クリスマス番外編
始まりはヒデヨシの一言からであった。
「お館様、明後日クリスマスパーティーしましょう。」「何じゃ、くりすますとは?」
「ソウリンちゃんが言ってたんですけど、何か偉い人の誕生日を祝う日らしくて、皆でお祝い事をするらしいんです。あとサンタって言うのがプレゼントを置いていくかもしれないって。ユーさんが言ってました。」
「祝い事か。面白そうじゃな。良し直ぐに準備せよサル。」
そして近くにいた、ミツヒデに戦国乙女たちへと知らせを送らせ、迎えたクリスマス当日。
そこにはノブナガからの書状が届いた各地の戦国乙女たちが集結していた。
「あの野蛮人がこんな気のきいた催しをするとは思いませんでしたわ。明日は雪ではなく槍が降るのではありませんか。」
「お姉様余りノブナガ様のの悪口を言われるとヒデヨシさんが悲しみますよ。」
と駿河の今川ヨシモトと徳川イエヤス。
「今日は沢山飲むぜ。ケンシン後で飲み比べしようぜ。」
「シンゲンお酒は程々にしなさい。こういったお祝い事は静かにやるものよ。」
相変わらずの仲の甲斐の武田シンゲンと越後の上杉ケンシン。
「今日はキリスト様の誕生を祝う日なのにこんな派手に飾りつけをするのはちょっと違うものですが。」
「ソウリン様良いではありませんか。皆で楽しく過ごし分かち合うのも素敵なことですよ。」
「そう考えるとしましょうかドウセツ。」
「そうよソウリン余り深く考えたら損しちゃうわよ。こういうのは楽しんだもの勝ちよ。」
豊後の大友ソウリンとその従者の立花ドウセツ、偶々豊後に遊びに来ていてそれについて来た長宗我部モトチカ。キリシタンであるソウリンは少し不満があったが、ドウセツに宥められそれもありかと納得をした。
「それにしても良かったのでしょうから。まだ我々にも仕事が残っていたのに。やはり城に戻った方が良いのでは。」
「まぁそう仰らずにヨシテル様。貴女は普段将軍として頑張っていらっしゃるのです。たまには息抜きも必要です。それに松永殿が任せよと言っていたのです。その行為を無下にするのはいけません。」
「そうですね。ありがとう。ユウサイ」
第13代将軍の足利ヨシテルと相談役の細川ユウサイ。
「まさか我々にも書状が来るとは。」
「そうね。たまには修行以外にも精を出した方が良いんじゃないかしら。」
「そうですよマサムネ様。今日はお祝い事何ですからいっぱい食べましょう。」
「ヒデアキ食べ過ぎれば太るわよ。」
「そんなことないですぅモトナリ様~」
「フフっ。冗談よ。」
「モトナリ。良いではないか。少し太ったとしても修行で体を動かせば。」
「それもそうね。ヒデアキ明日からの修行はいつもよりきつめでいくわよ。」
「うぅ~モトナリ様~」
全国を旅している伊達マサムネと全国の救われぬ魂を解放し輪廻へと導くためそれに同行する毛利モトナリ、強くなりたいと願いモトナリに修行をつけてもらっている小早川ヒデアキ。
そしてあるものの謎を解くために全国各地を旅している。出雲祐希とクニナガは所用で少し遅れてくるとのことである。
それぞれが話しをしていると準備ができたようで城へと入っていった。城は綺麗に装飾をされ庭も所々手が加えられていて見る人を楽しませていた。そして大部屋へと通されるとそこではノブナガが座りヒデヨシと最近家臣になった前田トシイエに指示を出していた。その傍らでは料理を均等に分けて配膳している将軍家に仕える明智ミツヒデと先に部屋へと通されていた千リキュウが茶をたてていた。
「良く来たな。今日は集まってくれたこと感謝するぞ。」
「あら、貴女がそんなことを言うだなんて、やはり明日は槍が降るんじゃありませんこと。」
「フン。相変わらずじゃのうお嬢。そんなことよりさっさと始めるとするかのう。」
そして始まるクリスマスパーティー、それぞれが料理に舌鼓をうち楽しみ始める。
「あらこれは美味しいですわ。」
「それは熊吉が取って来てくれたきのみで作ったパンケーキだよ。ヨシモトさん。」
「そうだったのですか、後で余っているきのみを少し分けていただきましょう。それよりヒデヨシさん今度またお城へ遊びに来てくださいな。新しい衣装も用意したんですよ。」
「時間ができたらお館様と遊びに行きますね。」
「いえ別にあの野蛮人は……」
「お姉様。この前高そうなお茶菓子を持って今度こそ誘うと息巻いていたではありませんか?」
「いイエヤスさんあの時いたのですか!?そうではなくてですね。」
「?どうしてヨシモトさんは慌ててるのかな?」
「ヒデヨシさんは気にしなくて大丈夫ですよ。只素直になれずにちょっと拗らせてるだけですから。」
「ミツヒデ。此方のお刺身も美味しいですよ。ほら一口。」
「よヨシテル様そんなあーんなんて。」
「ほら食べないとこぼれますよ。」
「それでは失礼して、あむっ……」
「美味しいですか?」
「私には勿体ないものです。」
「ねぇユウサイ殿あれって狙ってやってる?」
