とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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前話の続き

筋肉漢女との戦闘です

戦闘描写?

ハハッ

オリ設定!
オリ展開!

原作は既にない!!
嫌いな人は読み飛ばし!


人間は日本刀を持って猫と対等

「ふんっ!」

 

・・・速さもある

 

「ぶるぁぁぁ!」

 

・・・力もある

 

「ばぁぁぁぁぁ!」

 

・・・気もある

 

「ココまで避けるなんて、やるわねん?!」

 

・・・だけど技が粗い!

 

「けど避けてるだけじゃねん!むぅぅん!」

 

--ココっ!圏を相手の拳の内側に入れてっ

 

『白刃流しっ!』

 

「なっ拳ごと体を流されたですって?!」

 

--そして喰らえ!

 

『乾坤圏乙字殴打っ!』

 

「ちぃぃぃ」

 

速さは互角!けど小柄な分

回転は子猫ちゃんが上っ!

けどこれは回避でき・・・

 

--さぁ避けろっ

 

「ぬぅぅぅん!!鋼・気・功!!」

 

ぐぬっっっ

この小柄な体でなんて衝撃っ!

それになんて密度の圏なの?!

 

--ちっ受けられた!

 

『良く読んだな!』

 

「・・・右腕を特殊な回転に巻き込んで

体を流して私の体幹をずらし、

両手の圏を使って頭と足を狙う。

 

・・・と見せかけて

狙いは左手の指。足と頭を優先して

回避してたら無防備の指を

蹴り砕かれてたわねん。恐ろしい虚実だわん」

 

・・・しかも全弾殺す気で来たくせに

指を狙った一撃には一切の殺意が無い。

今までの異常とも言える殺意や敵意も、

技名を叫んだのも圏に意識を向ける為。

つまりは全部さっきのを私に当てる為の罠。

猫は子猫でも狩人ってことねん。

 

『この程度で恐ろしい?

所詮ニセモノだな!あのとき南陽に

居たヤツなら、この程度は圏ごと

潰してたぞ?』

 

「言ってくれるわね!」

 

けど事実、管理者として存在していた

ワタシなら、確かに潰せていた!

コレが世界に逆らった管理者への

ペナルティかしら?!

左慈ちゃんはこんなになっても

ご主人様を殺そうとしてたのね・・・ん?!

 

「油断も隙もないっ!」

 

呼吸の合間を縫っての強襲・・・

会話すらワタシの呼吸を誘う罠っ!

 

『戦場でそんなの晒す馬鹿がいるかっ!』

 

--今ならまだ戦えるけど、学習されたら

基本能力の差で潰される!

 

「短期決戦が狙いなのかしらん?!」

 

まだ?毒で弱らせた張飛を

まだ殺せないの?アノ馬甘寧っ?!

 

「おやぁ?焦りが見えるわよぉん?」

 

自分より小回りが効く相手に、

小技は無意味!ならば力と速さで押し潰す!

 

『見せてるんだよっ!』

 

--速さが互角でも力に圧倒的な

差があるから、連撃は受けちゃダメ!

流すか捌けっ!それとっ

 

「ちぃ?!」

 

この攻撃は軽い。

軽いけど、速い!

連撃の流れを作らせない為の

牽制攻撃ねん?!

 

『オマエ程度なら拍子が見える!!』

 

--体の密度と気の流れが合ってない。

明らかに心・技・体の中で、体だけが

突き抜けてる!

肉は前に見た肉と一緒!

だけど技が粗いし、気も読める!

 

「程度とは言ってくれるわねん?!」

 

まさかココまでズレるなんて・・・

失った気が鍛えた体に追い付いて

いないわん!

孫堅ちゃんくらいの相手なら誤魔化せても、

完璧紳士の弟子は無理なのね!

けど、だからって!!

 

「ぶるぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

--動作が大きい!ソレに

掛け声をあげる余裕があるならっ

 

『殴れっっっ!』

 

--音を越えた一撃を受けろっ!

 

 

 

 ーーパンッ!ーー

 

 

 

――――――――――――――――

 

 

 

 

今の音は何だ?!

 

「ぬぅぅぅぅ。まさかその歳で

音超えの一撃を繰り出せるとは」

 

(しかもコレは・・・完全にしてやられたわ)

 

『・・・ガフッ!』

 

し、シャオ?!お前、その体!!

 

「・・・まさかあそこまで殺意を込めた

音超えの一撃ですら、囮だったなんてねん」

 

囮?どういうことだ?!何があった?!

 

「あら、孫堅ちゃん、居たのん?」

 

貴様!シャオに何をした?!

