とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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前話の続き

筋肉漢女参戦?

オリ設定!
オリ展開!!

原作は既にない!
嫌いな人は読み飛ばし!!


強キャラは味方になると弱体化する

『では軍議を始めます』

 

あぁ、甘寧報告を

 

「はっ!永安に篭るは隻腕の虎将張飛

兵は一万。田階や田豫といった

ヤツの隊で名を上げた副官等は

付いておりません。」

 

軍師や間者はどうだ?

 

「それもおりません。

ただ妙な噂が・・・」

 

妙な噂?

 

「三日ほど前に、流星が付近に

落下したそうです」

 

流星?まぁ落ちたとして

それがどんな噂になる?凶兆とかか?

 

「それ以来、夜な夜な蝶の仮面をつけた

モノが現れては、賊や悪党を粛清しているとか」

 

蝶の仮面だと・・・

 

『やってることは、ただの治安維持

活動なんですか~?』

 

「そうですね。陸遜様が言われたとおり

治安維持活動です」

 

『そもそも、モノって何さ?

男なの?女なの?大きいの?小さいの?

筋肉?贅肉?髪はある?』

 

「あ、いや、その・・・」

 

「お嬢。落ち着きなされ」

 

そうだ落ち着け。

それに今のお前は、あくまで李儒様から

付けられた使者だ。

アタシの娘とはいえ、所属が違う。

求められない限り

軍議中に発言するのはやめておけよ?

 

『申し訳ございません。孫堅様。

甘寧殿にも失礼致しました』

 

「あ、いえ!大丈夫です!!」

 

「なぁにが大丈夫じゃ・・・

まぁやりにくいのはわかるがの」

 

で、その蝶の仮面に関する情報は?

 

「・・・賊に拐かされそうになった

モノが一瞬だけ見たそうですが、

蝶の仮面しか見えなかったと」

 

『なるほど~。

・・・孫堅様、そいつですね?』

 

あぁ、間違いない。

 

「何者かは分からぬが、おそらく

隠蔽していてもこれだけの気配を

出せる相手か・・・」

 

甘寧。張飛はソイツを知ってると思うか?

 

「いえ、おそらく張飛は知りません」

 

なぜそう思う?

 

「張飛も治安維持のために

その仮面を探しております」

 

『あぁ、張飛が関係してないのなら、

城の警備隊とは違った存在が城に居る

ことになりますからー』

 

「張飛にしてみたら間者にしか見えんか」

 

しかも複数の賊を瞬殺して、姿すら

見せぬ手練ときた。

 

「蝶の仮面を見られとるようじゃが?」

 

魅せてるつもりなんだろ?

尚更タチが悪ぃ。

 

『では永安と、その蝶仮面は別に考える

べきですねー』

 

そうだな。城攻めは黄蓋。お前に任せる。

呂蒙と朱治、蒋欽、凌統を使え。兵は二万だ。

 

「「はっ!」」

 

張飛が出てきたら、甘寧。殺れ。

 

「はっ!」

 

言っとくが一騎討ちだとか、

武人としてどうこうはいらねぇぞ。

オレはミミズを敵として

認めてねぇからな。

その配下を認めることはねぇ。

 

「「「・・・」」」

 

実力不足で殺せねぇならまだ我慢するが、

戦場でわけのわからねぇ拘りで

命令違反すんな。

言うまでもねぇだろうが、殺すぞ?

 

「「「はっ!」」」

 

陸遜は残りの一万と徐盛を率いて

待機。張飛が出てきたら、

その反対側に攻撃を仕掛けろ。

 

『はっ』

 

で、その蝶仮面が出てきたら

アタシと尚香殿が行く。

 

「堅殿?!」

 

心配すんな。いきなり戦ったりは

しねぇよ。

 

尚香殿、もし例のアレだった場合は

貴殿に交渉を任せる。

敵か味方かだけでも判別しないと

手の出しようがないのでな。

 

『はい』

 

で、もし敵だった場合は合図を出す。

黄蓋は呂蒙に指揮を任せて

こっちに合流。

甘寧は張飛を殺すことを最優先だ。

 

「「「はっ」」」

 

かなりのモンだろうが、

手も足も出ねぇってほどじゃねぇ。

最悪、策のためにも腕でも足でも

奪ってやるさ。

・・・尚香殿には悪いがな

 

『かまいませんよ。私もようやく孫家のために戦えます』

 

・・・お前のおかげで策も権も成長出来たよ。

孫家に未来ができた。

 

『袋詰めにされたうえ、

涼州に置き去りにされましたけどね』

 

結果李豊殿と会えたじゃねぇか

 

『まぁそうですけど』

 

・・・お前には幸せになって

貰いたいんだがねぇ。

 

『当然、幸せになりますよ?』

 

はっ、そうだな!まさか李儒殿の使者を

ココで殺す訳にもいかんか。

 

『李儒様の盟友たる孫堅様にも

死んでもらっては困りますからね』

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「黄蓋様、配置完了しました」

 

よし、では三人にもそれぞれの

城門を攻めさせよ。

 

「はっ!合図です!全軍出撃!」

 

さて、虎はどう動くかのぉ?

