とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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例によって道中すっ飛ばして涼州にIN

オリ設定です。
異論は認めますが聞きません。
心の中に留めておいてくださいお願いします

なんでもはしません

新たなオリキャラ出ま~す



お前はもう死んでいる(

 ふむ、コレが涼州か・・・

 

 確かに司隷とは空気が違う。

 もちろん途中の擁州とも・・・

 

 理由は、やはりこの土か。

 

 あぁ弟子よ、よく見て置け

コレが人によって殺された大地だ。

 

 ん?わからんか。

 

 大本は鉄を作るために木々を伐採したことだな。

木々が無くなったと言うことは、

奴ら騎馬民族を止めることができる

自然の障壁が無くなったことを意味する。

 

 そして彼らが飼育する羊が、

残った草を根元から喰らう。

そして大量の馬によって踏み固められた

土地には、草も根を張れん。

 

 結果として草も生えぬ不毛の地ができたわけだ。

 

 ちなみに黄河が黄色いのは、

雨が降った時に山の土がそのまま流れるからだ。

 

 うん、土で山をつくると分かりやすいな。

 

 何もない、土だけで作った山に水を流してみろ。

そのまま下に流れていくだろう?

 

 100ある水が100、山の下に流れる。

 

 では土の上に木や草があれば、

この水はどうなる?

 

 そう、木の量にもよるが木や草に当たって

100ある水の内20か30が山に留まる。

結果下流に行くのは80か70になるな。

多い場合は50以上が山に蓄えられるんだ。

簡単な例えだが分かりやすいだろう?

 

 あぁ、気付いたか?

そうだ、草木の存在は増水による

洪水の防止にもなるんだぞ。

 

 山に蓄えられた水がどうなるか?

普通は土に染み込む。

水が染み込んだ土は一時的に柔らかくなるので

その時にさらに草が根を張る場合があるな。

 

 あとは大地の下を流れる地下水脈に

流れていくのだろう。

 

 そうだ、今日はなかなか冴えてるじゃないか。

そのとおり井戸水の拡充につながる。

つまりは不毛ではなくなるわけだ。

 

 何故それをしないのか?

おそらくだが・・・草が生えたら、

また騎馬民族が来るからだろう。

不毛の地だからこそ、ヤツらもこの辺を縄張りにせず

漢の民も暮らしていけるのだろうよ。

 

 そうでなければ、今もココは

彼らと鎬を削る戦場になっているだろう。

 

 もしくは、ただ単純に

気付いていないか、だな。

なんたって増水も洪水も、

天子の行い次第って本気で考えてる

連中だからなぁ・・・ 

 

 

 ところで・・・その白い子供はドコの誰だ?

最近一人前とか、淑女とか言ってるのは

欲求不満が溜まってるからか?

しかし、誘拐はいかんぞ。

 

 誘拐じゃない?

 

 じゃあ、まさかそんな幼い子を買ったのか?

しかし・・・まだ精通してないんじゃないか?

あぁ、避妊の心配が無いからむしろ

その方がいいのか?まったく、

変なところで用意周到だな!

 

 

 

 

 

 ふははははは、意を消しきれて無い!

 武器や手足に込めた殺意が見え見えだぞっ! 

 

 

 

 

 

 

 

 キリステ・ゴメーンッ!

 

 

 

 

 

 

 ・・・まったく、狐っ子じゃないんだから

あまりソッチ方面に振り切れられても

対応できんぞ。

それに官軍が地元の人間を攫うなどと

噂を立てられたら馬騰さんに罵倒されてしまう。

 

・・・あぁ放置してすまんな。

少年、ん?あぁ女性だったか、失礼。

ところで、今何か聞こえたかね?

 

うん。そうだね。誰が聞くかはわからないが

悪評は無い方がいいよねぇ

誰が聞いて、どうするかは別として・・・な?

 

 

 おや、そんなに震えてどうしたんだい?

寒いのか?それはイケナイ。

この服を羽織りたまえよ。

 

 いや、なに、気にすることはない。

子供は大人に甘えるものだよ?

 

 え?アレが動かないけど大丈夫かって?

あぁ安心しろ、ミネ・ウチだ。

しっかり死ねないくらいの手加減はしているよ。

骨も折れてないし、後遺症も無い。

まさに一流のワザマエ!

 

 ハハハ、誘拐犯を庇わなくてもいいんだぞ?

ん、誘拐じゃなくて自分から着いてきた?

お母さんに言われて?

 

 ふむ・・・お母さんは何と?

 

 外から来た官軍が何をするのかを見定めろ?

うん。賢い親御さんだな。

官軍の危険性を良く分かっている。

 

 一見すれば娘を危険に晒しているよう

に見えるが・・・実際、地元の人間の協力を

求めている我々が、ただ近くに来ただけの

子供に無体を働く可能性は低い。

 

 それでも不安に怯える人間に代わり、

率先して我々に接触することで、周囲から

自分たちの立場を守る狙いもある・・・と。

 もしかして君の親御さんは羌族の方かな?

 

 あぁ、そんなに怯えなくても良い

少なくとも私は生まれや育ちで、

君を敵視したりはしないさ。

 

 知ってると思うけど、

この涼州の州牧の馬騰さんだって

羌族の血が流れているんだ。

 だから信用はしなくても良いが、

安心はしたまえ。

 

 しかし君は、どうやらまだ10歳にも

なってないと思うのだが、

7歳?いや、本当に賢いな。

 これ程なら油断した我々から

情報も取れるだろうし完璧だな。

 

 うん、怒らないのかって?

本来隠さなくてはならないことまで

私に打ち明けたのは、今の自分では

私は謀れないと判断したからだろう?

 

 そこまで正直になってくれたのなら怒らないよ。

 

 それに先ほどの弟子との会話。

聞いてたのだろう?

話が進むたびにキラキラ目を輝かせる

君を見たら、教育者としてはとても怒れないさ。

 

 うん?

 あぁご丁寧にどうも。

 

 私は、この度韓遂追討の勅令を受け、

洛陽の官軍をまとめている将で

・・・官位はいいか。

  

 姓は李 字は儒 名は文優 と言う。

 

 親しみを込めて教頭先生と呼んでもいいよ?

 

 よろしくね 姜維 伯約 君。

 

 

 

 

 

 

 

 あぁ、あそこで寝てるのは私の弟子だよ。

 

 

 

 ・・・姓は五 字は体 名は投地 で良いかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ふははははは、起きているのは分かっていたぞ!

 心の臓の音までは誤魔化せなかったなぁ!!

 

 

 

 

 

 

 

 北●有情破顔拳っ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 ふ、腕は上がっているが、

流石にまだ両腕はいらんな。

 

 

 あぁ、姜維君、あの顔を忘れるなよ?

 

 あれが負け犬の顔だ。

 

 

 君もああなりたくはないだろう?

積極的に協力してくれることを願ってるよ。

 

 

 クククククククク

 




弟子の扱いが少しずつ変わっている気がしないでもない

弟子が死んだ!(尊厳的に
この人でなし!!

涼州に同行することになったので
心の距離が少し変化した模様

涼州のオリキャラと言えば越吉元帥か姜維だよネ!

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