とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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ポンポン視点が変わってますが
まぁ話し方とか
登場人物でなんとかわかるかと・・・(思いたい)

戦闘シーンなんか書けたら
チラ裏にいねーっすよぉ

アンチヘイト表現アリ
オリ展開、オリ設定
嫌いな人は読み飛ばしで



☆3だって☆5に勝てるんだよ

斗、斗詩さんが!!

 

「麗羽様!官軍が前進をしてきます!」

 

斗詩さん・・・

 

「麗羽様!!官軍から一部隊が

後方に抜け出しました!旗は・・・董!

おそらく長安へ逃れるつもりです!」

 

「姫!!アイツは逃がしちゃダメだ!!

アレは・・・斗詩の仇だ!!」

 

斗詩さんの仇・・・そう、そうですわ!!

 

真直さん!!

 

「はっ、皇帝旗のもとにある董旗が残り、

別の董旗が引くならアレは外戚の董承です!

皇帝旗の元にいるのは大将軍董卓!

間違いなく皇帝旗の元に陛下はいません!」

 

そうですか、そうですか!そうですかっ!!

ここでも私の邪魔をしますかっあの田舎者!!

 

逃がしません!猪々子さんっ!

一万の兵を率いて追いなさい!!

真直さん!目の前の田舎者を潰して

董承を追います!!

 

「おう!絶対に許さねぇ!

許さねぇぞぉぉぉぉぉ!!!」

 

「かしこまりました。全軍!中央に戦力を集中します。

 一点突破で砕きなさい!」

 

「「「全軍!突撃ぃぃぃぃぃ!!」」」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

・・・まさか問答無用で軍使を打ち抜くなんて。

 

それに顔良すら避けれなかったあの不可思議な

攻撃をしたのは何者?

官軍にあれだけの将が居たなんてね

 

あぁ麗羽はブチ切れたわね・・・

目標は、アレか。秋蘭!!

 

「はっ!」

 

二千の兵を率いて、あの部隊を追いなさい!

おそらく陛下がいるわ!

 

「まさかっ!」

 

わざわざ劣勢の軍が、戦が始まってから

部隊を割いて一目散に後退させてるのよ?

他に理由がないわ!

 

「では?」

 

陛下を確保できれば、この戦は勝ちよ!

この場の武功なんかより

よっぽど重要な仕事、絶対に失敗できないの!

文醜の部隊を囮に使ってもいい。

絶対に確保して!

 

「はっ」

 

残りは目の前の奴らを抑える!

兵は少なくとも油断は禁物よ!

 

「「「「はっ」」」」

 

「「「全軍、出撃!!」」」」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「朱里ちゃん・・・」

 

うん、おそらく離れて行った部隊に

陛下が居る。

 

「じゃあ・・・」

 

無理。今目の前の官軍に後ろを見せたら全滅しちゃう。

 

「突破は無理かな?」

 

誰ができるの?

 

「愛紗さんとか、鈴々ちゃんなら・・・」

 

で、一人か二人で突破して

どうするの?残った私たちは?

 

「あぅぅ・・・」

 

そもそも兵隊さんの質だって負けてるし。

官軍は弱いって言われてるけどね、

勘違いしちゃダメ。

装備も練度も、民兵崩れの

私たちよりは上だよ?

私たちにできるのは、袁紹様や曹操様の軍勢が

陛下を確保するのを援護するだけ。

 

「でもご主人様とか桃香様が・・・」

 

ご主人様はまだわかってないだけだから

しっかり説得すれば聞いてくれるよ。

関羽さんは口だけだから

ほっといていい。

 

「あわわわ!朱里ちゃん!!」

 

事実でしょ?

戦場で奇襲を受けたら【卑怯】なんて

頭おかしいんじゃないかな?

 

軍師は相手の隙を付くのが仕事でしょ?

なら私たちのやってることは全部【卑怯】なの?

 

「・・・」

 

そもそも自分から挑発しに行って

相手が出てきたら負けるって。

それのどこが【卑怯】なの?

