とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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やってきました三姉妹

魏ルートじゃないからね。
どんな扱いしても無問題!

アンチヘイト表現アリ

オリ設定、オリ展開

嫌いな人は読み飛ばし


アンタ等、背中が煤けてるぜ

幽州牧 公孫賛、自身が率いる10000

趙雲、厳綱、王門、関靖。

 

并州牧 董卓、張遼が率いる5000

賈詡、高順、徐栄。

 

冀州牧 韓馥、張郃が率いる100

沮授。

 

観戦武官として、張昭と・・・呂蒙?

 

で、朱儁将軍から回された曹操3000に

なぜかミミズが一緒で1000

 

 その上でこの曹操の動きは・・・

最初は手柄の総取りを狙ったものと

思いましたが、違いますね。

 

あぁ、取り込む気ですか。

冀州と兗州は黄巾発生の地ですからね

奴らが旅芸人であることを知って

慰問に使えると思ったか・・・

 

 県令ごときが何をやってるのやら。

 

 先を見てるつもりかもしれませんが、

自分が見えてないでしょう。

 それとも自分の動きを見切れる

者がいるはずがないと慢心してるだけでしょうか?

 

 先を予測する才がなくとも

 情報さえあれば丸見えです。

 

 まぁ、県令が得ることのできる情報程度では、

 我らの情報網は理解できないのでしょうね。

 

まったくここまで無能とは・・・

 

 コレに負けた頴川の黄巾も・・・

この程度であったら、確かに師を北から

動かさなかった何進は間違ってはいなかった

ということでしょう。

 

 結果論ですが。

 

 で、張燕?結果は

 

あぁ。コレが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて冲和姉妹。話は聞いてますね?

 

 えぇ、降伏勧告が仕事です。

賊が降伏したら、アナタ方も

賊も生かしましょう。

 

 なに、顔をぐちゃぐちゃにされて、

半分腐った死体があれば、

洛陽は首なんてみませんよ。

 

 この軍に居る連中には、生かしたまま

 洛陽に送ると言って送ります。

 

 無論アナタ方の罪もしっかり明記しますよ。

 

 集まった人間を武装蜂起に使われたんだ?

 自分たちはそんなつもりはなかった?

 

 

 

 

 それ、黄巾に親を殺された

 子供の前で言えます?

 

 

 

 

 

 集めた人間に対する無関心が、

 今回のアナタ方が犯した罪です。

 

 いえ、無関心だったでしょう?

 

 もう少し規模が小さい時に気付けたら

 違ったでしょう?

 

 あの、周倉でしたか?彼らを使って

 何か行動起こせたでしょう?

 

 ここまで放置しておきながら

 被害者面はできませんよ。

 

 それはそれとして。

 話の途中でしたね。

 まったく不敬ですよ?

 

 

 で、続きですね。

 

 道中被害者の民に襲われて、

 こうなっちゃいました。

 

 もともと生かして連れてこいとは

 言われて居なかったので

 兵も積極的に守る気はありませんでした。

 えぇ、生きたまま執拗に頭を潰されたとか・・・

 

 漢王朝に逆らった賊としては、

 相応しい末路ではないかと思いませんか?

 

 こんな感じですね。

 

 まぁ我々としてはあなた方が生きていようが

死んでいようが構わないんです。

 命令は賊の殲滅と張角の首。

 

 殺しても、長城の修繕に当てても

 賊は消滅しているでしょう?

 生かすのは・・・そうですね。

 労働力の浪費はもったいないから。です

 

 首は今、説明した通りですね。 

 

 かける慈悲は一度だけ。

 時間はあんまりあげれませんね

 え?それはそうでしょう。

 ここにいる官軍や、砦に居る連中だって

 ご飯食べるでしょう?

 兵糧はタダじゃないんですよ?

 

 それとも官軍や砦にこもった中の分の

 兵糧、アナタ方が用意しますか?

 

 ちなみに断れば・・・まぁ地獄が見れますよ?

 

 

 さて、理解したなら、コレが通達の内容です。

 

 明日軍議があります。

 その場でアナタ方の事を諸将に見せて

 降伏勧告と引き換えに命は助けたと

 説明します。

 

 彼らには生きてた方が辛い目に遭うでしょう?

 と言っておけば納得しますよ。

 

 そうですね。勝手に想像してくれるので

 説明しなくていいのが楽でいい。

 

 流石我が師。

 

 

 あぁ、シツレイしました。

 

 では、コチラをしっかり覚えてください。

 

 言うまでもないことですが

 アナタ方が明日から行うのは、

 彼らと自分たちの命を救うための

 まさに命懸けの演劇です。

 

 精一杯やりなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・そう、精一杯ね

 

 

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 何なのアレ!何なのアレはっ!!

