とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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自分から鉄板の上に乗って踊る
はおー様に拳王侵攻隊もびっくり

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オリ展開!

原作は既ににない!
嫌いな人は読み飛ばし!

ミミズ嫌いな人多すぎっ!


てめぇらの血は何色だぁー!

桂花、劉曄から何か要望は?

 

「はっ!私と華琳様と陛下は長安へ出頭を

するようにとのことです」

 

出頭・・・使者はまだ居るのかしら?

 

「いえ、言葉と書状だけ残して

引き上げました。おそらく長安から

そのような指示が出ていたものと

思われます」

 

長安とて人材不足でしょうからね。

ここで殺される訳にも行かないか

 

・・・董卓や司馬懿に動きは?

 

「董卓の軍勢が洛陽に入りました

虎牢関に兵三万。洛陽に二万です」

 

洛陽・・・司馬懿と連携をとりつつ

南陽への進路を塞ぐ気ね

 

「公孫賛は五万の兵を率いて

冀州に入りました。司馬懿の兵と

合わせて十万になります」

 

司馬懿め!白蓮を信じきれなかったな!

 

「離間の計は完全とは言えませんが

やはりお互いに不信感があるようですね。

使者も書状も使わずにここまで

相手を操るなんて、さすが華琳様です!」

 

書状や使者を使えば、捕まって

渡されてしまうわ。

無いものは渡せない。

残るのは私と白連の間にある事実のみ。

 

「事実だからこそ、公孫賛がいくら

否定しても無意味になる。

むしろ不信感を増すだけに

なりますからね!」

 

コレで司馬懿が白蓮を信じきれて

ないことが周囲にも伝るわ。

 

「えぇ、幽州兵に怯えていた

連中も問題なく動員できます」

 

あとは・・・長安と董卓の間に

ある溝よね。

 

「はい、なにせ大将軍の印字を

投げ捨てるほど激怒したと言う

ことですから」

 

ならばこの董卓の動きは、

長安に対する叛意と見せることも

できるわね

 

「あぁ!そうですね!もし董卓が

長安に呼び出されるようなことに

なれば、我々は司馬懿の軍勢にだけ

集中できます!」

 

そのまま南陽の兵と戦わせる

ことが出来れば、完璧だけど

 

「確かに!・・・ですが」

 

良いわ、言ってごらんなさい?

 

「おそらく睨み合い程度で終わるかと・・・」

 

そうね。李儒はどうなのか知らないけど、

董卓の軍師、賈詡はそれほど愚かではない。

 

「ですね。長安から南陽に指示が出て、

動きを牽制することになるかとは

思います。なにせ官軍も并州勢の強さを

知ってますから・・・」

 

それとも司馬懿にしてみたら

それさえ踏まえての長安や南陽に

対する備えでもあるかもしれないわね。

 

「そこまで考えますか?」

 

油断は禁物よ?

邪魔さえされなければ十分と言う

考えかもしれないじゃない?

我々ごとき、冀州に集めた

幽州兵がいれば勝てると思ってるとかね

 

「幽州の軍勢を信じきれてないくせに、

結局は幽州兵頼りの歪な軍略ですね。

長安から使者が出て

「我々に出頭を命じているから止まれ」と

言ってきたらどうするつもりなんでしょう?」

 

おそらくその可能性を考えてないのよ。

長安が別の皇族を立てた時点で、

我々を認めることはないと判断したのね。

 

「普通ならその判断で間違ってませんが」

 

えぇ、普通ならね。でも今の長安は

まともじゃないわ

 

「益州の劉璋や、荊州の劉表を討伐

しようとしない今の長安が、

まともなわけないでしょうに・・・」

 

司馬懿は現実よりも己の常識を優先

してしまった。

 

「我々は奴に現実を見せてやれば

いいわけですね!」

 

そうよ。まずは黄河を使った防衛陣で

切り札の幽州の騎兵を止めて、

ヤツらを損耗させるわ。

 

「そうなれば、損害の多い幽州勢が

不満を抱き、勝手に仲違いして

崩壊しますね」

 

えぇ、そこで私たちから

使者を出して、白蓮を引き込むわ。

 

「たとえ引き込めなくても、

その時点で使者が行き来するだけで、

連中の結束は乱れます!」

 

そういうことよ。

奴らは我々が連合だから結束が

弱いと思ってるかもしれないけど

実際は逆。

攻められれば一致団結するものよ!

 

「司馬懿はいつ己の愚かさに

気付きますかね?」

 

最初は長安からの使者が来た時でしょうね。

なんで勝手に兵を動かしたのかって

詰問されるんじゃないかしら?

