とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
<< 前の話 次の話 >>

75 / 186
李儒くんと熟女さんの会話

はおー様だって成長してますよ?
・・・間に合うかどうかは別として

オリ設定オリ展開

原作アンチあり

嫌いな人は読み飛ばし


?マークは要らないんだぜ。聞いてないんだからな!

 久しいな孫堅

 

 「えぇ、お久しぶりです卿」

 

 あぁ無理するな

 何と言うか・・・背中が痒くなる

 

 「え、いや、流石に」

 

 俺はただの九卿だ。

 初めて会ったときと同じだぞ?

 何なら殺意向けてもいいぞ?

 

「ただの九卿ってなんだい・・・

 っと失礼しました」

 

 いやいや、それでいい

 せっかくの美しく燃える炎が

 慣れない作法を意識して萎んではな。

 もったいないじゃないか。

 

 「アンタは・・・」

 

 ははは、今日は弟子もいないしな

 サシで話そうじゃないか。

 色々話したいことも

 聞きたいこともあるんだろ?

 

 「まぁ、ね」

 

 とりあえず酒とツマミもある。

 茶がいいなら茶にしよう。

 

 たまには泥酔しても誰も文句は言わんさ

 

 「お、そりゃありがたいね。 

 それで?弟子の居ない屋敷で

 アタシを酔わせてどうする気だい?」

 

 ん?普段溜め込んでる不満やら何やらを

 聞いてやろうと思ってな。

 

 「あぁ~そっちかい」

 

 ま、溜ってるなら相手してやらんでもないぞ?

 いや、この場合は是非お願いしますと頼むべきか?

 

 「はっこんな年増を捕まえて何言ってるんだい!」

 

 おいおい、お前はもう少し自分の美しさを

 自覚するべきだな?

 

 「はぁ?」

 

 煌々と煌めく炎はその温かさと美しさで

 問答無用で人を引き付けるものだぞ?

 

 「い、いや、ちょっと!」

 

 お前は自身を年増と言ったがな。

 お前が重ねた年月は

 お前を輝かせることはあっても

 衰えさせることはない。

 だから誇れよ。お前は間違いなく美しい。

 

 「あ~~~~っ!!もう!

 真顔で何言ってるんだい!!

 良いこと言っても目が腐ってるんだよ!」

 

 フッ、ハハハハハ!最近は弟子以外に

 言われないから自覚も無かったが。

 やっぱり俺の目は腐ってるか?

 

 「あぁ、どす黒いね!

 まぁ、慣れればそれも味に

 なるんだろうさ」

 

 慣れれば、か。中々に敷居が高いな!

 

 「そんじょそこらの阿呆には

 分からん味さ、アンタも誇ればいい」

   

 ん、慰められてるのか?

 

 「ま、酒とツマミの分くらいはね」

 

 安いんだか高いんだか・・・

 で、酒と茶どっちがい?

 

 「あぁ、酒で。アンタは確か・・・」

 

 茶だ。付き合えないのは悪いと思うが

 酒は飲まないようにしてるんでな

 

 「へ~何か理由でもあるのかい?」

 

 あぁ昔ちょっと、な

 

 「・・・訳アリかい?」

 

 いや、こういえば周りが勝手に遠慮してくれるからな

 

 「・・・良い性格してるよ」

 

 そうだな!俺も自分の性格は大好きだ!

 

 「そりゃそうだろうさ、で?」

 

 あぁ、昔酔っ払いが暴れてるのを見てな~

 俺がアレやったらどうなるかなぁと・・・

 

 「・・・絶対に飲むんじゃないよ!」

 

 無論だ。酔っぱらって周りに地獄見せる

 教育者なんざ・・・

 いや酒を出さない店に押し入って・・・有りか?

 

 「無しだよ!!」

 

 ちっ!しょうがない。せっかくの美しい炎に

 皺が出来たら困るからな。

 

 「あぁあんたが涼州で言ったのって?」

 

 その通りだな。

 あの時からお前の炎は美しく思ってたよ。

 うらやましいとすら思ったもんだ。

 

 「あ~っ!そーゆーのは

 もういいから!」

 

 そうか?本心からなんだがな

 

 「だからだよ!まったく・・・。

 司馬殿が聞いたら怒るんじゃないのかい?」

 

 いや、アレはアレで違う美しさだからな。

 比べようが無いから怒りはしないだろうさ

 

 「まぁ、方向性が違うってのはわかるけどね」

 

 そうだ。アレは冷厳たる冬の山の美しさだ。

 南に住むお前にはピンとこないかも知れんがな。

 

 「冬の山ねぇ・・・炎に比べたら随分と寒そうだ」

 

 そうだな。遠くにあれば美しいが

 近くにあれば厳しく冷たい。

 

 だが、その厳しさと冷たさが

 なかったからこそ、この国は腐った。

 

 「あぁ、それはそうだね」

 

 ぬるま湯に浸かって流れを止めた連中には

 炎の熱さか冬の冷たさが必要だ。

 それに冬の山も良いモノだぞ?