 

「ちぃ姉さん!静かにして下さい!」

 

 だってアレは!アレはないでしょう!!

 

「落ち着いてください・・・

 言ってることは間違ってないんです。

 私たちの無関心が、

 歌さえ聞いてもらえば良いと言う無関心。

 歌を聞いたあとの彼らが、

 何をしていたのかを気にしなかったことが

 今の状況を作ったんです・・・」

 

 けどっ!

 

 「なら、このまま騒いで、

 勧告を拒否しますか?ソレをしたら、

 あの砦に居る人たちはどうなりますか?

 もう私たちは間違えるわけには

 いかないんです!」

 

 「そうだよね~助けてくれるんだし。

 ご飯とお仕事もくれるんでしょ?」

 

 嘘かも知れないじゃない!

 

 「いえ、何の根拠もなくそう言うだけなら

 嘘の可能性もありましたが、

 長城の修繕という具体的な仕事があります。

  確かに誰もやりたがりませんから、

 賊にやらせると言われれば

 洛陽は認めるでしょう。また、

 修繕をしている者達を無駄死にさせる

 気もないでしょう」

 

  けど、もったいないから殺さないって!

  そんなモノみたいに!!

 

 「・・・無関心だった私たちが言えること

 でもありませんよ。

 言ってしまえばあの人たちは、

 私たちの尻拭いをしてるんです。

 それも他の武功目当ての連中みたいに、

 賊として討伐するんじゃない。

 民として扱ってくれると・・・」

 

 「顔は無表情で声は冷たいから、

 ちいちゃんが勘違いするのも

無理はないかもしれないけどね~。

言ってることは優しいんだよ?」

 

 ・・・逃げてちゃダメってことだよね。

 

 「えぇ、親を殺された子の前で

 「私たちは関係ない」と言えるほど、

 人間を捨てたつもりはありません」

 

 「そうよね~反対に子供を殺された

 親御さんだっているんだし・・・」

 

 それは・・・そうよね。

 

 「もっと早く気づいて周倉さんたちに

 言ってれば・・・何とかなったかなぁ~」

 

 「もしもの話ではありますが。

 少なくとも今みたいには

 なっては居ないでしょう。

  私たちだけじゃなく、

 観客の人たちだけでもなく、

 私たちを利用した奴らだけじゃなく。

 ソレに巻き込まれた人たちには何の

 罪もなかったのに・・・」

 

ただ歌えれば・・・それだけで良かったのにね。

 

 「う~ん。だからさ、とりあえずみんなに

 降伏してもらわなきゃ!

 降参したら許してくれるんだから!」

 

 「逆に言えば降伏しなければ皆殺しです。」

 

 ・・・ほんとにするかな?

 

 「あの人は殺るって言ったら殺る人でしょ?」

 

 「いえ、殺ると言わず殺った。という人です」

 

 ・・・ホント?

 

 「黒山賊は知ってるでしょ?」

 

 アレは暗黒将軍のやったことでしょ?

 

 「バッ!!ちぃ姉さん!!!」

 

 え、なに?どうしたのよ!

 

 「あの人は安【北】将軍様の一番弟子です!」

 

  え”

 

 「ココどこだと思ってるんですか!

 勧告する前に殺されますよ!」

 

  え”いや、ソレはないでしょ?

 

 「さっきも言ってましたが、

 あの人たちが私たちを殺さないのは

 もったいないからです。

 無礼を許してまで生かすか?

 と言われたら・・・」

 

 「別にいらないやって思われたら

 マズイってことね~」

 

 「・・・そうです。今、私たちがこうして話が

 出来てるのだって、あの方の恩情です。

 本来なら鎖に繋がれて、降伏勧告しろって

 拷問されてますよ?」

 

 あ、え、もしかして、今の私たち・・・

 

 「うん。相当ヤバイのよ~」

 

 「天和姉さんの言うとおりです、

 降伏勧告をするかしないか

 じゃなくて、どうやって成功させるかを

 考えなきゃダメなんです」

 

 ・・・そうね、わかった。

 もう言わない。

 

 

 けどさ・・・冲和姉妹ってひどくない?

 

 

 「「・・・」」

 

 

 

 

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 ふむ、ようやく立場を自覚できましたか。

 

 この分なら、追加の策は不要ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、久しいですね。公孫賛に趙雲。

 

 「アハハ・・・お願いします。怖いんでやめてください」

 

 「未だ未熟者ですので山の子で勘弁してください」

 

 ふむ、謙虚なのは良いことです。

 その様子ならまだまだ成長できそうですね。

 

 「えと、ちなみにですよ?ちなみにですけど

 そのままで納得してたら?」

 

 別に何もしませんよ。

 あぁ、そこで満足したか。

 コレで成長は止まったな。と判断するだけです。

 

 「「怖っ!!」」

 

 先達が怖いのは当然です。

 馴れ合いでは成長できませんからね。

 

 で、軍議の前の挨拶だけではありませんね?

