第7話
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~なのは達到着10分後の出来事~
「ミゼット急げ」
”はぁはぁ”
「これでもかなり急いでる方よ!!」
ただいまミゼット提督に上から目線のこの人物
名をレン、階級名誉元帥で現最高評議会の次に偉い人物である。
「もう少し、はぁはぁ老体を労ってもいいんじゃないかしら?」
「ふん、よく言う。急いでいるのも、お前が疲れているのも、その手に持っている本のせいだろう」
「うっ」
そう端から見れば酷いのは彼に見えるのだが、実際はミゼット提督がどうしても寄りたいとの希望で寄り道をした挙げ句、予想以上の長蛇の列でかなりの時間を費やしてしまったのである。
しかも律儀に付き合っていたのだから、かなりいい人物だと思うのだが周りはそうは思わないのが現実である。
”ひどい””ちょっとぐらい待ってあげればいいのに”等々
かなりの言われようだ。
「本当にごめんなさい」
彼の噂の原因のほとんどが自分のせいなので、実はかなり気にしていた。
「謝るのはやめてくれ。また変な噂が立つ」
事実もうすでに色々言われていた。
”もしかしてミゼット提督弱みでも握られてるんじゃないか””あんな上官持ちたくねーな”
「はぁ、陰で言うくらいなら直接言ってもらいたいものだな」
直接ならまだしも陰で言われたら元を探すのは一苦労なのだ。
「直接言ってくる人なんていないでしょう、一生」
「最後のいらなくないか?」
とまぁ他愛のない話をしながら歩いていたら目的地に着いた。
戦技場地下入り口である。
「じゃぁさっさと終わらして本を読むことにしましょう」
「本を読むのはお前だけだろ、俺は仕事が残ってるんだ」
そう言いながら認証機にカードを読み込ませる。
”ピーー確認しました。!!ファイルの中に子供の写真と追跡記録が!ロリコンなうえストーカーですか!?”
「「・・・・・・」」
”バキッ!”
「ちょっとー!? 何やってんの!」
「何が・・・」
「どう見ても分かるでしょ! 認証機壊してどうすの!!」
誰が見ても一目瞭然である。
彼の右手にはちぎれた認証機がぶら下がっており、修復不可能なほど壊れていた。
「とりあえず入るぞ。」
周りの目がかなり痛い
「ええそうね。」
仕方ないのでもう一方の認証機で中にはいることにした。
自分の時も変なことを言われるかと内心ビビっていたが、特に何事もなく入ることができた。
「それにしてもふざけやがって」
普段よりもかなり怒っているのは明白だ。
周いの空気がピリピリしてるし、何よりさっきと声の質がまるで違う。かなりドスが利いている。
「俺はロリコンじゃねーし、ストーカーでもねーんだよ!!」
かなりのお怒りである。
「おっ落ち着いて・・」
正直言って怖すぎる
「これが落ち着いていられるか! というよりどうやって俺のファイルを見たんだ!?」
確かにそのとうりだ。
仮にも最高階級である彼のファイルを開くなど、並大抵な腕でははっきり言って無理なのである。
いちお彼の名誉のために言っておくのだが、子供の写真というのは事件、事故などで孤児になった子達の写真であり、
追跡記録は半数ほどの子供たちは親を求めいなくなるケースがあるため残してあるのだ。
?
「おいミゼット、認証機はどこにいった。」
「何言っているの?さっき手に持って・・・ないわね」
おかしな事に、さっきまで手に持っていた認証機は跡形もなく消えていた。
「・・・ミゼット、ちょっと見てきてくれ」
「ええ」
言うとおり入り口の認証機を見に行くと、
「うそ・・・」
先ほどまで壊れて無かったはずの認証機が綺麗に直っていたのである。
「直っていたわ」
すると彼は何かを考え出ししばらくたつと、いきなりまた認証機に攻撃を当てた。
「また壊すことないでしょっ!」
さすがに何度も壊すのはどうかと思い注意したのだが、どう言うわけか傷一つなかった。
「おいミッゼト、こいつバリアを張ったんだけどどうゆう事だ?」
「私に言われても困るわよ」
バリアを張ったからと言って、彼の一撃を防げるとはかなりの堅さだと見て間違いはないと思う。
がしかし、なぜ急にバリアを張ったかである。
考えられるとしたらやはり
「自己学習能力か」
「ミゼット・・・俺はここから出るにどうしたらいい」
「認証機を使って出るしかないわね」
まったく、今日は厄日である。
補足
噂にロリコン変態ストーカーが追加されたのは言うまでもない。
オリキャラの外見とかは読者様のイメージで結構です。
でも仮面は忘れないで!