とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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李儒くんと左慈の会話

おや?李儒くんの様子が・・・

本日連続投稿二話目ですぞ?

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原作は既にない!
嫌いな人は読み飛ばし!


オデノカラダハボドボドダ

ふむ、公孫賛のお人好しは相変わらずか。

まぁ議長家に入れるんだ。そのくらいの

我侭は問題なしだな。

 

で、長安の制圧を完了っと。

皇甫嵩と朱儁は討死か。

・・・漢を捨てられなかったか。

 

計画に変更だ。益州は少し待たせよう。

 

それで、新野は大した兵がないまま攻略で、

亀から襄陽攻めの要望アリ。

ん~順番的には孫堅に落とさせた

後の方が良いのか?

それとも今更こだわる必要はないのか・・・

左慈殿はどう思う?

 

「今更こだわる必要はないかな?

けど、ここまで来たら流れをトレース

した方が収まりが良いと思うよ」

 

そうか。なら孫堅に攻めさせよう。

 

「・・・大丈夫かい?」

 

まぁ、覚悟はしてたしな。

ただコレが世界の意思なのか

自業自得なのかがよくわからんが。

 

「半々だね。流石に人の身で管理者を

越えるような修練をしたらそうなるし、

君の役割的にもね」

 

役割か・・・確か外史は変わることを

前提とした世界では?

 

「まぁそうなんだけどね。そもそもが僕と

種馬が原因で出来た外史。

故に認められるのはアジアだけなんだよ。

 

いや、曹操が女ってだけで

世界史が歪むような・・・

 

「うーん。古代中国は隋による統一や唐が

出来るまでずっと戦乱だからね。

当然多くの分岐点があるし、最終的に

纏まれば世界的には問題ないのさ」

 

「あぁ、それなら晋の名前が

何かのきっかけで唐に変われば、

それはそれで良いと?」

 

極端な話をすればね。

 

「なるほど。だがいくらなんでもそこまで

先のことまで面倒は見れんな。」

 

「そうだね。君の遺志を残すと言えば

聞こえは良いけど、言ってしまえば

束縛だ。」

 

束縛を越えることを望んでも良いが、

まぁ後世のことはその時代の人間に

やってもらうのが一番だしな

 

「君がそういう人間だったから

世界はあまり束縛しなかったけどね」

 

ん?それを考えれば、俺は世界の束縛に

負けたか?

 

「いや、勝ったよ。少なくとも晋が

騎馬民族をまとめあげて

外に意識を向けることなんてなかった

ことだからからね」

 

そうか。あとはその後の人間が

決めるようにすれば剪定も無いか?

 

「今のところはね。君のような

降臨者や転生者がこない限りは

この外史は続くよ」

 

あぁ、それなら良いんだ。

弟子との約束も果たせた。

西の連中への警鐘も鳴らせる。

あとはできるだけ西進してから

建国と後進の育成だな。

 

「いや、君が納得してるなら

いいんだけどさ」

 

ん?これ以上何か必要か?

・・・まぁこれから生まれてくる子の

顔も見れないっていうのはアレだが。

 

「いや、直ぐってわけじゃないから。

大体二、三年は持つんじゃない?」

 

そうか。まだそこまで生きれるか。

 

「そうだね。今ここで急死すればさらに

世界が歪むから自然な死になると思う。」

 

生き方が不自然ではあったがなぁ

 

「降臨者だからね。不自然なのが当たり前さ。

けど、君は本当によくやったよ。

劉備を蜀に追いやり

孫権に呉を継承させ、

曹操は北で皇帝を即位させた。

そこまで歴史をなぞらえておきながら、

晋を建国する前にはわざと時間をかけて

人材の育成を行い、後進を育てることにも

成功している」

 

まぁすぐに東西に分裂されても困るしな。

本来はもっと人材を鍛えたかったんだが、

これ以上は俺の寿命的に我慢できそうに

なかったんだが。

もしかしたらもう少し粘れたかな?

 

「いや、この辺が限界だったろうね」

 

そうか、まぁ自業自得と思うとしよう。

それに三国志的な順番だと、最初に死ぬのは

曹操だったはずが劉備が先に死んじまったぞ。

アレは良かったのか?

 

「そのくらいは誤差だよ。史実だって

死亡時期はそんなに変わらないし」

 

そんなもんか。ちなみに

わざわざ世界に延命までされて俺が

生かされてたのは、晋の為か?

