とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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主人公は李儒君です

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魏サイドのアンチヘイトあり

嫌いな人は読み飛ばしでお願いします


サツバツ!ダイナミックエントリー!

 ふむ、最近何進が何を考えてるのか

わからなくなってきたな。

コレは・・・狂ったか?それとも奴の策か?

 

 弟子はどう思う?

 

 「師が相手を過小評価しないことは

 知っているでしょうから・・・

 知ってますよね?

 ・・・知ってるとして。

 深く考えるのを見越して疲労を狙った策では?

 それなら成功してますから、

 大したものと言えます・・・」

 

 (てつやあけ?)

 

 「うん、シロさんの言うとおり、

  忙しすぎて単純な事が逆に

  凄い名案に思えちゃったんじゃないですか?」

 

 まぁ、その可能性が高いんだが

 ・・・いくらなんでも

 

 「えぇ、まさか今更我らに、

 黄巾党殲滅の命令とは・・・」

 

 朱儁将軍が穎川で手柄を立てて

 皇甫嵩将軍が南陽を取り戻した。

 で、何進が選んだ盧植が左遷・・・アホか。

 

 「地味姉妹の師らしいですが・・・

  賄賂と兵糧の浪費、どっちが大事か

  わからなかったんですね・・・」

  (あほ)

 「ホント、目の前の戦しか見えてないのに

 将軍なんて・・・うっ頭が!」

 

 まぁ孫堅は自分が賢いとは

 思ってなかったからな。

 その辺、清流派の盧植は完全に駄目だ。

 自分は悪くない、周りが悪いって

 本気で思ってる。それに左豊もな、

 何進の派閥に属する盧植を

 妨害したかったてのもあるから。

 まぁ一概には責められんが・・・

 

 「双方無能ではあります。

  わざわざ口実を与えるとは・・・

  まったく、現実が本の中にある

  理想の世界と一緒だとでも

  思ってるのでしょうか?」

 

 理想に生きるには自分らがすでに澱んでるだろうよ。

 まず鏡見ろと言いたい。

 

 「あぁそういえば、鏡ですが・・・

 水鏡の二人を得たミミズが動いたとか?」

 (にょろにょろ)

 「現実に追い詰められて

  逃げ出したってお話ですね!」

 

 それで一体どこに逃げるのか。

 いっそ海を渡ったらどうだって

 言いたくなるな

 

 「蓬莱ですか・・・まぁ現実から

  逃避した先としては有りでしょうが

  本当にあるんですかね?」

 

 無論、ある

 

 「「「ええっ!!」」」

 

 海を越えた先にな。

 揚洲呉郡の先から東に出れば行けるはず。

 風によっては三日もかからんのじゃないか?

 

 「「本当にあったんですね」」

  (あった)

 

 まぁ夷州と呼ばれる地の別名らしい。

 伝承のような場所ではないな。

 ただの島だ。

 

 「「「なるほど」」」

 

 大きさは荊州の半分、同じかやや下くらいか。

 現実逃避して理想の国を作るなら

 ちょうどいいと思うんだがなぁ。

 

 「誰にも迷惑かかりませんね」

 (あっちいけ)

 「そうですよねーこれから地獄に

  巻き込まれる人達にしてみたら

  ソッチ逝って欲しいですよねー」

 

 いやいや、一応住んでる人いるから。

 その人等と交渉か駆逐して・・・だな。

 

 「どこにいても迷惑ですね」

  (じゃま)

 「夢なら死んでから見なさいよね!」

 

 サツバツとしてるとこ悪いが、そんなわけで

 公孫賛は畑耕してるところだろう。

 幽州の南は・・・ちと荒れるがな。

 

 で、我々はどう動くか・・・だが

 

 「命令は正式なものですからね。かと言って

 師は動くなって・・・」

 (いみふ)

 「単純に考えれば戦力の分断ですけど」

 

 戦力が減って、俺が破れて、騎馬民族が

 漢に乱入したら

 ・・・火消しどころじゃないよな?

