とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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前半踊るはおー様サイド
後半へうへうしてない
へうへうサイド

新年だろうと構わず更新
作者はナニをしてるんだ?とか
気にしてはいけない。

オリ設定
オリ展開!

原作は既に無いっ!
嫌いな人は読み飛ばし!


そこは数年前に通った道だッ!

柳琳が殺された?

何があった?!

まさか劉表の息子を帝と認めてないから

その使者は逆賊だとか言うつもり?

孫堅は話も出来ないほど阿呆なの?!

 

しかも馬騰が涼州に退いたですって?!

 

「華琳姉様っ!柳琳の仇を討たせて

下さいっ!」

 

華侖・・・ダメよ

 

「姉様っ!」

 

今は南に兵を向ける余裕なんてないの。

それに新帝のもとで軍権を預かる身とは

いえ、各将の頭の中はまだ連合なの。

柳琳の仇討ちと言う名目で孫堅相手に

兵を出すような真似はしないわ。

 

「けど、それじゃあ!」

 

もちろん、ただで許す気はない。

だけど、まずは長安なのよ。

劉曄さえ押さえれば孫堅は

大義名分を失うわ。

 

「えっと、そうなったら

どうなるんでしょう?」

 

周りが孫堅の勢力を弱めようと

するわね

 

「そうなんですか?」

 

そうなのよ。

ただでさえ大きい勢力なんですもの。

長安も劉表も削りたいと思ってるわ

 

「・・・じゃあその時までは動けない

って事ですか?」

 

そうなるわね。けど・・・

 

「けど?」

 

その時がきたら一切容赦はしないわ。

ヤツらには自分が何をしたのかを

骨の髄まで刻み付けてやるっ!

 

「・・・はいっ!」

 

悔しいのは貴女だけじゃないわ。

柳琳の虎豹騎を預けるから、

孫堅との戦に備えて牙を研ぎなさい!

 

「はいっ!」

 

 

 

 

 

 

 

華侖が我慢するなら他のみんなも

押さえてくれるでしょう・・・

しかし馬騰が退いたか。

 

「華琳様、このままでは董卓を止める

勢力が無くなってしまいます」

 

そうね。并州勢は既に黄河を

渡っているから、こちらに

目を向けられたら遮るモノがない。

 

「南陽の官軍では鎧袖一触でしょうし」

 

籠城してるならともかく、

挑んだら負けるわね。

ソレを見越してわざと洛陽を

空けて、官軍を誘う可能性もある。

 

「そうなれば官軍は破れ、本当に

董卓を止める事が不可能になります!」

 

ソレを見た司馬懿や白蓮が

どう動くか・・・

 

「普通なら絶好の機

不仲とは言え、公孫賛と

司馬懿も動くでしょう」

 

勝ち馬に乗る為にね。

司馬懿めやってくれるわ!

 

「馬騰の動きは羌賊に対応したもの。

司馬懿にとっては完全に運でしょうが

洛陽に董卓を入れると言う悪手が

この上ない妙手に変わりました・・・」

 

そうね。あとは南陽の官軍か。

 

「長安からの使者に対しては、自分が

動けば劉表と我らが南陽に攻め寄せる

と言って、長安への参内を拒否した

との事でしたが」

 

勘違いも良いところね。

李儒なんて、偶々幼少の司馬懿と

出会って多少の教えを授けただけ

の存在じゃない。

 

「そうですよね。荘園の発展も

洛陽周辺の賊の討伐も、黒山賊も

司馬懿がやったモノだと思えば

納得出来ます!」

 

涼州は馬騰と孫堅も居たわね。

師匠面して司馬懿の功績に便乗する

だけの愚物がっ!

 

「・・・何故司馬懿はそのような愚物を

師と認めて居るのでしょう?」

 

恐らくだけど、風避けね

 

「風避け・・・ですか?」

 

えぇ、洛陽には李儒以上の愚物が

大量に蠢いていたわ。

 

「あぁ、確かに。

では、司馬懿と李儒の関係はあくまで

功績は譲るから風避けとして働け

と言ったところでしょうか?」

 

ソレ以外にあるの?

 

「ありえませんね」

 

後は董卓との関係よね。

 

「先帝の遺勅のために司馬懿には従う

でしょうが、李儒はどうなのか・・・」

 

愚物と戦列を共にすることを嫌う可能性も

あれば、我々を潰す事を優先する

可能性もあるわ。

 

「全ては先帝への忠誠心次第ですか」

 

そうね。いつまでも過去に拘った阿呆

だけど、だからこそ止まらない・・・

 

「こちらも匈奴に使いをやり背後を

脅かす事は出来ませんか?」

 

・・・なるほど。連中は先帝から

将軍位を受けてたわね

 

「はい、完全な没交渉にはならないかと」

 

使者が行き来しているってだけで、

董卓や司馬懿に圧力がかかるか・・・

 

「後は烏桓にも接触できれば、公孫賛に

対して退却する名分を与えることも

出来ます」

 

そうね。確かに白蓮なら司馬懿の

側に居るよりも幽州を選ぶわね!

