I wanna make a rainbow with you 作:old777
「もっとこっぴどくやってしまわないと、むしろ逆効果になっちゃうかもしれないわね」
「ただただ、プログラムをいじるだけじゃだめね……」
「大丈夫、彼女はただのプログラムの塊……」
「そうと決まれば、覚悟を決めるのよ!」
目が覚めて、ベッドから起き上がろうとする
一昨日と同じだ、頭の中で私が喧嘩している
昨日のモニカちゃんからの電話が堪えている
昨日の朝はなぜか喧嘩しなかったのにな。
彼のおかげだと思ったけど、『依存し過ぎてる』という言葉がリフレインして
頭がガンガンと痛くなる。もう何も考えたくなかった。
頭を振って私を一つに。
混ざらないものを無理やり混ぜる感覚と似てる
水と油を混ぜてるみたいなそんな感覚
混ざったように見えても、本当は混ざってない。
時間が経つと、また私は二人になる。
一人になっている間に、朝ごはんと身支度を済ませる。
歩いていると彼の後ろ姿を見つけた。
いつもなら元気よく挨拶して、一緒に登校する。
でも、それができなかった、私はただただ彼を後ろから見つめて
一人で歩いていた。
彼も、一度も振り向くことなく、何にも気を留めることなく
学校に着き、いつも通りの学校生活が始まる。
私の気分がいつもより沈んでいるという一つを除いて。
部室に向かうための足が重い
階段の一段一段が壁のように見える
頭を左右に大きく振って、混ぜ合わす。
彼の前で暗い顔をして心配をかけられないから
私は仮面を正す、心の鏡で張り付けた笑顔をもう一度よく見る。
そして、部室のドアをいつものように元気いっぱい開けた
ユリちゃんとナツキちゃんが同時に顔を上げてこちらを見る
……タチバナはここにはまだいないみたい
二人に急に目線を向けられてたじろぎながらも
近くの椅子に鞄を置いてそのまま腰かける
頭が自然と下を向く、眼前に白い木目のテーブルが広がる
突然、背中に衝撃が走る、生き物か何かがいきなりぶつかってきたような
「ひゃん!」
突飛な声を上げ、振り向く
足元にはひび割れた大きなクッキーが転がっていた
そのまま腰をかがめラップに包まれた大きなクッキーを拾う
「なーに辛気臭い顔してるのよ!」
ナツキちゃんがクッキーを手に持ちながらこちらに近づいてくる
「もしかしてナツキちゃんがこれを……?」
「あんた、部室に入ってくるなり、挨拶もせず机と向かい合ってるから……」
「何かあったんじゃないかと思ってね」
ナツキちゃんは自分のチョコチップクッキーのラップを取り外し
一口分指で割って、私の口に放り込んでくる
優しい甘みが心に広がり、心の中の二人を溶かしていく
「何があったか聞かないけど、そんなときは甘い物がいいのよ!」
「ナツキちゃん……最高だよぉ~!」
胸にクッキーを押し抱く
「いいから食べなさいよ、自信作なんだから」
「サヨリちゃん、こちらにお紅茶も用意していますよ」
ユリちゃんもティーカップに紅茶を注いで、持ってきてくれた
「ユリちゃんも……二人ともありがとー!!」
思わず私は両手で二人を抱きしめる。
「サヨリちゃん、恥ずかしいです……」
「ちょっと!急にやめてよ……」
二人とも顔が真っ赤になる。
二人に気を使わせてしまって申し訳ないという気持ちと
二人に気にかけてもらえたという嬉しさが同居する
「おはよー……三人して何やってんだ?」
タチバナが部室のドアを開いて入ってくる
「あ!タチバナ!」
私は二人から手を放し、タチバナの方を振り向く。
「タチバナさん、おはようございます」
「来たわね……とうっ!」
ナツキちゃんがポケットからもう一つクッキーを取り出し
