とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士

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史実でもそうですが
基本的に乱の討伐は一年とかでは
終わりません。
黄巾の乱も顕在化してからは
張角は一年で死にましたが
残党はずっと残ってました。

そんな基礎知識が必要になる
オリキャラ視点

オリ設定だヨ!


誰も知らない、知られちゃ行けない

ん、あぁ?頭が痛い・・・

 

あぁ~昨日李儒を待ってる間に

久し振りに飲んだからかねぇ。

 

なんか大きなネコが泣いてた気もするけど

夢にしても妙な夢だ。

 

しっかし、あの程度の酒で倒れるなんて

やっぱり歳は取りたく無いもんだね。

 

 

 

 

 

 

はぁぁぁぁぁぁ

 

 

 

 

 

・・・よしっ

 

 

 

 

 

 

切り替え切り替え。

 

 

 

 

 

 

さ、今日も頑張って働こうか。

 

民の笑顔が宝物ってね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふぉはぁぁぁぁぁぁぁっ?!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会 談っ!!

 

会談はどうなった?!

 

 

 

まさか飲んだくれたせいで中止なんて・・・・・・

 

 

さすがにヤバい。

 

 

こんなにヤバいのは翠が産まれたとき以来か?!

 

 

いや、あのときは本当に大変だったね。

もぉお腹に居るときからお転婆でさ。

少しは大人しくしろって、ついお腹に

叫んだもんさ。

 

 けどね、産まれてきてくれたときの元気な

声を聞いてあぁ、良かったって。

ありがとうって思ったもんさね。

 

 今じゃ元気過ぎて心配なんだけど、

贅沢な悩みなのかねぇ?

 

あぁ、孫堅のところの娘さんも、ありゃ

机に向かってじっとしてられない人間だろうね。

 

うん、折角の機会だ、一度盃でも酌み交わして

みるのも良いかも知れないね。

 

 なんたって李儒が挨拶にって、

洛陽の酒を持ってきてくれ・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ばぅわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから、会 談っっ!

 

現実逃避してる場合じゃない!!

 

誰か!誰か居ないのかい?!

 

 

 

おぉ、蒲公英!

 

あ、あぁ起きたよ!

うん、頭は・・・少し痛いけど、

久し振りにゆっくり寝れたから、

いつもより調子が良いくらいさ!!

 

ど、どうしたんだい?そんな泣きそうな顔して!

 

 

 あぁやっぱり昨日の会談で、ヤツから何か

厄介事を押し付けられちまったのかい?!

 

ん、違う?

むしろ逆?

 

 いや、厄介事の逆ってなんだい?

何か厄介事を片付けてくれたのかい?

 

例えば翠をもらってくれるとか。

 

いや、だから、何でそんな涙目なるのさ?

ん、執務室に行けば分かる?

 

あぁ良くわかんないけど、悪いことじゃ

無いんだね?

 

わかったわかった。

見に行くよ。どーせ書類の山があるんだしさ。

 

押さなくても行くってば。

 

 

て言うか、そこまで執務室に行かせようと

するの。何か怖いんだけど。

 

いや、ホントはものすごぉく厄介なコトが

起こってて、一刻も早くアタシに対応させ

ないとダメな状態になってるとか、無いんだね?

 

いや、信じてはいるよ?

けど、それ以上に厄介事の反対ってのが

想像出来なくて怖いだけで。

 

ん?そりゃアタシだって怖いモノくらいあるさ。

 

まぁ書類仕事が怖くない州牧がいたら、

是非日々の執務室を見てみたいモンだけどね。

 

あぁ、もう現実逃避はおしまいかい?

 

大丈夫。覚悟は決まったよ。

 

執務室の扉を開けようじゃないか!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え?

 

あ、どうも。

 

はい、おはようございます。

 

 

えと、ココ、アタシの執務室ですよね。

 

 

あ、シロッコさん。

 

 

 

お茶?はい、どうも。

洛陽のお茶ですか?

何と言うか匂いが違いますよね。

 

 

えっと、ちょっと失礼しても良いですか?

 

はい、すぐ済みますので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蒲公英~蒲公英~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと、どーしたの?

 

何で李儒殿が執務してんの?!

もう机の上の書類無いじゃん!

ついでに急ぎじゃないからって溜めてた書類も

後で調整して都に送る予定だった書類も無いじゃん!

 

溜まってたのは捌いたぁ?

 

送るのは署名して貰ってさっき送ったぁぁ?

 

 

ん、昨日の会談???

 

いやいやいやいや、蒲公英わかってる?

あの人若いけどめちゃくちゃ偉いんだよ?

 

 

ホントなら叔母さんあの人に頭下げて、

場合によっては、

お金とか女の子を都合してでも。

書類申請通るように口添えお願いしますって

お願いする予定だったんだよ?

