ドラゴンボールZ 真武道会2アナザー   作:アンドロイドQ14

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5話 魔人ブウ復活!

バビディのアジト

 ゴテンクスがボコボコにされた事でエネルギーが満タンになり、今にもブウが復活しようとしていた。

 

バビディ「ふ、フルパワーだ!魔人ブウがフルパワーで目覚めるぞ!ヒルデガーンを倒されたのは痛かったが、ブウさえ目覚めれば穴を埋められるぞ!」

 

 実際はブウは吸収しなければ潜在能力開放後の悟飯はおろか、ゴテンクスにも勝てないので、素の状態のブウよりも強いヒルデガーンを失ったのはバビディの短絡的な行動による失策なのであった。

 

ダーブラ「これで我らの野望がさらに進みますな」

 

 魔人ブウが封じられた玉から煙が出た。ちょうどその時に悟空達が到着した。

 

バビディ「い~っひっひ~っ!魔人ブウ復活だぁ!」

 

シン「ああ、なんて事だ!魔人ブウの復活を阻止できなかったなんて……」

 

悟空「界王神様、もう復活しちまったからにはしょうがねえ」

 

 そして、玉が割れたが、魔人ブウの姿はなかった。

 

バビディ「そ、そんな…そんなはずはない…。何でなの…?」

 

キビト「界王神様、これはまさに不幸中の幸いというべきですな!」

 

シン「はい!恐らく魔人ブウは長きに渡る封印の影響で干からびてしまい、どんなにエネルギーを注いでも復活しなくなってしまったのです!これで地球、いや、宇宙は救われます!」

 

バビディ「そ、そんな…」

 

ダーブラ「バビディ様、魔人ブウなどいなくとも私達がいるではありませんか」

 

バビディ「パパの作った魔人ブウが…。あいつらをやっつけてしまえ!」

 

シン「皆さん、ラストスパートです!バビディ達をやっつければすべてが終わります!」

 

 しかし、悟空達の表情は真剣そのものだった。

 

シン「どうしたのですか?皆さん。魔人ブウ復活は失敗に終わったのです!後はバビディ達を倒せば」

 

ベジータ「魔人ブウと一度戦った事がある癖にお前はバカか?魔人ブウは復活に失敗などしていない!まだ生きているぞ!」

 

トランクス「凄まじい気が膨れ上がっています!」

 

 煙は集まって形作り、魔人ブウとなった。

 

ブウ「ブウ~~~ッ!!」

 

トランクス「あれが…魔人ブウ…?」

 

シン「その通り、あれが魔人ブウです!忘れもしませんよ…、あの恐ろしい顔…!」

 

タピオン「だが、伝承と姿が違うな。伝承ではチビと言われていたが、太ってはいなかったぞ」

 

シン「例え違ってても恐ろしい事に変わりはないのです!」

 

バビディ「魔人ブウ!僕はお前を作ったビビディの子供のバビディだよ。早速だけど、あいつらを全員殺してしまえ!」

 

 しかし、ブウからの返事はなかった。

 

バビディ「お~い、どうしたんだ~?」

 

ブウ「バアアッ!!」

 

 なんと、ブウはバビディを脅かしたのであった。

 

ダーブラ「ただのバカではないか。バビディ様、どうやら魔人ブウは復活に失敗したようですな」

 

 一方のz戦士一同は過去から来たメンバーとパンは真剣な表情が緩んでいた。

 

パン「へえ~、私が過去の世界で見たブウと全く同じ姿だし、性格も同じようだし無害そうじゃない?」

 

トランクス「パン、ブウを過去の世界で見たのか?」

 

パン「おじいちゃんの家でね。パパ、ブウは結局、私のいる時代でも復活しちゃったけど、過去のブウは無害だったから、こっちもほっといていいんじゃない?」

 

シン「何を言っているのですか!?魔人ブウは恐ろしい魔人なのですよ!無害などとはあり得ません!有害でしかないのですよ!」

 

パン「界王神の言ってる事は大袈裟すぎて信用できないわ。パパ、ブウはほっといていいでしょ?」

 