 

「あぁ、ソコで認識の違いに

気付いても・・・」

 

董卓も公孫賛も動かした後ですもの。

まさかそのまま引き上げることも

できないでしょう?

 

「我々は黙って見てるだけですね?」

 

そうよ。奴の軍勢が崩壊するのを

黄河越しに見てるだけ。

最高の見世物になりそうね!

 

「はい!それまでは長安からの

使者は、のらりくらりと交わす感じで?」

 

そうね。可能性があると思わせましょう。

 

「そう思ってるウチに、北の軍勢が

疲弊し、同士討ちを始めますね!」

 

えぇ、長安のせいで動きが取れなくなり、

長安のせいで仲違いするのよ。

あとは我々が河を渡って、白蓮と

挟めば司馬懿は終わるわ。

 

「その時になってようやく奴らは

余計なことをせずに

司馬懿や公孫賛に任せれば良かったと

後悔するでしょう」

 

さて、自分が余計なことをしたと

気付く頭があるかしら?

 

「あぁ、それはそうですね!

使者に来た男も、頭の悪そうな感じ

でしたし!」

 

長安の人材不足は深刻ね・・・

それで、使者の名前はわかるかしら?

 

「確か呉壱とか言ってましたね。

陳留の生まれだとか」

 

そう、運のないことね

 

「華琳様?」

 

いえ、陳留に残っていたら、無能なりに

何か仕事につけていたかもしれないのに

と思うとね・・・

 

「長安についたばっかりに

冷や飯を食うことになりましたね!」

 

ふっ、まぁ良いわ。

董卓を洛陽に縛り付ける策を

考えましょう。

より具体的な案を期待するわよ?

 

「はいっ!お任せ下さい!!」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

で、長安の使者とか?

 

「ハイッ!中塁丞黄漢升です!!」

 

あぁ、黄敍の・・・

となると長安と言うよりは、

馬騰の使者ですか。

 

「ば、馬騰様を呼び捨て・・・」

 

何か?

 

「ハイッ!なんでもありません!!」

(怖すぎるわよ!何よこの威圧!)

 

で、お話の内容は?

 

「ハイッ!今回の董卓殿と公孫賛殿の

軍事行動について、その真意を

問うものです!!」

 

真意と言われましてもね

先帝陛下の遺勅に従い逆賊を

討ちます。

これに何の問題が?

 

「いえ、今まで動かなかったのに

何故劉曄様が親政を行うと布告を

出してから、兵を動かしたのかと

長安では疑問視されてまして」

 

今まではここに居る公孫伯珪が

冀州に刻んだ傷跡に

対処してましたからね。

こちらの準備が終わってから

そちらが親政を布告しただけですね。

 

『あはは。殺り過ぎちゃいましたかね?』

 

いや、もっと殺っても良かったですよ?

 

『そうですか?なら、これから曹操相手に

殺らせてもらいますよ』

 

いやいや、逆賊曹操では貴女の相手は

勤まりません。

何せ董卓ごときに散々蹴散らされた

愚物の残りカスですからね

 

「(と、董卓様の并州勢をごときって?!)」

 

『あぁ、并州は中途半端に

洛陽に近いから、純粋な殺意が

薄いんですよねー』

 

そうですね。早期援軍の見込みがない

幽州に比べたら、追い込みが足りない

のかも知れませんね。

 

『曹操相手では無いとしたら、

私たちをお呼びになったのは?』

 

長安に手応えがありそうなのが

居るでしょう?

 

「え、えぇぇぇぇ?!」

 

『あぁ、馬騰ですか。涼州騎兵なら

相手に不足は無いですね!』

 

でしょう?幽州で育ち、師に鍛えられた

貴女に涼州で磨かれた連中が

どこまで対抗できるのか。

我々も楽しみにしてるんですよ?

 

「ちょっ!ちょっと待って下さい!」

 

ふむ、十秒ですね。待ちましょう。

 

「いや、十秒とかじゃなく!」

 

・・・馬騰の使者だから許してますが、

さっきから貴女の態度は目に余ります。

使者なら使者らしくなさい。

 

「ハイっ!申し訳ありません!」

 

『(使者らしくって言われても)ヒィッ!』

 

暫く会ってない内に鈍りましたね?

李厳殿が居ますので後で鍛練を

頼むことにしましょう。

 

『・・・よろしくお願いします』

 

ええ。戦の前に錆を落として下さい。

 

『はっ!』

 

「・・・(これのどこが不仲なのよ?!

完全に主従関係じゃない!)」

 

それで?待ちましたが何か言いたい

事でも?