タチバナに全力で投げる
「うぉお!あぶねぇ!」
タチバナはそのクッキーを顔面ギリギリで受け止める
「ナツキちゃんがクッキー焼いてきてくれたんだよ!」
さっきのクッキーのひとかけらで私の心が一つに混ざり合っていた。
私一人じゃ、私二人を一人にできないんだって痛感しながらクッキーを食べる
「ナツキちゃんのクッキーは本当においしいんですよ」
ユリちゃんが笑顔でタチバナに近づいていく
「二人とも、そんなに褒めないでよ……ただ単に気が向いただけなんだから」
ナツキちゃんは真っ赤になって下を向いている
湯気でも出るんじゃないかというほど赤い顔からは笑みが覗いている。
「ありがとうな、ナツキ、おいしくいただくぞ」
タチバナもお礼を言ってクッキーにかじりつく
一口、二口三口とパクパクとクッキーがタチバナの手から消えていく
「そんなに早く食べては、喉を詰まらせてしまいます!」
ユリちゃんは慌てて紅茶を用意しタチバナに手渡す
タチバナはもらった紅茶を一気に飲み干す
「すっげー、うまい!ありがとうなナツキ!」
タチバナの笑顔が太陽のようにまぶしい。
その笑顔は私ではなくナツキちゃんに向けられている
「んっ……ありがと」
ナツキちゃんが両手をぐっと握りこむ
恥ずかしさを必死にこらえている。
「ユリもありがとうな、おかげで喉を詰めずに済んだよ」
タチバナが不意にユリちゃんの頭に触れる
ビクリとユリちゃんの体が跳ねる
「タ、タチバナさん……」
ユリちゃんはそっぽを向いて髪をいじっている
恥ずかしくてタチバナが直視できないみたい
「あれ?そういえばモニカちゃんは?」
私はこの場にモニカちゃんがいないことにようやっと気が付いた
いつもなら机に座って文化祭の資料とにらめっこしているはずなのに
「誰か、今日モニカちゃんが遅れるということを聞いていますか?」
ユリちゃんが私たち皆に向かって聞いてくる。
私たちはそろって首を横に振る
「人気者だし、何か用事でもあるんじゃない?彼氏といちゃついてるとか?」
ナツキちゃんがいたずらっぽく笑う
「モニカちゃんにそういう人がいるっていうの!?」
初耳だった、でも確かにいてもおかしくはない
才色兼備でひとのはなしをよく聞いて、相談事にも積極的にも乗ってくれるらしいし
「私たちが束になってもかなわないくらい魅力的ですから、おかしくもないですね」
ユリちゃんが微笑む。
その微笑みには一抹のあきらめのような感情も覗いていた
「いや、俺はお前らも……」
タチバナが何か言おうとした時、廊下からバタバタと足音が聞こえてきた
普段この階に人が来ることすら珍しいのだ
だれが走ってきたかみんな分かっていた
「ごめんなさい!遅れるつもりはなかったの!」
モニカちゃんが謝りながら部室に入ってくる
「おおー!モニカちゃんが彼氏より部活を取った!」
遅れてきたモニカちゃんをからかってみる
「ええ?彼氏?なんの事かしら?」
モニカちゃんは困惑してタチバナの方を見ている
「いえ、自習時間だったんだけどピアノの練習をしていてね……」
モニカちゃんはそのまま自分が遅刻した言い訳を始める
モニカちゃんがピアノを練習していたなんて知らなかった。
でも、モニカちゃんのことだからすぐ人前で弾けるレベルになるんだろうなぁ。
みんなが集まって少ししてから、モニカちゃんが私に近づいてきた
「ねぇサヨリ、文化祭の準備でポスターを作るんだけど、画材を探しに行ってくれない?」
モニカちゃんは文化祭のほかの準備で忙しいらしく
私にポスター作りを手伝ってほしいみたいだった。
私も副部長としての役割を果たすために
モニカちゃんの依頼を快諾した。
