とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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前話の続き

なんとか今日は2話更新できたの図

オリ設定だ
オリ設定を忘れるな?!

原作はすでにない!
嫌いな人は読み飛ばしっ!


乱入してくるとは、とんでもない奴だ

はぁ~(〃´o`)=3

 

「尚香様、どうしたんですか?

前の戦いでは何人かの敵将を討ち取る

大手柄を立てたって聞きましたけど?」

 

あぁ、それは適当に倒してたら偶然

敵の副将の人だったんだよね。

 

「うわぁ~流石尚香様っ!

凄いじゃないですか!」

 

う~ん。別に私じゃ無くても出来たし

 

「いやいや、そんなこと言ったら討ち取ら

れた人が可哀想ですよ~」

 

あのね黄敍ちゃん。

 

「はい?」

 

可哀想なのは私程度に討ち取られる

程度の実力しか無い将に率いられた

兵隊さんなんだよ?

 

「は、はぁ」

 

軍で人の上に立つ人は、指揮能力や武力を

鍛える義務があるの。

あの連中はソレをしてなかった。

 

「尚香様の方が強かったって事じゃ

ないんですか?」

 

ここの武将の中で私より弱いのは、陳登さん

だけだよ?

 

「ふえぇぇぇぇぇぇぇ?」

 

だから私が強いんじゃなくて、相手が弱いの。

そこを勘違いすると、大変な事になるから

黄敍ちゃんも気を付けてね。

 

「は、はいっ!」

 

それで、何の話だっけ?(ФωФ)

 

「いや、なんか溜め息してましたから」

 

あぁ、ソレかぁ。

 

「何かあったんですか?」

 

いや、その戦でお母様と策姉様が

乱入して敵の総大将を討ち取って

色々滅茶苦茶になったじゃん?

 

「あ、あぁ~なんかそうらしいですね」

 

それで、お仕置きを受けたウチの策姉様が、

先生のご寵愛を頂きたいとか言い出してさ~

 

「ご、ご寵愛ですか?!」

 

そう。それで、戦の邪魔をした責任取って

後継ぎを権姉様に譲ろうとしてるの。

 

「なるほど、軍規違反は死罪ですから。

他所様でもちゃんと責任を取らないと

示しがつかないんですね?」

 

そーゆー事。お客様で私の家族だから

死罪は無いけど、やっぱり周りが納得

するような罰が無いと、抜け駆けとか

そーゆーのを許すことになっちゃうから。

 

「じゃあ、ご寵愛は別にしても、正式に

南陽にお世話になるんですか?」

 

みたいなんだよねぇ。

 

「けど、ご実家の人たちは良いんですか?

普通は家督争いみたいなのがあるんじゃ?」

 

元々孫家の中でも、乱世なら策姉様で

治政なら権姉様って感じだったからね。

今後の統治や派閥を作らないって意味では

決して悪い話だけじゃないんだよ。

 

「なるほどなー」

 

更に策姉様が自分から言い出した事だし。

責任は取らなきゃダメなのも事実。

お母様も元気だから、権姉様に引き継ぎ

だって出来るから、後は孫家内の問題って

ことになってるよ。

 

「ふえぇぇぇ。なんか大変なんですねぇ」

 

そうなんだよねぇ。

 

家がゴタゴタしてるから、李豊君との

結婚はダメっ!て言われるのが怖い

んだよねぇ(´д`|||)

 

「あぁ、そう言うのも有るんですよね?

罪人の家族だからダメとか」

 

そーなんだよー。その辺を上手く教頭先生が

纏めてくれたら助かるんだけどー

 

「き、教頭先生なら上手くやって

くれますよ!」

 

そうだと良いんだけどねぇ・・・

ん?(ФωФ)

 

「なんでしょう?なんか急いでるみたい

ですけど長安の人でしょうか?」

 

いやいや、馬騰様の配下の人じゃ

なかったかな?確か・・・呉懿さん。

たぶん黄敍ちゃんも呼ばれると思うよ?

 

「わ、私もですか?!」

 

黄忠さんは馬騰様の配下でしょ? 

もし馬騰様が教頭先生と戦うことを

選んだら黄敍ちゃんだって、アッチに

行かないとねぇ。

 

「わ、私としてはコッチに残って

お母さんの助命を嘆願したいです!」

 

あぁ、うん。ソレも有りだねー。

とりあえず呼ばれても良いように

準備だけはしておこうか?

