やはりこんな地獄の世界でも生き残ろうとするのは間違っていない   作:神威ツバサ

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もの凄くお久しぶりです。皆さん投稿が遅れてすいません。

あの後からCODにはまってしまい、小説を書いている暇がありませんでした。

久しぶりに書いたので書き方が変わっているかも知れませんが気にしないで下さい。


脱出開始

ー現在ー

 

香里side

 

 私は皆にそう言うと、お兄ちゃんに電話をかけた。

 

香里「お兄ちゃーん!」

 

晴輝『おおお!香里、無事か!良かった!』

 

 久しぶりのお兄ちゃんの声だけど今は時間が無いから急ぐ!

 

香里「そんなことより、今小学校の何処?」

 

晴輝『そんな事ってひどいな、音楽室のある小さい校舎の外だ香里は何階だ?』

 

香里「二階..飛び降りるね あと......」

 

 これ言ったらお兄ちゃん驚くかな?

 

香里「一緒に小さい子11人いるから!」

 

晴輝『はぁ!? 11人!?

 

 私はそれだか言うと電話を終了した。そしてすぐみんなに指示を出す。

 

香里「先生!この渡り廊下で奴らを食い止めるので、机を持ってきてバリケードの代わりにします!」

 

香里「みんなは防火扉を閉めるの手伝って!階段を塞げば奴らは渡り廊下からしか来れない!」

 

 準備バリケードの準備が終わり、トイレの窓から脱出するため相似用具室からバケツを見つけ、窓の前まで持って行き台にして窓を開けた。

 

香里「お兄ちゃん!」

 

「「「!」」」

 

晴輝「香里!」

 

 あは、お兄ちゃん泣きそうになってる。お!、ハチ(にい)といろはちゃんもいる。

 

香里「やっほー♪ 今から小さい子降ろしていくからキャッチしてねー」

 

晴輝「任せろ!

 

 

 

 

八幡side

 

 「任せろ!

 

晴輝「八幡は俺と一緒に子ども達の確保、みんなは保菌者の足止めを頼む!」

 

 「「「「OK!」」」」

 

千佳「しかし...本当に年下の子を守っていたのか」

 

きらら「凄すぎですよね」

 

いろは「私も時々思ってたよ、本当に小学生なのかって」

 

晴輝「そりゃー、自慢の妹だから!」

 

 晴輝がそう言うとなぜかみんな俺の方を向いてき。え? 何で?

 

 

 

香里side

 

 「任せろ!

 

 お兄ちゃんに降ろす事を伝えてみんなに説明をする。

 

香里「いい?下にいるお兄ちゃん達はトランポリンの何倍も頼れる人だから安心して!」

 

香里「勇気出して 頑張れるかな!?」 

 

 「「「「「はい!」」」」」  「?」

 

 あ、なんか一人だけまだよくわかってない子もいるけどまぁ~いいか!

 

香里「ようし!じゃあ早速!」

 

 「?」ガッ

 

 私はまだよくわかってない子の脇の下をつかみ窓の外に出した。

 

ぎゃあああああ!怖い(ごわい)落ぢるああ!

 

香里「はいはいごめんねー♪」

 

ぎゃあああああ!

 

八幡side

 

 香里のやつ、何で笑いながら小学生を降ろしてんだよ。Sっ気あったのか?

8人を降ろしたが、しばらくここは大丈夫そうだ。だがこの子達がいたら柵は越えられない校舎から外へ...校舎の中はまだ安全なのか?

そもそも全員脱出する前に保菌者がトイレに来たら...これは時間との戦い!

 

 晴輝がキャッチした子達を誘導しながらそんなことを考えていると

 

晴輝「皆!上に気をつけろ!!!」

 

 晴輝の言葉につられて上を見たら上から女性が頭から落ちてきた。

 

 

 

香里side

 

 残り三人になったことを渡り廊下で奴らの対処をしている先生にタイミングを見て来ることを伝えトイレに戻ったら

 

 「皆!上に気をつけろ!!!」

 

香里「お兄ちゃん...?」

 

 お兄ちゃんの言葉を不思議に思い、上を見ようとしたらさっき会った母親が子どもを抱え落ちてくるのが見えた。

なぜかその時だけは、ゆっくり時が進んでいるように思え、私は母親と一瞬目が合った。

 

 

ドパジャ

 

 

  「きゃああ」「うわっ うわああ!」

 

香里「.....ッ」

 

晴輝「香里 急げー!!」

 

香里「皆! 急いで!!」

 

 残り私と先生を入れて三人になり、最年長の子は一人で平気だと言うので一人で降りてもらい、11人全員完了したと先生を呼びにトイレの扉を開けた。

 

香里「11人全員完了しました。先生も早く!!」

 

 

 ゴトン

 

 

 そこには、首を噛みちぎられ息をしていない先生と奴らがたくさんいた。

私は急いでお兄ちゃんを呼んだ。

 

香里「お兄ちゃん!!」

 

晴輝「来い! 香里ー!!」

 

 

 

八幡side

 

晴輝「来い! 香里ー!!」

 

 子ども達全員の脱出が完了し、残りが香里と先生だけになった。香里が晴輝を呼んだので、下で待ち構えていると窓から香里が出てきて皆一安心したが、そこで香里の動きが止まってしまった。

 

晴輝「どうした!早く飛べ!! 香里!!」

 

 その瞬間、香里姿がトイレに消えてしまった。

俺と晴輝はすぐに何が起きた理解した。だが俺は隣にいる晴輝が今にでも校舎内に突入しそうなのを止めた。

 

八幡「落ち着け晴輝!!」

 

千佳「そうだ!!落ち着け!!二階のトイレまでたどり着けるわけないだろ!」

 

晴輝「それがどうした!」

 

 

 

香里side

 

 脱出できると思ったら奴らに足首を掴まれてトイレに戻されてしまった。

 

晴輝「それがどうした!」

 

晴輝「何と引き換えにしたって俺は!!」

 

 お兄ちゃんが心配している声が聞こえ、私は足首で体を持ち上げられている状況から力を振り絞った。

 

香里「放してよ...これ以上!」

 

香里「お兄ちゃんに心配かけさせないで!

 

 私は咄嗟(とっさ)に地面に足を付き捕まれていない足で奴の頭を蹴り手を放すことに成功して窓から飛び降りた。

 

 

 

八幡side

 

 晴輝を押さえていると香里が窓から出てくるのか見たから晴輝から手を放してしまった。あ、すまん。

 

晴輝「え!?」

 

 晴輝が前に倒れ、晴輝の代わりに俺が香里をキャッチした。

 

香里「ナイスキャッチ!ハチ(にい)

 

八幡「心配かけんな...」

 

 そう言いながら香里の頭をなでた。

 

香里「..うん//」

 

晴輝「よし!!皆!脱出だ!校庭へ向かう!! 絶対に生き残るぞ!」

 

「「「「おおーーー!!!」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きららside

 

 いい感じに締まってるけど!!

 

きらら「誰かこっち手伝えーー!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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次の投稿はなるべく早くしたいと思います。

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