 

「そうだろうね。ここに来て悪化した

という事はそう言うことだろう」

 

まぁ俺がいなくても弟子は晋を

造りそうではあるが・・・

 

「いや、この外史の司馬仲達は国になんて

興味が無いからね。

今の段階で君が居なくなったら

隠居して暮らしてると思うよ?」

 

ありえそうだが、その後元服して世に出た

司馬昭が国を・・・作る余地がねーか

 

「そうだねぇ。だから司馬仲達が晋を

造り曹家を打倒して王になる。

まぁこの外史では議長だけど・・・

この段取りが出来上がった時点で

世界が君を延命する理由が無くなったわけだ」

 

本来晋を作ったのは司馬炎なはずだが?

 

「この世界では居ないからね。

まさかこれからダラダラと三国志は

出来ないよ」

 

それもそうだな。世界的には辻褄を

合わせることが出来ればそれで良いと。

いやはや、貂蝉には世界の援護頼りのチート

とは言ったが、俺も負けてないな。

 

「君の場合は世界が君を生かす理由が

あったからね。言ってしまえば正当な

取引さ」

 

契約を結んだ覚えなんて無いんだがなぁ

 

「だから凄いんじゃないか」

 

そんなもんか?しかし凄いとは

言っても、結局は降臨者によるローマへの

侵攻は認められんと言うことだろ?

 

「それもあるだろうけどね。外史はそもそも

閉じた世界。それが他所の世界とぶつかる

ことになるなんて考えもしなかったんだ。

その結果、世界の許容量を超えたんじゃ

ないかって思ってる。

こんなの多分今回が初めてだよ?」

 

そうなのか?いろんな世界で誰か

やってそうだが・・・

 

「前にも言ったけどね。大体は幼少期で

死ぬし、個人のチート頼りの転生者は

国単位で遠征するだけの基礎能力がない。

個人でやろうとしても潰されて終わりさ」

 

あぁ、そういや言ってたな

 

「今回の君については・・・騎馬民族を

纏めての西への侵攻は将来アッティラが

行うモノだから、まぁぎりぎり有りって

ことじゃないかな。」

 

だが、さすがに晋とローマを直接戦わせるのは

出来ないと判断されたか。

 

「たぶんね。世界の意思に感情があったら

『ウェ?!ソレって有り?いや無しだろ!?』

って必死で調整してるんじゃないかな」

 

ふっ。世界に吠え面をかかせることに

成功したか

 

「そうなるね。僕としてはそんな世界が有っても

良いと思うけど、世界の意思的には

『そろそろ勘弁してくれ』って感じだと思うよ」

 

ま、管理者殿に頼まれれば

シカタナイネ。

 

「君が降臨者じゃなかったら僕達が

動くことはなかったんだろうけどねぇ」

 

降臨者じゃなきゃこんな国は造れんよ

 

「千年戦い続けろ、か」

 

わかりやすい国是だろ?

最低でも千年は残して見せろって

挑発でもある

 

「ぬるま湯に浸かれば腐る。

戦いの中でこそ人は成長する。

戦いは戦争だけじゃない。

外にだって敵はいるんだぞ。

そして進歩を忘れるな。

 

うん、わかりやすい」

 

きちんと悪い例題も残してるし、

一極集中型は避けた。

これでもすぐに滅ぶなら、次の世代が

コレ以上の新しい体制を作ってくれる

んだろうさ。

 

「だろうね。まぁ司馬仲達とその子が

生きてるウチは大丈夫だと思うけど」

 

それなら50年は大丈夫だな。

ちなみに弟子が俺の意志を継いで

ローマに攻め込んだらどうなる?

 

「さて・・・彼女はこの世界の人間だけど

なんだかんだで失敗するんじゃないかな。

それに君が命じなければそんなことは

しないだろ?

別にローマとか一神教に興味は無いだろうし」

 

ふむ、確かに。

なら俺は地ならしだけにしておこう

 

「地ならし?」

 

ローマには触れず、アジアに

いくつかの大国を作らせるさ。

ソレに晋と国交を結ばせ、世界を合流させる

 

「・・・ぎりぎりの範囲だ。

認めない管理者も出てくるよ?」

 

構わんさ、そいつらを駆逐して

神の世界からの脱却としよう。

それが最後の仕事になるだろうよ

 

「なるほどね」

 

止めないのか?

