とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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前回の続きといいますか
何と言いますか

今北産業中盤戦?

オリ設定オリ展開

蜀アンチあり

嫌いな人は読み飛ばしで!


ちんどん屋は職業です

さて、現状損害もほとんどない

完全に勝ち戦なんだけど・・・

 

「なんだ?何か不安でも有るのか?」

 

あんまり有利すぎて、逆に怖いんだよね。

 

「あぁ~なんちゅーか、全部想定通り

やもんなぁ。」

 

そうなのよね。あんまり上手く行くのも

何か見落としがないかって

不安になるもんなんだね。

 

「あのお二人が想定した戦だからな

むしろコレが当然なんだろうさ」

 

あぁ~コレも過小評価になるのかな?

 

「いや、この場合はどうなんやろな?」

 

「まぁ上手く行かんより良いだろう?」

 

まぁね。予定ではあと3日も要らない

みたいだけどね。

 

「なら、最後まで気を抜かない様にしないとな」

 

「せやな。ちなみに想定されてる

相手の策はどんなんがあるん?」

 

まずは挑発からの一騎討ちよね

状況を打開するには悪くないわ。

・・・普通なら。

 

「いまさら一騎討ちしてもなぁ」

「そうだな。双方に意味が無い」

 

うん、よっぽどのアレじゃない限りは無いね。

 

で、次は挑発して軍勢ごと罠にかける。

コレも、まぁ、普通なら・・・ね。

 

「いまさらここで挑発されてもなぁ」

「むしろ奴等が挑発されてる状態だな」

 

うん、よっぽどのアレじゃない限りは無いね。

 

で、次は負けた振りして追撃を誘う。

まぁ、うん。

 

「そもそもいまさらって感じやな?」

「後ろから襲われてるのはヤツらだしな」

 

うん、よっぽどのアレじゃない限りは無いね。

 

あとはなんだろうね?舌戦を仕掛けてきて

出たところを狙撃するとか?

 

「挑発の意味もあるし、なかなかの手やない?」

「そうだな、一石で二羽は取れるな」

 

なら警戒すべきはコレだね。

まぁ、乗る必要は無いんだけどね。

逆賊と語る口は無いっ!て言えば終わるし。

 

「宮中に侵犯してもーたら

何ゆーてもあかんからな」

 

「誰憚る事もない、立派な逆賊だな」

 

普通に籠城戦しても三日なら

確実に時間稼ぎできるけど

 

「無駄に部下を殺す気はないぞ」

「せや、あんな阿呆どものために、

折角鍛えた連中殺されてたまるかいな」

 

僕だってないよ。

 

ま、そろそろ恋達には指示出さないとね。

 

「そうだな、孫策と袁術はどう動く予定だ?」

 

次の段階に移ったら、孫堅辺りから指示が

届くんじゃないかな?

今だと荊州越えたくらいでしょ。

南を迂回してだから、そろそろ着いても

おかしくは無いけど。

 

たぶんお二人が上手く調整してると

思うよ?・・・いや、ごめん。

たぶんじゃないね。調整してる。

 

「そうだな、情報と時間についての妥協が

ない方々だ。間違いなく調整してるな」

 

「情報と時間どころか、妥協しとるの

見たこと無いけどな」

 

そうだね。手加減は知ってるって噂だけど

 

「あぁ、それは間違いがない。」

 

「せやな、華雄が生きとるもんな」

 

あ~納得。

 

 

 

で、袁術だけど、

恐らく撤退中に賊か何かに襲われて、

行方不明になるんじゃないかな?