 

正面からきっちり負けてたじゃん。

自分の負けを認めないで

ほかの人のせいにする人なんか

信用できないよ。

見え見えの伏兵されても【卑怯だ!】とか叫んで

兵隊さん見捨てて逃げてくるよ?

 

「・・・」

 

張飛さん?腕っ節だけでしょ

前しか見れないなら、アレこそ猪だよ。

 

猪に兵隊さん預けてどうするの?

 

「・・・」

 

だから私たちは、この場を

保つことだけを考えなきゃダメ。

 

無駄なことを考えてる余裕なんてない。

いくらこっちの半分の兵だからって・・・あ。

 

「ど、どうしたの?」

 

ダメだ。負けちゃったよ。

 

「え?!」

 

相手の旗、見てよ・・・

 

「あれ?徐・・・元直ちゃん!」

 

うん、陽人にいたはずの元直ちゃんが来てる。

私たちより強い兵隊さんを、彼女が率いるなら

私たちに勝ちはないよ。

 

「あぅぅぅ・・・そうだね」

 

あとはどうやって損害を抑えるかだね。

雛里ちゃん、ご主人様に

攻勢には絶対出ちゃダメって伝えてくれる?

無駄な損害が出ちゃうって。

私は関羽さんに嫌われてるから

多分邪魔されちゃうし。

 

「・・・うん。わかったよ」

 

 

・・・さて、こう言えば関羽さんと張飛さんは

勝手に突っ込んでくれるよね。

 

元直ちゃんなら、猪なんてあっさりいなして

終わりだろうし。

あとはご主人様と桃香の周りを固めて、

袁紹様と曹操様の部隊が結果を出すまで

なんとか時間を稼げがなきゃ・・・

 

 

はぁ~めんどくさいなぁ~。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

『さて、董卓さん?

いや、大将軍ですから董卓様?』

 

「董卓さんでいいですよ。」

 

『あ、そうですか?それは助かりますね。で?』

 

「えぇ、予定通り軍の指揮は李恢殿にお任せします」

 

『いやー気前がよくって助かります』

 

「私が率いても、負けちゃいますからね」

 

『そんなことはないと思いますけど、

まぁ時間稼ぎとかは難しそうですよね』

 

「そうですね、これでも涼州で鍛えてたから

騎兵を率いるのにはちょっと自身があるんですよ?」

 

『あぁ、馬に乗って両手で弓を引けるんですもんねぇ・・・

涼州のお嬢様はおっかないですよホント』

 

「さすがに司馬懿さんには勝てませんけどね」

 

『水の上を歩いて弓を射るような

人?に勝ったらダメでしょうに』

 

「李厳さんもすごいですよね」

 

『空中に浮かんだ葉っぱを足場に

して射るなんて、想像すら

してませんでしたよ』

 

「あれ、教頭先生もできるんですか?」

 

『もともと教頭先生の技ですしね。

たしか鶻宙扇舞殺とか・・・空中に放った扇の上を

足場にする技ですよ。』

 

「あれ?あの人たち空中で何もないところを

蹴って方向転換できませんでした?」

 

『あれは疲れるんですって。

蹴った足の負担とかを考えれば

やっぱり足場はあったほうが

良いみたいですよ?』

 

「扇が足場になるんですから、

武の才があるって凄いですよね」

 

『いや、まぁ。そういう問題なんですかね?

張任さんの彊条剣とかはまだわかるんですけどねぇ』

 

「あぁ、すごく早い突きですよね?

あと纏劾狙振弾でしたっけ?

