とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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強制徴集とも言う

オリ設定!
オリ展開!

原作は既に無いっ!
嫌いな人は読み飛ばしっ!


漢のみんな、オラに元気を分けてくれっ!

ほほう。これはなんと言うか・・・

 

「いや、曹操の凄さを思い知ったわ」

 

『知らないって凄いですねー』

 

知らせないってのもな。

 

「確かに、だけど戦支度の段階で

兵の規模や出陣時期を読まれてる

なんて知ったら、曹操なんて血を

吐いて倒れるんじゃない?」

 

『いくら隠しても読まれます。

読まれると言うことは対処される

と言うこと。

まともな軍師なら戦は避けますよー』

 

まったくだ。軍師じゃなくたって

避けるのが正解だ。

 

「猟師の張った罠に、自分から突っ込む

のよね。どれだけ被害が出るのやら」

 

『戦術的な罠だけじゃなく、この

出兵自体が戦略的な罠ですから、

最終的な被害はこの四万五千を

超えるモノになるのは確定ですねー』

 

「出兵自体が罠・・・何で曹操が

諦めないのか不思議でならないわ」

 

『希望があるように思わされてる

からですねー』

 

そんなんねーよって教えてやるヤツも

居ないしな

 

「今の李儒様から遊び相手を獲るような

真似は出来ないわよ」

 

『そうですねー。ソレを考えたら

今回の戦は、南陽の将兵の実地訓練

を、兼ねた見世物でしょうか?』

 

だろうな。

まぁ南陽の兵がどれだけ強いのかに

興味が無いと言えば嘘になるし、

ヤツらが身をもって教えてくれる

なら、喜んで観に行くさ。

 

「あぁ、周瑜も観に行きたいって

言ってたわよ?」

 

ふむ、まぁ問題ないな。

そうなると誰を残すかだよな

 

『私はイきますよー?』

 

・・・

 

「いや、なんかアレだけど、

私も観に行きたいわ」

 

そうか・・・まぁ、あんまし行っても

迷惑だろうし、周瑜と策と権に

アタシの四人で良くねぇか?

 

「私も?!」

 

当たり前だ。行きたくねぇなら

留守番でも構わんが、成長できる

機会が目の前あるのに行かないのは

阿呆のやることだぞ

 

「そ、そうですよね!わかりました!」

 

よし、なら決定だ。コレ以上は

迷惑だろうし・・・

 

『いえいえ、李儒様はそんなことを

気にするような方ではありませんよ』

 

いやいや、確かにその通りだが、

何事にも遠慮ってのが必要だとは

思わないか?

 

『いえいえ、お誘いを受けたのですから、

少数で行くのはシツレイですよ』

 

『「・・・・・・」』

 

「「「「・・・(張昭様っ!!)」」」」

 

「(わ、儂か?!)」

 

「・・・いや、護衛を兼ねた武官も連れて

いかんとダメじゃろ」

 

「「「「黄蓋(様)っ!!」」」」

 

あ~それもそうか。

なら甘寧か周泰だが・・・

 

「「私が行きます!」」

 

なんだ、二人とも希望か?

なんつーか、珍しいな。

 

「私は親衛隊長として強くあらねば

なりません。以前のように、無力さに

押し潰されるような思いはごめんです!」

 

あ~気持ちはわかる。

 

「甘寧さんだけ強くなって狡いです!

私だって強くならなきゃいけません!」

 

あ~やっぱり地獄を経験した方が

強くなるよなぁ。

武人として強くなる機会が目の前に

あるなら、そりゃ行きたいよな。

 

「なら二人とも行けばよい。

陸遜が言うように、李儒様なら見物客が

増えたと喜ぶことはあっても、

無礼とは思わんじゃろ」

 

まぁ、確かにそうなんだが

 

『張昭様に魯粛に呂蒙がいますから

政には問題ありませんし、黄蓋様や

韓当さん、大史慈さんがいれば

曹操や劉表がトチ狂って攻めて来ても

叩き潰せますねー』

 

・・・ちっ!

 

「まぁ、本来なら軍師や将の全員が行く

べきじゃがな、流石に無礼じゃからの」

 

それはそうだ。まぁ大した戦には

ならんだろうから、本題は今後の

展望の擦り合わせと、茶と茶菓子の

開発結果のお披露目だろうよ。

 

「あぁ、今の李儒様の趣味が

ソレなのよね?」

 

そうらしい。実際に飲んでみたが

アレは確かに美味い。

薬膳としての効果もあるらしいし、

下手な酒より良いモノだ。

 

「へぇ、酒好きの母様がそこまで

言うなら興味あるわね」

 

色んな種類と味があるから

色んな料理にも合う。

施政に余裕が出来たら、あぁいった

モノの研究が必要なんだって思ったね。

 

「なるほどのぉ。確かに政は戦支度

ではないからの。まだまだ学ぶ

べき事があるわい」

 