 

「はい、いくら司馬懿が大局を語ろうと

公孫賛は所詮幽州の地方軍閥です。

ならば目の前の烏桓が動けば・・・」

 

見事。見事よ!漢だけにとどまらず

騎馬民族を利用するまさに大計!

貴女を高く評価していたつもり

だったけど、まだまだ足りなかった

ようね!

 

「あ、ありがとうございます!」

 

そうなると、誰を使者に立てるかよね。

 

「奴らは理屈よりも腕っぷしを重視する

獣です。武官を送るべきでしょう」

 

そうね。弱いやつとは話もしないと

言う連中ですもの。

かといって書状を持たせても・・・

 

「字が読めませんね。コレだから

辺境の獣はっ!」

 

問答無用で従わせるなら春蘭だけど、

さすがにあの子に使者は無理よね

 

「そうですね。敵にしなくて良いの

まで敵にしてしまいます」

 

では凪かしら?

 

「もしくは華侖に沙和を付けて

力仕事を華侖に、交渉を沙和に

させると言う手もあります」

 

なるほど、柳琳のこともあるから

一人で行かせるのは危険よね。

 

「はい、逆賊だの大義だのと言っても

理解は出来ないでしょうから、

問答無用で殺されるような事は

ありませんが、話の内容が気に入らん

と言って、使者に刃を向ける可能性は

高いかと」

 

・・・獣がっ!

 

「ですが、獣故に腕っぷしを見せ付ける

事が出来れば話は出来ます。

奴らは一騎討ちを仕掛けられたら

断れないそうですし、初めに華侖に

一騎討ちをさせるのも、交渉としては

有りですね。」

 

野蛮この上ないけど、今の状況なら

話が早くて助かると言えるかしら。

 

「ついでに、華侖の憤りを発散させる

事にもなりますから、今回は助かる

と言ってもよろしいかと」

 

あぁ。そうね。

奴らは一騎討ちで討たれても、

ソレを恨みとは思わないで、

討たれたモノの未熟を恥じる連中

ですものね。

勢い余って殺しても良いなら、

今の華侖には最適だわ

 

「そうですね。では二人を使者に?」

 

そうね。とりあえずヤツらには

王位と多少の貢物があれば良いかしら?

 

「将軍位より王位の方が格が高いと

言うことくらいは知っているで

しょうから、ソレで宜しいかと。

後は華侖が一騎討ちで勝ったあとで

沙和に確認させれば良いかと

思われます」

 

なるほど、一騎討ちで勝ったあとなら

奴らも大きな口は叩けないわね。

さすがは我が子房。その知謀は

何度評価しても足りないわ。

 

「か、華琳様っ!」

 

貴女が我が陣営に居てくれてよかった。

今日の夜のご褒美は、その感謝も込めて

じっくりと過ごすことにしましょう?

 

「あっ、は、はい!

よろしくお願いします!」

 

ふふふ。いつになっても可愛い子。

さぁ、今夜の事はあとにして、

まずは華侖と沙和に準備をさせましょう

 

「はいっ!」

 

 

董卓。司馬懿。

貴様らがいくら知謀を巡らせようと

その盤面は所詮漢の中でしかない!

私と桂花の知謀は、今このとき漢を

超えたのよ!

 

所詮州牧でしかない貴様らには

得る事が出来ないだろう?

この視野の広さをもって、戦略と

言うものを教えてやるわ!

 

 

 

 

 

――――――――――――――――

 

 

はい、集合お疲れさまー

いや、訓練中に悪いね

 

「うむ、まぁ緊急ではないが

急いだ方が良さげな軍議と

言われたらな」

 

「せやねー。下手したらなんか

ヤバそうなことなんやろ?」

 

「今日は風が強いから、

予定より遅れる」

 

「遅れるとわかってるなら、それを

見越して動くのが大人ですぞ!」

 

『そうだよねー。悪天候は遅刻の

言い訳にはならないんだよ?』

 

まぁ、そうなんだけどさ。

 

「まぁ、遅刻はいかんと言うのは

当たり前の話だ。議題は?」

 

「さっき匈奴の人っぽいのが

来とったけど、ソレ関係かいな?」

 

そう。ソレ。

何か曹操が匈奴に使者を出した

みたいでね?