武人としてはそこそこでも、

万の兵を自在に操る将としての力はあるか?

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

『来たのだ!敵は・・・東西南北に

それぞれ五千。本隊は後方で待機か』

 

本陣への奇襲すらさせない気なのだ・・・

 

こっちが出来るのは全軍で出て

包囲の突破か?

 

・・・ダメなのだ。

無傷で永安が落城したら意味ないのだ。

なら鈴々がするべきことは・・・

 

『東西南の門にそれぞれ三千の兵を

回すのだ!北にはワタシが出るのだ!』

 

将は後回し。できるだけ兵隊を殺して、

奴らに損害を与えるのだ!

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

ふむ、北か・・・

 

「・・・黄蓋様、武官冗談は

時と場を選んでください」

 

な、違うぞ!

北と来たを掛けたとかじゃないぞ!!

 

「そうですねー。戦場で

冗談なんか言わないですよねー」

 

くっ、この上から冷たくも生暖かい目・・・

コヤツ!なんという目をしておる?!

 

「さっさと甘寧様に合図だして

殺ってもらいましょうよ」

 

・・・そうじゃな。

さっさと城を落として堅殿の元へ

行かねばな

 

「はい、戦が始まってから

気配が強まりました。・・・来ますね」

 

あぁ。来るな。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

張飛の出陣に合わせて気配が濃くなったな

 

『そうだね。確実に張飛の援護に

回りそう』

 

陸遜!南門を攻めろ。アタシは北に行く!

 

『はっ!』

 

さてさて。ナニが出る?

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

『我は張飛なり!武功が欲しい奴は

かかってくるのだ!』

 

武功などいらんが・・・

このままでは尚香様にただの

痴女扱いされてしまうからな

 

「・・・死ね。」

 

『なっ!ぐぅっ!お前!何者なのだ!』

 

急に現れたのだ?!

それにかなりの実力・・・

 

まずい!兵を削るどころか、

いきなり動きを封じられたのだ!

 

『我は張飛!名乗れなのだ!』

 

ほう、避けたか。・・・ふむ。

 

「これから死ぬミミズの配下に

名乗る名は無いな」

 

『あぁぁっ!』

 

喋りながらの短剣の投擲!

狙いは目と見せかけて・・・足っ!

 

「まぁ、いい勘してると思うぞ?」

 

クソっ足がヤられたのだ!

それにこれは・・・

 

『毒か!』

 

「その通り、我らはキサマらミミズを

敵とは認めていない。

薬を使って駆除する害虫だ」

 

毒は毒だけど、コレは一撃で殺すとか

そう言う毒じゃないのだ。

あくまで動きを鈍らせる毒っ

 

『・・・徹底してるのだ。なんで

孫堅はそこまでワタシを恐れてるのだ?』

 

ほう?それには気付いていたか?

だがな

 

「お前に教える必要があるのか?」

 

『グッくそっ!!』

 

このままでも死ぬんだがな。

止めは確実に首を撥ねるのが

苦悶式だ。

 

さぁ死ね。

 

・・・何?!

 

「張飛ちゃん!さっさと逃げなさぁぁい!」

 

『だ、誰なのだ?!』

 

・・・おい

 

「さすらいの華蝶仮面二号よん!」

 

『か、華蝶仮面二号。なのだ?』

 

・・・おいっ!

 

「そんなことは良いからさっさと

行きなさぁぁい!」

 

『す、すまんのだ!』

 

・・・・・・おいっっ!!

 

「ここから先は通さないわよぉん!!」

 

 

・・・・・・・・・おいっっっ!!!

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

「天が呼ぶぅ」

 

フン!ハッ!

 

「地が呼ぶぅ!」

 

フンッ!ハッッ!

 

「愛が呼ぶぅぅぅぅ!!」

 

フンッッ!!ハァッッッ!!

 

「ぶるぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

(・・・コレはダメだ)

 

「愛と美と正義・・・いえ、今の私に

正義を語る資格はないわねん・・・」

 

(・・・コレは許せない!)

 

「今の私はぁ!そぉぉう!!

愛に生きぃ、愛に狂うぅ、愛✩戦士ぃぃ!

華蝶仮面二ごぉぉぉぉぉう!!!!」

 

(・・・私たちはこんなのと

一緒にされてたのかッッ!!)

 

「ご主人様に変わってぇぇぇぇ(溜)

お仕置きよぉぉん!!」

 

「死ぃぃぃねぇぇぇぇ!!!!!!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

・・・アレが、例のアレか

うん。アレと一緒にされたら

甘寧もキレるな。

 

『お母様何やってるの!張飛にトドメ!

