第5話
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只今1:30現在にて、強固型戦技場の前にいます。
映像と写真では見たことはありましたが、改めて目の前にすると圧巻の一言です。
東京ドーム3個分位はあるんじゃないかと思いました。
といっても中にあるのは訓練場、正しくは闘技場という事らしいですが、
他にも観光向けに飲食店や、お土産屋さんなど色々な施設がありとても充実しています。
「うわぁ~、すごい大きっいよティア!」
「そんな大声出さなくても聞こえるわよ!まったく。」
相変わらずリアクション大きいなスバルは、元気なのは良い事なんだけどね。
エリオとキャロは何も言ってないけど、そんな驚かなかったのかな?
”ちら”
おっと2人は驚きをかみしめるタイプだったのか。
ものすごい戦技場を見ている。
でもキャロは戦技場より出店にご執心かな?
「フェイトちゃん。」
「うん。そうだね」
流石フェイトちゃん♪言わなくても判るなんて以心伝心だね!
「キャロ、後で出店も一緒に見ようか。」
「はいっ!!」
キャロすごい嬉しそうだな。
と、私は見てしまった。
ヴィータちゃんがそわそわしている所を・・・
かっかわいい!! あれ絶対ヴィータちゃんも出店行きたいんだよね!
「ヴィーイッタちゃん!」
「うわっ、あぶねーな急に抱きついてくんじゃねーよ!」
”ポカッ”
「えへへへへ~」
「何殴られて笑ってんだよ、気持ち悪いな」
別にMではありません。ヴィータちゃんが可愛かったのがいけないのです。
「それよりヴィータちゃん!」
「あん、なんだよ」
「後で私たちも出店行こうね♪」
「お前子供かよ」
そろそろ来るぞ、ヴィータちゃんのアレが!
「まぁなんだ、お前がどうしても行きたいって言うなら行ってやってもいいぞ。」
来た!ヴィータちゃんのツンデレ!
視線逸らして顔を赤くしちゃて!ほんと可愛いなヴィータちゃんは♪
時間も時間なんでそろそろ訓練場に行きたいと思います。
シグナムさんの目が血走ってきた事だしね!
「さて、そろそろ行きますか」
「は~いなのはさん!ってあれ、入り口ってあそこじゃないんですか?」
「そっちは一般用、観戦じゃなくて実技参加の場合は地下から入るんだよ」
「おい早く行くぞ。もうシグナムが見えねーからよ」
「えっ!」
早っ!30秒もたってないのにもう見えないっておかしくない!?
魔法で身体能力強化でもしたんだろうか。
~戦技場前地下入り口~
結局シグナムさんには追いつけませんでしたが、到着しました。
「じゃあ4人とも機動六課のID 出して早速入ってみようか」
「「「「はい!」」」」
”ピーー、ID確認しました。お入りください”
「4人とも入れたみたいだね」
まだ仮IDだったから心配だったんだけど良かった。
私も入ろっと!
”ピーー、ID確認しました。定期健診を3年ほど行かれていないようです。」
・・・・・・・
「何これーー!!」
「おかしいよ!さっきはみんな”お入りください”だったのに何で私のときは定期健診の話が出てくるのかな!?」
「ぷっはは!定期健診さぼってるからだろ?じゃっお先に!」
”ピーー、ID確認しました。お年頃でしょうが年齢偽証はいけません。”
「アイゼン!」
”おまかせください”
「いやっだめだよ! 落ち着いてヴィータ!」
ヴィータを後ろから羽交い絞めにする。
だが今にもラケーテンハンマーとか使いそうな勢いだ。
「くっなのは! ヴィータ抑えるの手伝って!」
それを聞いたなのははフェイトの懐からあるものを取り出した。
(そうか! ヴィータにお菓子をあげて落ち着かせる作戦だね。」
”スッ”
「あれ?なのは?それ私のIDカードなんだけど。」
フェイトの問いかけなど気にしないで一直線に認証機に向かっていく。
「ちょっとなのはさん!! 何しようとしてるの!」
”ピーー、ID確認しました。同性愛者って本当ですか?”
「ごめんフェイトちゃん。興味本位だったの」
「なんかすまねーな。あたしのせいで」
落ち着きを取り戻したヴィータとなのはに謝られた。
それもすごく気まずい感じで。
”しくしくしく”
隅に体育座りで泣いてしまった。
「フェイトちゃんごめんね? だからそんな泣かないで」
「なんで私だけ質問?」
「実際はちげーんだから気にすることねーだろ」
といってもここ人が沢山通ってるからかなり注目浴びちゃてるんだけどね。
「ほら、フェイトちゃん。ここにいると目立つから中に入ろうか。」
「うん」
あの認証機もう使うのいやだなぁ~
また帰るとき使わなきゃいけないなんて、考えただけで気分が下がってきちゃった。
はぁ~
「みなさ~ん、こっちで~す。」
みんななんであんな端っこに集まってるのかな?