 

 なんてったって、普通洛陽に書類送っても、

賄賂が足りないとか、

礼儀がなってないとか、

書式が違うとか、

派閥がどうとか言われて、

何ヵ月も通らない書類だって

あの人に頼めば一発なんだよ?

 

 

それに州の機密だって・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あぁ、えぇ、そうですよね!

 

乱を鎮めるには政を見ないとダメですよね!

 

査察と改善も李儒殿のお仕事デスヨネ。

 

 

はい、あぁその裏・・・

いざと言うときの蓄えの帳簿はですね。

何と言いますか、そのですね。

 

え、あぁ別に持っていかない?

 

あ、まさか、そんなコト心配してませんよ。

 

やだなー。

李儒殿ったら。

 

あぁそうだ!

書類は送って貰ったってコトですが

一応、そう一応!確認させて貰っても?

 

 

 

 

あぁ処理済みの書類の整理は司馬殿が?!

 

いぇいぇいぇ!

とんでもない!

 

もぉこんな汚いところでホントすみません。

 

え、ホント、えぇぇ?

ふぉぉぉぉぉ!

こんなに?

こんなに物資頂けるんですか?

 

私の想定の10倍は越えてますよ!

 

えぇ!中抜きさせなければこのくらいなんですか!

 

腐れ役人どもっ

 

あれだけの賄賂要求しておきながら

まだこんなにっっ!!

 

 

あぁ、ありがとうございます!

これだけあればすべての領民が冬を越せます!!

 

え、シロッコさんの勉強に?

モチロンですとも!

 

若い才能は伸ばさないと!

 

ははは、シロッコさん、そんな恐縮しなくて

良いんですよ。

こっちが助けて貰ってるんですから。

 

 

あ、ご飯ですか?恥ずかしながらちょっと

寝坊してしまいまして、実はまだ・・・えと、

お粥有るんですか?

 

 これさっきのお茶ですよね、

湯浸けとも違う、優しい味ですね!

 

 

 

 

 

 

 

あ、ちょっと良いですか?

 

 

 

はい、すぐ済みますので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蒲公英~蒲公英~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、ホント、昨日何があったの?

何か相当なモノ渡したよね?

 

叔母さん怒らないから言ってごらん?

 

何も?

 

いや、そんなハズないでしょ?

 

とりあえず建前は聞いた?

うん、ちょっと教えて。

その中に何か要求があるかもだし。

 

 

 

何々、自分たちは涼州の乱を鎮めに来た。

・・・まぁそうね。

 

 

乱は不安定な政が原因で起こる?

・・・政事が乱れるから、乱だしね。

 

 

涼州の政が万全なら羌族も手を出して来ない?

・・・まぁ準備万端整えて待ち構えてる相手には

手を出さないわよね。

 

 

つまりは涼州の政の健全化が、根本的に必要?

・・・百点満点じゃない。

 

 

 

とりあえず必要なのが、食料をはじめとした

物資だと?・・・ホントはソコが一番難しいん

だけど、李儒殿がやったのね。

 

 

いや、文句の付けようが無いわ。

 

 

これならどんな裏があってもかまわないわね。

領民は間違いなく救われるんですもの。

 

 

 

 

あぁ、因みによ?

 

 

因みになんだけど、今ココに居ない馬家の

長女さんは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ド コ ニ イ ル ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん、違う?

遠乗りではあるけど、李儒殿の指示?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

好き勝手に動くんじゃなくて、

指定された領内の村を、

指定された人数で、

指定された期間回る?

 

あぁ~訓練と巡回を兼ねてるのか。

 

 

 

 

で、それぞれの地域から情報を汲み上げて

然るべき対処をする・・・と。

 

その間に蒲公英や文官も鍛えてくれる?

 

なんなら荘園から人を派遣しても良い?!

 

はぁぁぁぁ~

 

 

 

もう、何て言うか。

 

 

見てる世界が違う。

 

 

こりゃ乱も鎮まるわ。

 

 

 

ふぅ。

 

 

 

・・・・・・コレは、あの事も間違いなく知ってるね。

 

 

 

蒲公英。

 

 

翠が帰ってきたら、李儒殿と会談するよ。

 

えぇ、あの事もキチンと話し合わないとね。

 

 

 

 

いやぁ、とりあえず暫くはゆっくり寝れそうさね。

 

 

 

 

 

あ、モチロン私も出来る限りの事はしますんで

なんでも言って下さいよ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

って言うか昨日一体何があったんだい・・・?

 




内政チートではありません

後漢クオリティーの集大成のひとつ、
賄賂と中抜きを武力を背景に無くして、
仕事を早めただけです。
都の文官は遠くの涼州の騎兵より
李儒くんと弟子のコンビの方が怖いのです。

因みに文官仕事が苦手な涼州の方々が
溜め込んだ仕事程度、社蓄スイッチの入った
李儒君と、鬼才のお弟子さんには
昼飯前程度の仕事量でした。

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