悟飯「いや、見極める必要がある。僕のいた時代のブウだって初めは界王神様の言う通り人を平気で殺したりする悪い奴だったけど、ミスター・サタンのお陰で改心できて今に至るんだ」

 

ピッコロ「人造人間の性格と実力がこの時代と俺達の時代では違っていたというケースもあるからな。ブウの場合でも違っている可能性もある」

 

ベジータ「実力の方は俺が確かめる」

 

ちびトランクス「パパも超サイヤ人3になれるようになったし、魔人ブウなんてイチコロだ!」

 

悟空「いや、オラとしては戦ってみなきゃわかんねえ。ベジータ、あんまり無理はすんな」

 

ベジータ「わかってる」

 

クリリン「悟空、ベジータがやばそうになったら急いで助けに行けよ」

 

悟空「そんぐれえ言われるまでもねえさ、クリリン」

 

 ブウの実力を確かめるため、ベジータは前に出た。

 

ベジータ「おい、風船野郎!お目覚めで強い奴と戦いたいか!?」

 

ブウ「お前、とっても強いのか?」

 

ベジータ「ああ、強いぜ。お前を満足させられるほどにな!はああああっ!!」

 

 早速、ベジータは超サイヤ人3に変身した。ベジータは未来世界でようやく変身できるようになったために変身に慣れておらず、終わるのに時間がかかった。

 

キビト「ま、魔人ブウに負けず劣らずの気だ!!」

 

ベジータ「行くぞ!」

 

 いきなりのベジータのダッシュパンチをブウはまともに受けた。

 

ベジータ「だだだだだだだだっ!!」

 

 続いて打撃のラッシュを仕掛けた。ラッシュをブウはかわせずにまともに受けた後、締めのストレートパンチを受けて吹っ飛ばされた。

 

ベジータ「この程度で終わりなわけないだろう?さっさと起き上がってこい!」

 

 何事もなかったかのようにブウは起き上がった。

 

ブウ「結構痛かったぞ。お前、なかなか強いな俺も本気で行くぞ!」

 

ベジータ「さっきのはウォーミングアップでやったものだ。俺も全力で行かせてもらうぞ!」

 

 体の穴から蒸気を出した後、ブウは全力を出してベジータに向かい、ベジータもブウに向かって格闘戦に入った。

 

ブウ「ブウッ!」

 

ベジータ「ぐあっ!(何だ、このパンチの重さは最後に戦ったチビのブウぐらいはあるぞ!)」

 

 戦っている未来のデブブウのパンチの重さが自分達の時代にいるデブブウのパンチより重い事をベジータは感じ取っていた。そして、距離を取った後、ブウは腹の肉をちぎってから伸ばした肉片でベジータを拘束しようとした。

 

ベジータ「その手は既に見切っているぞ!」

 

 エネルギー弾で肉片を消滅させた。

 

トランクス「凄い!父さんはブウと互角に戦っているぞ!超サイヤ人3のパワーはとんでもないものだ!」

 

ちびトランクス「きっとパパはブウをやっつける事ができるぞ!」

 

悟空「(確かに今は互角だ。だが、超サイヤ人3の弱点は気の消耗が激しい事だ。ましてや、ベジータはまだ変身できるようになったばっかで余計に消耗が激しいはず!)悟飯、準備をしとけ!ベジータはもうそろそろ持たねえ!」

 

悟飯「はい!」

 

シン「何を言っているのですか?このまま行けばベジータさんはブウに勝てますよ!」

 

17号「あんた、ベジータの様子が全くわかってないのか?ベジータの息があがってきている。長くは持たないぞ」

 

 17号の指摘した通り、超サイヤ人3の急激な気の消耗によってベジータの動きが鈍くなってきていた。

 

ベジータ「(ちっ、思った以上に持たねえぞ!カカロットはこれ程の消耗の中でブウと戦っていたというのか!?)」

 

 元の時代でのブウとの戦いで見た超サイヤ人3で戦い続けた悟空の消耗の凄まじさを今度は自分の身で知る事となった。そして、ブウに弾き飛ばされた際に変身が解けてしまった。

 

トランクス「父さん!」

 

ブウ「ブウ~~ッ!」

 

