とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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幽州編って言ってただろ!
いい加減にしろって思ってる皆さま

ご安心を。李儒くんはまだ洛陽です。

原作キャラとオリキャラの会話!

オリ展開オリ設定

評価が・・・赤い?
ありがとうございます!



アノ人のライフはもうゼロよ!!

はぁぁぁ~ヤバイよヤバイよ~

 

「せっかく洛陽に来たのに、賛姉どうしたの?」

 

あぁ、越は始めてだったな

 

「うんっ!」

 

まぁ、初めてなら色々見るところはあるから

しばらくは退屈しないぞ。

 ただな・・・

 

「ただ?」

 

名家連中とか宦官勢力の紐付きとか

お店に入ったら何進派の店とか、

 

色んなところが色んな奴等に繋がってて、

下手に関わるといつの間にかヤバイことに

なってたって場合があるんだよ

 

「怖っ!」

 

そう、怖いんだ。 

それが分かるだけマシなんだが・・・

 

「なんだが?」

 

なぁ、李儒って怖いのかな?

 

「へ?いや、普通に怖いでしょ?暗黒将軍だよ!」

 

そうだよなぁ。

暗黒将軍に全く違和感がない時点で

怖いよなぁ~。

 

「うん、だって使者様・・・えぇっと、李厳様だっけ?アノ人ですら普通に怖かったし」

 

そうだよなぁ~普段アタシ達すら馬鹿にして、真っ向から意見してくる田階が膝ついて迎えたからな~

 

「アレ凄かったよね。権威とか一切気にしないのに、最初なんてさ「中央の役人何するものぞ!戦のなん足るかも知らぬ若造の使者なんざ、我らの武威を見れば何も言えぬわっ!」って、敢えて聞こえるように言ってたのにさ」

 

いや、ホント。言い終わった途端に扉の先から感じた圧力は、武威とかそーゆーのぶっ飛ばしたからな。

 

「オイオイ、あいつ、死んだなって思ったよ」

 

アタシもだ。頭潰されて壁と床に赤い染みが出来たのが見えたよ。

 

「最初は田階の周りも、一丸となってシタリ顔って言うの?役人脅してやろうって顔してたのにね」

 

あぁ気付いたら、田階の周りから人がいなくなってたよな。油虫もビックリするくらい早かった。

 

「李厳様も名前を呼ばれなきゃ入れないじゃん?呼ぶ役人も普通に気絶してたじゃん?」

 

待たせてる時間が長くなれば長く成る程、圧力が上がってたなぁ

 

「もぉお母さん、青い顔でガタガタ震えてたよね」

 

責任者だからなぁ~木っ端役人だと思って

最初に脅迫紛いの事をさせて、取り成すことで

主導権握ろうとしたんだろうけどさ。

 

「主導権どころか、命握られたよね。物理的にも権威的にも」

 

アノ、見たよな。李厳様が入ってきた瞬間?

 

「母様と田階が行きなり飛んで、膝ついて、土下座?したよね」

 

最初は椅子に座って出迎える気だったのにな。

 

「え?そうだったの!!」

 

あぁ、何だかんだ言って洛陽の役人って

先入観があったんだろうさ。

 

「いや、正直私もあったけどさ、礼儀ってあるよね!」

 

その通りだ。軍勢の派遣はまだ行われてないが、

現地調査や物資の支援は始まってるんだから

ちゃんと協力します。

物資ありがとうございますって

迎えるのが筋だった。

 

「だった・・・よね」

 

あわよくば絞り採ろうとしてたんだな。

まぁ普段の中央との交渉ならアレでも

良いんだけどさ。

 

「良いの?」

 

交渉の場こそが領主の戦場だ。

その戦場で、権力って力で攻めてくる相手と

交渉するためにはこっちも力が必要だろう?

 

「あぁ~そーゆーことか」

 

そ、金もない、権力もない、知力は土俵が違う。

となれば、アタシ達には武力しかない。

 

「そこを間違えたんだね」

 

あぁ、本来会談に個人の武は関係無いんだよ。

烏桓や鮮卑を押さえてる軍の力がアタシ達の力だ。

 

「けどそれって」

 

そうだ洛陽からの支援が無くなれば

維持できない。

 

「勝てないじゃん」

 

だからさ、初めから勝とうとなんかしないで

一緒に頑張りましょうってやるべきだった。

 

「何でしなかったんだろうね」

 

今までの役人は、中抜きって当たり前のように

してたからさ、脅せば、叩けば

少なくとも個人がやってた分は

取り返せるだろうって思っちゃったんだよ。

 

「けど彼らはそんなことしてなかった」

 

だからさぁ。もぉアタシらの印象は最悪。

働きもせずに物資を揺すろうとしてた。

 

アタシらが一番嫌いだったはずの

洛陽の役人どもと一緒のことしてた。

 

「で、全面降伏したアタシ達は謝罪の為にここに来たんだから、観光は後にしなって?」

 

いや、お前が無理に明るくしてたのはわかってた。だからさ、最後にお前に観光をさせるのもアリかなって

 

「死ぬの?!私たち死ぬのっ?!」

 

勅を受けて動いている将軍からの使者への無礼は

普通に処刑案件だよ・・・

 

「いやっ、そうかも知れないけどっ!」

 

万が一処刑はなくてもな

 

「無くても?」

 

・・・韓遂の話は聞いてるだろ?

