とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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蜀陣営アンチヘイトあり

地味様地獄編

原作って地味様の扱い酷すぎない?

蜀陣営アンチヘイトあり
 
 大事なことだからね!

オリ設定オリ展開

嫌いな人は読み飛ばし!


不死鳥は何度でも蘇る!その度に強くなるのだ

 

盧植先生が捕まったぁ?

まさか、食い逃げじゃねぇよな?

 

 「・・・随分と根深い傷を負ったようで」

 

・・・董卓もやったらしいがな。

アレは・・・辛い。

 

 「左様で・・・」

 

 董卓は自分と家臣が飲み食いした分だったから

まだマシかも知れんが。

アタシ完全に巻き込まれただけだぞ?

茶の一杯も飲んでねぇ。

 

 教頭先生や筆頭様相手なら何とも思わんが

店員に謝るのがあんなに辛いとは・・・

洛陽にいた頃は普通に謝れたんだけどな・・・アタシも増長してたようだ

 

「いや、増長と言うより成長でしょう。

 と言うか洛陽で?本店で何かしたのですか?」

 

 昔な、袁紹と曹操とその部下たちと行ったんだ。

 

「学徒が行くような店では無いでしょうに・・・」

 

 あぁ、店の二階に通されたとき、内装と調度品を

見て一回、心が死んだ。

 

「一回?」

 

 ・・・お品書きとその横の値段を見てもう一回だな

 

「・・・」

 

 まさか注文しないわけにも行かない。

 これでも幽州公孫家だったし・・・

 それでさらに一回

 

「あぁ・・・」

 

 会計で謝罪して更に一回だ。

 あの時は袁紹が居たから何とかなったけど

 あの請求書を見せられたら、母上も一回死んでただろうよ・・・

 

「その場に居なくとも、北方騎馬民族でも勝てなかった公孫家に完勝するとは・・・

 さすが教頭殿と筆頭殿ですな」

 

 まったくだ。

 ・・・あの時、お二人も洛陽に居たんだから、余計な回り道しないで

 お二人に会えてたら・・・きっと玄徳の代わりに

 公衆の面前で土下座なんかしなくて済んだんだよなぁ。

 

 「まぁそれも公孫賛殿が選んだ選択の結果ですよ」

 

 それは仕方ないな。

 

 でもさ玄徳がアレだろう・・・もう、な。

 

 「筆頭殿からの指示がなければ殺してますな」

 

  まったくだ、百害あったんだ一利くらいは貰わんと割に合わんよ。

 

 「しかしあの発想はありませんでした」

 

 アタシもだ。ミミズとはよく言ったモンだな。

 

 「ミミズ・・・ですか?あの、その辺の土をほじくれば居る?」

 

 あぁ、お前は軍事専門に鍛えられたんだったな。

 政の農政を学べば教えてもらえるんだが・・・

 

 「大変だよ!パイパイちゃん!!」

 

  ・・・

 「・・・」

 

 「盧植先生が!盧植先生が捕まったって!!」

 

 とりあえず、なんで州牧の執務室に勝手に入ってきてるんだ?

 

 「はわわ!桃香様ダメですよ!」

 「あわわ!そうです!ちゃんとお許しを得てから入らないと!!」

 

 ・・・お前らも許した覚えねぇんだけどな。

 

 「「は(あ)わわわわわわ!!」

 

 「パイパイちゃん!そんな事よりっ!」

 

 ・・・もう嫌だ。

 

 「・・・メンマ、食べますか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 で、盧植先生が捕まったって話だが

 

「そうだよ!なんでそんなに落ち着いてるの?!」

 

  私塾で一年学んだだけだしなぁ・・・

 お前と違って、ちゃんと学費は払ってたし。

  

「え、お金払ってたの?」

 

  ・・・お前らはタダだってな。

 けど盧植先生だって人間だ。

 霞を食ってるわけじゃねんだ

 そりゃ金だって取るさ。

 

 水鏡だって取ってたろう?