 そのままブウは突進したが、悟飯に止められた。

 

悟空「でえじょうぶか?ベジータ」

 

ベジータ「はぁ、はぁ……。カカロット、超サイヤ人3の消耗の凄まじさをようやく俺自身の身で知る事ができたぜ…。それに…、奴はデブの状態でも俺達の時代のチビのブウぐらいはあるぞ…!」

 

悟空「ああ、人造人間とは逆で未来のブウはオラ達の時代のブウより強えみてえだ」

 

 悟空の思った通り、未来のブウは見た目は同じではあるものの、実力は過去の世界のブウ以上だった。

 

ダーブラ「まさか、これほどのものだったとは…。どうやら復活は成功のようですな、バビディ様」

 

バビディ「いいぞ、魔人ブウ!この調子で残りの奴等も殺しちゃえ~!」

 

 しかし、ブウは戦おうともせずにどこかへ行こうとした。

 

バビディ「どうした?行かないのか?」

 

ブウ「やーだもん!俺、殺すとか壊すよりもお菓子を食べる方が好きだも~ん!」

 

 ベジータとの戦いでお腹が空いたのか、ブウはお菓子を食べに行ってしまった。

 

ダーブラ「な…!」

 

バビディ「待て~~っ、魔人ブウ~~!!」

 

 ダーブラに掴まってバビディはブウを追いかけた。

 

クリリン「あいつら…どうしたんだ…?」

 

18号「腹が減っては戦はできぬというからね。ブウも腹が減って戦いどころではなくなったんだろう」

 

悟天「お父さん、どうするの?」

 

悟空「ブウがあんな調子だし、ここは神殿に戻って休むとすっか!」

 

17号「一応、ブウがどこに行ったのか俺が見てくる。気がない人造人間は隠密行動にうってつけだろ?」

 

クリリン「17号、あのブウの実力は超サイヤ人3クラスだ。見つかるんじゃないぞ」

 

 過去の世界から来た悟空達は未来のブウを倒さなければならないのか見極めたいため、ちょうどいいタイミングという事もあり、ブウの偵察を行う17号以外は神殿に戻る事にした。

 

 

 

上空

 ダーブラに掴まった状態でバビディは考え事をしていた。

 

バビディ「(そう言えば、この後僕は魔人ブウに殺されてしまうってことがピッコロの記憶にあったな…。記憶を覗くという事はこういう時にも役に立つねえ。うーん…、でもそうなると、このままではまずいよね。その前に何とかしてブウをコントロールしないと…)ん?そうだ!」

 

 バビディはどんな願いも叶うドラゴンボールがナメック星にもあるという事もピッコロの記憶にあった事を思い出した。

 

 

 

 お腹が空いたブウはお菓子を探し回っていたが、お菓子の匂いがしたためにそれを頼りに行ってみると、そこは街があり、お菓子屋さんがあった。

 

ブウ「パアッ!」

 

 ブウはお菓子屋さんに入ろうとしたが、自動ドアが開くのを待たずに入ろうとしたためにドアが割れてしまった。

 

店員達「きゃあああっ!!」

 

店員A「お、お客様…お怪我はありませんか…?」

 

ブウ「あははははっ!」

 

店員B「い、いらっしゃいませ…。何を差し上げましょうか…?」

 

ブウ「全部」

 

店員B「は?全部って、えっと…」

 

 そのままブウはガラスをブチ破ってお菓子を食べ始めた。それを一般市民に紛れて見ていた17号は驚いていた。

 

17号「おいおい、ここまでするなんてあいつのお菓子を食べたい願望が半端じゃないな…」

 

 一方のダーブラとバビディはブウを探していた。

 

バビディ「どこだ~~!どこにいる~!?魔人ブウ~~!」

 

ダーブラ「早く戻って来ないとバビディ様が玉に封じ込めるぞ!さっさと戻って来い!」

 

 お菓子屋ではまだブウが食べ続けていた。

 

ブウ「おいしい!でも、まだ食べた気しない」

 

 店のお菓子を全部食べても満足しないブウは壁を突き破りながら奥の工場へ行き、ケーキが作られる所を目撃した。

 