 

「・・・子猫ちゃんはねん?大技を出せば

自分に反撃が来るのをわかっておきながら、

さらにその攻撃が避けれないってことを

知りながら、敢えて大技を使ったのん。

・・・私の反撃を誘うためにね」

 

なんでこの子がそんなことをする

必要がある?!時間は稼げてただろうが!!

 

「体力の問題ねん。総合力で劣る

この子が私と互角に戦うには、常に最大

最高の状態でなくてはならない」

 

常に最大最高の状態?そんなの・・・

 

「そう、持つはずがないわん。

だから子猫ちゃんの狙いは短期決戦。

しかも狙いは私の命じゃなかった。

・・・まぁそれに気付いたのは、愚かにも

誘いに乗って足を潰された後だけどねん」

 

狙いは、反撃をしてきた足だったと?

 

「拳を出してきたら腕を、

蹴りを放ってきたら足を、

なにもしなかったら防いだ腕かしらん?

とにかく最初からどこかを潰す気だったわね」

 

最初から?

 

「利き腕の圏を使った一撃目は当然反撃を誘う

捨て技。そして防御も回避も投げ捨てる。

狙いはあくまで左手の圏を使った二撃目。

正に全力を傾けた一撃。正に捨て身の一撃!」

 

捨て身・・・いやだからって

なんでこんなに全身が血まみれになる?!

貴様の攻撃は殴打だろうが!

 

「そう、私の攻撃は確かに殴打。

子猫ちゃんに当てた打撃は僅かに一発」

 

なら?!

 

「・・・全力で剣を振ってるとき、

急に軌道を変えたらどうなるかしらん?」

 

腕に負担が・・・そういうことか!

 

「そういうことねん。

さらに音超の一撃は

全身を使った一撃よん?

当然負荷は全身にかかるわ」

 

そこまで負荷を掛けて狙ったのが

足一本?

 

・・・あっ!

 

ーー最悪、策のためにも腕でも足でも

奪ってやるさ。

・・・尚香殿には悪いがなーー

 

「何があったかは知らないけど、

おそらくは孫堅ちゃんや

他のお仲間を追わせないためねん」

 

・・・あぁ!!

 

ーー『かまいませんよ。

私もようやく孫家のために戦えます』ーー

 

・・・アタシ達の為かっ!!

 

「さすがにこの足じゃ甘寧ちゃんには

追いつけない・・・鈴々ちゃん。

ごめんなさいね」

 

何やってんだよ!このバカ娘!

アンタは李豊殿と幸せになんなきゃ

ダメだろうが!

 

『とうぜん、しあわせ、に。なり、ます、よ?』

 

シャオ!!

 

「あそこまで全身に負荷を掛けた上に

アレをくらって、まだ息があるなんて

・・・流石ねん。

張飛ちゃんの件もあるし、

確実に止めは刺すわん」

 

・・・させると思うか?

 

「あら?逃げないのん?

せっかく子猫ちゃんが

時間を作ってくれたのに?」

 

・・・アタシが、このアタシがっ!

目の前で死にかけてる娘を見捨てて

逃げるような女に見えるかっ?!

 

「けど、どんなに吠えてもアナタじゃ

勝てない。わかるでしょう?

子猫ちゃんの思いを無駄にする気?」

 

バカ娘が、孫家の為に命を懸けて

貴様の足を奪ったんだ!

ならアタシだって、たとえ勝てなくても

腕の一本、指の一本獲らせてもらう!!

 

『だ、め。にげ・・て!』

 

黙れ!!お前は寝てろ!!

 

「・・・なるほどねん。

子を守る母親は最強とは言うけど。

それも納得の猛りだわ。

けどね、私もご主人様を守る一人の漢女!」

 

てめえの事情なんざ知るか!!

 

「えぇ、お互いの正義とエゴとが

ぶつかるのが戦場よん。

・・・大分馴染んできたしね」

 

・・・今までの無駄話はソレが狙いか?

 

「えぇそうよん?

止血と回復と痛覚の遮断。

さらに片足が使えなくなった

状態で何ができるのかの再認識ねん」

 

・・・っ舐めやがって!

 

「舐めたのは孫堅ちゃんね?

子猫・・・いえ、尚香ちゃんなら、

私にこんな暇は与えなかったはずよん」

 

違う!アタシが言ったのはなぁ!

 

「堅殿っ!!」

 

「・・・あぁ待ってたのは黄蓋ちゃん?

確かにわかってたけど・・・

まぁ孫堅ちゃん一人よりは

マシだと思うけど、基礎が足りないわん。

大した違いはないんじゃない?」

 

黄蓋!!

 

「・・・おう!」

 

殺るぞ!!