張昭には面倒をかけるな

 

「今更じゃよ。堅殿は好きに生きれば

よいわ。最近は儂も好きに生きとるでな」

 

そうか。黄蓋は・・・まぁ、頑張れ。

 

「・・・おぅ」

 

じゃ、今回南陽に行くのは、

アタシと策と権。

ソレに周瑜と甘寧と周泰。

 

『あとは私ですねー』

 

・・・ちっ

 

『ふふふ』

 

「・・・まぁ、主君に物申すのも軍師の

仕事と考えれば、今の陸遜は頼もしくは

あるがの」

 

「・・・周瑜はこうならなくて良いわよ?」

 

「そもそもアレみたいにはなれんよ」

 

まぁ良い。

将旗も何も持っていかん。

劉表が兵を纏める前に

さっさと行くぞ

 

『「「「「はっ!」」」」』

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

集まったねー

軍議ー始めーるよー

 

「なんと言うか、緊張感が無いな?」

 

『まぁ、議題が議題だしね』

 

「戦見学なぁ」

 

そうだね。前に言った南陽の兵の

強さがわかる見世物だね。

 

「ま、見る方だからな。

緊張感も何もいらんか」

 

『そうそう。実際には一方的な戦で

終わるだろうから、南陽の軍の

強さ云々はわからないだろうけど』

 

「せやなぁ。完全に読まれとるから

罠も張り放題や」

 

自分から罠にかかる鹿の群れ

みたいなモノよね。

 

「だな。更に言えば、今の南陽には

司馬様も居るらしいではないか」

 

『・・・李儒様が居て、司馬様と

李厳さんと張任さんが居て、

更に徐庶さんたちが完全に殺る

気で待ち構えてるんでしょ?』

 

「あかん。最初の二人だけで自害案件や」

 

更に呂布も厄介になってるわね。

シロさんも居るとか?

冀州は大丈夫なのかな?

 

「楊修様が戻ってるらしい」

 

『あぁ、ソレなら安心だね。

次席様に徐晃さんや楊奉さん、

楊任さんも居て、司馬様の姉弟様と

さらには公孫賛殿も居るんだもん

誰が来ても負けないよね』

 

「人材の層が厚すぎるやろ」

 

本当にね。

 

「そんなのに挑む哀れな逆賊だが、

率いるのは曹操の将では無い

ようだな」

 

「荊州から来た蔡瑁とか言うヤツ

らしいで」

 

『帝の叔父さんだっけ?』

 

そうだね。外戚として大きな顔

してるから、とりあえず兵を任せた

って感じかな?

 

「あぁ、圧力だけかけるつもり

だから、実際の指揮能力には

期待をしていないわけだ」

 

「まぁ、普通に考えたら官軍の将が、

勝手に戦端開くとは考えへんよな」

 

『名目としては、警戒網に掛かった

敵を迎撃したってところかな?』

 

だろうね。使者が来る前ならただの

逆賊の軍勢だし、敵の方が数が

多いから奇襲も当たり前だしさ

 

「当たり前の事を無駄なく行うのが

李儒様だ。

曹操も圧力なんざ考えずに、黙って

使者だけを出しておけば良いものを」

 

「せやなー。まぁ匈奴に送った使者より

前に、孫堅はんとこに送った使者も

殺されとるらしいし、不安になったん

違うか?」

 

『あぁ、本人は圧力とか言ってるけど、

自分でも気付かないところで、

コレ以上使者を殺されたりする

のに耐えられなくなってるとか』

 

有り得るわね。

自分の配下ではなくても、

自分の意を汲んだ使者が殺される

ってことは、すなわち自分が

無視されてるって事ですもの。

気位の高い大司馬様には耐えられない

でしょうね。

 

「気位って、元は陳留の太守だろうに」

 

「ウチらから見たら大司馬なんて

自称やからな」

 

『どこまで行っても連合軍でしか

ないから、どうしても兵権を握るのは

無理だし』

 

予算もね。所属している連中から

参加費みたいなのを取ってるけど、

どう考えても大軍を維持出来る

ような予算じゃない。

 

「今回の戦で失った戦力を

どうやって補充するのやら」

 

「ミミズ方式ちゃう?

民に人質とるとか、とにかく

後先考えずに集めるとか」

 

『あぁ、ありそう。自分に従わない

将兵が減ったとか、自分に言い訳して

兵を集めるんだね』

 

嫌だ嫌だ。現実を見れないと

こうなるんだね。

僕たちも気を付けよう!

 

『「「だな」」』

 

「で、誰が南陽に行くかなんだが」

 

今回は今後の擦り合わせがあるから

私と董卓が確定だね。

それに軍勢を率いて行くわけじゃ

無いから、護衛として張遼に来てもらおう

と思ってるんだけど、どうだろう?