 

「はいっ!」

 

 

―――――――――――――――――

 

 

涼州からの使者御苦労

 

「はっ!こちらが主、馬騰より預かりました

書状でございます!」

 

・・・ふむ。

貴殿は内容を存じているか?

 

「いえっ!何も聞かされておりません!」

 

なるほど。ならば返書を認めるので

暫し時間を貰えるかな?

軽々しく口に出してはならない内容

だからな。

 

「はっ!」

 

まぁ情報の確認もあるから、二日程に

なるだろう。

時間はあるかね?

 

「はっ!問題ございません!」

 

それはよかった。

張松、彼を宿舎へ案内するように。

 

「はっ!」

 

 

 

 

 

 

 

さて、弟子よ。

 

『おや、どうしました?』

 

馬騰からの使者が情報を持ってきてな

とりあえず読んでみろ

 

『・・・劉弁が死亡?』

 

そのようだな。俺も失念していたよ

 

『失念とは?つまりは師はこの情報が

事実だと?』

 

あぁ、事実だろう。

失念していたのは、劉弁が宦官どもに

育てられていたって事だ。

 

『確かに幼少時アレを育成していたのは

宦官どもでしょうが・・・』

 

その宦官どもは、帝や直系の子供の食事に

毒を混ぜていた。

 

『は?』

 

主に判断力を鈍らせる為のモノだがな。

幼少の頃から当たり前に口にしてれば

まともな人間にはなれんし、早世する

 

『・・・本当に?』

 

光武帝以降の皇帝で長寿だったのは

いるか?

 

『・・・長く生きても三十代で死んでますね』

 

そう言うことだ。

同じ皇族でも洛陽から離れている

連中は長寿・・・と言うか普通に

生きてるだろう?

 

『確かにそうです』

 

先帝は趙忠が食事を取り仕切っていたからな。

毒を喰らわず、まともな思考が出来ていた。

 

『なるほど。劉協が優れて居たのではなく

歴代が毒に犯されていたのですね』

 

宦官どももあくまで判断力を鈍らせる

毒だとしか考えて居なかった可能性は

あるが・・・とにかく毒は毒。

劉弁が自分で立たなかったのは、

立てなかったってだけの話だったな。

 

『その毒とは何なのでしょうか?』

 

水銀と鉛だ。

他にもあるが、使ってたかどうかまでは

わからんな

 

『水銀と鉛ですか。確か水銀は始皇帝が

不老不死の薬として愛飲していたとか?』

 

不老不死の薬を探せと無茶振りされた

誰かが、薬と偽って飲ませたんだろうさ。

まぁ本気で信じていた可能性もあるがな。

 

『なるほど。では、鉛は?』

 

羅馬で甘味として使われてるがな。

使う量が多いヤツほど狂ったり、

早死にしたりするのは知られている

ようだ。

 

『・・・なるほど。宦官にしてみれば、

皇帝に己で判断する力を持たれたら

自らの立場の悪化を招きますからね。

その毒ならば率先して使うでしょう』

 

その通りだ。後継ぎさえ居れば後は

早世したとしても、もっと判断力が

無い子供を傀儡にできる。

 

『・・・要項に宦官の撤廃を義務

付けねばなりませんね』

 

あぁ。やつらの持つ歴史は汚れすぎだ。

毒や害悪をきちんと明記し、その存在を

認めぬようにする必要がある。

 

『はい。』

 

ついでに、後宮もだ。

国の予算を使って何十人、何百人と

異性を囲うなど無駄の極み。

 

『確かに。王妃や王配の数を制限させる

法を立案しなくては』

 

きちんと理由も加えてな。

子は必要だが、現状では後宮内部での

毒殺やら何やらで帝の直系は後ろ楯の

ある人間しか産めん。

ならば後宮に人数など集めても勢力争いが

激化するだけだ。

 

『幼帝の後ろ楯として、外戚や宦官が

幅を効かせた結果がこの乱世ですからね』

 

そうだな。それを言えば、光武帝の死後から

漢は既に乱れていたよ。

 

『・・・そうですね』

 

あとは少数では満足できんとか

言い出す阿呆を止める為の法に、

儒者の撲滅と教育者の育成も

必要になる。

 

『法を曲げようとする阿呆に

対しても考えが必要ですね。

儒教は・・・世を乱す教えとしますか?』

 

いや。家庭の中では良いが政に儒の

教えを持ち込む事を罪としよう。

 

『あぁ、思想家は追い詰めると暴走

しますからね』

 

その通りだ。今の段階で奴等に暴走

されたら、国がガタガタになる。

もう少し弱めてから一気に殺る

方が良いだろうさ。

 

『かしこまりました。その方向で。

・・・ちなみになんですが』

 

ん?なんだ?