店員C「な、何だお前は!?」

 

 ブウは腹で近づいた店員を吹っ飛ばした。残りの店員達は怯えて逃亡するのにもブウは気にせず、機械のスピードを上げてケーキを食べまくった。ちょうどその時にダーブラは街に人の集まりがある事に気付いた。

 

ダーブラ「バビディ様、魔人ブウはあそこにいるのではないでしょうか?」

 

バビディ「さっさとそこへ行くぞ!」

 

 一方、ブウはまだケーキを食べていた。そして、腹がいっぱいになったので機械を止め、店を出ようとした時にバビディ達が来た。

 

バビディ「魔人ブウ、もう腹がいっぱいになったのなら、さっさと行くぞ!」

 

ブウ「もうお腹いっぱいだから帰って寝る!」

 

 お腹いっぱいになって寝るためにアジトへ戻るブウの姿に唖然としていた女性店員はバビディとダーブラをブウの保護者と判断し、バビディのマントを踏んだ。

 

バビディ「何をする?無礼者!」

 

店員B「無礼者はおじさん2人の方でしょ!?」

 

バビディ「ありゃ、おじさんだって…?」

 

店員B「ケーキ代払ってください!ドアとショーウインドー、そのほかの修理費もぜ~んぶ込みでお願いします!それまで放しませんからね!」

 

ダーブラ「小娘、この私やバビディ様をおじさん呼ばわりするとは失礼な奴だな。私を怒らせたらどうなるのかを思い知らせてやる!」

 

 ダーブラはバビディのマントを踏んでいる女性店員目掛けて唾をはいた。

 

店員B「きゃっ!あなた、唾を吐くなんてどういう神経を」

 

 ところが、唾をかけられた女性店員は唾がついた部分から石化していた。

店員B「きゃああああっ!!ど、どうなっているのよ!」

 

ダーブラ「どうだ?これがバビディ様に無礼な態度をとった者の末路だ。お前も私に唾をかけられた女と同じ目に遭いたいのか?」

 

店員A「い、いえ…」

 

ダーブラ「お前、これ以上石になりたくないのなら、バビディ様にごめんなさいと謝れ。そうすれば、この石化を解く水をかけて元に戻し、金を払ってやろう」

 

店員B「……ご、ご……ごめんなさい!だから、私を元に戻してください!」

 

ダーブラ「わかったのなら、最初から無礼な態度をとらなければよかったのだ」

 

 石化の恐怖もあって女性店員が謝ったのを確認したダーブラは石化を解く聖水をかけて石化が進みつつある女性店員を元に戻し、どこからともなく大量の札束が入った袋を置いた。

 

ダーブラ「この金全部をケーキ代他として置いて行く。またバビディ様に無礼な態度をとったらもう石化を解除などしないからな」

 

警官「犯人に告ぐ!無駄な抵抗はせずに大人しく出てきなさい!」

 

バビディ「面倒な事になってきたな。ダーブラ!」

 

ダーブラ「かしこまりました、バビディ様」

 

 ダーブラはバビディを肩に掴まらせ、アジトへ戻っていった。

 

17号「よし、この事を伝えるか」

 

 

 

神様の神殿

 偵察を終えた17号は悟空達の元に来た。

 

18号「どうだった?17号」

 

17号「ブウの奴、スイーツショップを襲ってたらふくスイーツを食った挙句、帰っちまった。しかも、誰も殺していない」

 

パン「この時代のブウもいい方なのかな?」

 

ピッコロ「いや、あのブウは殺すのとか壊すのよりもお菓子を食いたいと言っていたから、単に殺すのも壊すのも積極的にしないだけだろう」

 

トランクス「皆さん、今の内にブウを倒しましょう!」

 

ピッコロ「今はまだブウは大規模な被害を出していない。それに、迂闊に全員でブウと戦うとブウは誰かを吸収してパワーアップする可能性がある。だから、今は休みながら敵の出方を伺うんだ」

 

 迂闊に行けばブウに吸収されるというピッコロの言う事もわかるため、一同は休みながら敵の出方を伺う事にした。

 

 

 

