とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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前半李儒くん視点で

途中から原作キャラ視点

とうとう原作キャラと絡みそう

安定のオリ設定!


そして時は動き出すっ!

よくよく考えたら軍議って本来こんなモンだよな~

 

 

コ↑コ↓に来てから何度か言っているが、

私こと李儒くんが率いているのは、洛陽から来た

官軍である。

 

わざわざ洛陽から、とつけるからには当然

他の場所からも来ている連中が居るわけで、

まぁ各地方の豪族によって纏められた軍なんだが。

 

自分も含め、皆初対面。

あぁ董卓一味と馬一味は違うな。

 

確か史実だと、徐州牧陶謙と幽州北平の公孫賛、

長沙の孫堅が有名どころだったはず。

 

そのウチ軍議に参加してるのは、孫堅だけ、か。

まぁ恋姫時空だと公孫賛は俺より年下だもんな。

 

董卓や、馬超とも初対面っぽい扱いだったし。

それに呉の孫堅は原作に居なかったけど、さすがにまだ生きてたか。

 

うん、後ろの黄蓋と孫策はわかる。

しかし、この場に周瑜が居ないってのがな。

陣営の幹部は黄蓋と、何故かいる張昭か?

 

軽く調べさせたが、張鉱は居ないのに張昭はいるんだよな。

で、陸遜が居るのに魯粛が居ない、と。

 

 

・・・ん、紀霊のハーレム物・・・・・・うっ頭が?!

 

 

今の電波は一体・・・ま、まぁシナリオライターも、

こんなに売れるとは思ってなかったんだろーな。

 

絵師に配慮して一年とか訳のわからない

短時間で戦乱終わらせてるし。

 

所詮恋姫時空だと言って、原作を気にし過ぎて

それに引き摺られるゴメンだ。

 

 へぅへぅ言ってる小娘と、メガネは無視。

 

恋姫に引き摺られる気は無いが、下手に接点をもったら

知らないオッサンと俺が、小娘とメガネの身代わりで

殺されそうな気がする。

 

つーか董卓の顔知らないから、身代わり用意して死んだ

ことにするって、あり得んだろう。

 

相国だぞ?ヴァルヴァロなんかより有名だろうが!

種馬に都合良すぎるだろ。

 

濡れ衣だから助けます?寝惚けるな。

上に立つ者の無能は立派な罪だろうよ!

 

 あぁ~メタいメタい。

 

 まだ興っても居ない反董卓連合はさておき、

話をもとに戻すとして、だ。 

 

周瑜も張昭もこの場に居ないってことは、

恐らくコイツらは今回の乱の本質を理解出来てない。

故に現状を普通の羌族討伐としか見ていない。

 

それならコイツらにしてみたら、俺たちは

実戦もほとんど経験していない洛陽の弱兵。

 

連携訓練だとか出来る時間も無いので、

軍隊としての実力もわからない。

 

その上で相手は、漢と戦い続けてきた精鋭ときた。

 

こんな状況で格式だとか官位を楯にとるような

ヤツに指揮を執られたら、確実に負ける。

 

万が一勝てたとしても、一体どれだけの

部下が無駄死にしてしまうことか、想像も出来ない。

 

どんな時代のどんな軍でも、指揮官の

能力ってのが重要なのは事実。

獅子に率いられた羊の話じゃないが、

率いられる将兵にとってはリアルに死活問題。

 

だからこそ、軍議で主導権を・・・最悪でも自分の部隊の指揮権だけは維持したい。

 

要するに、そーゆーことなんだろうなぁ。

ってのはわかった。

 

つまりは・・・まともに相手をする必要なし。

てきとーに流して馬謄と会談が正解だな。

 

「聞いてるのかい?!」

 

あぁ、終わりました?

 

「アンタはっ!」

 

いやいや、孫堅殿。落ち着きましょう?

そんなに怒ってたら皺が増えますよ?

娘さんだって見てますし。

良い歳なんですから、勢いで押しきるのは

戦場だけにしてくださいな。

 

ココは軍議の場。

求められているのは勢いではなく、意見ですよ?

 

「「「・・・・・・・・・・・・・」」」

 

お、静かになった。

 

あぁ白っ子君、お茶のおかわり頼むよ。

 

うん、私と弟子の分。

茶葉は、場所わかるよね。

 

そう、ユックリで良いから。よろしく。

 

「「「・・・・・・・・」」」

(オイオイ)

(アイツ、死んだわ)

 

ん、何か炭酸抜きコーラが飲みたくなってきたな。

 

おや、どうした弟子よ、いつも以上に表情が

死んでるぞ。破顔するか?

 

はははは、冗談だ冗談。

九卿冗談。

 

笑えよ?

余裕がなくては勝てる戦も勝てんぞ?

 

「・・・このアタシを前にして、だ」

 

ん?

 

「ここまで舐めた真似出来る胆力は認めよう!」

(うわぁ)

(ここまで怒り狂った堅殿は初めて見るな)

 

・・・人の話聞いてます?

 

「ア"ァ"?」

 

皺が増えるから落ち着け、と言ったぞ。

 

「「「・・・・・・っ!」」」

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――――

 

 

 

あぁ、さっきは

「何で冥琳居ないのよーっ!」

って本気で思ったわ。

 

最初から不機嫌だったけど、

あそこまで母様を

 

怒らせて五体満足で生きてるのは、

後にも先にも李儒だけね。

 

まぁ軍議の主導権を握る為に、威を撒き散らしてたのもあるんだろうけどさ。

 

空気が死ぬってあーゆー事を言うんだって、いや、ホント。もうね、撒き散らしてた威圧もろとも、綺麗サッパリ無くなってね。

 

全員無言よ。

 

李儒が内心何を考えてたかはわからないけど、部屋の中、彼が西涼側から渡された資料を読む音だけがしてね?