 

「物理的に地獄を見せたってアレ?」

 

少なくとも10万を越える羌族と、三万を越える遠征軍は地獄の存在を確信したらしいな。

 

「地獄って死ななくても逝くんだね」

 

三日三晩、飲まず食わずで

ありとあらゆるモノを出し続けても

何故か死ねないらしい。

 

「なんでさ」

 

羌の丞相が、鮮卑と兇奴と烏桓に

使者を出してな。

 

「なんてさ」

 

対李儒連合の申し込みだ。

そのうえヤツを倒したら勢力に

無条件で降伏するとか。

 

「うわぁ」

 

最初は連合に前向きな動きも

あったんだよ

 

「最初は?」

 

誰かが言ったんだ。

心が折れてる羌族は

李儒と戦えるのか?って。

 

「あぁ、後ろから討たれるよね」

 

心が折れてるのは羌族だけなのかって

 

「色んな場所に使者を出してるよね」

 

アノ無表情より強い李儒は本当に人間かって

 

「今や騎馬民族の中じゃ、無表情ってだけで司馬懿仲達がわかるのが凄いよね」

 

お隣の州牧の董卓が

土下座して許しを得たって。

 

「州牧様が公衆の面前でしたらしいよね」

 

そんなのに名指しで呼びつけられた

可哀想な娘がいるって

 

「田階・・・すみませぬ、すみませぬって泣いてたね」

 

アタシ達が招待されたの、阿鼻叫喚地獄って言うらしいぞ

 

「達っ?!」

 

戦場で死ぬ覚悟はあったんだけどなぁ~

 

「だ、大丈夫だよっ!命は助かるはずっ!!」

 

心と体と尊厳は死ぬけどな。

 

「命って言葉が軽いっ!」

 

烏桓と兇奴から手紙預かっててな

 

「あいつ等が文字を覚えたの!!」

 

もしかしたら、もしかしたら

 

「・・・助かる?」

 

李厳様が言ってた。

 

「なんて?」

 

どんな情報でも、功績になるって

 

「じ、じゃあ!」

 

宣戦布告とかでも功績になるかなぁ~

 

「・・・」  

 

文字覚えても、礼儀までは知らないよなぁ

 

「・・・・・・」

 

地獄って痛いのかなぁ~  

 

「さ、賛姉!暗いよ!目が暗いっ!」

 

越、気をつけろよ

 

「え?これ以上何に!」

 

李儒の前で目の話題は禁句だ。

 

「聞いたことあるけど、本人気にしてたの?」

 

本人は笑って許すが、周りは許さんらしい

 

「あ、あぁ、それはそうよね。将軍様に対する無礼は許さないわよね」

 

越、気をつけろよ

 

「な、何?今のに何か問題でもあったの?!」

 

李儒は将軍であるとともに九卿だ。

 

「あ、あぁ、それはそうよね。将軍様より九卿様の方が偉いわよね!!下手に下の官位で呼んだらシツレイってことよね!!」

 

越、気をつけろよ。

 

「気をつけること多すぎない?!」

 

将軍様より九卿様が偉いのは事実だが、

そんなの大声で叫んだら洛陽の軍部の連中に

聞かれて、なんやかんやで罪を着せられて

吊るされるぞ。

 

「そー言えば、最初にそーゆー話もしてたよねっ!」  

 

まぁ立ち話も何だ、とりあえず、飯逝くか?

 

「李儒様に会う前にお腹にモノ入れても大丈夫なのかな・・・」

 

どーせ全部出すんだ。会談中に腹がなって、ソレを理由に殺られたら嫌だろう?

 

「洛陽サツバツし過ぎじゃない?!」

 

今気付いたのか?もともと洛陽は万魔殿で伏魔殿だぞ。

 

「魔しかいないじゃない!!」

 

道逝く民も大体誰かに情報流してると思った方が良いぞ

 

「どうやったらこんなところで三年も学生出来たのよ」

 

あぁ、袁紹と曹操のおかげだな。

アノときは色々大変だったけど 

今思えば、楽しい日々だったなぁ

 

「賛姉っ!逝かないで、ワタシ一人になっちゃう!」

 

あぁ、アタシの目がおかしいのかなぁ。

無表情が見える

 

「え"っ!あ"っ?う"っ何かうしろの景色が歪んでる?!ねぇあれ、もしかして怒ってない?!」

 

あぁそう言えば・・・

 

「何?!昔洛陽に居たとき何かしちゃったの?!」

 

李儒の名前を呼び捨てにしてたなぁ・・・って

 

「オワタ\(^o^)/」

 

 

 

 




最初から負けてるの図

李儒くんは情報を軽んじてないので
当然洛陽に諜報組織おいてます

ちなみに韓遂が墜ちたとされるのは
無限地獄。無間じゃないのがミソ。

調べた時に出てきた公孫越って
絵があったけど二次キャラだったのね。

危ない危ない。

近くの偉い人には、さんとか着けるけど
総理大臣とか遠くの偉いの人には
普通に、さんとかをつけないよねって話

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