とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
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周りがサツバツしてるときこそ
あっとほーむな李儒くんサイド

勝者の余裕ですな

オリ設定。オリ展開!
原作は既にない!

嫌いな人は読み飛ばし!!




黒幕って歌舞伎用語なんだってさ

さて、これから一年は時間ができたわけだが・・・

 

「そーですね!」

 

・・・お前の母さん怖いよな?

 

「そーですね!」

 

・・・黄蓋は垂れそうか?

 

「そーですね!」

 

・・・張昭とかどーすんだろーな?

 

「そーですね!」

 

・・・髪切った?

 

「切ってません!」

 

おぉーちゃんと聞いてたのか。

 

「きーいーてーまーすぅー!」

 

おいおい、ネコモドキよ

李豊と離れたからって

機嫌が悪すぎだろう?

 

「教頭先生にはわからないんですよ!」

 

いや、確かにわからんが

 

「策姉様とか権姉様見てくださいよ!」

 

まぁ、男っ気の欠片もないが

 

「李豊君が他の人に獲られちゃったら、

私もあぁなるんですよ!」

 

いや、まだ11歳だろうに

 

「来年なったら元服してるじゃないですか!」

 

元服したって子供は子供だぞ?

 

「母様はその頃に策姉様を産んだって!」

 

ほんとかよ。旦那も孫堅もすげーな。

 

「だーかーらー、北に戻して下さいよ!」

 

それは無理。

 

「なーんーでー?」

 

弟子と白っ子の邪魔になるだろう?

初陣だからって二人とも張り切ってたぞ?

 

「なら、私も北で初陣をー!」

 

段取り終わってるんだから

ヤることないだろう?

 

「私も鍛えたから、結構何でもできますー!」

 

だから来年汝南で初陣させるんだろ?

 

「今はその信頼がいらなーい!」

 

実際問題、お前はこっちに

いた方が仕事あるだろ?

孫堅への使者とかも出来るぞ?

 

「確かにみんなには会いたいけどー!」

 

家族には会えるときに会っておけよ?

こんな時代だ。いつ誰が死ぬかわからんの

だからな。

 

「それもわかるけどー!」

 

李豊は間違いなく無事なんだから、

久々に会ったときに大人になった

お前を見せてやれば良いじゃないか?

 

「それはそれで良いけれどー!」

 

同じくらいの子供なんて白っ子くらいだけど

アイツはまだ男に興味無いみたいだし?

あとはみんな下過ぎて、李豊だって

妹としか見てないじゃないか。

 

「そーなんだけどー!」

 

あんましがっつくと男は引くぞ?

 

「嘘だー!男は自分から喰いに行けって

母様が言ってたんだから!」

 

その結果が黄蓋だろうが

 

「あーうー!」

 

何事もほどほどが良いんだよ。

あんまし騒ぐと李厳にぶちのめされるぞ?

 

「ハッ!(゜ロ゜)」

 

お前も狐っ子の顔芸覚えたのかよ。

 

「馴れればこれだけで会話出来ますからね!」

 

顔色を窺うってそーゆー意味だったか?

 

「まぁ!今回は諦めますけど。次とかは

出来るだけ李豊君と一緒にしてください!」

 

悩みどころなんだよなぁ~

 

「なんで!?」

 

当然李厳も同じこと言っててな?

 

「そりゃそーですよ!」

 

李豊にしたら、ずっと

お母さんと彼女が居るわけだろ?

 

「最高じゃないですか!」

 

いやぁ・・・

 

「何が言いたいんですか?!」

 

甘え癖がついても困るし

反抗期で無駄に反抗されても困るし

 

「あ、意外とマトモな理由でしたね」

 

中途半端になって困るのは

本人と部下だろう?

 

「まぁ、そうですけど」

 

しかもお前ら、普通に仕事出来るから

手伝われたら李豊の経験にもならんし

 

「あーまぁそーですね」

 

手伝わないなら別に同じ部隊に

居る必要も無いわけで。

 

「いや、まぁ、そうなるの?」

 

かといって違う部隊にすれば、

李厳なんて間違いなく

仕事にならんだろう?