「首を撥ねるまでが戦いです」

それが苦悶式だよ!!』

 

あ、あぁそうか。

ヤツの狙いは視線と敵意を自分に

集めて、アタシらに張飛を狙わせない

ようにすることか!

 

『そうだよ!それなのにあの痴女が!

軍議で最優先って言ったのに

あの程度の挑発に乗りやがってぇ!!』

 

・・・いや、あそこまで

追い込んだのは多分お前・・・

 

『さっさと殺る!』

 

ハイハイって

 

 

「孫堅様っ!!」

 

な?ぐぅぅぅぅぅ!!

いつの間にっ!!

 

「いい判断だけどねぇん、

殺らせると思ったのぉん?」

 

『お母様?!

・・・私の戦場じゃないから

口以外出すつもりはなかったけど、

・・・もう私がこいつを殺しても

シカタナイヨネッ!』

 

「あらん?子猫ちゃんに殺れるかしらん?」

 

『はっ寝言は死んでから言え!

甘寧っ!コレはワタシが抑えるから

きっちり張飛を殺せ!

もしも、もしもだけど、逃がしたら

・・・お前に明日はないぞ?』

 

「ハイっ!!」

 

・・・尚香?

 

「なぁんか随分恨みを買ってる

みたいだけどぉん?」

 

『恨み?初対面のお前に

そんなのは無いよ。

ただ孫家の敵ってだけだね』

 

初対面?いや、しかし、コレは?!

 

「・・・あぁ、仮面を被ってるから

わからなかったのかしらん?」

 

は?え?しょ、尚香?まさかお前・・・

 

『仮面の有無なんか関係ない。

ワタシがアイツ等の気配を間違えるとでも

思ったか?』

 

いや、気配とかじゃないだろ?

あきらかにアレだろ?!

 

『お母様。こいつはアレじゃないよ!』

 

はぁ?アレに偽物でも居るってのか?!

 

「さすがねん・・・」

 

えぇぇぇぇぇ?!

 

『アレだけ詳細に観たんだ!

見せかけだけの筋肉と

気でワタシを騙せると思うなよ?!』

 

見せかけの気?いや、コレは軽く

アタシだって超えてるだろ?!

相当なモノだぞ?!

 

『お母様っ!相当なモノの時点でおかしいの!』

 

あぁ?・・・あぁそうか。そりゃそうだな。

李儒殿と同格なら、甘寧なんざ

手加減したって指一本だ。

張飛を守りに来たってんなら、

アタシたちや、何より甘寧が

まだ動けてるのはおかしい!

 

「心眼で観たなら、確かに別人にしか

見えないでしょうねぇ!

その歳でその練度・・・

恐るべきは師の完璧紳士ねん!」

 

『オマエが何者だろうと関係ない。

オマエは孫家と教頭先生の敵だ!

お母様は永安を落として!!

コレはワタシが殺る!』

 

いや、しかし・・・

 

『足手まとい!!』

 

・・・そうか

 

「落ち込む必要はないわよん?

孫堅ちゃんは武人としても優秀よん」

 

『だけどお母様は将で有り君主!

武人としての純度が薄いの!!』

 

「そうねん?身体能力は上々。

気の量も格別・・・けどねん?

最近誰かと命懸けで戦ったかしらん?

自分以上の敵と技を競うことは

あったかしらん?」

 

・・・

 

『並みの敵なら良かった。

けど単純な身体能力だけで勝てるほど

コイツは甘くないっ!

コイツに邪魔はさせないから!!

わかったら行って!』

 

情けねぇ。情けねぇなぁ・・・

 

 

「私もアナタを止めないと

ご主人様も孔明ちゃんも

殺されちゃうわ。だから子猫ちゃん?

 

 

 

・・・覚悟はいいな?」

 

 

『はっ!戦場で会った敵に

覚悟を問うとはね。

ミミズの仲間らしい甘っちょろさだ!

行くぞニセモノ!

我は孫文台が三女、孫尚香!!

 

ご主人様?張飛?諸葛亮?!

笑わせるな!!

貴様は誰も守れやしない!

自分の身さえもな!』

 

 

「ぶるぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

『ウオォオォオォオオォオオ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄蓋!今すぐ永安を落とせ!

手加減も容赦もいらねぇ!

降伏勧告もいらねぇ!皆殺しだっ!!

尚香を一人で戦わせるな!!!!!

 




筋肉漢女は諸事情によりかなり弱ってますね。

熟女さんは数値的にはネコモドキより強いんですが
技術的な面で勝てません。
当然弱ってる筋肉漢女にも勝てません。

まさしく前の話の野生児と軍人です。

ネコモドキはこの漢女を
本能的に敵と判断したもよう。

ネコモドキ的には、こいつが一人とは限らないので
母親を孫家のみんなのところに避難させた感じです。

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