魔法少女リリカルなのは 永遠に   作:dejitaru

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第8話

第8話

 

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集会まで残り1時間

高町なのはは焦っていた。

「どうしようヴィータちゃん!」

「何がだよ」

何を焦っているのかまったく分からないと言う様子だ。

「今日名誉元帥に呼ばれてたの忘れてた・・・」

・・・・・

「逝ってこい」

「ヴィータちゃん行ってこいの意味違くない?」

気のせいかヴィータちゃんの行って来いが、逝ってこいって言ってるような気がするんだけど。

というより目がそう語っていた。

「頑張って生き延びてこい」

まるで可哀想なものを見る目で言ってきた。

「酷いヴィータちゃん! う~」

「唸ってねーでとっとと行ってこい、こいつらはあたしが観とくからよ」

「わかった・・・」

今日は本当に散々な日だ。

いや確かに呼ばれてたのを忘れてた私が悪いんだけどね!!

はぁ、やっぱり怖いのかなぁ

う~行きたくないよ~

仕方がないので先ほど二人がいた場所に行ってみたが姿が見えなかった。

あれ? おかしいな、さっきまでミゼット提督といたはずなんだけど。

もう行っちゃたのかな

「高町一等空尉」

「うひゃぁ!」

突然後ろから声を掛けられたせいで変な声を出してしまった。

でもいったい誰だろうと後ろを向くと

レン名誉元帥とミゼット提督がいた。

「すまない、そこまで驚くとは思わなかったんだ」

気のせいか小刻みに震えている。

あれ、もしかして私笑われてる?

「ごめんんなさいね、彼が笑ってるのは気にしないであげて頂戴」

「はっ」

やっぱり笑ってたんだ

じゃない謝らなくちゃ!

「レン名誉元帥、呼び出されたことを忘れてしまい申し訳ありません!」

これでもかという位に頭を下げるなのはに名誉元帥が一言

「ああその事ならかまわない。こちらも呼び出していたことをすっかり忘れていたからな」

意外だった、もっとネチネチと嫌みを言われるかと覚悟していただけに、かなり拍子抜けである。

というか呼び出した本人が忘れるってどうなんだろうか。

 

と、どうやら顔に出てしまっていたらしく

「あのデブ狸じゃあるまいし、嫌みなんか言わないから安心しろ。ついでに忘れたのはコイツのせいだ」

ミゼット提督を見て言った。

「忘れたのを私のせいにしないでくれる? たとえ長蛇の列に並んだのが原因だとしてもね!!」

デブ狸ってレジアス中将のことだよね、こっちは否定しないんだ。

ん? あれミゼット提督が持っているの本って言うより・・・同人誌に見えるんだけど。

「ああこれ? 最近はまっててね特にこっちは最新作よ」

その題名を見て私は固まった。

「いったい何の本だ」

急に固まったなのはを見て疑問に思ったレンはミゼットに聞いた。

「えっ何って、普通の同人誌よ。なのはちゃん受けの」

「・・・・・どこの世界に本人にそれを見せるやつがいるんだ」

かなりあきれ気味の様子で言った。

「ここに。でもおもしろいのよ?」

「そうゆう問題じゃないだろ」

まだ固まってるなのはを見て思った。

不憫な・・・

この様子じゃ書かれてるのすら知らなかったな。

「まぁなんだ、ドンマイ」

だがしかし思いの外精神ダメージがきつかった様だ

全くレンの声は聞こえていないといった感じだ。

ふむ・・・・・どうしたものかな

 

 

現在高町なのははこれでもかと言うほど沈んでいた。

ひどい、酷すぎるよはやてちゃん、あれほどもう書かないでって言ったのに。

あんなにお話したのにな~。

これはあれだね、もう一回お話しないとね♪

それにしてもミゼット提督まで同人誌を見ていたとは、恥ずかしすぎる。

はぁ~せめてまともな物を書いてくれればいいのになぁ

 

”ポン”

へ!?

頭を見るとレン名誉元帥の手が置かれていた。

わ~おっきい手だな~

なんて現実逃避していたら元帥が話しかけてきた。

 

「あまり気にするな、ああいうのは言うだけ無駄だしな」

”クシャクシャ”

頭を撫でられた。

う~子供扱いされてるよね、とゆうよりかなり恥ずかしいんだけど

[マスター顔が赤いようですが大丈夫ですか]

「えっ! もっもちろん大丈夫だよ!?」

[声がうわずっていますが、はっ! 風邪ですか!]

レイジングハート絶対分かってて言ってるよね!?

私何かしたかな!

「大丈夫だから・・ほんと」

レイジングハートがすごい意地悪なんだけど。

「ふむ、熱があるなら病院に言ったほうがいいんじゃないのか?」

えっなんでそんな話に!

というよりもしかしてレイジングハートの言ったこと信じたのかな。

もしくはからかってるかのどっちかだよね。

「この人本気で言ってるからごめんなさいね」

苦笑気味で言った。

あっほんとに分かってないみたいだな。

首傾げちゃってるもん

「いえ、それで私を呼んだ理由は何でしょうか」

「ああ、ここで話すのはなんだから移動したいのだが、問題はないか」

「はっ問題ありません」

移動するならヴィータちゃんに知らせたほうがいいよね

{ヴィータちゃん、別の場所に移動する事になったから、みんなのことよろしくね}

{ああ、まかせとけ}

 

~その頃シグナム~

火の海と化していた。

「シグナム副隊長落ち着いてください!」

{ティアー手伝ってよ~}

{こっちの避難がすんだらね!!}

 

その頃フェイトはというと

「フェイトさんしっかりしてください!!」

キャロが回復魔法で癒している最中だった。

 

「ヴィータ副隊長!」

「おうエリオか。避難終わったか」

「はい!エリアbの避難完了しました」

「じゃぁみんな集めろ。シグナムの奴を止めるぞ」

 

こっちはこっちで大変そうだった。

 

~名誉元帥自室~

「好きな所に座ってくれ。紅茶でいいか?」

「はい」

とりあえず目の前の椅子に座る事にした。

ちなみにミゼット提督は用事があるとかでコンピューター室に行ってしまった。

それにしても以外と部屋が小さいんだなぁ

はやてちゃんの部隊長室ぐらいかな?

「待たせたな。」

「いえ、それで用件は」

「・・・・・その前に敬語をやめてくれないか?」

「えっしかし」

急にどうしたのだろうか。

「堅苦しいのは嫌いなんだ」

{いいのかな?}

{本人が良いと言ってるんですから問題はないかと}

う~ん、まぁ公式の場所じゃなきゃ大丈夫だよね?

「えっとじゃぁお言葉に甘えて、」

あれ、何か変なこと言ったかな驚いてるように見えるんだけど。

はっもしかして冗談だったとか!?

「あぁすまない、何でもない。」

どうしたんだろうか?

「ついでに名誉元帥はつけないでくれ」

へっ!? まぁいいのかな

「えっとじゃぁレンさんで?」

「ああ、それでかまわない」

笑った! いやそりゃ笑うよね人間だもんね。

でもレンさんてあんな風に笑うんだなぁ。

仮面のせいで口元しか見えないんだけどね。

 

「さて本題に入らせてもらう。まぁいきなりで悪いんだが昇進してくれ」

本当にいきなりだった。

 

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