 

「・・・おうっ!!!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

『・・・』

 

り、陸遜様

 

『・・・今ほど自分に武の才が

なかったことを悔やんだときはありません」

 

私も行けます!!

 

『足手まといと言われたでしょう?

主君の邪魔をするつもりですか?』

 

ですがっ!

 

『孫尚香様は、我々の為に身を削って

アレの足を奪いました。

なら我々がすべきは、あの戦いを見て。

詳細を孫策様に伝えること。

それは武人の才がある貴女にしか

できないんです!』

 

・・・はい。

 

『朱治、凌統は永安の残党を殺せ!

蒋欽は物資の運び出しだ!

徐盛は残った兵を纏め、順に後方に

移動させろ!!残すのは5千あればいい』

 

「「「「はっ!」」」」

 

『さっさとしろ!』

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

『ハァハァ・・・』

戦場からは随分離れたはず。

ここまでくれば。少しは休めるのだ。

 

さすがにこの足では江州まで戻れないのだ。

馬を探さなきゃ・・・

 

『ふぅっ』

けどあの華蝶仮面?はなんだったのだ?

なんで鈴々を助けてくれたのだ?

知り合いとかではないはずなのだ。

 

もしかしたらお兄ちゃんの・・・

 

「・・・死ね」

 

『グッ!』

 

またいきなり現れたのだ!!

 

「・・・(時間がない!一刻も早く

コレを殺してお嬢様のところに

行かなくては!!)」

 

『くそっもう追って来たのだ!

あの華蝶仮面は負けたのか?!』

 

「・・・黙れ(私のせいで戦場から

離れてしまった。いや、反省は良い殺せ。

だが油断はするな、これだって

追い詰められた獣だ)」

 

『アレがオマエ達が恐れてたモノだな?』

 

「・・・(いいから死ね。さっさと死ね!)」

 

『ぐっ!』

 

さっきと違って距離をつめて

来るのだ!コレなら!!

 

『ぐぁぁぁぁぁぁ!』

 

「・・・阿呆が、毒で弱った貴様が、

距離を詰めた私に捨て身の

攻撃を仕掛けくるなぞ予想の範疇だ」

 

誘われたのだ!

 

「捨て身の攻撃は、読まれれば意味がない。

そもそも毒で弱った体では意味がない。

回避されれば隙を晒す」

 

『あぐっ!!』

 

「防御に専念されればもっと

時間がかかっていた。だから誘った。

それに気付けなかったのが貴様の敗因だ」

 

『くそっ、お、お兄ちゃ・・・』

 

「さっさと死ね」

 

朱里・・・ごめんなのだ・・・

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「ぶるぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

 

『らぁぁ!!』

 

「この近距離で弓?!阿呆ねん!」

 

矢を指で挟んで?!ちぃぃっっ肩がっ!!

 

『堅殿?!くそっ!!』

 

「はっ!今の孫堅ちゃんは私の下位互換!

隙を突く技術もなければ正面から抑える

力もない!!」

 

ぐぉぉっ!!

 

「さらに回避出来る速さもないわ!

それに回転も悪い!全てはその胸の脂肪が

動きの邪魔してるわよん?」

 

くそっ!肩はこるし無駄に揺れるしで、

邪魔だ邪魔だと思ってたが、こんな時まで!

 

『フンっ!!』

 

「黄蓋ちゃんも、喋らずに来るのは

良いけど・・・軽いわ!」

 

『ば、馬鹿な!』

 

黄蓋の剣撃を受けても無傷だと?!

 

「鋼気功!黄蓋ちゃん程度の攻撃じゃ

私の肉体は貫けないわん!」

 

『おのれバケモノ!ならば!!』

 

そうだ!口の中なら鍛えることも・・・馬鹿なっ!

 

「だーれが露出。筋肉。モミアゲ揃った

旬のバケモノ三点盛りですってぇぇ?!

 

『剣を噛みちぎるじゃと!!』

 

「動きが止まったわよん?!」

 

『「うぉぉぉぉぉ?!」』

 

まずい!浮かされた?!

 

「まずは孫堅ちゃん!!」

 

『堅殿?!』

 

ただでは殺られんぞっ!!

 

「「くらえっ!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『・・・させん!』

 

「ぐぁぁぁっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『「「間に合ったか甘寧(さん)!!」」』




見た感じは花山対克己。
お互い技と速さはあるんで
実際はリカルドとエイジ・ダテくらいの
関係ですが・・・


甘寧は少し前に戦場には
到着してましたが、隙を突くタイミングを測ってましたってお話

孫尚香の武器の名前は月下美人です。
月下老人は関係なし。
ブラフのため乾坤圏と言ってます。

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