだな」

 

子は国の宝だ。

親だって自分の子は大切だろう?

 

「当たり前だ!」

 

それなのに親が間違った知識で

処方して、死ななくても良い

子供を殺すんだぞ?

 

「それは・・・」

 

無いと?

 

「いや、むしろ頻繁にある・・・」

 

無理にとは言わん。

他に解決策があるなら

それでもいい。

だが、もし俺の言ったことを

やってくれるなら、

そうだな・・・知り合いの

州牧に協力するよう要請はできる。

紹介状ならすぐにでも出そう

 

「なぜそこまで・・・」

 

たとえ敵だろうがなんだろうが、

救える命は救うべきだ。

何か問題でもあるのか?

 

「いや、無い。・・・すまないが」

 

ん?

 

「・・・まだ決断はできん。

だが紹介状はもらえるか?」

 

あぁ、構わんよ。

いきなり言われても困るだろうしな。

 

紹介状は準備しよう。宿は決まってるか?

 

「あぁ、もう決めてある」

 

そうか、なら宿に持って行かせるよ

貴方はゆっくり考えるといい

 

「重ね重ね感謝する」

 

いや、構わんよ。

もしかしたら俺の部下も

貴方の世話になるかもしれんしな

 

「そのときは精一杯治療させてもらおう!」

 

あぁ、よろしく頼む。

で、あのお二人なんだが・・・

 

『どうした子猫!儂の母趾内転筋は

こんなモノではないぞ!!』

 

『子猫ちゃん!私の深層外旋六筋は

そんなに緩くはないわ!』

 

「知るかー!(ΦдΦ)」

 

・・・もう少し時間をもらえるか?

 

「あ、あぁ。まぁ終わったら

帰ってくるだろうから。

好きにやってくれ!」

 

では、紹介状と一緒に普段着を

持たせるんでよろしく頼む。

 

「何から何まですまん!」

 

さっきも言ったが、俺の部下が

倒れたら助けてくれればそれでいいさ

 

「ふ、いいだろう!

この俺が助けようじゃないか!」

 

ではまた会おう。

 

「あぁ、医師と患者と言う

立場でないことを祈る!」

 

『子猫!』

 

『子猫ちゃん!!』

 

「あぁー!もぉぉー!!

孫家のヤツら!オボエテロヨー!

(#ノ゚Д゚)ノ」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

で、きっちり描けたか?

 

『しっかり描けました!

コレ使って奴等に

説教してやります(# ゜Д゜)』

 

そうか・・・よくやった。

 

『はい?』

 

徐庶!李厳と張任は起きたか?

 

「い、いえ、まだ気を失ってます!」

 

叩き起こせ!

 

「は、はいっ!」

 

『あの、教頭先生?』

 

法正!孟達!

 

「「はっ!」」

 

李厳、張任と、徐庶と一緒に

尚香が描いた画を書き写せ!

大至急!一人三枚だ!

 

「「はっ!」」

 

尚香、お前は皆にお二人の

細かい情報を伝えろ。

出来るだけ細かく!

 

『は、はいっ!』

 

画を描き終わったら、即座に

各地に飛んでもらう!

質問も意見も受け付けん!

急げよ!

 

『「「はっ!」」』

 

 

 

 

 

 

 

さすがは管理者・・・

まだ尚香ではあの軌道が見えないか。

李厳が早々に気絶して良かった。

弟子は・・・居なくて良かったと

思うべきだろうな。

 

だが頂は観た!

左慈殿には悪いが、

アレは認める訳にはいかん。

 

孫乾を餌にしたら、必ず

檜山さんが来ると思ってたが、

まさかこんなに早いとは。

 

 

 

・・・ふ、ふはははははは!

ようやく表に出てきたな!

コレでようやく我らも動ける!

 

俗世に墜ちた管理者よ、

気付いているだろう?

俺の邪魔をするなら今しか無いぞ?!

 

 

―――――――――――――――――

 

 

 

やぁ久しいね

 

『あら、左慈ちゃんじゃない?!』

 

『ぬぅ・・・貴様もココにおったか?!』

 

あぁ、別にこの外史で君たちと戦う気は無いよ?