 

「匈奴と曹操?」

 

「繋がりが良くわかりませんな!」

 

『だよね?話を聞いてみたら、

曹操さんが匈奴に并州を突くように

要請しにいったみたいなんだよね』

 

「はぁ?無理だろ?」

 

「李儒様の使者なら問答無用でヤる

だろうけど、何で曹操の言うこと

なんて聞かなあかんのよ?」

 

だよねー。

何でも最初は私たちの使者だと

思って接してたけど、何か一騎討ち

とか言い出してきたらしくてさ。

 

「あぁ、力を重視するから、一騎討ちで

勝ってから交渉するつもりだったか?」

 

「いつの話やねん。」

 

『本当にね。李儒様と筆頭様に地獄を

見せられてから、あの人達の中で

一騎討ちは阿呆の行いってなってるのに』

 

それで、何で一騎討ちなんかするんだ?

って聞いても私が勝ったら話を聞けの

一点張り。

 

「話にならない」

 

「使者なら争うより諭すものですぞ!」

 

『新しい修行だと困るから、

とりあえず取り押さえて話を

聞いてみたら、なんとビックリ』

 

「李儒様の敵でした・・・と」

 

「んじゃ、さっき匈奴の人が抱え

とったボロ雑巾みたいなのって・・・」

 

タコ殴りにされて、散々姦されて

拷問された曹操の使者だね。

 

『同じ女としてはどうかと

思わないでもないんだけど』

 

「ダメ、きちんと殺るのが当然」

 

「逆賊の使者を無傷で帰したら、筆頭様に

殺されますからな!」

 

『それもそうだね。それに元々騎馬民族

の人たちには、弱い敵に対しての礼節

なんて無いしね』

 

「そうですな。それで、運び込まれた

ボロ雑巾をどうするかが議題なわけか」

 

「いや、殺して焼けばええんちゃうの?」

 

そうなんだけどさー

李儒様に報告するとき、アイツらが

あった方が良いのかなーって。

 

「ゴミは消毒しないと

ご飯が腐るんだよ?」

 

「ですな!企みは失敗してますし、

何よりゴミを李儒様の前に持って

いくのはシツレイかも知れませんぞ!」

 

あーそれもそうか。

今さら情報源も要らないだろうし

 

「ゴミを持ち込むなと言われて

折檻される可能性が高いな」

 

「せやね。とりあえずゴミは焼いて、

南陽には匈奴の人たちと一緒に

報告やね」

 

『それで、誰が行くかってのも

議題なんだよ』

 

「ふむ。下手な人間が動けば、

周りに我々の関係がばれるか」

 

「で、策の邪魔すんなって折檻される?」

 

『かといって私たち以外だと

シツレイになるでしょ?』

 

本来なら僕なんだけど、さっき

華雄が言った理由で行けないし

 

「「「「そうなると・・・」」」」

 

「え?ち、陳宮ですかっ?!」

 

陳宮と呂布は名前は知られてるけど

容姿は知られてないからね

 

『敵は殲滅してるからねー』

 

「り、呂布も?!」

 

陳宮にも護衛が必要だし、

呂布を護衛として行けば安全でしょ?

 

「り、呂布殿~」

 

「・・・わかった。頑張る」

 

まぁ、今回は報告とこれからの

指示を仰ぐだけだから、修行とか

にはならないと思うよ?

 

「そうだな。呂布に修行をつけるのは

李儒様だろう?」

 

「・・・最近暇や言うてるらしいけどな」

 

「?!」

 

『張遼さん、脅かしちゃダメじゃない。

最近お茶とお茶菓子の研究してる

みたいだから、おいしいモノを

食べられると思うよ?』

 

「・・・おいしいモノ」

 

「あそこは、おいしいのは本当に

おいしいのですぞ!」

 

まぁそうだよね。

曹操がどう動くかわからないのに

こっちの主戦力の呂布を使えなく

するような事は無いって

 

「・・・わかった」

 

『それじゃ、徐栄さんたちに

ゴミを片付けてもらいましょうか?』

 

だね、楽しみたいなら楽しんでから

でも良いけど。ちゃんと焼かないと

ダメだって伝えておくよ

 

「ま、たまには役得も必要だろうな」

 

「毎回は困るけど、たまにはええか」

 

「陳宮、準備しよう?」

 

「呂布殿とお出掛けですぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイヘンデス!

ソウジンサマトウキンサマガ

ラクヨウニテ

クビヲハネラレマシタッ!

 

 

なんですって?!




基本的に涼州と并州の荒波に
揉まれてるので、弱者と敗者には
シビアなへうへうサイドってお話

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