とある策士の外史旅(仮)   作:カツヲ武士
<< 前の話 次の話 >>

99 / 186
中編?後編?

雪かきで腰を痛めたので
更新が遅くなる予感!

オリ設定オリ展開

原作はすでに無い!
嫌いな人は読み飛ばし!


どこで壊れたのだ?おぉ強敵よ!

『お、さすがにわかるか?』

 

「・・・そりゃわかるわよ。

敢えて私たちを敵陣営に回す理由が

分からないから、こうして探ってるんじゃない」

 

「そうだよなー普通に考えて幽州は

文官不足だろ?」

 

それなのに知り合いの文官を

引き入れないのは、流石に違和感がありますよー?

 

『あぁ、そうか。やはり私には

こういう腹芸は向いていないようだな』

 

「煙に巻くのは得意だけどね」

 

「根が真面目だから、腹の探り合いには弱いんだよな」

 

その圧倒的自信がある限り、

私たちも簡単には袁紹さんやー

曹操さんの元には行けませんよー

 

『おや?困難を覆すのが

軍師の醍醐味ではないのか?』

 

「あぁさっきの意趣返しね?」

 

「間違っちゃいないが」

 

そもそもそうならないようにするのが軍師の仕事ですからねー

 

『あぁ、そうだな。

窮地の際にどうするかではなく、

窮地に陥らないようにするのが

軍師の務めだ』

 

「そうね。自分の失策で窮地に陥ったなら

それを覆すために全力で挑むのも

当たり前なんだけど」

 

「わざわざ窮地のところに行って

横から口と手を挟むのは違うだろ」

 

まぁ、重く扱っては貰えるでしょうから

やりがいはあるかもしれませんけどー

 

『その辺だな。我々にしてみれば

現在無名の軍師は埋伏計の

可能性が高いと疑わねばならん』

 

「あぁ、私が曹操様に注視してたのを

アナタは知ってるものね」

 

「なるほどな。そりゃ疑うのが普通だ」

 

知り合いだからって怪しい奴を入れたら、

埋伏でしたーなんてなったら最悪ですもんねー

 

『そうだな。間違いなく地獄旅行案件だ』

 

「じ、地獄旅行?」

 

「おいおい、幽州はそんなところに

伝手があるのかよ?」

 

なんか何度か通ってるような感じでしたけどー

 

『あぁ、そうだな。

例えば程昱、もしお前が寝てたら、

「面接中に不真面目だ」と言って地獄を見せてたな』

 

?!

 

『郭嘉も、鼻血を出してたら

「店に迷惑だ」って言って地獄行きだ」

 

「?!」

 

『宝譿に至っては、私以外なら「真面目にやれ」と言われて上下で地獄送りだ。』

 

「「「地獄近すぎない?!」」」

 

『その通り。スゴク・近い。

だから私も真剣にお前たちを見定めねばならんのだ』

 

す、すごく良く分かりましたけどー

いや、地獄は分かりませんがー

 

「そ、そうね、万が一があった時怖すぎるものね」

 

「・・・」

 

『そうだ、私や他の担当官をだませても、

教導官殿は絶対に騙せん』

 

「「「きょ、教導官??」」」

 

『見ての通り幽州のやり方は少々独特だ。

ならばそのやり方を教える必要があるだろう?』

 

え、えぇそうですねー

 

「まぁそうよね。いきなり特殊な書類渡されたって

出来ないんだから」

 

「失敗して地獄行きなんか御免だぜ!」

 

『それで、基礎的なことを教える職員と

もっと基本的なことを教える教導官殿が居てな?』

 

職員さんは先達の方ですよねー?

 

「もっと基本的なこと??」

 

「逆らうなーとか、賄賂ダメとか?」

 

『それに近いな。いくつかの心構え。まぁ掟のようなものだ』

 

「「「掟?」」」

 

『そうだ。で、その際に

資質と覚悟の確認。

その他に密偵や埋伏などの

裏が無いかどうかが調べられる』

 

「「「・・・」」」

 

『裏があったら簡単だ。今なら

奇跡の部屋行きだな。』

 

「「「奇跡の部屋??」」」

 

『そこで医術の発展のための礎となる』

 

「「「人体実験じゃん!!」」」

 

い、今ならと言うと昔はどうだったんです?

 

『・・・恐怖公の部屋だな』

 

「「「恐怖公?」」」

 

『いや、今は無いんだ。気にするな』

 

「「「・・・」」」

 

『そんなわけでな、お前たちに裏があれば私も巻き添えが確定するんだよ』

 

あーなるほど、まぁとりあえず

星ちゃんが心配している裏は無いですよー?

 

「私も無いわよ!」

 

「俺もだ!」

 

『軍師の「裏は無い」って言葉ほど信じられん言葉は無いが・・・』

 

ここは友達として信じて欲しいですねー

 

「そ、そうよ!真名を預けた友としての言葉よ!」

 

「そういえばお前さっき二人を真名で呼んでなかったな?」

 

あ、そういえば、そーですねー

 

「まさか、アレかしら?!」

 

「アレってなんだ?」

 

「最初は就職を断ったくせに、

今になって転がり込んでくる

無職の知り合いなんていない!とか?!」

 

ひ、ひどいですよー?!