 

 「はわ・・・はい、モノでもお金でも

  何でもいいのですが一応は学費の制度ありました」

 

 ってわけだ。だからお前と違って純粋な恩は無い

 

 「そんな!勉強だけじゃないでしょ!!」

 

  人脈たって同門は仕官しに来てくれないし。

 能力的に見ても、アイツ等来たってどーせ再教育だから。

 人間性・能力で信用できない知り合いなんて邪魔なだけだろ?

 

「邪魔!いつからそんな思いやりのない人になったの!」 

  

 自分に思いやりがあるって思ってるお前が凄ぇよ。

 為政者に生温い情なんざいらん。

 そーゆーのは余裕のある人間だけでいい。

 

 「州牧様に余裕がないなんて言わせない!」

 

 ねーよ。あってたまるか。

 余裕が出来たら、また他に回すんだよ。

 非常事態に備えた遊びは余裕じゃねぇ。

 

 「ああいえばこう言う!人の話は聞かないと駄目なんだよ!!」

 

 あぁ盧植先生によく言われてたな・・・お前が。

 

 「いやいや、玄徳殿、公孫賛殿の目が死んで行くのでそれくらいで。

  ご用向きは?」

 

 「あ、趙雲さんいたんですね!こんにちわ!」

 

 「あぁ」(コレで挑発じゃないというのが・・・)

 

 「私たちの先生だった盧植先生が捕まったって聞いて

  パイパイちゃんなら何とかならないかなって!」

 

 何ともならんな。

 

 「そんな!!」

 

 そもそも捕まった理由が、な。

 玄徳は知ってるか? 

 

 「賄賂を払わなかったからだって!」

 

 誰に聞いた?

 

 「え、朱里ちゃんに雛里ちゃん!」

 

 「「は(あ)わわわわわわわ」」

 

 はわあわうるせぇ。

 

 「は(あ)わっ!」

 

 ココは学校じゃねぇ。州牧の執務室だ

 相応の態度があるだろう?

 水鏡はそんなことも教えなかったか?

 

 「「・・・」」

 

 「パイパイちゃん!こんな子に何言ってるの!

 それに水鏡先生は関係ないでしょ!」

 

 子供として扱って欲しいなら尚更ここに来るな。

 弟子の行動や成果は師の評価に繋がる。

 逆もまた然りだ。

 故に無関係じゃねぇよ。筆頭と次席がこの有様って

 現在進行形で師の名を汚してんじゃねぇか。

 

 「「グスッ・・」」

 

 「パイパイちゃん!怒るよ!!」

 

 アタシはもう怒ってるんだよ。

 話が終わったら帰れ。

 執務の邪魔だ。

 

 「まだ終わってない!二人に謝るのは後にしても

 盧植先生を助けないと!!州牧様ならできるでしょ!!」

 

 出来るかもしれんが。必要がない。

 助ける価値がないな。

 

 「価値?価値って何!」

 

 モノの値段。労力に見合った対価が得られん。

 

 「対価って・・・弟子が師を助けるのは当然でしょ!」

 

 ならお前がやれ。

 

 「私じゃ!私じゃできないからっパイパイちゃんに頼んでるの!」

 

 で、その結果アタシが中央に目をつけられるワケだ。

 わかってるのか?左豊は俗物だが、盧植先生を捕えたのは

 正式な帝の命令で派遣された官軍だぞ?

 

 「それがどうしたの!先生は間違ったことはしてないじゃない!」

 

 いや、間違ってる。

 

 「「「え?!」」」

 

 なんだ諸葛亮に龐統?まさかお前ら、玄徳を止めにきたんじゃなく

 盧植先生は間違ってないから助けろとでも言うつもりだったのか?

 

 「「は、はい」」

 

 筆頭様が言った通りだ。

 水鏡も盧植先生も凡百か。

 

 「えぇ、私も確信致しました。彼女らが見ているのは書の世界

 現実を見ていない。まぁこれから経験すればわかりませんが・・・」

 

 その前に死ぬな

 

 「はい」

 

 「「ど、どういうことですか!!」」

 

 あぁん?

 

 「い、いくらなんでも無礼が過ぎます!」

 「そ、そうです!師を凡百なんて!」

 

 はわあわ言わなくても会話できるじゃねぇか

 普段からそうしろよ。

 油断を誘おうとしてるのかわからんが、無礼だ。

 相手によってはそのまま死ぬぞ。

 

 あぁそれとも・・・アタシ舐められてるのかな?