 

「でしょうねー」

 

隣の部隊とかも微妙だし

 

「ずっと圧力かかりますよね」

 

あとは俺の直属くらいなんだが

 

「やめてあげてください!」

 

李厳と二人してコレだ。

 

「だって李豊君が死んじゃう!」

 

男はな、何度でも甦るんだよ。

 

「いや、教頭先生には男女関係無いですよね」

 

差別はしない主義だからな

さっきも言ったが、

甘やかしは本人の為にならん。

 

「いや、まぁ、そうなんですけど!」

 

アイツはお前たちと一緒に

次の世代を担う人材だ。

 

「はい、そうですね」

 

だからこそ、厳しくすることはあっても

甘やかす気は無いんだよ

 

「むぅーー!」

 

そんなわけで同じ部隊は難しい

 

「そんなー( ノД`)…」

 

・・・せめて同じ方面の部隊だな。

例えば汝南方面とか

 

「それでも、良いのでお願いします!」

 

何でそんなに焦ってるんだ・・・

 

「お母様と黄蓋からこんな手紙が来まして・・・」

 

珍しい組み合わせだな。

読んで良いのか?

 

「はい、むしろお願いします」

 

はぁ、よくわからんが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・なるほど、予想以上に

切実だってのは理解した。

 

「でしょ?姉様が男を用意出来そうにないから

紹介してくれとか!」

 

まぁ、お見合いだと思えば、な?

 

「あぁ何だかんだで将軍で州牧ですから、

そう考えれば悪くは無いんですかね?」

 

そーだな。

下手に気狂いみたいなのを

連れて来られても困るってのは

よくわかるだろう?

 

「あんなの連れてきたら、

股間にチャクラム投げて

宦官にしてやりますよ!」

 

種馬をセン馬しちゃ駄目だろ。

何しに来たんだよ。

 

「え?漢の乱れを糺すんでしょ?」

 

あぁ、漢(笑)な。無くなりそうだが

どうするんだろうな?

 

「ミミズを皇帝にするとか?」

 

まぁ、ソレだろうな。

予定通りに行けば二年後から

三年後、場所は益州で独立かな?

 

「小さくても国は国ですからねー」

 

そうなれば、中原はどう動くと思う?

 

「えーと、北の袁紹は筆頭様が

幽州の三十万で蹂躙しますから大体

三ヶ月くらいですかね?」

 

なかなか、良い読みだな。

 

「で、曹操がアレに気付けば黄河を使って

北からの侵攻を防ぎますよね?」

 

そうだな、気付けばそうなる

 

「その場合は私達が西と南から侵攻をして

挟めば終わります」

 

その通りだ。

なら、ソレを防ぐために

曹操が取る行動は?

 

「気付いたなら連合ですよね?

逆賊連合?

それと劉表とお母様の和睦。

あとは公孫賛と董卓の離間ですね。」

 

ま、大前提の袁紹を倒させない為に

あえて袁紹に降る可能性も

無くは無いが・・・

 

「そしたら派閥でごちゃごちゃになる

袁紹陣営ごと、筆頭様が蹂躙して終わりですよ」

 

そうだな、あとは適当な皇族を見つけて

皇帝にして、逆賊脱出かね?

 

「それをできれば、他の皇族を用意

できないと、曹操とは

戦えないことになりますね」

 

そう思ってくれると助かるんだがなぁ

 

「難しいですよねー」

 

お前も覚えておけよ?

選択肢を与えないのが最良。

いくつか与えても

自分で選んだと気付かせないのが

一流の策士だ。

 

「最後まで気付かせないのが超一流ですよね!」

 

その通り。

どこまで行っても予想の範疇だ。

 

「さすが教頭先生!」

 

だが、流石の俺でも

黄蓋の書状は予測できなかったな・・・

 

「あ、うん。なんかごめんなさい」

 

陣営の男不足を解消するために

文官でも武官でもいいから人材を

斡旋してくれって・・・

これ、普通孫堅が出す内容だろ?

