とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
<< 前の話 次の話 >>

50 / 186
シュウ(ユ)様大活躍

話は進んでませんが、呉陣営

オリ設定、オリ展開



この重みは漢の乱れを防げなかった私の罪の重み!

さて、今回の議題なんだが・・・

なんといったか、あの平均20くらいの

 

「楽就ですじゃ」

 

あぁソレだよく覚えれたな。

さすがは張昭。見事な記憶力だ。

 

「「「「お見事です」」」」

 

「本気で褒められてるのに全く嬉しくないのぉ

・・・こんなの、この歳になって

はじめての経験じゃよ」

 

「いや、儂も今回は普通に凄いと思ったわい」

 

「いやいや、黄蓋よ、思い出して見よ。

あれほどとなれば逆に覚えてしまうじゃろ。」

 

「いや、全く思い出せん。

正直そこな書状が無ければ何しに

来たかさえわからぬわ。周瑜はどうじゃ?」

 

「はい、要約すれば

「凄く偉い袁家の正当な後継者が、

南東の将を纏めて賊と戦うので参加しろ。

ついでに劉家だからと普段から

偉そうにしている荊州の劉表も

一緒に片付けよう。

大丈夫大丈夫、混乱に紛れれば

気付かれないって、食糧やるし

陽動と名目やるから殺ってくれよ。

イヤー袁家の役に立てて良かったな。

うまくいったら多少の金銭と、

官位用意してやるぞ。

あ、ついでに失敗しても

袁家の名前は出すなよ!」ですね」

 

「「「「おぉ~」」」」

 

あぁ、そんなこと言ってたのか?

お前ら凄いな。

私は最初の袁家を讃えた言葉を聞いた時点で、

晩酌のつまみを考えてたよ。

 

「「「さすがは周瑜((様))」」」

 

「まぁ気持ちはわかります。

私も途中で光が見えてきましたからね」

 

(((((・・・・・・)))))

 

そうか・・・で、どうするか、だが

策、何か考えはあるか?

 

「えぇそうね・・・ねぇ周瑜、コレどう考えても罠・・・・よね?」

 

「うむ、そうだ」

 

「挑発かと思ったんだけど

・・・でも相手はこれでも挑発してる

つもりないわよね?」

 

「それも当たりだ」

 

「単純に舐められてるのよね?」

 

「あぁ、その通り」

 

「じゃ、私の意見としては。

無視でいいんじゃないってなるわね?」

 

「「「「「おぉぉ~!!」」」」」

 

おい!見たか?聞いたか?張昭、黄蓋!程普!

 

「「「しかと!!」」」

 

「な、なによ、いきなり!」

 

 いや、お前が勘じゃなく考えて罠を予想して、

さらにソレを避けるなんて言えるように

なったなんて・・・な、

あぁ、ヤバイ涙が出てきた。

嬉しいのに・・・なんでかな?

 

 「あのヤンチャな策殿が・・・あ、泣きそう」

 「あのお転婆な策殿がのぉ・・・

  儂は、もう涙が止まらんよ」

 「子供の成長は早いと言いますが・・・グスッ」

 

 「お母様!張昭に黄蓋・程普まで!!」

 

 「おぉ孫策、やはりお前が私の光だった!

 もっとその顔を良く見せてくれ!」

 

 「シュウ!周瑜!」

 

 「お姉様、また遠くなっちゃったね」

 「「孫策様・・・」」

 

 「権!みんな、なんか私の扱いひどくない?!」

 

 いや、この場にいない尚香も泣いて

 喜ぶくらいの成長だ。策、よくやった。

 

 「・・・今までホント、ごめんなさい」

 

いや、いいんだ、人は成長できるんだからな。

司馬殿が人間には自覚と自制が大切だと

言っていたらしいが

まさしくその通りだった!

いやぁ、まさかあの策がなぁ・・・

 

「「「「おめでとうございます!」」」」

 

今日は祝杯だ!洛陽の酒を開けよう。

いくらでも飲んでいいぞ!

 

「「「「おぉ~!」」」」

 

黄蓋!ツマミを頼む!費用は奮発して構わん!!

 

 「お任せあれっ!!」

 

 うんうん、コレで婿でも連れてくれば

アタシに思い残すことはないよ!