 

『・・・そうみたいねん』

 

『変わりおったな?アレだけ

ご主人様を殺すことに執着

していた貴様が・・・何があった?』

 

僕には何も。

君たちが会った降臨者が

種馬を追い込んでくれてるからね。

僕はゆっくりお茶を飲んで

過ごしてるのさ。

 

『降臨者・・・あの完璧紳士ねん』

 

『恐ろしい漢よ』

 

ま、人の身でアソコまで行けばね。

ちなみに、僕の見立てでは君たちには

ぎりぎり勝てないと踏んだけど?

 

『『・・・』』

 

あれ?違ったかな?

 

『・・・えぇ、見立て違いね』

 

『・・・うむ、アヤツは既にコヤツを

超えておったわい』

 

へぇ?!ソレは凄い!

 

『・・・』

 

『儂が居なければ間違いなく

殺られておったわ!』

 

おや、殺気でも飛ばされたのかい?

 

『・・・いえ、何もされなかったわん』

 

何も?ソレなのに?

 

『ヤツはまさしく何もせんなんだ』

 

それなのに貂蝉が死を?

 

『技撃軌道を認識しながらも

、全て受けきられたのよん』

 

受ける?捌くじゃなくて?

 

『そうじゃ、捌けば技を観られると

判断したんじゃろう』

 

ふむ、彼なら有りうるだろうけど

殺意も無いし、技撃軌道も仕掛けられて

無いなら、強弱はともかく

殺される云々はわからなくない?

 

『ずっと観察されてたわん』

 

『あぁ、挙動から気の流れから

全て観られておったの』

 

『で、一瞬だけ気の流れを

止められた?のかしらん』

 

気の流れを?

 

『儂にも原理はわからんがな。

技撃軌道ではない、

手を出された訳でもない。

確実に何もしていなかった。

それに、本当に一瞬じゃったわ。

じゃが儂が割り込まねば、そのまま

殺られておったと確信できたぞ』

 

なるほど、割り込めたってことは

まだ卑弥呼には勝てないのかな?

 

『わからぬ。そもそもアヤツは戦士

ではなく狩人』

 

『正面から戦えば、私だって

只では済まさないけど、彼の

強さはソコじゃないでしょう?』

 

あぁ、そう言うことか。

いざとなったら、僕も彼に味方しようと

思ってたけど・・・必要なさそうだね。

 

『・・・本来儂ら管理者は、

俗世には口も手も出せん』

 

そうだね。だから僕は散々君たちに

邪魔されたんだし。

 

『だからこそアヤツは、

自分が旦那様を守護するから

儂らは消えろ。と言外に言っておった』

 

『言ってることもやってることも

正論で、決して嘘をついていない

からこそ。ダーリンも悩んでるわ』

 

あとは種馬だけど

あくまでこの世界の人間が

不要と判断したら、

君たちだって手は出せない。

 

『『・・・』』

 

彼は自身が降臨者だと自覚してるからこそ、

自分や自分の意思を部下に伝えて

種馬を殺そうとはしていない。

 

『・・・そうねん』

 

『今、この外史でご主人様を

気狂いや外道と呼ぶのは、

まごうことなくこの世界の人間・・・』

 

手、出さないよね?

 

『・・・えぇ』

『・・・無論じゃ』

 

ソレを聞いて安心したよ。

いや、彼にいい土産話が出来そうだ。

 

『『・・・・・・』』

 

ソレじゃ、仕事があるんで

失礼するよ。

 

君たちも寄り道しないで帰りなよ?

 

『・・・えぇ、またねん』

 

『・・・さらばじゃ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お、おっ?おぉぉぉ?!

館の前になんか、なんじゃ?

いや、なんかおるぞ?!

ア、アレはなんじゃぁ?!」

 

「七乃には何も見えませーん。

美羽様もアッチ見ちゃダメですよー」

 

「な、な、七乃ぉー!」

 




真面目にギャグをこなす
李儒くん。
彼は基本的に無駄なことはしません

揺さぶりかけて
隙があったら
殺す気マンマンでした。

まぁ狩人なんで、殺意とかは
ありませんってお話



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