 

「い、いえ、あのですね!」

 

何ですか?

 

「ち、長安と戦と言うのは・・・?」

 

どこの誰とも知れない皇族が、

勝手に政を行うのを見過ごせと?

 

「で、ですが劉曄様は王允様にも

認められた方ですよ!」

 

それが?

 

「そ、それがって・・・」

 

そもそも王允に何の決定権があるので?

 

「え?いや、先帝のご遺志を継いだ方で、

まだ残ってる方ですし」

 

先帝のご遺志は逆賊討伐です。

劉曄なるものを帝の代理に

立てる事でも、逆賊を放置して

政を壟断することではありません。

 

「そ、そんな!」

 

董卓の軍勢を洛陽に入れた意味を

理解出来てませんでしたか?

 

「まさか、曹操に長安との戦の

邪魔をさせないためだと?!」

 

ふむ、少しは頭が回るようですね。

 

「は、反逆ですよ?!」

 

帝を名乗る逆賊が少なくとも二人。

皇族の立場を利用して

国政に口を出そうとしている

身中の虫が一匹居ますが、

私の行いは誰に対する反逆になるので?

 

「り、劉弁殿下に対して・・・」

 

使者ごときが勝手に使って良い

名ではありませんね。

 

「うっ」

 

やはり長安は少し勘違い

しているようです。

 

「勘違い・・・ですか」

 

先帝のご遺志を語るなら董卓を

大将軍から外すことなどあり得ません。

また、ただの皇族に

私や郎中令様、そして安南将軍殿へと

与えられた「逆賊を討伐せよ」との遺勅を

邪魔する権限もありません。

 

「それは・・・そうですが」

 

故に私、安北将軍司馬仲達は先帝の

遺勅に則り、曹操ら逆賊連合と

ソレに担がれた偽帝を討伐します。

邪魔をするなら貴女方も逆賊

として討伐するだけです

 

「そんなっ!」

 

これ以上は今の貴女の権限を越える

案件となります。

早急に長安に戻り、馬騰の指示を

仰ぐのですね。

 

「・・・」

 

返事は?

 

「は、ハイ!直ちに長安に戻り

馬騰様の指示を仰ぎます!」

 

よろしい。

ではごきげんよう。

 

「ハイ!失礼します!」

(真意を問いただすどころじゃ

無かった!アレは紛れもなく本気

・・・邪魔をしたら確実に殺られるわ!

すぐに馬騰様に伝えなきゃ!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・アレが噂の無職の飲んだくれですか

 

「あんなのを使者によこすなんて、

馬騰様はお疲れなんでしょうか?」

 

わざと我々に嫌われてるモノを

使者とすることに、何か意味が

有るのかどうか・・・

 

「教頭先生からは

「あんなのでも黄敍のお母さんだから、

殺すなよ」って言われてましたね」

 

そのせいで、長安への宣戦布告が

遅れることになりました。

・・・あぁ馬騰はそれを予想したのかも

知れませんね

 

「あ、そうですね。自分達が長安から

離れるための時間稼ぎですか」

 

なかなか強かです無駄に長く

生きてはいませんか。

 

「さすがは馬騰様です。

この分だと。戦になっても簡単には

勝てないかも知れませんね」

 

いや、今の地味姉妹なら

問題無いでしょう。

アレらは、なんだかんだで

鍛えられてますから。

 

「そうですか?」

 

えぇ、武人としても武将としても

一流です。

特に武将として見たならば、

戦場で騎兵の戦術指揮を執らせたら

間違いなく私を越えますよ。

 

「そうなんですか?!」

 

生まれも育ちも幽州の武人です。

馬の扱いでは勝てませんね。

 

「あいつらそんなに凄いヤツら

だったんですね?」

 

何故か自信が無いみたいですがね。

洛陽に置いた董卓の軍勢と合わせたら、

馬騰とて戦いになりませんよ。

 

「それ以前に戦いにはなりません

けどね」

 

えぇ、今さら誰が敵に回ったところで、

既に終わっていますよ。

 

「教頭先生が暇してるみたいですけど」

 

もう少し待って貰うことに

なってしまいましたね。

お茶の研究でもしてもらいましょう。

 

「その方が平和で良いですよね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えぇ、どうせ大量の血が流れるんです。

無駄な流血は少ない方が健全ですからね。

 

 




はおー様がんばれ!
イビル○イ並みに真剣な表情の
荀家の神童と、ナーベ○ルな弟子

既に地味姉妹にすら敵と認定されてない
はおー様!
きっと強大過ぎて見えないんだ!ってお話

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