 

「なるほど、ソレで残党が悪さしてるのを」

 

「孫堅が鎮圧して、少ししてから

袁術がひょっこり現れて庇護を求めるか」

 

たぶんね。まぁ、ここをきちんと

乗りきらないとダメなんだけど。

 

「命を助けた訳やないからな」

 

「きちんと自分の選択をして、生きる意思を

見せねばならんわけだ」

 

一見厳しいけど、当たり前のこと。

みんなそうやって生きてるからね。

 

「ま、そーゆーこっちゃな」

 

孫策については・・・

 

「すでに袁術の陣から相当量の物資を

南に移してるようだな」

 

袁術の部下達は数が減ってるし、

自分達が飢える状況じゃないから

気付かないみたいだね。

これは張勲の手際だよ。

 

あとは孫策が度重なる出撃と

陣替えで、物資を使ってるから

違和感が出てないんだね。

 

「張勲なぁ、元々一人で回しとったらしいで」

 

「さすがは李儒様が認めた

漢最高の謀略家と言ったところか」

 

・・・あのお二人じゃないの?って思ったけど

 

「過小評価やな」

 

「あぁ、過小評価だ」

 

うん、今回はわかってる。

あのお二人は謀略家なんて

括りには入らないんでしょ?

 

「「はぁ~」」

 

え、何?違うの?

 

「ソレ以前やろ」

 

「そうだな、ソレ以前の問題だ」

 

えぇ~??

 

「エエか?」

「よく聞け?」

「「あのお二人はな」」

 

・・・

 

「「漢には収まらんのだ」」

 

 

デシタネ-

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

ソレでそろそろ現実逃避を

止めようと思うんだけど・・・

 

「せやなぁ~さすがにソロソロ反応せんと

あかんよなぁ」

 

「何か呼ばれてる気はしていたんだが」

 

『華雄!我れこそは平原が県令、

劉玄徳が一の家臣!関羽雲長なり!!』

 

「「「いや、誰だよ」」」

 

いや、劉備は知ってるよ?

あの公孫賛の真名を冒涜して

何故か生きてるミミズでしょ?

 

「あぁ、桃色でなんかにょろにょろ

するからミミズなんやろ?」

 

「そうだな、確か・・・公孫賛の為に

わざわざ痴呆軍閥を引き抜いた功績で

許された気狂い達だな。」

 

痴呆軍閥って、あんた上手いこと言ったわね!

 

「せやな!今のは一本取られたわ」

 

「ふ、私も余裕が出来たのかもしれんな」

 

「「「ハハハハハハハ」」」

 

『何がおかしい!』

 

いや、何もかもおかしいと思うけど

強いて言えば・・・頭?

 

「そもそも県令の一の家来ってなんやのん?」

 

「平の兵士だな」

 

「なんでそんなんが、そこで無様な格好

さらしとるん?」

 

『無様だとっ!』

 

あれはないわねぇ~恐らくまともに

馬に乗ったこと無いんじゃない?

 

「せやなぁまともな頭しとったら、

うちらの前であんな騎乗姿は見せんよなぁ」

 

「おいおい、平の兵士が馬を持つことなど

できんし、まともな騎乗訓練ができんのは

当たり前ではないか。あまり虐めてやるなよ?」

 

「「「ハハハハハハハ」」」

 

『コレ以上の侮辱は許さんぞ!』

 

別に許して貰わなくてもねぇ

 

「むしろ無様な姿を晒しとることを

主君に謝らんと違うの?」

 

「県令様にな!」

 

「「「ハハハハハハハ」」」

 

『き、き、き、貴様らぁ~』

 

下らない。挑発も満足にできないの?

 

「ほんま、何しにきたん?」

 

「あぁ!いかんぞお前たち。

いやはや我々が悪かった!

いや、すまんな関羽とやら」

 

『何を今更っ!』

 

華雄、どうしたの?

 

「ウチら何かしたっけ?」

 

「しっかりしろお前たち。

芸人に笑わせてもらったら、

おひねりのひとつもやらんと

いかんだろう?」

 

あぁ!そうだね!忘れてたよ!!

 

「せやったわ!ウチとしたことがしくった!