 

 「ハイ。玄徳・・・いえミミズの事で」

 

 あぁ・・・アレは幽州だけなら

 まだ良かったんですけどねぇ

 韓馥と話は通したのでしょう?

 

 「ハイ!幽州は半分で良いと」

 

 ・・・韓馥にしてみたら青天の霹靂でしたかね?

 

 「随分驚いておりました。

 本来なら公孫賛殿が謝罪することでも

 ありませんからな。」

 

 「いや、アレを無関係だと言ったら、

 アタシは袁紹と同じになっちまう。

 アタシの為にも韓馥には納得して

 もらわなきゃ駄目だった」

 

 よく気付きました。

 気付かなければ山の子共々、埋めてましたね。

 

 ((埋めるって何だっ!!))

 

 あぁ、師が考案した新しい拷も

 ・・・精神修行でして

 

 「「今拷問って・・・」」

 

 穴を掘って埋めるだけですよ?

 

 「「え?そんなモノなんですか?」」

 

 えぇそんなモノです。

 今度やってみますか?

 

 やってみればわかりますよ。

 あの無意味に穴掘って無意味に埋める

 作業の辛さが

 

 「え~心に響く的な拷問で?」

 

 えぇ。無意味に疲れます。

 筋力を鍛えると思えば・・・と思っても、

 穴掘りに使う筋力って他の何にも

 使えませんし。

 

 大きな穴掘って、はい埋めて。

 小さな穴掘って、はい埋めて。

 普通の穴掘って、はい埋めて。

 

 コレを三日です。

 

 ふふふ

 

((この人の目が遠くなるって・・・))

 

 ちなみに騎馬民族は一日目で泣きました。

 ネコモドキは二日。

 ・・・伯姉妹はずっと目が死んでましたね。

 

 「「・・・」」」

 

 忍耐力の修行らしいですが、その辛さは

 顔中にハチミツを塗って

 森の中に埋められるよりキツイんです。

 

 「「いや、ソレ相当ですよね!!」」

 

 いえ、アレは気によって虫を寄せ付けない

 ようにできれば、タダの人柱です

 

 「「タダの人柱とは・・・」」

 

 で、せっかく掘った穴に、

 誰か埋めれたら・・・

 無意味じゃないでしょう?

 

 「「勘弁してください」」

 

 えぇ、冗談ですよ冗談

 弟子冗談。

 

 きちんと成長してるんですから

 そんな無意味なことはさせません

 

 州牧にそんな時間ないでしょう?

 

 「えぇ、まぁ。今は時間があったら

 開発したいですね」

 

 それでこそ師が認めた地姉です。

 もともと為政者の才があるとは

 思ってましたがよくぞこの短期間で

 その域に到達できましたね。

 

 「え?アタシってそう思われてたんですか!」

 

 そうですよ?

 州牧になってわかったでしょうが、

 政は基本地味です。

 

 「はい」

 

 自分に無駄な自信や、

 中途半端に才があると勘違いしたものは

 その地味な行動が我慢できません。

 アナタの同門だった袁紹や曹操がそれです。

 

 「はい」

 

 ですが貴女は最初から地味であることを

 認め、受け入れていたでしょう?

 それすなわち為政者としての才です。

 

 「グスっ」

 

 州牧が人前で泣くものではありませんよ?

 

 ・・・泣くなら矯正を受けたときになさい。

 

 「ひ、筆頭様。感動が台無しですよ!」 

 

 まぁ、ここで泣かれても面倒だし・・・

 

 「「コレ本心から言ってるぅ”ぅ”ぅ”ぅ”ぅ”ぅ”ぅ”ぅ”!」」

 

 コレとはなんですか。

 

 不敬ですよ。

 

 「「スミマセンデシタっ!!!」」

 

 まったく、とりあえずミミズの件は

 わかりました

 

 何故かこの陣にいるようなので、

 理由によっては曹操共々・・・ですね。

 

 「はい、ありがとうございます」

 

 山の子も参加するのでしょう?

 動く準備はしておいて下さい。

 

 「はっ!」

 

 私一人でもいいんですが

 あんまり一人で動くと李厳殿に

 怒られますからね。

 

 「「あぁ~」」

 

 まぁ、いいでしょう。(

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 明日の軍議をお楽しみに・・・

と言ったところでしょうか、ね。




冲和=チョンボですねってお話

役満潰しは発覚したら役満払い
そんな修羅ルールの地方の人間です



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