1話はまともな戦闘もありませんでしたし、読んでて楽しくないかと思った為です。1話に戦闘描写を無理矢理突っ込んで長ったらしくなるのも読んでる側もしんどいかと…
今回はちゃんと戦闘描写はあります!表現には自信がありませんが、頑張ります。
初めての半額弁当争奪戦の次の日。普通に通学路を歩いていると後ろから声をかけられた。振り返れば昨日の茶髪の女性の先輩だった。
いつ見ても膨よかだ。いやいや、そんな事を考えるのは失礼だ。
「おはよ〜ワンコ〜。」
「お、おはようございます。先輩。」
「今日もホーキーマート行くの?」
「はい!運で手に入れるんじゃなく、実力で手に入れに行きます!」
「威勢の良いワンコは嫌いじゃないぞ〜!」
そう言って先輩は僕の頭をワシワシする。
「でも、今日は厳しいかもね。」
「ど、どうしてです?」
「氷結の魔女が来るかもしれないからね。」
「氷結の魔女…?狼なんですか?」
「そ。まぁ、私や坊主も顎髭も居るし、何かあったらフォローしてあげるわ。」
「え?い、良いんですか?半額弁当だって多くないのに…」
「言ったでしょ〜。威勢の良いワンコは嫌いじゃないぞって。それじゃ、またホーキーマートでね。」
先輩は駆け足で去っていった。気づけば校門のところまで来ていたようだ。さて、今日も一日頑張ろう。
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授業も終わり、帰る時間となった。荷物をまとめ、立ち上がって帰ろうとした時。男子生徒とぶつかった。
「ご、ごめん!大丈…って包帯してる!?大丈夫!?」
「大丈夫だよ。えっと、館川君だっけ?」
「そうだけど…佐藤洋君だっけ?」
「佐藤でいいよ。君も確か寮だよね?一緒帰らないか?」
「別に構わないよ。行こうか。あと、僕も館川でいいよ。」
同じクラスの佐藤と帰ることになった。初めて会った感じがしない。何故だろうか。
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「そういえば館川って、昨日ホーキーマートにいた?」
「え?居たけど…どうして?」
「三年生?の女性の先輩とかと一緒にホーキーマートを出て行く所を見た気がしてさ。」
初めて会った感じがしないのはこれだった。お互い半額弁当に迂闊に近づいて狼達の戦いに巻き込まれた。その時に見たんだろう。
「昨日ホーキーマートで何があったか思い出せなくてさ。」
「……多分、やられたんだろうね。狼達に…」
「お、狼?」
「まぁ、今日も行けば分かると思うよ。」
「???」
寮に着き、荷物を置いて暫く休憩する。先輩に教えてもらった半額シールが貼られる時間まではまだ少し時間がある。実力で弁当を取りに行く。そうは言ったものの、本当に出来るのだろうか。先輩が言っていた"氷結の魔女"がどんな狼なのかも分からない。いや、考えるのはやめよう。出来る事をやるだけだ。そんなこんなでもうすぐ時間になる。部屋を出ると同じタイミングで佐藤が出てきた。
「行くか。」
「そうだね。佐藤、やられないようにね。」
「だからどういう意味なんだ?」
佐藤と共に、ホーキーマートへ向かった。
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「あ、来たねワンコ。ってワンコがワンコ連れてるわね。」
「あ、先輩方。こんばんは。」
「昨日館川と一緒に居た…」
「おっ、アブラ神だ。」
「って事は、そろそろね。」
アブラ神。それはホーキーマートのハーフプライサーラベリングタイムに現れる店員のこと。半額神とも呼ばれる。あの人が半額シールを貼ったあと、居なくなるまでは動いてはダメ。そういうルールがある。佐藤にはそういうルールがあるとだけは教えている。
そして、半額神である店員さんが奥に引っ込んだ。その瞬間、狼達が一斉に半額弁当に飛びかかる。
「うわぁぁぁ!?なんなんだぁ!?」
「ワンコ二号!ボサってしてたら弁当無くなるよ!」
茶髪の先輩に続き、坊主の先輩、顎髭の先輩が飛び出す。僕も飛び出そうとした時だった。