失敗失敗、張遼失敗や。

徐え~ぃ、小銭入った袋もってこ~い」

 

「相場がわからんから、額は適当で構わんぞ~」

 

「「「ハハハハハハハ」」」

 

『ぐっがっぎっっっ!』

 

 

・・・さて、充分に笑ったところで

華雄。ご指名だけど?

 

「見ればわかる。

さっきの一番と二番と三番だろう?」

 

「せやなぁ、民兵崩れと袁紹の

案山子で足止めして、討ち取る気やろ?」

 

あまりにもあり得ないから

除外しようと考えてたけど。

なんで今更来たと思う?

 

「ただ飯くらいだって気付いたんちゃうの?」

 

「今更か?最初からだろう?」

 

『・・・』

 

え、黙ったよ!まさか当たり?!

 

「うわ-そんなら、はじめから七千とか分不相応な

兵士を連れてくんなっちゅーねん」

 

「仕方がない、無学な県令様が

とりあえず兵が多い方が良いと

勘違いしたんだろうさ」

 

あんな村人に武器持たせて・・・

 

「武功目当てで無理矢理集められて、

邪魔者扱いされた挙げ句。

食糧もらった代わりに、差し出されて

袁紹の盾にされて死ぬんか~」

 

「貴様の主君は人として終わってるな」

 

『我が主への侮辱は許さんぞ!』

 

さっきも許さないとか言ってなかった?

 

「ま、仕方ないやろ」

 

「そうだな、学のない平民に

語彙を求めてもな」

 

あまりにも哀れで笑えないよ。

 

「とりあえず何の用か聞いたるから

言ってみい」

 

「そうだな、この退屈な戦で

ここまで笑えるとは思ってなかったからな」

 

おひねり代わりに聞いてあげるよ。

おもしろかったらちゃんと

おひねりもあげるから、まぁ頑張りなよ。

 

あぁ、華雄?あと徐栄、おひねりの準備してー

三本あればいいから-

 

「そうだな、私の分も頼むぞ-」

 

 

『・・・・・・』

 

「なんや?下向いて固まったで?」

 

まだおひねり投げてないよ?

 

「ん~何しとるんやろな?」

 

敵の前で後頭部晒すって・・・介錯?

 

「あぁ、あんまし無様晒したもんな

気持ちはわかるで?せやけど

死にたいなら、その辺で一人で

死んでくれんか?」

 

わざわざ敵の兵士を介錯してたら

キリがないもんね。

 

「そーゆーこっちゃ。おひねりあげるから

用が無いならさっさと帰り」

 

『・・・度重なる侮蔑最早我慢ならん!』

 

さっきから許さんって散々言ってたじゃない。

 

「阿呆やな」

 

痴呆だってば

 

『貴様らぁ!生きて帰れると思うなぁ!』

 

いや、ここ僕たちの拠点だし。

 

「帰る前に出とらんがな」

 

『隠れてないで出てこい!

その素っ首撥ね飛ばしてくるれるっ!』

 

籠城してるのを隠れるって表現するのは、

何て言うか、新しいよね。

 

「見え見えの罠張ってる阿呆にしては

洒落が効いとるけどな」

 

『貴様ら相手に罠など使うかっ!

さっさと出てこい一人残らず

討ち取ってくれるわ!』

 

 

「あんまり強い言葉を使うなよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「弱く見えるぞ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『出てきたな華ゆっ・・・へぶばっ!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『愛紗ぁ~~~~~~!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「・・・弱わっ」」」




華雄出た!

前回に続き、一行で終わりましたね。

出て、挨拶の一撃(投げ斧)でダウンした感じです

ちなみに平原の県令がどれくらい
偉いか分かりやすく言う場合。

当時の県は今の日本で言う、
そこそこ大きな市です。
県令は警察署長みたいなもんです。

さらに平原はそこそこ裕福ですので・・・

宮城県多賀城市の警察署長並に偉い!!
いや、石巻市くらいありますかね?



ちなみにコレで言えば、南皮の袁紹は仙台市の支配者くらいで、韓服が宮城県知事(仙台市含まない)です

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