 

「止める理由がないさ。世界はすでに

君の延命を止めてるんだよ?

その上で君が事を成すなら、それが

世界の意思」

 

なるほど、どこぞの関さんが言いそうな

言葉ではあるが納得した。

 

「その師匠なら冀州にいるけど?」

 

あの人は動かんのか?

 

「たぶん僕と同じ判断だね。それに君と戦えば

華佗が殺されるし」

 

公私混同しすぎじゃね?

 

「・・・君もそう思うよな」

 

まぁ、俺の邪魔をしないならそれでも良いが。

アジアってことはカスピ海くらいまでは

行っても良いんかね?

 

「中央アジアねぇ。まぁぎりぎりだとは

思うけど、君の寿命が持つかな?」

 

モンゴル高原越えてすぐだろ?

騎馬民族だけだし。とりあえず

移動で半年、侵攻で半年。

統治やらなにやらで半年と考えれば

十分じゃないか?

残った時間は弟子の育成と・・・

 

「管理者対策か。インドや

ペルシアに手を出さなければ

いけそうではあるかも?」

 

可能性があるならモノは試しだ。

あの辺を中心に西蒙とか造って、

誰かに継承させてみよう。

 

「その後は後進にぶん投げるわけだ」

 

そうだな。なんたって王になれるんだ

喜んでやってくれるだろうさ。

 

「いや、微妙だよね。嬉しさと煩わしさが

半々ってとこじゃない?」

 

半々あれば十分だ。必要以上に欲が有っても

困るが、欲がないのも困る。

其の辺の民族性も考えた人事を

行わんといかんな。

 

「うわぁ。もうやる気満々じゃないか」

 

・・・時間が無いからな。

本来なら弟子がきちんと国の基礎を造るまで

見届けてやりたいが、そうも言ってられん

 

「・・・そうだね、まぁ他所の管理者が

ちょっかいをかけてきたら教えてあげるよ」

 

それは助かる。

ちなみに、管理者の中で卑弥呼殿は

どれくらいの力の持ち主なんだ?

 

「彼か、単体なら上から2位か3位になるか

ってくらいじゃないかな」

 

単体なら?

 

「・・・漢女道関係者がね」

 

あぁ、あいつらが纏まったら勝てんか

それに亜細亜方面前継承者だもんな。

 

「そういうことさ、他の方面の継承者や

取りまとめる師範的なのがいるんじゃない?」

 

おや、左慈殿は知らないのか?

 

「深く関わりたいと思ったことが

無いからね」

 

まぁそれもそうか。

しかしあの二人の上となると・・・

BF?元がバビルな二世で神谷さんか?

 

・・・うん筋肉な男だし、裸に筋肉。

赤いトランクス一枚でも違和感がない。

コンビ技で筋肉合体とかできるだろうし、

超理論を展開してくるだろう。

さらに主人公補正とクソ力・・・勝てるか?

確か牛乳に弱かった気がするな。

 

「いや、あんまりソッチに行かれても

困るんだけどね」

 

そうだな。世紀末だし北斗○拳の方かも

しれん。そうなれば牛乳なんてご褒美

になってしまう。

 

「まぁ、確かにあの世界では卵が

ご馳走扱いだったけど」

 

聖帝がなんか食ってたが、アレはどこで

得られた食料なのか・・・

 

「馬が生きてるからね。どこかに牧場とか

あったんじゃない?いや、そうじゃなく」

 

わかってるさ、管理者の力に関しては

わかった。卑弥呼殿程度なら問題ない

 

「・・・そこまで至っていたとはね」

 

スカサハだって生身で鍛えて神殺し

したんだろう?前例があるのなら

そこまでは行けるという事だ。

 

「その理論はどうかと思うけど・・・

まぁいいや。とりあえず管理者では

君の邪魔はできないと言うことだね」

 

今のところはな。

では俺が演じる最期の見世物だ。

茶でも飲んで見ていてくれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あぁ、初めて出来た外史の友の戦いだ。

とくと見せてもらうよ」

 




李儒くん自覚症状有り。
ただソレが抑止力かどうか
わからなかった模様。

しっかり抑止力を警戒して
限界まで歴史再現してたんですよ?ってお話

今日は話の都合上連続投稿ですぞー

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