とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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李儒くん出陣

だいたいこうなる

チートではありません。
純粋な準備と訓練の結果が生み出した力の差です。
 
クロスオーバー?まぁオマージュは超えてるよなぁ
一応は時代に合わせて色々削ったり追加してます

アンチヘイト?  

オリ展開、オリ設定 

 嫌いな人は読み飛ばし!


そろそろ来ると思ってた

 黒い馬に黒い鎧、黒い将旗に赤で賊滅の旗

 

 うん、コレ逃げるだろ、賊

 

「そうだよねぇ・・・絶対ろくな目にあわないもん」

 

 そのうえで真ん中にある

白地に黒の教頭先生の旗。

普段は一番安上がりで時間もかからない

ことを第一に考えてるから、

目立つことはまったく考えてないらしいけど

・・・コレ逆に凄く目立つな。

 

 「コレが常識に囚われないってことなんだね」

 

 あぁ、常識は投げ捨てるのが基本なんだと。

 

 「筆頭様も言ってたよね、儒教の常識が全てを台無しにしてるって」

 

 ほんとにな。あくまで家庭内の教えならいいが、

 政治や軍事にはまったく役に立たんと言ってたよな

 

 「最終的には「洛陽の名家の長い歴史に敬意を払いなさい」てことらしいしね」

 

 うん、アタシも直接役人と話すことがあったけどさ

 

 「けど?」

 

 同じ書類でも将軍府の印を先に見せるか、後に見せるかで

 全然違うんだよ

 

 「それ、名家関係あるかな?」

 

 少なくとも、幽州の公孫家は名家でもまったく見られてないってことだ。

 

 「あ、そうなるか」

 

 なんてゆーかさ、大変だよな。

 

 「領民の命を背負うんだもん、大変にきまってるよ。」

 

 あぁ、そうだな。

 でさぁ、聞きたいんだけど?

 

 「あ、うんわかる。こいつらでしょ?」

 

 あ、あぁ厳綱と王門だよな?確か

 

 「一年で随分かわったよね~」

 

 いやいやいや、変わりすぎだろう?

 何ていうか、覚悟?出来てる顔してるぞ?

 田豫なんて死んだような顔してたのに!

 

 「あのね、将軍府の出張所できてたでしょ?」

 

 あ、あぁ確かアタシらが洛陽に行く前に工事してたヤツだろ?

 

 「そうそう、その現場担当が厳綱と王門。あと関靖」

 

 現場担当・・・もしかして?

 

 「そ、最初無駄に張り合ったりして矯正されたの」

 

 お前ら・・・アホか

 

 「本当にね、李厳様は使者だから武力を使わなかっただけなのにさ」

 

 現場であの人たちの仕事の邪魔するとか・・・ある意味凄いよな

 

 「なんでも幽州者の意地!らしいんだけどね、見事に返り討ち」

 

 どこに意地張ってるんだよ

 

 「他にも何人かやられたんだけど、立ち上がれたのがこの二人と関靖だけでね」

 

 あれ?関靖って結構、あの、アレなやつじゃなかった?

 

 「うん、小物っぽかったよね。けど、だからこそっていうの?

 

 だからこそ?

 

 「普段威張り散らしてる連中がさ、汚い花火を咲かせてる時に

 しっかり立ち上がって、やった~俺の勝ちだもんね!って」

 

 意地・・・か。

 で、今は?

 

 「物資の集積と、幽州と并州の兵が争わないように各種調整中」

 

 お、おぉ。将軍府で人材育成してくれてたんだな!

 

 「いや、ほんと、今まで書類仕事とか

 洛陽との折衝してるって無駄に威張ってた

 田階と田豫は完全に沈黙してさ?

 とりあえず、この2人が軍部の幹部候補で

 他の無駄な軍閥は処分もしくは矯正だって」

 

 始めからやる気が無い奴は、引き抜かれて出て行く

 だろうから、とりあえず洛陽で文官集めろって言われたのは

 こーゆーことか!

 

 「そう、文官だからって無駄に新人いびりするようなのは

 物理的に消えて逝くからって」

 

 いやぁ、流石教頭先生と筆頭様だな!

 

 「楊修様と話したんだけどさ」

 

 あの人って会話することあるのか?

 

 「あぁ喋る前に答えが出てくるからね。

  一方的に言われてるみたいけど、

  聞こうとしてた問題が解決してるって凄いよね。」

 

  筆頭様曰く 文官の極みらしいからな。

 

  次席様にあの領域まで行けそうかって聞いたら、

 私は人間なの、あの人は教頭先生の幼馴染なの

 わかる?って言ってた。

 

 「凄い説得力だねソレ。えと、それでね」

 

 あぁ、楊修様が何か言ってたのか?

 

 「田豫はそこそこ優秀だからこそ、

 中央に夢を見る。

 幽州に留まらないヤツを鍛えてもな・・・

 あ、いまのは文官冗談だぞフフフって」

 

 アレがなきゃいい人なんだけどなぁ

 

 「まぁね、けどしつこく言って

  こないからいいんだけどさ」

 

 なら田豫は自分から変わらない限り

 今のままで問題ないってことか。

 

 「そーゆーこと、で次は私から聞きたいんだけど」

 

 ん?何だ?