 

 「ですね」

 (こく)

 「はい」

 

 かと言って俺が少数で行って、

 現地の兵力使って

 賊滅したら困るってことだろ?

 

 「ですね」

 (こく)

 「はい」

 

 失敗を求めてるのか成功を求めてるのか。

 何がしたいんだ・・・?

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 騎馬民族達は、何進から指示を受けてたか?

 

 「いえ、最初の・・・師が動かないように

  敵対しない程度に刺激しろ。とだけです」

 

  ・・・この時点で何進が狂ってることを  

  想定するべきだったな。

 

 「騎馬民族も我々も、戦場を知らない

  大将軍の寝言と思ってましたからね」

 (まさか)

 「本気だったなんて思いませんよねー」

 

 まぁな。洛陽に黄巾の情報はあると思うか?

 

 「張三姉妹ですか・・・無いでしょうね。

  なんでも噂では猛々しい男らしですし」

 

 波才と張曼成がそんな感じだった

 みたいだからな。想像しやすいんだろうさ

 

 で、今は冀州広宗だって?

 また官軍が負けたとか

 

 「盧植が追い込んだところを

  邪魔しましたからね。

  今は息を吹き返しているでしょう。

  ソレを考えると左豊は

  絶妙の機を突いたと言えます」

  (きせき)

 「それで、洛陽では安北将軍は何を

 しているんだ?って話になったんですね!」

 

 将軍府で、大将軍の命令で長城を

 越えたんだよ。って反論した結果。

 じゃあ動かせとせっつかれてコレか。

 

 「ですが直接武功を挙げられたら、

 今度こそ褒美を出さなければならない」

  (しゃき)

 「皇甫嵩将軍も朱儁将軍も失敗して

 ませんから将軍位は上げれないですね」

 

 だから俺以外と限定した。

 俺が鍛えた人間に指揮を執らせて、

 失敗したら俺ごと咎めて

 成功したら昇進させる。

 んでそいつを取り込んで、

 俺への対抗馬とするわけだ。

 

 「ソレが一番俗物的で、かつ、

 何進好みの策なんですが・・・」

 (むり)

 「なんか疲れすぎて吹っ飛んだらこんな

 意見も出てきそうですよ?」

 

 とりあえず、こっちから兵はあまり

 動かさん方がいいな。

 二万・・・いや一万あれば良いか。

 もともとの広宗の兵もあるし・・・

 で、現地兵力は公孫賛と董卓?

 いや董卓は司隷へ援軍か、

 後は冀州の韓馥と袁紹は動けない?

 損害でもあったか?で、曹操?

 

 「なんでも穎川で大功を上げたとか」

 

 あぁ、兵糧ごと焼いたとか?アホだな。   

   

 「全くです、アレが師の後に神童と

  呼ばれていたなど考えられませんね」

  (むぅ)

 「次席様の叔母さんも呼ばれてた

 らしいですよね?

 何故か一緒に居るとか言ってませんでした?」

  

  そういえば狐っ子がそんなこと言ってたな。

 袁紹のところに行ったはずが、いつの間にか

 曹操のところに行ってたって。

 

 「あぁ、わけがわからないよって

  言ってましたね」

 (きゅう)

 「神童二人揃っても、やることは

 アホなんですよねー」

 

 まったくだ。敵の援軍が来るとかなら

 まだしも・・・敵を駆逐したあとで、

 こっちの援軍が近くにいるのに

 なんで砦ごと兵糧焼くんだよ。

 もったいないとか思わんのかね?

 

 「分配ができないから・・・

 とか言っていたそうですが」

 (せまい)

 「ほんと、視野が狭いです」

 

  なぁ?そもそも県令ごときに

 分配の権限なんかねーよ。

 とりあえず自分の手柄を朱儁将軍に

 認めさせたら、洛陽に送り付ければ

 良かったんだ。

  食料に貴賎はないんだから。

  で、洛陽に食料届けても、金と違って

 腐らせるだけだから溜め込まずに

 あっちで分配するだろ。

 

 そのまま広宗の遠征軍の兵糧にしてもいいし

 手柄を立てた連中の褒美でもいい。

 商人に売れば、商人はまた別に売る。

 結果、民の口に届くじゃねぇか。

 兵だって民だ。

 食料のために戦ってる兵の目の前で

 食料焼くって・・・何考えてんだ?