 どう思う趙雲?

 

 「信用されていると言えば聞こえは良いですが・・・

 ま、手はださんと舐められてると言えばそうでしょうな。

 なにせ最初から、はわあわ言わずとも会話ができるのですから」

 

 そうかぁ舐められてたかぁ。

 

 そうかぁ・・・生殺与奪を握られてる自覚がなかったんだなぁ

 

 「「ヒッ!」」

 

 そりゃそうだろ、州牧の執務室に

 家臣でも客でもねぇ奴が許可なく入ったら、そりゃ死罪だろ?

 

 玄徳は百歩譲っても。お前らに譲らなきゃいけねぇ理由は何だ?

 

 「「あ、あ、あ」」

 

 そんなことすら分からねぇガキを、筆頭だ次席だ言ってる師は?

 

 「「・・・」」

 

 てめぇで師の名を汚しておきながら無礼?寝ぼけんな。

 殺す価値もねぇよ。失せろ。

 

 「待ってくれ!」

 「「「ご主人様!」」」

 

 次から次へと・・・警備はどーなってんだ?

 

 「愛紗ちゃん鈴々ちゃんに抑えてもらってるの!」

 

 ・・・なぁ趙雲

 

 「承った」

 

 で、何の用だ?一応、一応聞いてやる。

 

 「いや、公孫賛が盧植先生を助けない理由を聞かせて欲しい」

 

 ・・・はぁ。ほんとに舐められてたんだなアタシ

 

 「は?別に舐めてなんて・・・」

 

 公孫賛【様】だ

 なんでてめぇ、アタシを呼び捨てにしてんだ?

 

 「・・・」

 

 盧植先生を助けない理由をお聞かせ願えませんか?だろ

 

 「・・・」

 

 そもそも、何でアタシが執務を後回しにして

 てめぇらの好奇心を満たしてやらなきゃならない?

 てめぇの居た世界じゃ誰も彼もが

 てめぇの聞きたいことを親切丁寧に教えてくれたのか?

 

 自分で考えろって言われねぇのか?

 自分でやれって言われねぇのか?

 人を説得するなら、説得材料くらい用意しろって言われねぇのか?

 

 

 なぁ?勘違いしてんなら言っておくぞ。

 天の御使いなんてな、逆賊の代名詞だ。

 

 「ぎゃ、逆賊!」

 

 そりゃそうだ、天を冠するは天子様のみ。

 その御使いを名乗るのは勅使だ。

 違うか諸葛亮?

 

 「・・・その通りです」

 

 ただでさえ恐れ多いのに。

 中原に賊が広がる昨今、勅使でもない奴が

 天の御使いを名乗ってたら、そいつは

 漢の統制を乱す逆賊だ。

 違うか龐統?

 

 「・・・その通りです」

 

 自覚しろ。貴様を殺してないのは

 玄徳の知り合いだからに過ぎん。 

 つまりはアタシの慈悲だ。

 

 「・・・」

 

 そもそもアタシらとアンタらは対等じゃない。

 知識も教えも、黙ってたって与えられるもんじゃねぇんだよ。

 

 アタシが、仕事の邪魔だから失せろと言ったら・・・失せろ。

 

 「パイパイちゃん・・・変わったね」

 

 こちとら幽州の民の命、背負ってんだ。

 お前と一緒にするんじゃねぇよ。

 

 だからもう、失せろ。

 アタシの我慢にも限度がある。

 

 「はい」以外の返事を聞いたら

 どうなるかわからんぞ。 

   

 で、返事は?

 

 

 「「「「はい」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あぁ今頃は関羽と張飛も気を失って倒れてるだろうから

 忘れずに連れて行けよ。 




まぁ蜀陣営は、当たり前のことを当たり前にしてませんからね
州牧は州軍の総大将で州のトップです
さらに封建制。
しかも精強で有名
つまりは島津

島津義久に対して平民がタメ口で話しかけたら無礼打ちでしょう?

種馬、頭おかしいよねってお話

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