 

 「山狩りってこーゆーことだっけ??」

 

 うん、わかるよ。

 山の動物が全部逃げ出してるな。

 

 「火も煙も使ってないのにね」

 

 いやほんと、原理がわからん。

 

  鮮卑を討つために北上してたはずが

 いきなり「先に後ろを安定させる」って言って

 集められた幽州5000と并州5000を率いて

 まさかあの50万を超えると言われた黒山賊を

 討伐しようとは・・・普通は思わんよな

 

 「常識に囚われてたね」

 

 あの演説はな。

 督戦の意味はなかったんだろうが

 もう、なんて言うか・・・

 

 「幽州は矯正されてて、并州は地獄を知ってるからね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 というか、そろそろ行かないとな

 

 「うん、今日は冗談抜きでやばいよね?」

 

 あぁ、慈悲も油断も容赦も降伏も逃走も許さない。

 

 「「さぁ地獄を作るぞ」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 諸君。私は戦争が好きだ

 諸君。私は戦争が好きだ

 諸君。私は戦争が大好きだ。

 

 

 殲滅戦が好きだ

 電撃戦が好きだ

 打撃戦が好きだ

 防衛戦が好きだ

 包囲戦が好きだ

 突破戦が好きだ

 退却戦が好きだ

 掃討戦が好きだ

 撤退戦が好きだ

 

 平原で 街道で

 塹壕で 草原で

 凍土で 砂漠で

 海上で 空中で

 泥中で 湿原で

 

 この地上で行われるありとあらゆる戦争行動が大好きだ

 

 

悲鳴を上げて燃えさかる砦から飛び出してきた敵兵を

 指先一つでなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった

 

 剣先をそろえた歩兵の横隊が

敵の戦列を蹂躙するのが好きだ

恐慌状態の新兵が既に息絶えた敵兵を

何度も何度も刺突している様など感動すら覚える

 

 敗北主義の逃亡兵達を城壁の上に吊るし上げていく様などはもうたまらない。

泣き叫ぶ捕虜達が、私の振り下ろした手の平とともに金切り声を上げ

一斉射撃にばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ

                          

 哀れな抵抗者達が雑多な武器で襲いかかってきたとき

その区画ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える

 

 必死に守るはずだった村々が賊にどもに蹂躙され

女子供が犯され殺されていく様はとても、とても悲しいものだ

 

 物量で押し潰して殲滅するのが好きだ

害虫の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだろう

 

 諸君、私は戦争を、地獄の様な戦争を望んでいる

諸君、私に付き従う戦友諸君

君達は一体何を望んでいる?

 

 我々は満身の力をこめて

今まさに振り降ろさんとする握り拳だ

 

 だがこの暗い時代の底で幾年もの間

堪え続けてきた我々に、ただの戦争ではもはや足りない!!

 

 大戦争を!!

 一心不乱の大戦争を!!

 

 我らはわずかに1万の兵に過ぎない!

だが諸君は百人力の古強者だと確信している!

ならば我らは諸君と私で総力100万と1人の軍集団となる

 

 

 対して奴らは所詮訓練されてない中途半端な賊、

 騎馬民族と戦い続けて来た諸君らが

 軍として処理すれば1人100人もいらん

 50人殺せば、敵はいなくなる。

 

 50万のウチ実際戦えるのは20万もいないのだ。

 更に言えば奴らは部族ごとにこの山系全体に広がっている。

 故に今日一日でいくつかの部族を滅ぼせば

 それ以上の団結もできず、雪崩を起こしたように降るだろう

 

 所詮、黒山賊だと言う、無意味な誇りしか持たん賊だ。

 

 あぁ・・・ちなみに洛陽が出した降伏の使者は斬られたらしい。

 

 故に・・・だ

 殺せ。

 降ってきた?

 殺せ。

 女子供?

 殺せ。

 今日一日は逃走も降伏も慈悲も容赦も手加減も許さん。

 殺せ。

 

 我々を理解できず、

 眠りこけている連中を叩き起こそう。

 現実を知らぬ阿呆の

 髪の毛をつかんで引きずり降ろし

 眼を開けさせ思い出させよう 

 

 連中に恐怖の味を思い出させてやる

 

 山の向こうで待っている鮮卑どもに、

 挨拶がわりに血の臭いを届けてやれ。

 

 天と地のはざまには奴らの常識では

 思いもよらない事があることを思い出させてやるのだ

  

 次は貴様だと教えてやるのだ! 

 

 一万人の戦闘団でこの山を燃やし尽くしてやる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さぁ征くぞ 諸君

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 戦争だ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 地獄を作るぞ 

 

 

 




暗黒将軍ですからね。
シカタナイネ!

そろそろ殺ると思ってたでしょ?
ココ以外機会ないんですよねぇ。

鮮卑より、烏桓より、兇奴より

漢の北を荒らしてる奴・・・いるよね?

そんな話。

海上と空の上の戦いにも違和感を
覚えられなかった李儒くん

弟子も空中で二段ジャンプできるからね。

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