あの顔良が一撃で頭潰されましたよ?」

 

『重くて硬い鉄球が、わけのわからない軌道で来るから

回避も防御も難しいらしいんですよね』

 

「それも教頭先生の?」

 

『えぇ元々は呉竜府って武人の技らしいですけど』

 

「深いですね」

 

『まったくです。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『さて、雑談はともかくとして

手応えがなさ過ぎますね?』

 

「そうですね。まともに来てるのは

中央の袁紹くらいですか?」

 

『顔良の仇ですか・・・兵には関係ないでしょうに』

 

「私もみんなが殺されちゃったら、

ああなると思います」

 

『戦場で部下が死ぬのが怖いなら、

初めから出てくるなって話ですがね』

 

「そうですね。元々があっちから仕掛けてきた

 戦ですよ?」

 

『まさしく無様』

 

「えぇ、あんな覚悟も何も決めてない

連中のために、みんな死にそうに

なったんですね」

 

『まぁ教頭殿がいなかったら

内部崩壊してましたね』

 

「え、賈詡ちゃんが洛陽から

離れられず、現場も出撃の

判断を下せず。

結果として20万の軍勢にすり潰されてましたね」

 

『そーゆーコトです』

 

「・・・容赦する気はありません」

 

『ここでは生かして逃げて貰う予定ですけど?』

 

「今は・・・ですよね?」

 

『そうですね』

 

「なら良いです」

 

『ま、生かす連中は決まってますからね。

それ以外は選別次第・・・

耐えられないようなら殺しましょう』

 

「よろしくお願いします」

 

『任されました』

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

・・・強い。

ここにいる官軍が精鋭なのはわかってたけど、

まさかここまでとは・・・

これじゃ秋蘭が来るまで時間を稼ぐとか

言ってられないわね。

 

「敵将!出てこい!この夏侯惇が相手だ!!」

 

出てくるはずがないわ。

こちらの半数でこれだけのことができる将。

個人の武より、用兵を重んじる将のはず。

さて、どうする?

 

一点突破で穴を開ける?

それなら春蘭よね。

 

流琉は秋蘭と行ったし、

季衣は私の傍から動かせない。

 

楽進、李典、于禁の三人はまだ足りない。

 

こうしてゆっくり考える時間があるのも

中央の麗羽が我武者羅に攻めてるからか。

 

私たちに敵が集中して来ないのが救いね。

 

ならしばらくはこのままでいいのかし・・

 

沙和!すぐに春蘭の援護!誘われたわ!!

すぐに退かせて!

 

「は、ハイなのー」

 

油断も隙もっ!あぁ!

 

凪!右翼の真桜に援護!!

 

「はいっ!」

 

コレは私も出ないと不味いかしら・・・

 

『喚くな小娘!』

 

え?まさか・・・

 

「貴様が敵将か!」

 

『おうとも』

 

え?出てきた??

 

「我が名は夏侯惇元譲!名乗れ!」

 

『ま、よかろう。逆賊にはもったいない名だがな』

 

なぜここで出てくる必要がある?!

 

 

『儂が楊任よ!』

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「えぇい雑兵ども!遠くからちまちまと!!

小賢しい!この関羽雲長を恐れぬなら掛かってこい!」

 

・・・雑兵はアナタでしょ。

 

まぁ、予定通りに兵隊さんを連れ出してくれてるから

良いんだけど。

 

あぁ、元直ちゃん、その手足のように動かせる

兵隊さんが羨ましいよ・・・

 

「朱里ちゃん・・・」

 

うん、完全に遊ばれてる。

元直ちゃんは私たちを殺すつもりがない

みたいだね。

 

「なんでだろう?」

 

そう、何で?

それを考えたら、何で私たちは

各個撃破されなかったのかな?

 

「そう言えばそうだよね。

ほかの官軍を各個撃破できたなら

私たちだって出来たよね?」

 

それに華雄さんが関羽さんを殺さなかったのも・・・

 

「確かに、あの状態なら殺せたよね?」

 

うん。その気になれば斧は

砦の上からでも投げれたし・・・

 

「下とか向いてたから隙だらけだったよね」

 

口だけだからね。どうしようもない。

 

「あはは、まぁ武将さんが大言壮語するのは

当たり前だし・・・」

 

それを本気で信じてるからダメなんだよ。

なぜかご主人様も

関羽さんと張飛さんは天下無双の

豪傑だって確信してるし

 

「天の知識ではそうだったんだよね?」

 

みたいだね。けどあの李儒様を

董卓さんの軍師って言うくらいの

知識だよ?

