頭のおかしい爆裂コンビ   作:ロリコンの人

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好きなように書いて、好きなようにエタる。誰の為でもなく。それが俺達の書き方だったな。

うん、まぁそんな事は置いといて。多分昨日の話に疑問を持った人はいると思う。

けど、まぁそもそもこの話サブタイトルで大まかな内容は分かるようになってるし。

まぁ、面倒だったら本文読まなくてもいいよ。

それに!俺の読者には女子小学生しか居ないしね!




要約すると茶番で大嘘。そして馬小屋脱出大作戦その3じゃなくて恋愛回。

ギルドを抜けてからの生活はそんなに苦しいものでは無かった。冒険者の居ない街では戦力が不足しているからだ。俺達は2人で旅をし様々な街や村を回った。意外に思われるかもれないが結構歓迎された。その理由は簡単、魔物による困り事を解消していたからだ。

 

そんな旅を続けてると、幾つか変化があった。

 

1つ目は戦争が終わった事。これは噂として流れてきた話だが。アレだけ混乱を招いた戦争の終わりとしては呆気なく。解決したのは勇者などではなく。これ以上の長期化を懸念した指導者による和平交渉だったと言う。これはかなり信ぴょう性の高い話だと思う。何故ならギルドに少しずつ冒険者が戻ってきていたからだった。

 

2つ目は俺とめぐみんが付き合い始めたという事だ。ハッキリとしたきっかけと言う物があったらロマンチックだったんだろうが、そんな物は無かった。強いて言えば出会った時って奴だろうか。まぁ、2人で旅をして同じ飯を食べ、同じ寝床で寝る。お互いに思春期である程度の好意を持っている。こうなるのはきっと必然だったんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すいません、金玉蹴っ飛ばした私も悪いですが、その気持ち悪い話何時まで続きます?」

 

そう、今までのは全部空想の産物。女神アクアにも言われたのと同じ奴。俺の悪い癖だ。

 

あれ?でも喋って無くない?アクアは頭の中読んでたけど…。

 

「全部話してましたよ」

 

「え、マジ?」

 

「はい」

 

あ、オワタ。ハイ!人生オワタ!

 

「蹴ったあと、泡を吹いて倒れた貴方を見て沸いた罪悪感が全て吹き飛びましたよ」

 

「あ、はい…」

 

やべぇ、めぐみんの目怖い。あの紅い目がこんなに恐怖を与える物だなんて!

 

「えっと、本当にごめん…」

 

見ろ!コレがJapanesedogeza!!日本人の本気だッ!!

 

「あ、いえ。そこまでしなくて大丈夫です。私も悪い事しましたし…」

 

まぁ、金的される事実を作ったのは俺なんだけどね。

 

マゾでもないし、ご褒美でもない。

 

「あ、じゃあ…その無かったことにしないか?」

 

きっとこの選択肢が2人を幸せにするはず。妄想のように。

 

「ええ、そうですね。私しても恥ずかしいですし、それより…、えっと…」

 

突然モジモジするめぐみん。おトイレかな?可愛い。

 

だが、俺は(ゲス顔)ジェントルマン。きっと言い難い事なんだろう。無理には聞かない。(ゲス顔)

 

これにより、無理して言うパターンと、そのまま言わないで好感度が上がる2パーンがある。

 

これをその場でサッと思いつく俺。流石天才。

 

「あ、えっと言い難い事なんだろう事なら聞かないでおこうか?」

 

「い、いえ、そ、その…。おちん…、その!股間は大丈夫でしょうか!!」

 

やべぇ、すげぇ興奮する。あえて全部言い切らないのがよし!恥ずかしがりながら、顔を赤くし俯きながら股間を大きな声で言うめぐみん。

 

控え目に言ってすげぇ可愛い。

 

控え目に言ってこの場で襲いたいレベルに。

 

でも、俺はジェントルマン。そんな事はしない。

 

 

 

 

 

 

 

愛と同意無しではね☆

 

ほら、俺って意外とロマンチストなんだぜ?