バビディのアジト

 ぐっすり寝ているブウを見て、バビディはある行動をとる事にした。

 

ダーブラ「どちらへ行かれるのですか?バビディ様」

 

バビディ「僕はボージャック達を連れてナメック星に行くんだ。あそこは僕も行った事がないから、宇宙船で行くよ。それとダーブラ、僕がいない間はブウの事をよろしく頼むよ」

 

ダーブラ「かしこまりました、バビディ様。お気をつけて」

 

 自分がこれからどうなるのかを知ってしまったバビディは自分の運命を変えるべく、ボージャック達を連れてナメック星へと飛び立った。

 

 

 

神様の神殿

 数日後、悟空達はいつでもダーブラ達の攻撃に備えられるように待機していたが、ブウが復活してから急にダーブラ達の攻撃が止まった事を疑問に思っていた。

 

シン「おかしいですね…。ここの所、バビディの姿を全く見ませんね。一体、どうしたのでしょう?」

 

18号「またくだらない事でも考えてるんじゃないの?どうせあいつの事だから」

 

ピッコロ「どうやらバビディはもうこの星にはいないようだな。奴の気を地球から遠く離れた場所から感じる」

 

シン「本当だ…!この方角の先には…ナメック星人たちが移り住んだ新しいナメック星がありますね」

 

ベジータ「あの野郎、まさかドラゴンボールを狙っているのか?」

 

ピッコロ「そうかも知れんな。あいつは自分がブウに殺される運命を何らかの方法でしったのかも知れん」

 

クリリン「それでボージャック達もいなくなった上にダーブラ達の攻撃が急に大人しくなっているのか。ダーブラもあのブウには手を焼いてるって事だな」

 

パン「だったら、バビディをやっつけてドラゴンボールが悪用されないようにしよう!それに、ナメック星人を連れて来てドラゴンボールを復活させてもらえば万一の時にも万全よ!」

 

悟飯「パン、それを誰から聞いたんだい?」

 

パン「ミスター・ポポが言ってたの。過去に行く前に前のナメック星人の神様が死んだせいでドラゴンボールが消えてしまったって。ブウは人殺しと破壊にやる気がないみたいだし、そっちを優先させましょう」

 

悟空「確かに今のブウは大人しいから、パンの言う通りにすっか!」

 

シン「お待ちください!魔人ブウはいつ殺戮を始めるのかわからないのです!ブウを今、倒さないと犠牲が増えますよ!」

 

ピッコロ「お言葉ですが界王神様、俺としては今、復活したばかりの無邪気なブウを下手に刺激するのは得策だとは思えません」

 

キビト「何を言っているのだ!?あんな魔人の存在は許してはなりませんぞ!」

 

ピッコロ「これには過去の世界でのある出来事があったからです」

 

 ピッコロは過去の世界で極悪な地球人がブウの友人であるサタンや愛犬のベエを傷つけた事でブウを刺激してしまい、ブウが善悪に分かれ、悪メインで統合された悪のブウによる更なる被害が出た事を伝えた。

 

トランクス「ですけど、いつ人々や都市に被害を与えるようになるのかわかりません!あいつらをこのままにはできませんよ!」

 

タピオン「トランクス、人々と街の事がどうしても心配なら、俺が地球に残って奴等の監視をする。そして、お前達はナメック星に向かうんだ」

 

トランクス「タピオンさん…」

 

ちびトランクス「それ、名案だぞ!兄ちゃんはダーブラを簡単にやっつけられるぐらい強いんだ!ブウはお菓子で手懐けちまえばいいし、もってこいだよ!」

 

悟天「おっきい方のトランクス君もタピオンさんが地球に残ってくれたら安心するよね?」

 

トランクス「……わかりました。タピオンさん、俺達がいない間の人々と都市の防衛をお願いします」

 

シン「申し訳ありませんが、バビディは皆さんにお任せして私達はタピオンさんと同じくこちらに残る事にします」

 

悟空「え?界王神様行かねえのか?」

 

キビト「我々はブウを倒すのに役立つ手段に心当たりがあるので、一度神界に戻る事にする」

 

ピッコロ「そうですか。バビディの方は我々にお任せください」

 