「ありがとう、クレヨンとマーカーとスティックのりをお願いするわ」
モニカちゃんはそういうと踵を返して後ろを向く
そしてなぜか、もう一度私の方を振り向く
何か疑問がありそうな複雑な顔をしながらも前を向いてまた、文化祭の資料を手に取り始めた。
「なんだったんだろ……」
昨日の一件もあって、私はモニカちゃんに恐怖を抱いていた
何か嫌な予感がする、モニカちゃんは危ないって自分の中の何かが警鐘を鳴らしている
「タチバナ誘って一緒に画材探しにいこ~っと」
席を立って気が付く。
タチバナはユリちゃんと何やら楽しそうに話している
邪魔しちゃいけないって気持ちが心を支配する
私はそのままふらふらと部室を後にして、隣の教室に向かう
だれもいない無人の教室、ガラガラガラと扉を開ける
エアコンも起動していないこの部屋はとても寒かった
身に染みるような冷たさを感じながらクローゼットを一人漁る
クレヨンとマーカーペンはすぐに見つかった
ただ、スティックのりだけ高いところにあって手が届かなかった
椅子を取り出してきてクローゼットまで運ぶ
椅子を持った時の鉄の冷たさが心の芯まで冷たくする
周りの空気で、ここまで気分の落ち込みが変わるものなのかと
自問自答したところで結局答えは出ない。
不安定な椅子に乗り、背伸びする
指先が触れて棚の上を転がって落ちてくる
不意に落ちてきたスティックのりに驚いてバランスを崩し転倒する
椅子から転げ落ち、そのまま尻もちをつく
鋭い痛みが体を走る
タチバナがいたら受け止めてくれたのかななんて考えたりもするけど
彼はここにはいない、ほかの人と一緒にいるから。
この音に気が付いて駆けつけてくれないかな。
私の太陽は、今は他の人のために輝いている、ほかの人を照らしてる
服の埃を払い立ち上がる、まだお尻が痛いや
床に転がっているスティックのりを拾い上げて
部室へととぼとぼと戻っていく
部室に戻り扉を開ける。
目の前にはユリとタチバナが肩を並べて密着しながら本のページをめくっていた。
氷のナイフが私の心に突き刺さる。
目の前の光景を信じたくないという心と
タチバナがユリちゃんと打ち解けてくれてうれしいという気持ちが
ぐるぐると私の中で渦を巻く
さっきまでの冷え切った教室とは違い、二人の周りは暖かそうに見える
私はただそれを見ている。ガラスを隔てているかのように
あの二人の邪魔だけはしてはいけないと強く感じる
「サヨリ、そんなところで突っ立てどうしたの?」
モニカちゃんが声をかけてくれる。
それでも目線は二人から動けなかった。
目線を動かさずに、口だけをパクパクと動かす
「うん、あの、画材持ってきたから……」
モニカちゃんが両手に抱えた画材を受け取る
「ありがとうサヨリ!これでポスターが作れるわね」
モニカちゃんも首を回してタチバナとユリちゃんの方をみる
「ねぇ、サヨリ」
モニカちゃんが体を傾けて私の目の前に顔を出す
緑の瞳は不気味に光り、微笑みが悪意に満ちたものに感じられる。
「あの二人ってお似合いじゃない?」
満面の笑みをたたえるその顔は、張り付けられた笑顔の仮面のようだった
「え、あっ……」
つい、言葉を失う
ユリちゃんは実際、きれいだし、聡明だ。
彼の隣にいるのがふさわしい人だと思う。
それでも、心の奥底で何かが叫んでいる
「ふふっ、ほら見てタチバナ君のあの顔、すっごく楽しそうじゃない?」
「あなたといるときよりも」
ぐらりと視界がゆがむ、目の焦点が合わなくなる
目の前にモニカちゃんの顔があるはずなのに
モニカちゃんの顔が見えない。
いま、モニカちゃんなんて言ったの?
なんでそんなこというの!?