 

と、まぁ、こんな事は棄てといて、めぐみんに答えてあげなければ。

 

「あぁ、大丈夫だよ。流石に蹴られた時は死ぬかと思ったけど」

 

オイ、笑ってる奴がいるかもしれんが笑い事ではない。

 

「そ、そうしでしたか…」

 

そのまま黙ってしまうめぐみん。

 

きっと恥ずかしいのだろう。無理もない。同性の同士でのバカ話と異性と二人っきりで話すのはまったく意味が違う。

 

よし、じゃあ口説こうか。(唐突)

 

「なぁ、めぐみん。怒ってるか?」

 

「い、いえ怒ってませんが」

 

「そっか、それとも嫌われたかな」

 

ハハハ…まぁ、しょうがないかと苦笑いをする俺。

 

「いえ、その嫌っている訳ではありませんが…」

うん、顔観れば分かるよ、何となくこの空気分かってるんでしょ。照れてるんでしょ?

 

「お、そう言ってくれると嬉しいよ、めぐみんは結果は優しいんだな」

 

「わたしが優しいですか?そんな事は無いと思いますが…」

 

「いや、そんな事は無いと思うぞ。あんな事しちゃったら普通の女の子なら怒ってどっか行くと思うし。めぐみんはちゃんと連れてきてくれたろ?普通なら自分の住んでるところにこんな奴連れてこないよ」

 

ちゃんと「好きでも無ければな…」と付け加えておく。

 

そして、めぐみんをチラリと見る。黙ったまま顔を赤くし逸らす。

 

「ハァ…、そんなに照れるなよ。こっちまで恥ずかしくなるだろ。冗談だよ」

 

「な、なら言わなければいいじゃないですか!冗談だなんてドキドキして損しましたよ!」

 

そのまま向こうを向くめぐみん。

 

そして、掛かった!!と思う俺。

 

心理戦において空気と言うのはかなり重要だ。そして、今その空気は最高の状態に高まっている。

 

「なぁ、めぐみんさ。いいか?」

声色を低くし真剣なイメージでめぐみんに語りかける。

 

「多分さ、俺とめぐみんが今お互いに思っている事って同じだと思う」

 

「……」

 

何も言わないめぐみん。

 

「ここで気持ちを伝えるのも良いと思うけど。出会ったばっかりだし、まだ言わないでおく」

 

「…分かりました……」

 

そう答えるめぐみん。殆ど答えてるような物だが…。

 

「だからさ、もう少し落ち着いたらしっかり話さないか?」

 

コクン、と頷くめぐみん。

「…貴方の名前はなんて言うんですか?」

 

あぁ、確かに名前も教えず告白か。

 

水神 紅夜(ミナカミ コウヤ) コウヤって呼んでくれると嬉しい」

 

すると、めぐみんはこっちを振り向き。

 

「…これからよろしくお願いします。コウヤさん」

 

少し赤みの残った可愛らしい笑顔でそう言った。

 

 

 




ちなみにこのシリアス回。コレがめぐみんが戦争に行くルートだった場合戦争には勝ってます。まぁ、クソ空想のクソ茶番なんだけどネ。

なんか最終回みたい。

個人的流行語に、おトイレかな?可愛い。を推したい。モジモジJSにぜひ!

来年の流行語大賞目指しましょう。

あ、口説きたかとかについては何も言うなよ。参考にして振られても知らんぞ。

ちなみに主人公のゲス行為はめぐみんを愛するがゆえの行為です。ちゃんと幸せしますよ。

恋愛?シーンは苦戦した。


豆知識ね、作者はリアルで語尾ににゃあとかつけるタイプ。




それにしても金玉蹴られて発展する恋愛って。

あとあと!名前は結構適当。センスはアレ。これよりいいのあったら教えて。

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