とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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どっちを選んでもフラグ

そんな連合軍での一幕

話してるのは
袁紹、曹操、袁術、
劉備、孫策 くらいですが
勿論、細かい諸侯が沢山居ます

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オリ展開

原作アンチあり

嫌いな人は読み飛ばし


こんなところにいられるか!俺は部屋に戻るぞ

私たちはここで退かせてもらおう

 

「孫策さん!ご自分がなにを

仰ってるか理解してますの!?」

 

「孫策殿、どういう事でしょう?」

 

どういう事もなにも、

これ以上の茶番には付き合えんよ

 

「茶番ですって!」

 

不満はいくつかある

まず、我らだけ損害が多すぎるのだ。

 

「・・・」

 

わかるだろう?我らが後方で命を懸けて、

并州の騎兵から兵糧や貴様らを守っている間。

貴様らは難攻不落の関の前でお遊戯だ。

 

「お遊戯ですって?!」

 

先日の劉備の配下と華雄達との掛け合いが

お遊戯でなくて何だと言うのだ?

あれが舌戦か?

 

「愛紗ちゃんは!」

 

黙れよ劉備。

アレを代表にしている時点で

貴様なんぞ話にならんよ。

油断?名将華雄を前に戦場で?

正気じゃない。

そもそもが袁紹殿の

兵糧頼りの民兵崩れ

貴様の発言に意味などない。

 

違うか?袁紹殿。

 

「それはそうですわね!

私を遮って発言してはいけませんわ!」

 

「はい・・・」

 

結構。で、袁紹殿が本腰を入れた途端に

董卓勢が消えた?

 

何かしらの裏を疑うのは

当然だろう?

これが二つ目。

 

「そんなものありませんわ!

やつらは私の威光を怖れて

逃げ出したのですわ!!」

 

ならば、なおさら江南の田舎者など

要らんだろう?これからは袁紹殿の兵が

威光を持って進めば良い。

 

「それは、そうですが!」

 

我らはアナタ方の盾では無いのだ。

 

「「・・・」」

 

袁術殿からの要請できたが、連合の

損害のほとんどか我々だ。

昼夜問わず、常に并州の騎兵に晒されている

袁術殿の配下も、もう限界だ。

そうよね美羽?

 

「ん?そうじゃのぉ。ハチミツも無くなってきたし

正直、妾もそろそろ帰りたいのじゃよ」

 

「あーん部下の話より

自分の話しちゃってる美羽様も素敵っ!

よっワガママお姫様!カワイーぞ!!」

 

「にょほほ~もっと妾を褒めてたもっ!」

 

・・・と、ハチミツはともかく

我らも袁術殿の兵も限界が近い。

これが三つ目。

 

「ですがっ」

 

曹操殿、勘違いがあるようだから言っておこう。

 

「勘違い・・・ですか?」

 

あぁ、限界の意味を正しく捉えていない。

 

「・・・」

 

限界なのは表面上の損耗ではない、

先程も言ったが損耗の偏りによる不審だ。

兵の中では抑えきれん程に広がっている。

 

「・・・それが董卓の策なのでは?」 

 

無論その可能性は高い。

あえて我らだけを狙い、損耗を

偏らせる策であろうよ

 

「それでは!」

 

我らと配置を替われるか?

 

「・・・」

 

我らの替わりに并州騎兵の突撃に耐え、

前線のお遊戯を見学出来るか?

 

『何で我らだけがこんな目に』

 

これが、今の我らや袁術殿の配下の

共通した思いだ。

何か足すことはあるか張勲?

 

「そーですねー。付け足すならー

このままだと袁紹様やー

曹操さんをー後ろから襲うくらいは、

危険ですよー?」

 

「な、なんですって!」

「そんな、何故?!」

 

 

ほぅ、そちらはそこまで?

 

「そーなんですよー。やっぱり文醜さんの

アレも不味かったですねー」

 

「はぁ?アタイかよ?!」

 

あぁ、確かに。アレで兵の不信感は増したな

 

「えぇぇぇぇ!」

 

「猪々子さんが一体何をしたと

言うんですの!」

 

何もしなかったからだよ

 

「「はぁ?」」

 

「文醜さんがー罠も何も疑わずにー

関に入城したじゃないですかー?」

 

普通なら罠を疑うし、何かしらの

注意を払うだろう?