モニカちゃんが体を戻して隣に立つ
視界が開けて二人の姿が見える
優しそうに微笑みながら本を読むユリちゃん
顔を真っ赤にしつつも口元がにやけてるタチバナ
二人して1冊の本を共有して読んでいる
タチバナの手から離れたページがユリちゃんの手に吸い込まれていく
キャッチボールのような共同作業。
私が今までに見たこともないタチバナの表情
嬉しさと共に湧き上がる気持ちを抑え、モニカちゃんの方を見る
「ちょっと、モニカちゃん……ひどくない?」
「え?だって本当の事でしょ?ほら、もっとよく見てみるといいわ」
モニカちゃんが二人を指さす
もう私にはこれ以上二人を見るだけの心の余裕は残ってなかった
「うふふ、ごめんね、二人があんまりにもべったりだからちょっと嫉妬しちゃった」
モニカちゃんはそういうと手を大きくパンと鳴らした。
「よし、みんな!今日も詩の見せ合いをするわよ!」
「あまり待ってたら、時間が無くなっちゃうかもしれないからね」
ユリちゃんとタチバナが慌てて本をしまって、詩の準備をする
私もポケットから詩を取り出して、握りしめる
この場所から逃げ出したかった。
でも、逃げてどうなるものでもないし、タチバナは絶対に追いかけてしまうから。
外されかけた笑顔の仮面をしっかりとノリでくっつける
もう二度と外れないように
「あんまり乗り気じゃないのかしら、ごめんね?」
モニカちゃんはユリちゃんに微笑みかける
「あ、そういう訳では……大丈夫です」
ユリちゃんは顔を下げて、顔を赤らめている
そんな顔しないでよ、もっと堂々としてよ……
「ほら、面白くなってきてから一緒に読んだ方が楽しめるだろ?」
タチバナもユリちゃんをフォローする
次も一緒に読もうって、すでにタチバナのほうから誘ってる。
タチバナは、やっぱり私といるよりユリちゃんといたほうが楽しいのかな……
「ごめんね、ユリ邪魔しちゃって、でも部活動だから……ね?」
「いえ!大丈夫……大丈夫です……」
モニカちゃんがユリちゃんに詩を差し出して
詩の読み合いが始まった。
「あんた……本当に大丈夫なの?」
私の詩を読んでナツキちゃんが心配そうに私の顔を見る
私の詩のせいナツキちゃんを心配させちゃったことが心苦しい。
「うん!元気いっぱいだよ~!」
今の私にできる、最大限の強がりだった。
モニカちゃんにあんなこと言われて笑顔の仮面も、もうぼろぼろだった
せっかく貼り付けてきた仮面がにじんでいく
「あんまり抱え込まないで、何かあったら私やタチバナに言うのよ?」
ナツキちゃんは自分のカバンから包みを取り出して、突き出してくる
ピンク色のフィルムにチョコレートのお菓子が3つ4つ包まれていた
「ナツキちゃん……ありがとう、ごめんなさい」
思わず謝罪の言葉が口からこぼれてくる
「ごめんなさいじゃないでしょ!いいから、もっていきなさいよ」
ナツキちゃんはぐいぐいとチョコレートを押し付けてくる
押し付けられる形で私はチョコレートを両手で受け取る
ラッピングのリボンを解いて、フィルムの口を開ける
ふわりとチョコレートの甘い香りが鼻腔をくすぐる
ひとつ摘んで、口の中に入れる。
甘い。そしてほろ苦い。
チョコレートが舌の上で溶けていくにつれて
少しずつ自分を取り戻していく。
モニカちゃんの言ったことは真実かもしれない
でも、チョコレートのある間だけはその真実を見ずにいられる。
心の氷は時間がたてばいつか溶けるから。
いつの間にか、私の顔には笑顔が戻っていた。
「うんうん、あんたにはその顔がお似合いよ」
ナツキちゃんは両手を組んで首を縦に振る。
私はナツキちゃんに向けて満面の笑みを浮かべて
ナツキちゃんに飛びつく
「ありがとぉぉぉ!!」