 

 

『使われてるかどうかわからない毒とは?』

 

あぁ、ヒ素だな。

 

『ヒ素?』

 

医術者の中では雄黄や雌黄とも言われてるな。

主に黄色の着色剤として利用され、

解熱剤や化粧にも使われてる

 

『け、化粧にも?!』

 

そうだ。鉄鉱山において鉄を焼くと出る

白い粉も、白の着色剤として化粧や食器に

使われてるが、コレも毒だから気を付けろ

肌荒れやシミの原因になる。

 

『・・・』

 

ん?どうした?

 

 

『そ、そう言うことは早く言えっ!

この腐れ目がぁぁ!』  

 

ふはははははは、甘い甘いっ!

動揺しすぎて拳が震えてるぞっ!

 

 

跳梁観空蹂躙っ!

 

 

 

『ぐはっ!流石にやるっ!だが負けられん!

今日だけは負けられないっ!あの腐れ目に

女の怒りを叩きつけてやるんだっ!!』

 

 

「筆頭、貴女は何をしているのですか?

流石に今は・・・」

 

『李厳殿聞いてください!

あの腐れ目がっ!!』

 

「・・・懐かしい口調ですね。

教頭様が何かしたんですか?」

 

『あのヤロウ!スゴク・大事な事を

隠してたんですっ!』

 

隠すとは人聞きが悪いな。

失念していただけじゃないか

 

「はぁ。それで、一体何を?」

 

『化粧が!化粧にっ!』

 

「化粧に?・・・なんですって?!

教頭!ソレは本当なんですか?!」

 

うむ

 

『「うむじゃねぇだろ。この腐れ目がぁぁ!!」』

 

 

フハハハハハハハ甘い、甘いぞっ!

 

これぞ気の集大成っ!

 

千年投げっ!

 

『「な、気が?!ぐわぁぁぁぁぁぁ!」』

 

 

―――――――――――――――――

 

こ、この気のぶつかり合いは・・・

まさか李儒殿と司馬殿か?!

 

「はっ?あの二人が喧嘩?!これって

本気でしょ?ヤバいんじゃないの?!」

 

『この時期にお二人が争うのは・・・

不味いですよね』

 

「とにもかくにも状況を確かめなきゃ

・・・甘寧、周泰!」

 

「「無理です!」」

 

更に大きなのが加わった?

まさか李厳殿かっ?!

 

「な、何?何がおこってるの?!」

 

 

―――――――――――――――――

 

 

な、何?!急に寒気が?!

 

「司馬様と李儒様・・・やな」

 

『確かにそんな感じがするけど、

コレって大丈夫なのかな?』

 

う、なんか更に空気が重くなった?!

 

「コレは李厳様やな。いや、李儒様何したん?

もしかしてまた恐怖公かいな?!」

 

『えっと。恐怖公だとしたらどうしよう?』

 

「みんなで駆除してるから恐怖公は居ない」

 

あ、そうなんだ?

 

「・・・問題はこのあとすぐ」

 

『「「はっ?」」』

 

「そうですぞ!月様と詠はまだしも、

霞はすぐに逃げますぞ!」

 

『「「はい?」」』

 

 

 

―――――――――――――――――

 

 

『お、おぉぉぉぉ?何ですか

この気のぶつかり合いは?!

南陽が悲鳴をあげてますぞ!』

 

ん、筆頭様が教頭先生に挑んでるな?

 

「建物は大丈夫かなぁ」

 

『はぁ?!』

 

あれ?あぁ、お前は筆頭様が本気で

教頭先生に挑むのを見たこと無かった

んだっけ?

 

「昔は結構やってたんだけど、流石に

洛陽とかでは出来なかったからねぇ」

 

『いや、コレは大丈夫なんですか?!』

 

大丈夫大丈夫。本来ならぶつかり合いに

ならないで終わるのに、こうして気が

ぶつかり合ってるって事は、筆頭様の

成長を確かめる為でもあるんだからな。

 

「そうそう、問題は建物とこのあとよね」

 

『いやもう、何が何だか・・・

しかし、コレが我ら武人が目指す頂ですか』

 

感極まってるところ悪いが、覚悟を

決めとけよ?