 

「まぁ、攻めるならウチやけど、

留守を守るなら華雄の方が適任やからな」

 

『そうだよね。華雄さんなら長安から

誰が攻めてきても守りきれるし、

その間に私たちも戻れるからね』

 

「ま、仕方あるまいな、留守は任されよう。

そのかわり、土産は頼むぞ?」

 

了解了解。

それじゃ、準備しよっか

 

『「「おう!」」』

 

 

――――――――――――――――

 

 

 

いやーやっと来たか

 

『ふむ、南陽への招待ですか』

 

「例の計画ってヤツも大詰めって

ことかな?」

 

そうだな。あとは長安が教頭先生か

筆頭様に舐めた事を言えば、

そのまま計画が発動だ

 

『ほほう、では史に残るような

出来事に立ち会えるのですな』

 

アタシと越はな

 

『・・・え?』

 

いや、アタシと越が南陽に行くから、

お前は留守番だぞ?

 

『えぇ?!』

 

「いや、そりゃそーでしょ?私たちが

全員抜けたら、何かあったとき誰が

幽州勢を率いるのよ?」

 

そうだぞ?沮授も鉤眉も鼻眼鏡も

何だかんだて新参だし、留守にしてる

幽州の政だってあるんだ。

 

『い、いや、楊修殿がおります!

我らの兵権は安北将軍様にある以上、

あの方々に率いられる事に文句を

言う者はおりませんぞ?!』

 

「いや、だからって責任者が居ません

って言うのもねぇ」

 

そうだな、諦めろ。アタシと越は名指しで

呼ばれてるし、他は流石にシツレイなんだ。

 

『いや、そこをなんとか・・・』

 

「そもそも、何でそんなに行きたがるの?

普段なら留守の方が楽って感じなのに」

 

『いや、私はまだ教頭殿の戦を見たこと

が無いのですよ?!

武人として、武将として、頂点に立つ

お方の戦を見たいと思うのは当たり前

ではござらんか!』

 

あぁ、そっちか。気持ちはわかるんだが

 

「うーん。まぁわかるんだけど・・・

今回は相手が弱すぎるから、

李儒様が出ることは無いんじゃない?」

 

『それでも、教頭殿に鍛えられた軍の

動きを見るのは私にとって成長の

機会です!』

 

そりゃそうだ・・・けどなぁ

 

「うーん。賛姉、もしかしたら二人だけって

のもシツレイになるのかなぁ?」

 

『そ、そうですぞ!それに護衛を

連れて行かないと「不用心」とか

言われて折檻されますって!』

 

いや、その可能性は確かにあるが

 

「賛姉、楊修様にお願いしていく?」

 

『越殿!その調子でお願いします!

私も連れて行きましょうよ!』

 

なんつーか、必死だな

 

「まぁ立ち会いたいって気持ちは

わかるからねぇ」

 

『嫌でゴザル~置き去りは嫌でゴザル~』

 

いやいや、ソレ言ったら鉤眉とか

鼻眼鏡とかも置き去りだから

 

『アイツらは後から勝ち馬に乗った

だけではござらんかぁ~』

 

凄い本音を見た

 

「まぁ、確かにそうなんだけどさ」

 

『今まで殿に着いてきた忠臣に、

ささやかな報酬を下され~』

 

ささやかなら要らんだろ

 

「そんなこと言ってたら、問答無用で

筆頭様に殺されるよね」

 

『イヤッー!そんな突っ込みは要らないで

ゴザル~!』

 

・・・はぁ、わかったわかった。

楊修様に頭を下げりゃ良いんだろ?

 

『?!』

 

「何だかんだで甘いよねぇ」

 

・・・まぁ、なんだ。ずっと着いて

きてくれた忠臣だしな。

 

『と、殿っ!』

 

アタシはコレから楊修様に会ってくるから

越と趙雲は引き継ぎと支度しておけよ。

 

「はーい、頑張ってね~」

 

『ありがとうございます!』

 

はいはい、優しい主君は可愛い部下の

為に頭を下げてきますよ~っと

 

「さ、私たちは引き継ぎしよっか。

鉤眉と鼻眼鏡はアンタが説得

しなさいよ?」

 

『かしこまり☆』

 

「どんだけ嬉しいのよ・・・」

 

『はっはっはっ、さあ行きましょうか!』

 

「まぁ、気持ちはわかるから良いけどさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『「なにソレ、ズルい?!」』

 

 

 




南陽に住む幼女を守るため、
各地から集う選ばれし勇者たち!

紳士は魔の暴虐から幼女を守る事が
出来るのか?!

次回、アレ?『なんですって?!』が無い?
漢の歴史にまた一頁。



前回の後書き?次回の予告?
・・・後書きなんざジャ○プのページの
横とかにある次回の予告みたいなもんよ?

作者の気分とネームの進み具合で
変わるんだよぉってお話

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