「ちょっと!いきなり飛びつかないでよ!」
ナツキちゃんは両手で抱きつこうとするのを阻止する。
お構いなくナツキちゃんに体重をかけていく。
とうとう、ナツキちゃんが折れて、前に突き出していた両手を広げる
倒れこむように私の体がナツキちゃんの体に沈んでいく
ナツキちゃんはそんな私を両手で抱きかかえてくれる
何も言わず、ただ静かに抱き合っていた。
「二人とも……?どうしたのかしら?」
詩の見せ合いで一人はぶれていたモニカちゃんが私たちのほうに近づいてくる
「えへへー、チョコレート!ナツキちゃんがくれたんだよ!」
私はモニカちゃんにさえ、笑顔を見せてチョコレートを差し出す
「あら、ナツキ私の分はないのかしら?」
モニカちゃんはナツキちゃんのほうに振り返って尋ねる
茶色い髪と白いリボンが大きくなびき
チョコレートの香りがかき消されていく
「ごめんね、モニカ。私が用意していたのはこの一つだけよ」
ナツキちゃんは申し訳なさそうに頭を下げる
そして何かを思い出したかのように、ハッと頭を上げる
そのまま後ろに振り返り、かばんをごそごそと漁る
「はい、モニカ!あんたにはまだ渡してなかったわね」
その手には、私に投げつけられたのと同じクッキーが握られていた
それをモニカちゃんに突き出して手渡す。
モニカちゃんは笑顔を浮かべながらクッキーを手にとって封を切る
か細い指先がクッキーをつまみ上げ、口元まで運ぶ
サクと音を立ててクッキーが口の中で踊り、くずが口元から零れ落ちる
「うん、やっぱりナツキの作るお菓子はいつもおいしいわね!」
モニカちゃんは笑顔を浮かべながらも、チョコレートの包みを凝視する
「チョコレートだけ、こんなにかわいくラッピングされてるのね」
モニカちゃんはじろじろと包みを観察し
なるほどと手を打った
「もしかしてナツキ、このチョコレートタチバナに渡すつもりだったんでしょ」
ナツキちゃんは黙って下を向く
ナツキちゃんが図星を突かれたり、言われたくないことを言い当てられたときの癖だった
「いや!別に・・・・・・あいつのために作ったんじゃないんだからね!」
ナツキちゃんは顔を真っ赤にして怒る
私は顔が真っ青になって血の気が引いていた。
ここまでするのかと思った、徹底的に私に身を引くように忠告している。
貴方以外の人がふさわしいと、間接的に知らせてくる
私もタチバナに見合う人でないことはわかってる
でも、タチバナを好きな気持ちは曲げられない
プレス機が両側から私を押しつぶす
必死に耐えようと押し返す私の心は今にも折れてしまいそうだった。
「…………」
何か言おうとしても、声が喉から出てこない
喉を潰されてしまったかのように、静かに黙り込む
モニカちゃんはこちらを一瞥して、もう一度ナツキちゃんに振り返る
「ごめんね、ナツキ別にあなたが彼と仲良くするのを責めてるわけじゃないのよ」
「ちょっと珍しいなって思っただけだから!」
モニカちゃんはそう言うと、背中を向けタチバナの方に歩いて行った
タチバナとモニカちゃんが何か話している
私はただ聞いていることしかできない
ゲームをセーブだとかなんとか言っている
私には意味が分からなかった。
そして突然世界は暗転した。
セーブしますか?
はい いいえ
セーブが完了しました。
終了しますか?
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「もう!びっくりした!急にゲームを終了させるなんて!」
「セーブならゲームの画面からできるっていうのに……」
「って、しっかりセーブしてたわよね?」
「まぁ、いいわ、彼はユリのルートとサヨリのルートどちらを選ぶのかしら」
「ユリのルートだと少しは楽なんだけどね……」