アンドロメダ5姉妹の日常   作:ヤマト2015

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ヤマト2202 6章でアンドロメダが大活躍だったので思わず書いてしまった…

平和な世界を楽しむアンドロメダってのもあって良いと思います。


今日も地球は平和です

(アンドロメダ姉さん。貴方は最善を尽くしました…武運をお祈りします。)

 

(遂に俺1人か…寂しくなっちまったなぁ…アンドロメダよ…)

 

夢を見ていた…地球の命運を懸けた戦いで妹が私を助けるために沈み…乗組員も艦長1人だけになり…

 

(俺もお前もしぶといな…アンドロメダ!)

 

(必ず助け出します…ヤマトさん!)

 

(波動砲、発射!!)

 

ボロボロになりながらも地球の希望を助け出す…

そして最期は…

 

 

 

 

「…夢か…」

 

目が覚めるとそこには見慣れた天井が見える。

起き上がり閉めていたカーテンを開けるとこれまた見慣れた町並が見える。

いつもの光景が見れたことに少しホッとする。

アンドロメダ級前衛武装宇宙艦一番艦艦娘 アンドロメダ。

それがあたしの名前だ。

 

西暦2202年。およそ200年前に起こった深海凄艦との戦いは人類と艦娘の勝利で終わりを告げた。

それから200年近くの時が経ち、艦娘の活躍は海から宇宙へと、変わって行った。とはいっても別に異星人との戦いが起こる事もなく、むしろ友好関係を築いていた。

艦娘の出番はもっぱら航路防衛や未開拓星の調査といった後方勤務が主な活動だ。直接戦うのはちゃんとした航宙艦隊の役目となっている。

そして建造された艦娘達は最初の6年間は専門の施設(学校)で教育を受けることになっている。

艦娘としての基礎教育は勿論、一般知識や志願制で専門知識も受けられることになっている。感覚としては高校と大学を繋げたような感じだ。

私たちはその学校の4年生。絶賛学生生活真っ只中だ。

今は、学校近くのマンションに姉妹達と一緒に住んでいる。

 

「朝ごはん作らなきゃ」

 

部屋を出てリビングに向かう。

部屋を出たところで、向かいの部屋から女の子が出てきた。

 

「おはよう、アキレス。」

 

「…おはようございます。アンドロメダ姉さん…」

 

アキレス。私たち5姉妹の4女で普段は無口だ。

容姿は私そっくりなんだけど、胸は姉妹の中で一番小さい。その事を言うと凄く怒るから言うのは禁句だ。

 

「何か失礼なこと考えてませんか?」

 

「イ、イヤナニモカンガエテナイヨ。」

 

ジト目で睨んで来るので話を強引に切り替える。

 

「あ、アキレス他の3人も起こして来てくれる?朝ごはんはあたしが作るから。」

 

「…分かりました…」

 

未だ眠そうな声で返事をして別の部屋へと入っていった。

台所の冷蔵庫を開いて中身を確認。

 

「まぁ…無難にパンとサラダと目玉焼きかな…」

 

お決まりのメニューでいくことにする。

パンをトースターに入れ、その間に目玉焼きを焼き上げる。

 

すぐに出来上がりテーブルに並べていると…

 

「イヤァァァァァァァ!!!!!!!」

 

ドカーン!!!

 

叫び声と共に爆発音が、何事かと思いその部屋に行ってみると…

顔を真っ赤にして艤装を展開したアキレスと、真っ黒けになってアフロになった女の子が倒れていた。

 

「ど、どうしたの?アキレス?」

 

「私は悪くない…私の事をちっぱいと罵ったアルデバラン姉さんが悪い…」

 

なにがあったのか分からないが、どうやらアキレスの禁句を言ってしまったようだ…

 

「う~、ひどいですわアキレス。姉である私(わたくし)をこのような目にあわすなんて…」

 

「アンドロメダ姉さんと間違えて私(わたし)を犯そうとしたアルデバラン姉さんに言われたくない…」

 

アフロをはずして本来の金髪に戻った次女アルデバラン(変態)が文句を言うが空かさずアキレスが反論する。

推測するに、アルデバランを起こそうとしたアキレスを私と勘違いして、ベッドに引きずり込んで胸を揉んで小さいと言ってしまったようだ…

まったくコヤツは…学校では上位の成績なのにどうしてこんなになってしまったのか…と思わず天を見上げて思っていると…

 

「なんだ~…今の音は…」

 

頭をかきながら部屋から出てきたのは5姉妹の末っ子のアンタレスだ。

前髪で片目がかくれているがそれよりも…

 

「アンタレス。せめて下のパジャマは着ろっていつも言ってるでしょ…Tシャツに下着は恥ずかしいから…」

 

アンタレスは服に無頓着で寝るときはいつもこの格好なのだ。ここに健全な男子がいたら襲われたっておかしくない。

 

「いいじゃん、ここ男はいないんだからさ~。それよりもさっきの音はなに?」

 

そういう問題でないのだが…

とりあえず状況を説明することに…

 

「カクカクしかじか―」

 

「四角いムーヴ、成る程ねぇ、受けるわ~、クハハ♪」

 

そう言ってケラケラと笑う。

まったく笑い事じゃないのに…

そう思ったときふと、あることに気付いた。

3女のアポロノームが部屋から出て来ないのだ。あれほどの音なら起きるはずなんだけど…

 

「アポロノーム姉なら日直の仕事があるから早く出るって昨日言ってたぞ~。」

 

そうだった、すっかり忘れてた。

となると1人分朝食が余ってしまうことになるが…

 

「じゃぁ、俺が貰っていい?」

 

とアンタレス。

 

「まぁ、もったいないから良いよ。」

 

「ラッキー♪」

 

アポロノームの分はアンタレスが食べることになった。

そんなこんなで一悶着あったが4人全員でリビングへと向かい朝食を食べる。

使った食器を片付けて、歯磨きと顔を洗う。

部屋に戻り制服に着替え、全員が出た事を確認して玄関にカギを掛ける。

マンションから出ると日差しが私を照りつけた。

空は快晴だった。

何故かわからないけど、その眩しさを感じることが嬉しく感じた。

 

「さて、今日も頑張りますか!」

 

そう言って妹達と学校への道のりを歩いていくのだった。

 

 

時に西暦2202年。地球は繁栄を謳歌していた。




アルデバラン好きの皆さんごめんなさい。

アポロノームは元よりヤマトも今後登場する予定です。
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