 

「私たちは逃げれないからね~」

 

『はぁ?そう言えば問題はこの後とか・・・』

 

教頭先生に負けた筆頭様が、そのとき

使われた技を試す為に来るからな

 

『八つ当たりではござらんかっ!』

 

「手加減が出来ないから、私たちや

呂布さんくらいにしかしないと

思うんだけどね」

 

今なら張遼も行けるかもな。

まぁ、李厳様が居るからそんなに酷い

事にはって・・・アレ?コレは李厳様も

加わってないか?

 

『は、はぁぁぁぁぁ?!李厳殿まで?!』

 

「こんなのは洛陽で恐怖公が解放

された時くらいじゃないかな?」

 

だな。教頭先生が何かやらかしたか?

 

『いや、落ち着き過ぎでしょう?!』

 

「どーせ勝つのは教頭先生だし。」

 

そうそう、とばっちりが最低限で済むように

しっかり覚悟しとけよ。

・・・逃げたら後が辛いぞ

 

『・・・嫌な覚悟ですなぁ』

 

 

――――――――――――――――

 

 

「し、尚香様コレは?!」

 

あ~随分久し振りだねぇ(ФωФ)

 

「いや、なんでそんなに落ち着いてるん

ですか?!」

 

いや、コレは筆頭様と教頭先生のじゃれあい

みたいなモンだからね。

 

「じゃれあい?!コレがっ?!」

 

うーん、だけどなんで今なのかが

ちょっとわからないかな?

シロさんは何か知ってます?

 

「えっ?」

 

『いえ、特には何も聞いてませんけど』

 

「き、姜将軍様っ!いつの間に?!」

 

まぁ、今の黄敍ちゃんがシロさんの気配を

察知できないのは仕方ないよ。

少しずつ観張ろうね(* ̄∇ ̄)ノ

 

「は、はいっ!頑張りますっ!」

 

『えぇ。精進なさい。

それは良いとして、ネコモドキも

心当たりはありませんか?』

 

そうですね。馬騰様の使者が来たのは

わかりますが、そこから何でコレに

なるのかは・・・

 

『まぁ、師姉様も楽しそうだから良い

のですが』

 

「た、楽しそう?コレがですか?!」

 

まぁ私たちとは違って、中々全力は

出せないからね~(´∀`)

 

『そうですね。師姉様も、たまには羽目を

外してもらわないと・・・アレ?なんで?

止めに行った李厳様も加わった?』

 

コレは・・・教頭先生が何かやらかしたな?

 

「き、教頭先生が原因なんですか?!」

 

『恐らくはそうですね。ではネコモドキ』

 

はーい、んじゃ黄敍ちゃんは張任さんとか、

武官の人を集めてきてくれるかな?

 

「え、えっと?」

 

『まぁなにもしなくても皆さん来るで

しょうけどね』

 

ですよねー。

じゃあ、今日のところは黄敍ちゃんは

とりあえず帰ってもいいかな? 

 

『黄敍にはまだ早いでしょうし、

ああそうだ。たぶん張松殿と法正殿と

孟達殿が馬騰様の使者とお酒を飲んでる

でしょうから・・・

お酒を粉砕したあとで「長安からの

使者が来たら予定通りの対応を

お願いします」と伝えてもらえますか?』

 

「ハイっお酒を粉砕した後で伝えます!」

 

それじゃシロさん。逝きますか?

 

『えぇ。逝きましょう』

 

「行ってらっしゃーい!」

 

 

 

 

―――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『お酒は悪い文明っっっ!!!』

 

「「「「あぁぁぁぁぁぁぁっ!」」」」

 




オリ設定とはいえ、歴代の皇帝が長生きでも
三十代って、明らかに殺られてますよね?
他の皇族は普通に生きてますよ?

霊帝には半身不随っぽい症状があったり、
後継ぎの予定だった劉弁にも知覚障害っぽい
のがあったらしいし。

脚気の可能性も有りますが、
それなら皇帝だけがなるのは
おかしいし。
洛陽から解放された劉協は
ちゃんと長生きしましたしね。

・・・オリ設定ですからね?

孫家の母娘の罪は意外と重いんですよ?
なんたって余所の戦に乱入して、敵の
大将の首を取ってますからね。
普通に横槍です。
李儒くんの配下なら当たり前に斬首案件
だったりします。

長安からの使者?
・・・あいつはいい奴だったよってお話

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