 

 「ですから・・・何も考えてなかったのかと」

  (あほ)

 「なんか勘違いしてますよね。

 県令が何様かって」

 

 んで荀家の神童の荀彧だが・・・

 

 「男嫌いを公言していて態度でも

  隠さないそうです」

  (あほ)

 「バカじゃないですかね?」

 

 軍師が感情見せちゃだめだろ・・・

 我慢もできないのか。ソレで筆頭軍師と

 まぁ、典型的な名家だな

 

 「そうですね、元々曹操は宦官閥で

 何進や名家とのつながりがないのに

 十常侍と敵対したとか?

  ・・・馬鹿ですね。

  まぁそんな曹操に荀家の人間が仕えたら

  そりゃ使わないといけませんよね。」

  (あほ)

 「後先考えないって凄いですよねー

 ・・・うっ頭が!!」

 

  まぁそうだな。だがこんなの軍師にしたら

 噂だけで軍が崩壊するぞ?どうすんだ??

 

 「そうですね。今回の戦で男の兵士が

 多く死んだのは荀彧の策のせいだ。

 荀彧が策を取り続ければミンナコロサレル。

  まぁコレで終わりますね」

  (・・あほ)

 「あぁ、そうですよね。

  元々兵は7割以上が男の人だから

  荀彧の策で男が多く死ぬのは間違ってません」

 

 民の半分は男だぞ?

 自分の夫や子供を必要以上に殺されたと

 思ったらどうなる?

 

 「その荀彧を使ってる曹操への

 信頼もなくなるわけですね」

  (あほ)

 「うわぁ」

 

 周りを女で固めて、高い忠義を

 維持するのはいいんだが、

 男の兵に対する配慮が全くない。

 おそらくコレが危ういということを曹操が

 理解できていない。

 もしかしたら、漠然といいことではないと

 思ってるかもしれんが、

 緊急のものと思ってない。

 

  今の公孫賛みたいに

 民と土地を見ているのではなく

 己とその施策に酔ってるな・・・

 

 荀彧が重用されればされるほど

 この毒は効く。

 

 お前たちも気をつけろ。見せるのは構わんが、

 他人に読まれて良い事などない。

 

 「「「はい」」」

 

 朱儁将軍もなんでこんなのを

 派遣してくるのか・・・いや、これ、

 朱儁将軍が俺に押し付けただけだろ?

 

 

 めんどくせぇ

  

  まぁ、俺もこんなに早く動く気は

 なかったから俺に動くなというのは

 渡りに船と言えるんだが。 

 

 「では?」

 

 あぁ今回は弟子に行ってもらう。

 武官は李厳と徐晃。

 文官は法正だ。

   

 (・・・)

 「・・・」

 

 元服前だから留守番。

 

 「「・・・はい」」 

 

 使えるのは公孫賛くらいだ。

 言うまでもないが、曹操の動きに注意しろ。

 こう言う奴は大体全体にとって

 碌でもないことをする。

 

 「はい」

 

 俺が許す。

 

 地獄を見せてこい。

 

 「はいっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さぁ、弟子よ、お前が創る地獄は

 どんな色をしている?




拙作の蓬莱は台湾の設定です

感情豊かな猫耳・・・それ軍師にしちゃダメでしょ
食料半分にして出陣して
予想外なことあったから
間に合いませんでしたって最悪です。

 っていうかそのまま行く
はおー様もおかしいよね?
足りなくなったら全滅っすよ?
普通どっかに準備しない?ってお話 

史実で曹操が兵糧を焼いたのは
元々少数での奇襲であり
敵の方が多く、更に戻って来る可能性が
あったためとされてます

恋姫時空では・・・アレですね。

拙作では、へうへうさんは負けてません
まぁこの時点で呂布と張遼いたら負けないよね

熟女は南です。

オリ設定だからね!

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