「氷結の魔女d…グハァ!」
断末魔と共に"氷結の魔女"と呼ばれる狼が現れた。
「やっぱり来たか!でも、負ける訳には…」
「いかねえよ!!!」
顎髭の先輩と坊主の先輩が喰らいつくが、氷結の魔女の厚底のブーツの餌食となった。
「先輩!」
「ワンコ!自分の心配しなさい!!」
「えっ…うぐぁ!?」
後ろから来ていた狼に殴り飛ばされる。
「た、館kうげぇ!??」
佐藤は氷結の魔女の踏み台にされダウンした。
「くそ…"今"のままじゃ…やっぱりダメか…仕方ない…」
僕は、いや、俺は中学の頃にこう呼ばれた事があった。"荒らしの海人"と。でも高校になってまでそんな厨二臭い名前を付けられてるんじゃ流石に不味いと思い、高校では大人しくしていようと思い猫を被っていた。しかし、この狼達との戦いではそんな事していたら負けてしまう。だから、半額弁当争奪戦の時だけは、猫を被るのはよそう。そう決めた。
「取らせるかよォ!」
弁当に手を伸ばそうとしていた狼を蹴り飛ばし、殴り掛かってくる他の狼を投げ飛ばす。飛び掛かってくる狼を近くにあった輪ゴムで撃ち落とすなど。その場にあるものを使って狼を蹴散らしていく。
「え?あれ…ワンコだよね?」
「た、多分…」
「あんな奴だったか…?」
先輩達の視線を他所に戦っていると、茶髪の先輩の言葉で強敵が残っている事を思い出した。
「ワンコ後ろッ!」
「後ろ…うわっ!?」
強烈な蹴りが鼻を掠めそうになる。蹴りの正体は氷結の魔女。彼女に勝てなきゃ弁当はない。
「来なよ、氷結の魔女!!」
「………ッ!」
一つ一つの蹴りが強烈な威力をしている。マトモに喰らえば即K.O.だろう。近くに落ちていたカゴを拾い、盾代わりにする。しかし、あまりにも強烈過ぎる蹴りなため、カゴが手から離れた。いや、離れざるを得なかった。
「嘘だ!?取手が取れるくらいの蹴りとかアリかよ!?」
「………中々やるな…だがッ…!」
氷結の魔女の厚底ブーツが俺の腹をしっかりと捉えた。俺は立っていられなくなり、吹き飛ばされ壁にぶつかる。
「私の勝ちだ。」
「…氷結の…魔女…今度は勝つからな…」
「いつでも待っている。掛かってくるといい、海賊。」
彼女の圧倒的な強さに平伏す事となった。弁当も取れず、戦いにも負けた。かなりの屈辱だった。しかし、そんな事を考える間もなく、俺は気を失った。
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「氷結の魔女が二つ名付けて帰ってったな…」
「海賊だったか?…たしかに、急に現れて荒らすだけ荒らしていく感じだったし…」
「戦闘スタイルも使える物はなんでも使う!って感じだったから割と合ってるんじゃないかしら?さすが私のワンコ。」
「いつアンタのワンコになったんだコイツ…」
「あれ…ここは…」
「目、覚めた?ワンコ。」
「あれ?先輩?」
茶髪の先輩の声が上から聞こえる。重い瞼を開くと、目の前には胸があった。そう、膨よかな胸が。何故か茶髪の先輩に膝枕されている。
「……僕、なんで膝枕されてるんですか…?」
「まぁ、ご褒美的な?」
「????」
僕は頭にハテナを浮かべた。
「それよりワンコ、お前やるなぁ!見直したぜ。」
「え?え?」
「氷結の魔女とあそこまで渡り合うなんてな!素質あるどころか、狼に成るべくして生まれたって感じだな!」
起き上がってすぐに、坊主の先輩と顎髭の先輩に頭をワシワシされる。
「ワンコ、いや、アンタは立派な狼になったわ。これからもよろしくね。」
「え?え?は、はぁ…よろしくおねがいします…?」
状況を飲み込めなかったが、取り敢えずそう返事をした。
その後、茶髪の先輩がゲットしたチーズインハンバーグ&唐揚げ弁当を狼として認められたお祝いとしてちょっと分けてもらった。
戦闘描写ってやっぱり難しい。どういう書き方が読者的には良いんでしょうか?擬音も少しは混ぜた方が良かったりとか、比喩表現とかあった方が良いとか。何かあったら感想とかで教えていただけると少しずつになるとは思いますがそういった表現を入れていきたいと思ってます!僕と俺を使い分けないと…