 

「あ、そっか。将軍だし董卓さんの

ってわけじゃないもんね」

 

今思えば、あの公孫賛様を

桃香様の下に見てたみたいだし

 

「あ、言われてみれば・・・」

 

まぁ私たちも桃香様の夢と

ご主人様の天の知識に

舞い上がってたのはあるけどね。

 

「・・・うん」

 

だから盲信しちゃダメなの。

たとえご主人様の世界の

関羽さんは一騎当千の豪傑でも、

私たちの世界の関羽さんは

そこそこ強い武人さん。

 

「えぇ!」

 

だって趙雲様にもあっさりやられてたし、

周泰様にも負けてたじゃない。

そして華雄さんでしょ?

誰にも勝ってないじゃない。

油断?違うでしょ。実力不足だよ。

今までは弱いものいじめしてただけ。

 

公孫賛様は州牧様なのに

武将の趙雲様より強いんだし。

 

「あうぅぅぅ」

 

軍師なんだから、事実は事実で受け止めなきゃ。

過大評価したらみんな死んじゃうんだよ!

 

「う、うん。そうだよね」

 

『ミミズの配下如きがやかましい』

 

「出てきたな!敵将、名乗れ!!」

 

え?まさか・・・

 

「え?この声って」

 

『名乗りねぇ。あぁキサマらは名乗らんでいいぞ』

 

「なんだとっ!」

 

『ミミズの仲間はゴカイかヒルだろう。総じて潰すだけだ』

 

「貴様っ!」

 

『徐元直。覚える頭があるなら覚えておけ』

 

「「元直ちゃん?!」」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

真直さんまだですの!!

 

「倍の兵の我らに対し

 攻めれば引き、引けば攻める・・・敵将張任、良将です!」

 

そんなことはどうでもいいですわ!

さっさと潰して田舎者を引きずり出しなさい!!

 

「麗羽様、正面からでは突破できません」

 

なんですって!!

 

「中央はこのまま抑え、

右翼の曹操か左翼の劉備たち混成軍に兵を送り、

どちらかを突破させ囲むのが妥当かと。」

 

こちらが倍でしょう?!

 

「はっ、ですが正面の敵に対し

一度に当たることのできる

兵の数は決まっております。

部隊の交換の隙を突かれ

損害が増しているのです。

ならば、いっそ部隊の交換をせず

現在備えている部隊を

どちらかに回せば、均衡は崩せます!」

 

くうぅぅぅ~~!!

分かりましたわ!では劉備さんに

援軍を・・・

 

『どうしたどうした!袁紹軍は数だけか?

噂の袁家の二枚看板はどうした?!』

 

な、なんですって!!

 

「麗羽様!」

 

『あぁ、一人は無残に死んだな!

帝に弓引いた逆賊が

使者を送るとはなんたる不敬!』

 

な、な、なっ!!

 

『その空っぽの頭を垂れて

許しを請うのが筋であろうよ!』

 

ぐっ!あぁ!あぁぁぁぁぁ!!

 

『故に死んだ。私が殺した!!』

 

あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

あいつを、あいつを殺しなさい!!

 

『失う覚悟がないなら、初めから戦場に出てくるなよ金髪』

 

真直さん!! 

 

「くっ全軍!やつを打ち取りなさい!褒美は思いのままぞ!」

 

『張任だ。まぁせいぜい頑張ってくれ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『・・・みなさん決め台詞考えてたんですかね?』




くっロム兄さん使いたいのに!!ってお話

強いて言えば、はおー様サイドが
薄いなぁってくらいです・・・

ちなみに    袁紹 三万 対 張任 一万五千
  劉備プラス他 一万五千 対 徐庶 七千
  曹操プラス他 一万五千 対 揚任・揚奉が八千 
文醜プラス夏侯淵 一万二千 で 董承 五千
                董卓 予備兵五千

そんな感じです  

ちなみのちなみに
師弟がしているのは海賊漫画の六式ではなく
空中三角飛びです

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