「皆何見てる・・・の?」
そこにはさっきのフェイトちゃん状態のシグナムさんがいた。
”””ごくりっ”””
「シグナムさん何を聞いてもそんなんじゃないとしか言わなくて」
「みっ皆ここは私たちが何とかしとくから向こうに行ってて貰えるかな?」
「えっでも」
「大丈夫だから!」
「はっはい」
ふー向こうに行ってくれた。
流石にどんな内容かわかんないからね。
そして私はまずヴィータちゃんとフェイトちゃんと念話で話した。
{これは絶対なにか言われたでいいよね!?}
{この落ち込みよう、間違いねーだろ}
「いったい何を言われたの。」
直球だねフェイトちゃん!
「個人情報が駄々漏れなのはどうだと思う」
個人情報ってまさか。
「あのシグナムさん。もしかしてスリーサイズを言われたとかだったりして。」
「・・・・・・・」
返事が無いって事はもしかして?
{どうすればいいかな!?}
{いや修復不可能だろ! 人が結構いるなか言われたって事だろ?}
{・・・私に任せて!!}
ヴィータちゃんと私は顔を見合わせました。
なんというか、すごい自信満々だ。
「シグナム、私と戦って忘れようか!」
いやいや流石にそれは無理じゃないかな
「名案だな」
そんなんでいいんだ!
まぁシグナムさんがいいならいいんだけだどね。
「あの2人の事はほっといてそろそろあいつらんとこ行くぞ」
「うん。そうだね。」
”ざわざわ”
「皆おまたせ♪こんどはどうしたの?」
なんだかまた何かあったようです。
「いや、あそこにいるのって」
「どれどれ」
「ふざけてんのか!!」
なんだか今にも一触即発って感じだけどいったい誰かな?
・・・・・あれ、
「ヴィータちゃん、あれ誰に見える」
「そりゃあれだろ、レン名誉元帥だろ」
なんでこんな所にいるんだろ。
「レン名誉元帥って誰で、痛っ」
「ティア! いきなり殴ることないじゃ・・ひっ」
ティアの顔が般若仮面のような表情になっていた。
{馬鹿スバル! 聞こえたらどうすんのよ!!}
{聞こえたらどうなるの?}
{殺されるわ}
スバルの顔が目に見えて真っ青になっていく。
何を言われたかなんとなく察したヴィータが言った。
「流石にその位の事じゃ殺されたりしねーよ。」
と言うより殺した時点で犯罪者だよね。
それにしても何があったんだろう?
「皆何があったか分かる?」
「それが・・・・」
~遡る事5分前~
シグナム副隊長をなのはさん達に任せてすぐの事です。
入り口にレン名誉元帥が現れたんですが、もうその時にはかなりお怒り状態だったんですよ。
仮面を着けているんで表情は判んないんですけど、こう何ていうんですかね、
どす黒い殺気というかオーラ的なものをかもし出して、何故か右手に認証機を持ってたんですよ。
何でですかね?
「ねぇティア。その時認証機に何か言われたとか言ってなかった・・・」
「あ、はい。確か「俺はロリコンじゃねーしストーカーでもねーよ!!」って言ってました」
うわぁ~名誉元帥でも関係ないんだ。
良かった、私の時変な事言われなくて。
「恐ろしいなあの機械」
私もヴィータちゃんに賛同です。
・・・・・・・・あっもしかして
「ヴィータちゃん。」
「なんだ」
「帰るときもあの機械使わないとだめだよね?」
少しの希望をかけてヴィータちゃんに聞いてみた。
もし私の予感が当たっているなら絶対に機械を通りたくないからである。
「あそこ通んねーと帰れねーからな。お前も知ってるだろ」
だよねー・・・・
あぁどうしよ、集会とかもう行きたくない。
とゆうより”ぼそ”「ここから出たくない」
「あぁん、おめーなにゆってんだ」
ヴィータ訝しげな表情で言ってきた。
しまった! 声に出しちゃった。
仕方ない、ヴィータちゃんには話そうか。
「えっとね、帰るとき認証機がさっきとちがうこと言うかもしれないと思ったから・・・」
「確かにその可能性はあるな」
ヴィータちゃんがすごく深刻な顔をしちゃってる。
あれっちょっと待てよ。
「ヴィータちゃん、シグナムさんどうする?」
あ、この顔絶対忘れてたな。まぁ私も忘れてたんだけどね。
「ふっいい事思いついたぞ」
うわっ、すごい悪そうな顔してるよ。ろくなことじゃないなこれは。
「皆こんな所に固まってどうしたの?」
「あっフェイトちゃん!」
と振り返るとそこには、いったいどれだけの死闘を繰り広げたのかと思うほどボロボロになったフェイトちゃんとシグナムさんがいた。
「シグナムさん吹っ切れたみたいですね?」
「ああ面倒をかけたな」
さっきまでのシグナムさんとは思えないほど清々しい表情だ。
余程楽しかったのであろう事が良くわかる。
フェイトちゃんは逆に辛そうだけどね。
{フェイトちゃんお疲れ様}
苦笑交じりにねぎらいの言葉をかける。
{うん。もう当分はシグナムさんの相手は十分かな?}
{・・・・だといいね。}
さっきヴィータちゃんがやろうとしていた事は大体見当がつくので、言葉を濁すことしかできなかった。
注意 此処からピクシブと話数変わるんでお気お付けを!