 その冬には春が内包されているのだからな。

 

 アレの中の春を見れるようになれば

 お前にもわかるさ

 

 「その為にアタシも鍛えたのかい?」

  

 おぉ、気付いたか?

 

 「そりゃね。情報の大事さ、我慢の大事さ

 民の重さ。兵の重さ。将の重さ。

 それと・・・選ぶことの重さ」

 

 長沙一郡でここまで育つとはなぁ。

 抱えたモノの大きさと重さに比例して

 苦労も増える。苦労を乗り越えれば

 成長できる。

 素晴らしいな!

 

 「苦労する方の身にもなって欲しいもんだ」

 

 アレだけの人材を抱えておきながら

 一軍の将とか、ありえんだろう?

 

 「そうだね、今ならその気持ちもわかる」

 

 まぁ、つまるところは俺の為だ。

 感謝はいらんぞ?

 

 「誰が感謝なんかするもんか。

 あんたのせいで肩と腰が痛いんだよ」

 

 慣れないと、いや、慣れても辛いからな

 後で鍼打ってやろうじゃないか。

 

 「・・・痛くないので頼むよ」

 

 あぁ、痛いのはワザとか未熟だからだ。

 

 「そのワザとを止めとくれって言ってんだよ!」

 

 ハハハハハ、その時の気分だな!

 何せ痛みも乗り越えれば成長に 

 なるんだからな!!

 

 「頼むから止めてくれ、洛陽では

 ゆっくり茶と酒飲んで暮らすって

 決めてるんだよ」

 

 おいおい、娘が戦場にいるってのに

 薄情な母親だな!

 

 「あんたをこうして抑えてるじゃないか?」

 

 お!そういう見方もあったか。

 なるほどなー

 

 「で、いつからだい?」

 

 ん?どれのことだ?

 

 「なんのこと、じゃなくどれってのが

 あんたらしいよ・・・」

 

 心当たりが多すぎてな。

 はっきり言われないとわからんのだよ

 

 「はぁ・・・今回の袁紹と董卓の戦いさ」

 

 戦いになってないけどな

 

 「アンタが洛陽に居る時点で

 董卓は各個撃破が可能になったからね」

 

 最初あいつらアレだけの騎兵

 持っていながら、籠城しようと

 してたんだぞ?ありえんと思わんか?

 

 「まぁ20万だからねぇ」

 

 集まってないなら千~万の群れだろうに

 

 「洛陽で漢全土の地図を見れるからこその

 発想だろうね」

 

 お前は気付いてたじゃないか?

 

 「アンタを知ってるからね」

 

 それを言ったら

 董卓も知ってたと思うんだけどなぁ

 

 「少し離れてた方が良く分かるんだろ?

 アタシ達だって司隷まで遠征するって

 考えたら道中の心配はするし」

 

 そういうもんか。

 道中まったく警戒してない連中は

 ひとえに経験不足だったな。

 

 「アタシら、なんだかんだで

 涼州まで行ってるからねぇ」

 

 そうだな、あの時お前らがあの騎兵と戦っていたら、

 孫策は董卓に挑んでたかな?

 

 「たぶんね、今は実際にどれほどのものか

 分からないから手は出さないけど、知ってたら

 何かしらの手を打って、自分の糧としてるだろうさ」

 

 あぁ、お前の娘も良いオンナに育ったな?

 

 「なんだい?さっきまであたしを口説いてたのに

 舌の根も乾かぬうちに娘を口説く気かい?」

 

 妬くな妬くな。

 まだまだ未熟だよ。お前の方が

 良いオンナに決まっているじゃないか。

 

 実際、お前の娘には足りないものが

 多すぎる。

 

 「別に妬いてはいないけどさ、

 娘に足りないところがあるってのは

 それはそれで、なんかモヤモヤするね」

 

 孫策は軽すぎる。慎重さと当主としての自覚が足りん

 孫権は硬すぎる。果断さと柔軟さが足りん

 尚香は・・・まぁ元服前の子供だからな。

 

 「しっかり調べてるねぇ

 三番目は随分と鍛えてるみたいだけど?」

 

 どこまで行っても不足と言うことはないだろう?

 

 「まぁね。そこで終わりって思ったら終わりだけどさ、

 あんまり鍛えられても孫策の立場が・・・」

 

 良いじゃないか?妹に負けないように

 己を高めようとするだろう?

 なんだかんだ言ってお前に似て負けず嫌いだ。

 

 「ほんとにねぇ、軍事だけなら

 アタシにだって届きそうなんだけど」

 

 軍事も政の一部だと理解し始めたんだろう?

 

 「あぁ、ようやくだね。前に権に尚香が

 書類で叱責してたのを、ようやく他人事

 じゃないって思ったんだろうさ。」

 

 軍事も政の一部か?