???『地球の皆さん、急いでナメック星に向かってください』

 

 突如、声がしたので悟空達は警戒したが、悟飯とクリリン、ピッコロはその声が懐かしかった。

 

クリリン「ピッコロ、この声って…」

 

ピッコロ「間違いない、亡くなられた最長老様だ!」

 

パン「最長老って人は誰なの?」

 

クリリン「ナメック星人を取りまとめている最も年上のナメック星人の指導者なんだ。前の最長老様は寿命で亡くなって、新たにムーリって人が新しい最長老様になったんだ」

 

18号「という事は、今の声は亡くなった前の最長老って事になるわね」

 

最長老『その通りです。私は寿命を迎え、今はあの世にいますが、私の子供達やあなた達の事はずっと見守っておりますよ。今、話をしている人達の多くはどうやら途中から枝分かれした未来から来た人達のようですね』

 

悟飯「そうです。最長老様、急いでナメック星に向かってほしいとおっしゃるのはバビディが来ているからなのですか?」

 

最長老『それもありますが、私が恐れているのは伝説の超サイヤ人が新しいナメック星に向かっているからです』

 

パン「伝説の超サイヤ人?」

 

トランクス「まさか…、ブロリーが来ているのか!?」

 

悟空「だろうな。未来ではまだあいつは倒されちゃいねえ」

 

18号「これは大変な旅になりそうだね」

 

クリリン「そうだな…。フリーザ一味とのドラゴンボール争奪戦以来の大変な戦いになりそうだ…」

 

最長老『どうか皆さん、伝説の超サイヤ人を倒し、ナメック星を救ってください』

 

トランクス「任せてください、最長老様!」

 

ヤムチャ「こう頼まれると、もたもたしてられないな」

 

天津飯「急いでナメック星に向かわねば」

 

クリリン「で、俺達はどうやってナメック星に行くんだ?」

 

 肝心のナメック星に行く手段を悟空達は考えていなかった。

 

ブルマ(未来)「それだったら、自宅の地下に宇宙船があるわ。それに乗って行きなさい」

 

トランクス「母さん、いつの間に!?」

 

ブルマ(未来)「ずっと前からよ。死んだ悟飯君がどうしてもドラゴンボールが必要になってナメック星に行くと言い出したらって時を想定して作っていたの。孫君の瞬間移動の方が早いかも知れないけど、万一って事も考えれば宇宙船の方が行き来が安定するでしょ?」

 

ベジータ「悪いな、ブルマ」

 

トランクス「それではタピオンさん、俺達が帰ってくるまで母さん達や地球の事をお願いします!」

 

 タピオンに頼んだ後、悟空達は西の都に向かった。

 

 

 

ブルマの家(未来)

 ブルマの言った通り、地下に宇宙船があり、点検もシステムもオールグリーンだったため、悟空達は乗り込んだ。

 

悟空「みんな、ナメック星に出発だ!」

 

一同「おお~~~っ!!」

 

 宇宙船は新ナメック星に向けて出発した。

 

先代の全王『悟空達は伝説の超サイヤ人討伐とバビディの野望を阻止するため、新ナメック星に向かった。果たして、そこでは何が待ち受けているのか?』




これで5話は終わりです。
今回は超サイヤ人3のベジータとデブブウの戦闘やデブブウのお菓子屋襲撃、ナメック星への出発を描きました。
真武道会2では未来のブウは過去のブウ以上の強さとあったので、未来のデブブウは過去のチビブウと同等の実力であるため、超サイヤ人3と互角という風に描写しました。
ベジータとデブブウの戦いの後に描いたデブブウのお菓子屋襲撃はアニマックスで見た時にとても笑えたので今小説でも描いてみました。アニメ本編では女性店員の1人がバビディの魔術で別の場所に転送された所を今小説では初のダーブラの唾による石化の被害者にしました。
ちなみに、お菓子屋の女性店員二人はアニメ本編と全く同じ姿です。
最後の最長老の登場は最長老はきっとあの世では天国行きだと思うので、天国からナメック星人達を見守っているという風にしています。
次の話は新ナメック星での戦いになります。
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