 

「「「「あぁ~」」」」

 

「そ、その話は後でいいじゃない!

今は別の話でしょ!!」

 

「「「「おぉ~」」」」

 

「それはもぉいいわよっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まぁ、祝杯はあとにするとして・・・だ。

確かに罠。アタシか策を狙ったものだな。

 

 「ま、そうですな。

早速以前持ってきた教材が役に立ちましたわい」

 

 「黄蓋・・・まぁその通りだけど。

 袁家的には、自分たちの配下だと

 思っていた私たちが、勝手に正式な役職に

 ついた事に対する腹いせでしょう?」

 

 劉表としては、南部に自分に従わない勢力が

 できたことに対する不満だな。

 

「袁家から官位云々言ってきたと言うことは、

 策殿の言う通りでしょうなぁ

 浅ましく名声を求めていると思ったんじゃろうて」

 

 今までは、兵糧や資金は出されてたが、

 あれは必要経費。実質は奴らに武功ごと

 中抜きされた上でのタダ働きだったからな。

 

「やはり政を知らないということは、

 いけませんな。知恵者ぶっていたのが

 恥ずかしいですじゃ」

 

 策ではないが。

 我らもわかる程度には成長できたと喜ぼうか。

 過去を悔いるのは良いが、

 必要以上に引きずってもいかん。

 

 で、この餌をやれば何でもやるだろうと我らを

見下しているヤツらにどう対処するかだが・・・

 

「え?無視は駄目なの?」

 

「孫策、無視したら劉表と袁家が、

 手を組んで我らの敵となる」 

 

「今だってそうじゃないの?」

 

「そうだが、

 少なくとも直接的なことはされてないだろう?

 荷を止められて交代で絶え間なく攻められれば、

 いずれ負けるのはわかるな?」

 

 周瑜の言うとおりだ。

少なくともこちらから攻める分には

主導権は握れるが、逆だと、な。

 

 「あぁ~なるほど」

 

 所詮は一郡の太守。

二人の州牧はまだ敵に回せんってことだ。

 

「【まだ】・・・よね?」

 

 ふっ、そうだ。【まだ】だ。

 とりあえず今回は袁術の誘いに乗るしかない。

 乗るしかないが、ただで利用される気もない。

 

 兵は3000で率いるのはアタシ。周泰付いてこい。

 凌統と丁奉も連れて長江で船戦だ。

 で、策と権は留守番。

 

 「はっ」

 「「母様?!」」

 

 周瑜が言っていただろう?名目と陽動はやる、と

 名目によっては・・・

 

 「おぉ、そういうことですか。

  堅殿も随分お怒りのようで・・・」

 

 「張昭?」

 

 「策殿、劉表を攻める名目と言うことは

 荊州を攻める名目ですじゃ」

 

 「えぇ、そうね。」

 

 「では・・・荊州とは?」

 

 「「あっ!!」

 

 

 気付いたな?ここ南郡も荊州だろう?

 名目はくれるそうだ。

 

 「まぁ、そういうことですじゃ

 川を渡ったところを攻め取っても

 飛び地ではのう。

 維持にかかる労力は倍ではすみませぬ。

 それ故、奴らはソレを狙ったのでしょうが・・・」

 

 完全に墓穴だ。

 のらりくらりと働いて

 もっと気合を入れろと言われたら・・・やる。

 

 「「「・・・・・・・・・・」」」

 

 策は桂陽、権は零陵だ。

 で、終わったら。二人で武陵。

 

 黄蓋・周瑜は策と桂陽、甘寧・陸遜は権と零陵

 程普は韓当と留守を頼む。

 

 

 「「「「「はっ」」」」」

 

 くれるというなら貰ってやろう。

 どうせ地方の郡太守など、洛陽は興味あるまい?

 成功したなら袁家の命令でやったと言ってやる。

 

 「のう、さっき呼ばれてないような

 気がするんじゃが・・・儂は何をすれば?」

 

 洛陽に行ってもらう

 

 「え”?」

 

 (((・・・・・・)))

 

 安心しろ、例のお二人は不在だ

 

 「あ、あぁソレならアレじゃが、一体何をしに」

 

 袁家の二枚舌など信用できまい?