 まぁ、一軍の将でしかなかったら

 分からん視点ではあるわな。

 

 「一万の兵の命を背負っての進軍だ。

 その重さに耐えれれば、少なくとも

 涼州に行った時のアタシは超えてるよ」

  

 立場が人を創るとはよく言ったものだ。

 

 「過分にして聞かないけど、まぁその通りだね。

 それで?」

 

 あぁ、いつからって話だったな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 初めからだよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「っ・・・はじめから?」

 

 あぁ、そうだな。

 まぁ介入したのはアレだぞ?涼州から帰ってきて

 安北将軍になった辺りからだが。

 

 「っ!そうかい・・・まだ足りないみたいだね」

 

 HAHAHAお前の成長は嬉しいが、

 なんでもかんでも読まれたら俺の立場が無いじゃないか。

 

 「少しくらい遠慮してくれないもんかねぇ」

 

 ん?なんだ。問答無用で地獄を見たいか?

 

 「・・・あぁ、遠慮してくれてたんだね」

 

 そりゃそうさ。その炎を育てる気はあっても、

 潰す気も、腐らせる気も、ましてや消す気は無いんだからな。

 

 「・・・感謝した方がいいのかねぇ?」

 

 さて、あっさり死ねるのと、地獄から逃げ続けて生きるのは

 どっちが良いのかね?

 

 「少なくともアタシは生きてる方がいい。

 なんたって娘の成長が見れるからね」

 

 あぁ、その気持ちは良く分かる!

 俺もお前や弟子が成長していく様を見るのが

 楽しくて楽しくて堪らんよ!

 

 「アンタのは何か違う気がするんだよねぇ」

 

 それはそうだ、みんなちがってみんないい!

 人間だもの。な!フハハハハハハハ!

 

 「何がアンタのツボを突いたのかは知らないけど

 まぁ、楽しそうで何よりだ。」

 

 何事も楽しい方が良いさ。

 張勲を見ろ、地獄で楽しみを見つけて

 成長しながら生きている!

 

 「アタシは最近になってようやくアレの怖さを知ったよ。

 ただのお気楽な謀略家だと思ったら

 まさかあそこまでの存在だったとはね」

 

 お気楽な謀略家など居てたまるかよ。

 そしてアレは袁術の為に自ら地獄に堕ちた女だ。

 怖いに決まっている。

 

 「まったくだ、今回だって助命嘆願って保険が

 なければ、策がどうなっていたことか・・・」

 

 孫策と言うよりはこの国が・・・だな

 アレはそのくらい出来るオンナだぞ?

 

 「そこまでか・・・アレはアンタに迫れる?」

 

 無理だな。

 

 「断言するなんて珍しいじゃないか?

 てっきり覚悟や努力次第って言うと思ったんだけど」

 

 アレは袁術の為に己を高めたんだよ。

 

 「あぁ、アンタに近づいても袁術の為には

 ならないねぇ」

 

 たとえ俺が袁術を殺しても・・・だ。

 そこにあるのは復讐という炎で身を焦がし、

 自分を削りながら燃えていく女。

 最後には灰を残すだけ。

 今現在が俺に届いていないならそれまでだ。

 

 「なるほどねぇ。まぁそれでも

 アタシ達よりはアンタに近いだろう?」

 

 その通りだ。だからアレを抱え込もうとする

 お前は正しいよ。

 

 「ソレを認めるアンタが怖くてしょうがないね」

 

 山は高い方が越えたとき嬉しいもんだぞ?

 

 「断崖絶壁じゃないか。もうすこし

 なだらかにはならないのかい?」

 

 この乱世じゃなかったらそれも

 良かったんだがな

 

 「あぁ、手加減しすぎて死んじまうか」

 

 実際長沙を得る前のお前なら、張勲と劉表の罠で

 死んでいたな。

 

 「そうかもね・・・」

 

 んで残った娘が頑張るけど、それこそ我が身を削って

 燃え尽きるオンナだ。

 

 「あぁ・・・そうなってたかもねぇ」

 

 ま、今は違うんだ、ソレを喜ぼうじゃないか

 

 「あぁ、やっぱりアンタには感謝しかないね」

 

 ん?

 

 「酒もうまい、ツマミもうまい、娘も笑顔。

 何も言うことはないよ!」

 

 そうか・・・そうだな。

 

 「で、この上書類申請の手伝いと娘の教育だろ?

 一体この借りをどうやって返そうかって話でねぇ」

 

 なに、体で払ってくれても構わんぞ?

 

 「あんたねぇ、これだけの借りがこんな年増の体で

 返せるんなら、喜んで返してやるさ」

 

 お、そうか?んじゃ遠慮なく・・・

 

 「え、あ、は?ちょ!まっ!

 おい、ばかっ、やめろっ!」

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 や ら な い か

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 「アッーーーーーーーーーーーーーーーー!」

 

 

 

 

 

 

 




李儒君はノンケですよ?

まぁ二人とも大人だしね!

ちゃんとR-15ってタグあるし

何気ない会話に色々含ませるのが
偉い人の会話ですよねってお話



感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に
感想を投稿する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。