 

私と祭は付き添いだったから、母様の後ろで立ってる

じゃない?いやぁ、辛かったわよ。

 

こっちに向けてる訳でも無いのに、確かな殺意を感じたわ。気を抜いたら、今にも南海覇王が飛んできそうな感じがして一瞬も気を抜けなかったもの。

 

えぇ、今思えばアレは私もヤバかったわね。

 

冗談でも「アナタ面白いわ♪」なんて言ってたら、間違いなく母様に頭を割られてたわね。

 

冥琳も不思議に思う?

そうよね。普通ならさ、あそこまで怒らせたら官軍の将だろうがなんだろうが、斬りつける・・・まではしなくても、殴るなり蹴るなり、机に叩きつけるなり、まぁ少なくとも何もしないなんて事は無いじゃない?

 

感情だけじゃなく、対外的なメンツってのもあるし。

 

特に相手は洛陽の官軍よ。

舐められたら捨て駒にされて

手柄だけ奪われる。

 

だからこそ母様も威圧したはずなのに・・・

 

えぇ、何も無かったわ。

 

 母様に聞いても、お前の勘でも分からなかったか?

って言われて、何かを考え込む始末。

祭?祭も私と同じで良く分かってなかったわね。

 

 まぁそんな訳で、李儒の従者?なのかしら。

シロッコとか呼ばれた女の子が、そう女の子。

私達より歳下の。多分10歳にもなってなかったわね。

 

まぁその女の子が二人分のお茶を持ってきた

ときに、ようやく空気が動いたって思ったわ。

 

 二人分?あぁ、自分と弟子の分よ。

母様はもとより、天水の太守様にも州牧様

にも用意しないで、自分達の分だけ持ってこさせたのよ!

 

 まぁ洛陽の九卿様からすれば間違った行動じゃないかもしれないけど、アレどうかと思ったわ。

 

え、そうなの?礼法的には間違って無いの?アレで?。

いや、けど、ねぇ。

流石の私でも、あの空気でアレは無いと思うわよ?

 

えぇ、弟子って言ってたわね。

 

あぁ、あのコが司馬仲達ね・・・確かに司馬家の

娘で博士号持ってて、従軍校尉忠郎なら州牧様より上だものね。

 

どんなコだったかって?まぁ私達より歳は下ね。

で、シロッコより上。

 身長は私達より少し下くらいかしら?

体の線が見えづらい、少し余裕のある服を

着てたから体格まではわからなかったわ。

顔付き?どんなだったかしら?

 

正直母様の怒気に耐えるのに気を使ってたから、そんなに観察出来てないのよ。

 

使えないって・・・あのねぇ!

アナタもあそこにいたら分かるわよ!

州牧様はともかく、太守様とその付き添いなんて

涙目でガタガタ震えて抱き合ってたくらいなんだからねっ!

 

州牧様の付き添いも・・・あれは娘さんかしら?とにかく、二人で腰抜かしてアワアワ言ってたんだからっ!!

 

本当に酷かったのよ!

 

え?そこまで観れたのに、弟子は見れなかったのか?

 

・・・あぁ、そーゆーことね。

そっか、そーゆーことか・・・

 

 ん、あぁゴメンゴメン。

 

母様に言われたことがようやく、少しだけわかったわ。

 

あぁゴメンってば、ちゃんと説明するわよ。

 

なんて言うのかしらね。あの二人。

動きが無かったのよ。

 

李儒は資料を読んでたからかもしれないけど、

司馬懿は何もしてなかった。

少なくとも、目に見えた行動は取ってなかったわ。

 

だぁかぁらぁ、本来ならあの圧力に対して何かしらの行動を取らないとおかしいのよ。

 

なんて言えば良いのか。

そうね、目の前に怒り狂った虎がいたらって考えたらわかるわよね?

 

後ろに居たアタシ達でさえ、思わず死を意識して

身構えるほどの圧力よ。

 

それを正面から向けられていた李儒と司馬懿が、何の行動も起こさなかったってことは、注意しなきゃいけないほどの異常だった。

 

まさか気付かない程無能なんてあり得ないしね。

にもかかわらず、私は何も感じることができなかった。

 

きっとココに母様が行動を起こさなかった事情がある。

 

そう考えればあの軍議は・・・彼が言ったように、会議よりも顔合わせが目的だったのでしょうね。

 

えぇ、届いたお茶を一口飲んだあと、彼が言った一言で軍議は終わったわ。

 

曰く「情報が足りませんね。各陣営で再度情報を集め、纏めてからでないと。己も敵も知らなければ勝てる戦も勝てません。今回は顔見せですね」

 

って、無駄に良い声で締めたわよ。

 

私たちも涼州に来たばかりだし、言ってる事は何も間違って無かったから、反対意見も無かったし。

 

まぁ・・・あの空気で意見言えるヤツがいたら、ホント尊敬するわ。

 

今回の軍議はこんな感じだったわね。

次は冥琳が出たら?

 

いや、私も出るけど、多分李儒とか司馬懿を量るなら私の勘より、冥琳の知を基にした分析が必要だと思うのよね。

 

そう、私の勘。母様にも言って置くから。

だから、次回はお願いね♪

 

 

 

えぇ?李儒の顔?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・目が腐ってたわね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           

 

本気の溜め息は止めてっ!

 

 

                    

 

 

 

 

 

 

 

 




ホラ絡んだ(震え声)

李儒くんの恋姫知識は、真と魏の革新だけです。
 
相変わらず勘違いはされてません。

そして姜維はある意味ニュータイプ。

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