 

「絶対、あわよくば自分も!って狙ってますよねー」

 

自分では「まだ若い!」と言いつつ

いい年だからなー。

 

「お母様と同じくらいなのに、

かたや三児の母。かたやお酒が恋人・・・」

 

一人で飲んでて、ふと虚しくなってきたのかね?

 

「ありそう。自分でオツマミ作って

自分一人で食べるのが、だんだん

悲しくなってきたんだと思います・・・」

 

あぁーなんか悲しいな。

それで11歳の娘を通じて

男の斡旋かぁ。

 

「この文には崖っぷちの怖さを感じますよー」

 

そうだな。ここまで感情の込められた文章は

なかなかお目にかかれん。

・・・目立つところに飾って置くか?

 

「やめたげてよー(>ω<)」

 

ま、男の紹介はかまわんよ。

公孫賛や董卓陣営だって

明らかに男不足だ。

 

男がいなくて後継者作れず

家系が断絶しました。

じゃあまりにも哀れだしな。

 

「それはいいけど、李豊君はあげませんから!」

 

世代が違うだろうよ。

まぁあと10年して焦った連中が

捕食に動かんとも限らんが・・・

 

「だめー!絶対だめー!!その前に私と結婚するんだから!!」

 

あと5年だな。

 

「さーらーいーねーん!!」

 

男の元服は15だ。

 

「そうだった!(∩゜д゜)」

 

ま、ここで話しててもな。

李豊の気持ちもある。

離れてる間に女を磨いて、

逃がさないようにするんだな。

 

「はい!わかりましたー!」

 

んじゃ、孫堅と黄蓋への返事は

お前が書いてくれ。

そーゆー仕事もさせんとな。

 

「はーい!・・・思いっきり煽っていいですかね?」

 

構わん。好きなようにやれ!

 

「了解です! ∠(`・ω・´)」

 

・・・顔芸、使いこなしてやがる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・思春期の娘を持つ気持ちって、こーゆーもんなのかねぇ。

そこんとこ貴方はどう思う?

 

「さぁ、僕に聞かれてもね」

 

おや、いろいろ知ってるかと思ったが?

 

「僕にしたら所詮は絵巻の中の話しさ」

 

あぁ、好きでもないホームドラマを

延々見せられたら、そりゃ登場人物にも興味もなくすか?

 

「まぁそんなところだね」

 

そうか、それはアレだな。

待たせて悪かったな?

 

「いや、構わない。こちらが前触れもなくきたんだからね」

 

そう言ってもらえると助かるよ。

 

「しかし、なんだな?」

 

ん?

 

「いや、話に聞いてたのとは随分違うと思ってさ」

 

家庭と仕事は分けるタイプでね。

 

「そういう問題かい?」

 

そういう問題さ。

あぁ、今更でアレですが、敬語の方がよろしいですかね?

 

「本当に今更だね、別に気にしないよ」

 

・・・

 

「なんだい?」

 

いや、予想してたより随分人間味があるなぁと

 

「そりゃそうさ、僕だって感情があるんだから」

 

あぁ、そうだった。

感情が無かったら裏で色々してないよな

 

「・・・さすがは外から来た降臨者ってところかな。」

 

お互い様だよ管理者殿。

用向きの前に茶でもどうだい?

 

「あぁ、こだわってるんだっけ?」

 

数少ない嗜好品だからな。

HENTAI国家出身としては

魔改造せねばなるまい?

 

「いや、そんな改造はいらんだろ」

 

ふぅ、やはり中国人か・・・

 

「そう心底失望されると、なんか、アレだな」

 

ま、いいさ。

どーせ飲むならうまい茶の方がいいだろう?

 

「それはそうだ」

 

少し待ってくれ。準備しよう

 

「よろしく頼むよ」

 

ま、期待してくれていいぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左慈元放殿?

 

 

 




基本的に本人に対する無礼は怒らない李儒くん
ネコモドキもそれを知ってるので、仕事中以外では砕けた態度をとります

ちなみに怒るのは周りなので
弟子やシロッコがいるときはこんな態度とりません。

黒幕の一人がやっと登場。

後半へ続きますってお話

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