 

そのまま袁紹殿も入城したのも不味かった。

 

せめて我々に現状を伝えてからに

していれば、ここまで疑われる

こともなかっただろうがな。

 

「「・・・」」

 

このまま不満を溜め込んで、同士討ち

になったら目も当てられん。

 

「そこを突かれたらー全滅ですからねー」

 

「・・・では撤退は覆せないと?」

 

そうだな。まぁ無傷で関を落としたのだ

ここに物資を集積して

門を閉じ、抑えの兵を置けば

騎兵に襲われることはなくなるだろうよ。

 

「袁一門の、袁胤様が残ると言って

下さってますのでー後方は大丈夫ですよー」

 

我らも友軍をただ見捨てる気はないと

言う事だ。

 

「ですから私たちはー負傷兵を連れてー

撤退させて頂きます」

 

あぁ、負傷兵。それもあるな。

長沙から離れ過ぎて

負傷兵の不安が溜まっているのだよ。

 

不安と不満。解消する手段がない上に

そもそもが手伝い戦だ。

 

あなた方の都合に付き合えんよ

 

「・・・どうなるか、わかっておりますわね?」

 

無論だ。長江を越えてくるなら

我らの全力をお見せしよう。

 

「そうですか。美羽さんも・・・」

 

「ん、何かあるのかや?七乃?」

 

「いやですねー袁紹様。

ご一門の袁胤様と、無事な兵隊さんは

残るんですよー?帰るのは負傷者と私たち

だけですからー袁紹様に逆らってる

訳じゃないですよー」

 

「・・・そうですか。わかりましたわ

あなた方の退陣を認めますわ!」 

 

「麗羽!」

 

「華琳さん、それではアナタに彼女らの

撤退を止めることはできまして?」

 

「・・・」

 

「ならばこれは、どうしようもありませんわ

先程も言ったように、孫策さんも覚悟は

決めてるようですし!」

 

うむ、我らは逃げも隠れもせん。

いつでも来るといい。

・・・何ならこれからでも構わんぞ?

 

「「「っっ!!」」」

 

 

「・・・(さすがの威圧ね!)

孫策殿、冗談でもそのような事は

言ってほしくはありませんね」

 

冗談と思ったか?だとすれば

私の威も舐められたものだな・・・

 

「「「・・・」」」

 

紛れもなく本心だ。

不満を溜め込んで居るのは

配下だけではないぞ。

 

「「「・・・・・・」」」

 

ふむ、特に意見は無いようだな。

では我々はこの辺で失礼しよう。

 

「あ、私たちも失礼しまーす」

 

「お、帰れるのかの?

皆の者それじゃーの!」

 

「イヤーん無自覚で煽っていく美羽様カワイーぞっ!」

 

「にょほほほほほ!もっと褒めてたもー!」

 

 

「「「・・・・・・・・・」」」

 

「もし、もし皆さんの中で

この場で帰りたいと仰る方が居るなら

この場で名乗り出て下さいな。

今ならその素っ首だけで

許してさしあげなくもないですわ。

ねぇ、華琳さん?」

 

「・・・えぇ、孫策殿が見せた覚悟と

同等の覚悟を見せれるのなら、ね」

 

「「「・・・・・・」」」

 

(ごめんね朱里ちゃん・・・これはムリだよ!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やー孫策さんも言うようになりましたねー

逃げも隠れもしないって、

めっちゃ逃げてるじゃないですかー」

 

あら?別に逃げてないわよ?

後方に向かって全力前進するだけ

 

「後方?あー盧江ですかー?」

 

アンタ・・・やっぱり凄いわ。

 

「無能扱いされて捨てられたら

困りますからねー。

美羽様の助命の確約も貰いましたし、

ちゃんと働きますよー」

 

安南将軍か・・・予想できた?