 将軍殿は不在でも、将軍府に人は居る。

 話を通しておけば袁家が兵糧をよこさなくても、

 新たに得た領土からくる税収を担保に

 資金か兵糧を都合してもらえるだろうさ。

 

 そんな交渉はお前にしかできん。

 

 「あぁ確かに儂の得意分野ですのう。

 承知いたしました」

 

 で、護衛の武官だが。なぁ黄蓋。

 まだ黄忠は帰ってこないのか?

 

 「涼州から帰ってきて以来見てませんな。

 益州の友人を尋ねたとのことですから

 年単位はわかるのですが・・・」

 

 なんの連絡もないんだよな。

 まぁヤツがそう簡単に死ぬとは思わんが・・・

 

 「璃々に何かあれば・・・ですな」

 

 そうなんだ。益州は荒れている。

 そんなところに幼い子連れでは、

 不覚をとってもおかしくはない。

 

 「探りますか?」

 

 いや、今は南郡に集中したい。

 甘寧はこっちの狙いがバレないよう、

 防諜に努めろ。

 

 「はっ」

  

 居ないものはしょうがない、とりあえず

 

 「それなんですが~?」

 

 どうした?陸遜。

 

 「この間、周瑜様がちょうど

  いい人材を見つけまして~」

 

 「ふっ役立たずの目でも涙だけは枯れぬ」

 

 「「「意味がわからん」」」

 

 「まぁ今育ててるんですが~」

 

 文官ではないのか?

 

 「いえ~しっかり武の片鱗もあるんですよ~」

 

 「私は心で気配を見切る」

 

 「「「もういいから休め」」」

 

 ・・・で、そやつはどこに?

 

 「準備させてますよ~りょ~も~う~」

 

 「そそ、孫堅さ、ささ様に

  お、おかれましては!

  おひがらもよくっ!!!」

 

 ・・・陸遜、こういう場にいきなり

 つれてくるな緊張で頭が鈍ったら

 困るだろう?

 

 「あぁ~こういうのにも~慣れておかな

 きゃ~ダメかなって思ったんですけど~」

 

 主君をこういうの扱いするな。

 遊びは場を選べ。娘に説教されるぞ?

 

 「はい、申し訳ございません」

 

 あぁ、それでいい。

 

  先触れの使者の話ではないがな、

 いきなり連れてきて本題を話すのは、

 無駄がなくて良いが・・・

 相手と場合によってはただの無礼だ。

  主君がソレを認めるのは度量だが

 家臣が推奨するものではない。違うか?

 

 「その通りです。思い違いをしておりました」

 

 お前もすでに一軍の将に仕える文官ではない

 領主に仕える家臣としての自覚を持て

 

 「はっ」

 

 で、りょもう だったか?

 

「はい 姓は呂 字は蒙 名を子明と申します!

 孫堅様にはお初にお目にかかり・・・え~」

 

・・・黄蓋お前はコレをお二人にやったんだな。

凄いよ。尊敬する。

 

 「・・・儂も、こうしてみたら

 エラい事してたんじゃなぁと痛感した。

 張昭、儂に変わって謝ってきてくれんか」

 

 「自分でやらんか!!!

  儂はまだ死ぬわけにはいかぬのじゃ!!」

 

 「乱世にあまねく光をもたらせ」

 

 「「「お前はもういい!!」」」

 

 ・・・呂蒙、すまんが礼儀作法は道中、

 張昭に習ってくれ。

 文官と武官の両立は厳しいかもしれんが・・・

 

 「ハ、ハイ!大丈夫です!!

 将軍府の司馬様もやってますから!!」

 

 「み、見える、シバの面影が見える!!」

 

 「「「何様だ!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

  シツレイが無いようにな。

 ホント頼んだぞ、張昭。




南○獄屠拳も蹴りだったよね?

領地(しかも一郡)を持って自分で兵を養ってる
熟女さんは太守でもなかった史実や演技ほどチョロクありません。

主人公のせい?まさかまさか。ってお話

長沙出身のお色気人妻お姉さん 当然知り合いじゃなきゃおかしいよね

感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に
感想を投稿する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。