あ、そこの画面の向こうの君!通報しないで!待って!おねが(ry
ちなみにですね、本当は前話は次の日に投稿するハズだったんですよね。
「はぁ…はぁ…」
目を紅く光らせ顔を赤くし肩で息をする、ロリ。
別にやらしいことをした訳ではないし、現在進行形でしている訳でもない。ただ、俺が転生者という事に何か琴線が触れたのだろうか、物凄く興奮しているのだ。
「あー、なんだ。落ち着いたか?」
「ええ、落ち着きましたが、貴方の事が紅魔族的に物凄く気になるので後で教えてください!!」
「あぁ、分かった、分かったから!」
ロリよ、顔を赤くしてハァハァ息をするな。
…それに皆が見ている。そういう顔はベットの中で(ry
「あの…、もう大丈夫でしょうか?」
「あぁ、はい大丈夫です。すいません…」
苦笑いをしている受付嬢。
「あはは…、お二人は仲が良いんですね」
仲か…、まぁ異世界に来て半日も立ってないが確かにそうかも知れない。
「まぁ、そうなりますね」
「ええ!初めてできた同士ですから!」
「うふふ、良かっですねめぐみんさん」
ん?めぐみん?め ぐ み ん?
「なぁ、聞きたいことがあるんだが」
すると、めぐみん(仮)は何かを察したのだろうか。いきなり凄む。
「ええ、本名ですがなにか?私の名前に何か文句があるんなら聞きますよ」
「い、いや、めぐみんって名前俺は可愛いと思うぞ」
確かに、元の世界の基準で考えるとめぐみんって名前は物凄く個性的だが、ここは異世界。元の世界の常識はあまり通用しないだろう。だからそういう物だというふうに考えると、めぐみんという名前だって可愛いものだ。
よし、めぐみんに萌えポイント1追加!
「そ、そうですか。名前を外の人に褒められるのは初めてで照れますね…」
そう言って帽子の唾を使い、照れて顔を赤くしたのだろうか、顔を隠すめぐみん。
さらに1ポイント!
「めぐみんさんは紅魔族と言う種族で、名前や文化がとても特徴的で、里に住んでいる殆どの人達がアークウィザードの素質を持っている凄い種族なんですよ」
何そのチート種族。
「なら、めぐみんも結構強いんだろうな」
若干ネタに走りすぎてる感があるけど、あの爆裂魔法は素人目に見ても強い魔法。それが使えるめぐみんと出逢えたのはかなりの幸運なんだろう。
「え、ええ。勿論ですよ。紅魔族随一の魔法使いですから」
自信満々なセリフとは裏腹に目を逸らすめぐみん。
「……」
まぁ、いい。まずはギルドの登録が終わってないからな。
「では、これで全ての作業が終了しました。お二人で頑張ってくださいね」
「ん!?もう終わったんですか?」
「はい、お二人がお話している間に終わらせておきましたよ」
「そ、そうですか。ありがとうございます」
「大丈夫ですよ。よくある事ですし。私としてはめぐみんさんに仲のいい人が出来て安心しましたよ」
やはり貴様もボッチか。ゆんゆんとやらをバカに出来ないぞ。
「ついでにパーティー登録などいかがですか?」
「パーティーか、めぐみんはどうする?」
俺としては何も分からないのでパーティーを組んでくれると有難いんだが。
めぐみんをチラリと見る。めぐみんはチラチラと見てくる。
「……」
あぁ、この無言。空気で色々察したよ。コイツ絶対なんか地雷抱えてるな。パーティーって単語出た途端ギルド内が一気に静まって皆がこっちをチラチラ見てくるもん。
「ハァ…、なぁめぐみん」
「は、はい!何ですか!」
そんなにビクビクするなよ。
「めぐみん。良かったらパーティーを組んでもらえないか?」
「ほ、本当ですか!嘘だったらこの街に爆裂魔法を打ち込みますからね!!」
オイ、やめろやテロリスト予備軍。そして、異常にザワつくギルド内。
「嘘じゃないぞ」
「ふっふっふっ…、やりましたよ!ゆんゆん!どうせ貴方はまだボッチでしょうが私はパーティーを組めましたよ!」
そのままハッハッハ…と高笑いをするめぐみん。コイツが避けられてる一端がわかった気がする。
「あー、めぐみん。嬉しいのは分かるんだがそう言うのは後でもいいか?それでもう行っても大丈夫でしょうか?」
カルチャーショック。
意味を簡単に説明すると、異文化との交流などにより発生した常識のズレが作り出す心理的ショック。
俺は今それを馬小屋の前で感じている。
「なぁ、めぐみん。紅魔族は馬小屋で過ごす風習でもあるのか?」
「ハァ?バカにしてるんですか?」
「まぁ、ないよな…」
馬小屋で過ごすのが風習のアークウィザード…。
「じゃあさ、なんで泊まるところを紹介してと言って連れてこられたのが馬小屋なんだよ!」
「あのですね…、どんなのを想像していたかは分かりませんが、この街の冒険者は収入がそんなに多くありませんし、大体は馬小屋止まりですよ」
「は?めぐみんさ、お前アークウィザードだろ。もっと金があるんじゃないか?」
流石に馬小屋は無いだろう。二十一世紀のコンクリートジャングル生まれの文明人としてこれは許し難い。
つか、汚い。
「いえ、私爆裂魔法しか撃てませんので」
真顔でキッパリと言い張るめぐみん。
「何発撃てるんだ?」
「…1発ですかね…」
あぁ、確かにこれは厳しいな…。
めぐみんと一緒に爆裂魔法を撃ちたい。
この時の主人公はまだマトモ。爆裂魔法を撃つことによってタガが外れます。