半額を狩る海賊   作:零ちゃん

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皆さん、お久しぶりです。
最近晩御飯が弁当ということもあり、アニメのベン・トーを見始めたのですが、思ってた以上に面白かったのもあり、書いてみようと思いました。ですがアニメしか見ていない為、内容がアニメに沿ってしまうことが殆どだと思います。オリジナルの話とかも入れる予定ではありますが、アニメが基本だと頭の隅にでも置いていただけると幸いです。それでは1話目です。
カロリーはめっちゃ適当です許して下さいなんでもしますから。


#1 オムバターライスのカレー掛け弁当 734kcal

僕は館川海人。苗字はやかたがわでは無く、たてがわと読む。私立烏田高等学校の1年として入学した。そしてこの私立烏田高校は寮がある。親元を離れて寮で一人暮らしをしているのだが、この寮は朝ご飯は出るのだが、昼と夜は出ない。なので今日の晩御飯を調達する為にホーキーマートというスーパーに来た。

 

「うーん、カップ麺でもいいけど弁当とかの方が良いかなぁ。」

 

そう思い、弁当・惣菜エリアに足を運んだ。丁度店員さんが半額シールを貼り終えたところみたいだった。

 

「半額シール!?これは買わないと!」

 

半額シールの貼られた弁当に慌てて近づく。そんな時だった。後ろから雄叫びに近い叫び声が聞こえた。

 

「え?」

 

後ろには今にも殴りかかって来そうな人達が大量に居た。ていうか本気で殴りに来てた。

 

「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」

 

その後どうなったかは覚えていない。ただ確かな事は、半額になったオムバターライスのカレー掛け弁当を手に取っていたくらいだろう。

 

 

 

──────────────────────

 

 

 

 

「あれ?この子半額弁当手に持ったまま気絶してるわね。」

「ホントだな。手に取ったものの、巻き込まれたんだろうな。」

「ネクタイの色的に1年だな。初めての争奪戦で半額弁当をゲットするとは、犬っころにしては中々やるじゃないか。」

 

目を覚ますと、そんな会話が聞こえてきた。

 

「お〜い、ワンコ〜、起きてる〜?」

「わ、わんこ…?」

 

痛む身体を動かし、声の方を見上げる。そこには、女性と男性二人がしゃがんでこちらを見ていた。

 

「大丈夫か?派手に巻き込まれた感じだが…」

「おら、手ェ貸してやるから起きろ。」

 

金髪の顎髭の生えた人が手を差し出す。僕はその手を掴み起き上がる。

 

「あ、ありがとうございます…」

「ここが何処だか分かる?自分が誰か分かる?」

「茶髪さんよ〜、流石にそこまででは無いだろよ。」

 

確かここはホーキーマート。僕は館川海人。よし、大丈夫。多分。

 

「な、なんとか大丈夫です。」

「うん、なら良し。」

「さ、弁当の会計に行くぞ〜」

「弁当…?」

 

手に持っていた弁当を見る。どうやらあの時弁当は手に取っていたみたいだった。

 

「ワンコ〜、行くよ〜」

「あ、はーい!!」

 

茶髪の女性に促され、後を追いかける。何故か周りが死屍累々としていたけど。

これが、高校生活初日に起きた出来事だった。

 

 

 

───────────────────────

 

 

 

 

場所はホーキーマートから少し移動し、公園へと来ていた。そこでさっきから気になっていたことを聞こうと思い、勇気を出して声を掛けた。

 

「あ、あの…」

「ん?どうしたワンコ。」

「そのワンコってどういう…」

「なんだ、この子知らずに参加してたんだ。ワンコってのは、大体は半額弁当争奪戦の参加したてで、実力を認められてない奴のことを指すの。」

「半額弁当…争奪…戦?」

 

茶髪の女性がそう教えてくれた。リボンの色的に先輩だろう。あとの二人も恐らく、いや先輩だろう。

 

「そして、半額弁当争奪戦に参加する奴らを"狼"と呼ぶ。」

「それで、アンタは初参加。だからワンコ。まぁ、色々教えてあげるわ。あと、弁当冷めちゃうわよ?」

「は、はい!!い、いただきます!」

 

僕はその日、茶髪の女性と顎髭の生えた男性とクリ○ンみたいな男性から狼と呼ばれる人達の事、半額弁当争奪戦のルールを教わった。初参加で運良く半額弁当を手に入れた僕は、そこいらのワンコよりかは素質はあるとの事だった。




誤字脱字を確認したとは思うんですが、あれは感想でもいいので教えていただけると嬉しいです。

茶髪さん可愛いですよね。
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