 

「無理に決まってますよー。

遷都までは読めても、細かい

情報は何もありませんでしたからー」

 

遷都が読めるだけでも凄いわよ。

周瑜も黄蓋も完全に動きが

止まってたわ。

それに・・・

 

「えぇ、誰も気付いてませんでしたねー」 

 

気付いてたらココでの退陣なんか

絶対に認めないからね

 

「ミミズさんがなんか変な動きを

しそうでしたけどー?」

 

あぁ、やっぱり?なーんか嫌な予感

したから、にょろにょろ動く前に

動きを止めたのよね。

 

「ありゃりゃ、考えるようになっても

勘は鈍らないんですねぇ」

 

考えて考えて、考えた上に

勘を乗せろって母様に言われてるのよ。

 

「はぇ~私に言わせれば、孫堅さんだって

勘頼りの虎だったんですけどねー」

 

確かに最近アナタは直接会ってないけど、

平均20~30くらいの連中は何度か

会ってるじゃない。

報告とかあがらないの?

 

「それがわからないから平均20なんですよー」

 

・・・それもそうね。

で、これからなんだけど?

 

「とりあえず盧江の太守の印お渡ししますねー」

 

早すぎるわよ・・・

 

「えーだって勅命ですよー?

逆らえないじゃないですかー」

 

あぁ、そっか。それもあるもんね。

なら盧江は良いとして、

寿春と合肥、徐南は・・・

 

「触れない方が良さそうですねー」

 

一度袁家の連中に荒らさせる気?

けど、民が苦しむ方法をあの二人が

認めるかしら?

 

「勿論認めませんよー。

だから関わらないんですよー」

 

あぁ、余計なことすんなってことね。

 

「そーなりますね」 

 

・・・奴らが洛陽のことを知るのは

いつくらいになるかしらね?

 

「虎牢関で違和感に気付くでしょうねー」

 

そうなるとあと三日程度かしら?

 

「違和感に気付いてから遷都と

官軍の姿に気付いて、陛下の皇帝旗を

見て袁紹様が現実を知るのには・・・

さらに二日ですね」

 

多く見積もっても七日はないか。

 

「そーですねー」

 

よし!じゃあさっさと行きましょう。

変に洛陽に近いところに居たら、

いつ暗黒卿が乗り込んで来るか

不安で不安でしょうがないのよね!

 

「まさかー、いくらなんでも

敵陣のど真ん中になんか

・・・来るんですか?」

 

・・・来ないと言い切れないのよ。

 

「孫策さんの勘だと?」

 

勘を働かせるなって

必死で止めてくれるわね。

 

「えー」

 

普通に官軍を率いてきて

『貴様らの覚悟を魅せろっ』

とか言ってきたり。

 

「えぇー」

 

『貴様らはすでに囲まれている!

投降は認めん。死ね』とか言ってきたり。

 

「えぇぇー」

 

前置きもなにもなく

『こんにちわ、死ね』

とか言ってきたり。

 

「えぇぇぇー」

 

 

しかも、今回はアナタ達がいるじゃない?

 

「えぇぇぇぇー!関係あるんですかー?!」

 

子供好きって言ったでしょ。

『見定めに来た』とか言って来ても

違和感ないのよ。

 

「・・・見定めに合格できなかったら?」

 

安心して。殺されたりはしない。

 

「安心できるような言い方じゃ

ないですよね?!」

 

合格するまで地獄を見るわ

 

「み、美羽様はまだ子供ですよ?!」

 

私の妹は六歳で地獄を体験したわね。

 

「・・・なにしてるんです!?

早く、早く行きますよ!」

 

私、あなたのそんな顔初めて見たわ。

 

「どーでも良いですよ!

何でそんな済みきった目で

私を見るんですか?!」

 

冗談だから大丈夫だって(・・・今はね)

 

「後では確定なんですか!」

 

何で当たり前に頭の中を読むのよ!

 

「謀略家ですからね!

とにかく!なんだって協力するんで

いざというときは

美羽様を護って下さいね!」

 

ハイハイ、できるだけ

援護も擁護もするわよー。

 

「絶対ですからねっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

意味ないけどねー

  

 

 

 




孫策と袁術主従が脱出に成功

全体を示すときが貴様らで
袁紹や曹操に対しては
アナタ方になります。

もともと孫策さんは史実の孫堅と一緒で
名家でもなければ
袁術以外に知り合いもいないので
帰ろうと思えばいつでも帰れるんです。
恋姫時空だと劉表がいないので追撃もありません

拙作の場合は、さらに袁術(張勲)を味方に
つけたので兵糧にも不安ありませんし。

今までは袁術の兵と資材の回収してました



よーするに、作者がどんだけ張勲好きかってお話です


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