 

「鬼か?!」

 

『あぁ、そういう気持ちが無いわけではないが』

 

「あ、あるのね」

 

まぁ、逆の立場ならそーゆーのも

あるかも知れませんねー

 

「だからって真名を返すってのは

やりすぎじゃねーか?」

 

『あぁ、別にそれで真名を呼ぶに値しないとか、

真名を返すとか、

真名を忘れたとかじゃないぞ?』

 

真名を忘れる人なんかいませんよー

 

「そうね、流石にそんなのは想像すらできないわ」

 

「まったくだ。人として終わってるじゃねーか!」

 

『そうだな。全く持ってその通りだ。』

 

妙に力強い肯定ですねー

 

「何か嫌なことでもあったのかしら?」

 

「わからねぇが、あんまり触れない方が良さそうだ」

 

『そうだな。そっとしてくれると助かる』

 

それでー真名で呼んでくれない理由ですがー?

 

「そ、そうよ。何か気に障ることでもしたのかしら?」

 

「無職なのは・・・勘弁してくれ」

 

『あぁ、そういうのではなくてな。

一言で言えば掟だ』

 

掟?真名を呼んではいけない掟ですかー?

 

「何よその掟!誰が誰の真名を呼んだって、

呼ぶことを認めたなら当人同士の勝手じゃない!」

 

「そうだぜ!横暴すぎるだろ!!」

 

『・・・私も最初はそう言ったんだがな

「真名は魂と同じくらい重要な情報だ。

そんな重大な情報を誰に聞かれるかも

分からん場所で、ペラペラ囀る奴は信用できん。

情報の重要性を理解できていない半人前以下のクズだ。

よって矯正」の掟と言われて、地獄送りだ』

 

・・・なるほどなー

 

「あぁ、真名を情報と考えればそうなるのか・・・」

 

「思ったよりまともな理由でびっくりだぜ」

 

『こんな感じでな。自分の真名でも矯正の対象になる』

 

自分のでもですかー?

 

『あぁ「自分の魂を軽んずるヤツは他人の魂も軽んずるクズだ。よって矯正」の掟だな』

 

「「「・・・」」」

 

『裏がなくとも、どんな優秀な人材でも、

必ず一度は矯正される』

 

「「「何で?!」」」

 

『二つある。まずは

「余計な誇りなどいらん。

そんなのに拘る奴は

組織の和を乱し仲間の

足を引っ張るクズだ。

よって矯正」の掟だ』

 

「「「・・・」」」

 

『もう一つは

「崖っぷちを知らん奴は

いざというとき動きを止める。

もしくは逃げる。

それは仲間に迷惑をかけるクズだ。

よって矯正」の掟によるものだな』

 

ま、まぁ正論ですよねー

 

「そ、そうね。普通に正論だわ」

 

「矯正が地獄送りじゃなきゃな・・・」

 

『地獄が近い理由は「馬鹿は死ななきゃ治らん

死んでも治らん奴は治るまで死ね」の理だな』

 

あ、ここは掟関係ないんですね?

 

『「馬鹿じゃなかったら一回死に掛けたら

十分だろ」の理でもある』

 

「あぁ、だから最低でも一回は逝くのね?」

 

『そうだ。その時に裏が無いか尋問される。

物理的に死に掛けてるときに

嘘を言える人間は中々いない』

 

「「「中々?」」」

 

『あぁ、たまに居るらしいが、

それでも嘘を吐けるヤツがいるようでな?』

 

そーゆーのはどうなるんですー?

 

『何か隠してるのはわかるからな』

 

「あぁ、泳がされるのね?」

 

『そういうことだ。

で、この話を聞いても

我々と共に来るか?特に程昱。

宝譿は間違いなく死ぬぞ?』

 

「「「・・・」」」

 

『あぁ、いや、何度か矯正に耐えて、

それでも譲れない!といった意思を

みせれば大丈夫だと思うが』

 

・・・ちょっと考えさせてもらえませんかー

 

「風!あぁ、程昱!!」

 

『あぁ、もし我々と来るなら覚えておけ?』

 

「「?」」

 

『我々の業界では、ちょっとと言えば最大で十秒だ』

 

「「短っ!!」」

 

『「時間は有限で貴重なモノ。無駄にするヤツはクズだ。よって矯正」の掟だ』

 

「「掟が多いけど正論だから何も言えない!!」」

 

『基本的に正論で無駄が無いのに、

何故か理不尽を感じるのがこの掟の特徴だな』

 

あー!うー!

 

「ふ、程昱。今更他には行けないのよ?」

 

「・・・」

 

『全てを失っても宝譿だけは守り切る!

と言う歪みなさがあれば何とかなる・・・かなぁ』

 

かなぁって何ですかー?!

 

『いや、お前たちほどの軍師となると教導官殿がなぁ』

 

「やばいの?」

 

『容赦は無いな。それこそ治るまで死ねって感じの人だ』

 

ほ、ほかの人はー?

 

『不敬。死ねって人だな』

 

「「治す気が無い?!」」

 

『もう一人のお方が居れば「面白いから許す」って可能性もあるんだが』

 

そ、その人!その人は何処に?!

 

『・・・まぁいいか。今は南陽だよ』

 

南陽・・・まさか李儒さん?!

 

「まさか。公孫賛と司馬懿と董卓は李儒の元で?!」

 

『あ、馬鹿!ココをどこだと?!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山の子と無職ごときが・・・不敬ですね。




公孫賛のところに行くって言ってたやん?ってお話です

デーモン閣下も歌ってたんだぜ?!

感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に
感想を投稿する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。