「そうですね。完全にあれは天然なので狙ってないですよ。」
「イヤー凄いわね。明智殿お酒も飲んでないのに顔真っ赤よ。将軍様は人垂らしなのかしら?」
「それがヨシテル様の魅力ですから。」
「ほらモトチカ、こっちのお肉も柔らかくて美味しいですよ。」
「あんた宗教的に肉って大丈夫なの?」
「大丈夫です。主も分かってくださいますよ。」
「そんな大雑把で良いのかしら?」
「ヨッシャーもっと持ってこーい。」
「負けませんよ~勝ってヒデヨシ先輩とお話をするんです~。」
「ほら貴女たち、落ち着いて食べなさい。食べ物は逃げないんだから。」
「追加で持ってきましたよ。」
「あと水も持ってきたわ。」
「悪いわねドウセツ。モトナリ。」
「いえ、こう言っては何ですが、少し微笑ましいので見ていて飽きませんよケンシン様。」
「そうね。ヒデアキもみんなと馴染めてるようで良かったわ。」
「フフっそうね。所で貴女たちお酒は飲めるかしら?」「えぇこの前、祐希様に色々改良をしてもらって飲めるようになりました。」
「私たちはのんびりと飲みましょう。」
「そうなのね。それじゃあ飲みましょう。」
「っかー旨いなこの酒。」
「そうじゃろう。この酒は祐希の奴が譲ってくれたものでな少し辛めではあるがその分こういった甘い、まふぃんやぱんけーきに良く合うのじゃ。」
「あぁ酒が止まんないな。よしもう一杯。」
「シンゲン殿余り飲みすぎると明日に響くぞ。適度に水を飲みながら。」
「ハイどうぞ。お茶ですよ。」
「これはかたじけないリキュウ殿」
「いえいえ、こうした催しは久しぶりですからね。私も楽しんで参加させていただいております。」
「リキュウ殿のお茶はこの刺身と程よく煮込まれて柔らかくなった肉も合って大変美味しく頂いている。良ければお茶をもう一杯頂けるかな。」
「ハイ。どうぞ熱いので良く冷ましてから味わってください。」
そうして楽しんでいると、遅れていた祐希とクニナガが入ってきた。
「ノブナガ殿。遅れて申し訳ない。」
「おお来たか。祐希、早速だがこの前の酒を頼む。」
「あぁ。分かった。よっと。」
「おっこれがノブナガの言ってた酒だな。」
「さっ開けて飲むぞ。」
「祐希殿この前の魚とても美味しかった。どこで捕れた魚か教えてほしい。」
「あれは偶々山奥の川で鮭が上流してきたときだったからな。場所は後で熊吉に聞いてみるといい。あそこは行き慣れてるそうだからな。」
「祐希様この前頂いたモモンのみとマゴのみとブリーのみを使ったポフィンとお茶菓子美味しかったですわ。今度また頂いてもよろしいですか?」
「口にあったようで良かった。今度また新作を持ってそちらに伺わせてもらうよ。」
「クニナガお姉さんこっちこっち。」
「ヒデヨシ元気そうで良かったわ。」
「あらクニナガさんお久し振りですね。元気そうで何よりですわ!」
「ヨシモトさんもお変わりないようですね。あれから進展しましたか?」
「うっ?!それは」
「なるほどまたヘタレたんですね。」
「そんなことはありませんのよ。只どうにもタイミングが掴めなくて。」
「そういうのは度胸と勢いがものを言うんですよ。このままだとその内誰かに取られちゃいますよ。」
「そんなの許しませんわ。そんなことがあったら私…」
「そうならないためにも今日誘いましょう。踏ん切りがつかないのであればお酒の力を借りましょう。」
「クニナガさん。分かりましたわ。女は度胸です。ゴクっゴクっ」
「クニナガさんありがとうございます。お姉様ったらいつも思い止まってしまって一向に進展しないんですもの。」
「イエヤスちゃん少し近くないか?」
「えぇ私クニナガさんに会えなくて寂しかったんですよ。だからこんな日ぐらい良いではありませんか。」
「イエヤスちゃんがくっつくなら私も~」
「わっヒデヨシも全く。」
「クニナガさ~ん。お久し振りですぅ~。」
「おっと今度はヒデアキか。」
「はい。聞いてください。私この間モトナリ様に漸く一撃当たられるようになったんですぅ。」
「そうか。ヒデアキは頑張りやさんだな。よしよし。」
「うぅくすぐったいですよ~」
「クニナガさん私も撫でてください。」
「へっ?イエヤスちゃん」「ほら早く、」
「イエヤスちゃんも甘えたがりだな。よしよし。」
「これは癖になりそうですね。」
「ズルい!!私も撫でてクニナガお姉さん。」
「あらヒデアキも大胆ね。」
「そうですね。クニナガ様も大変そうですが楽しそうで何よりです。」
「ほんとにあの子は小さい子たちに好かれるわね。」
「豊後に来たときもソウリン様や子供達と良く遊んでくれたりしてましたからね。」
「あの子も人を引き付ける何かを持っているからではないかしら。」
「それもあるでしょうが人柄も好かれるし、何よりどんなことにも真摯に耳を傾けるから好感が持てるのよ。」
「そうですね。」
「ノーブーナーガーさ~ん」
「なんじゃお嬢大分酔っておるが大丈夫か?」
「そんなことはありませんわ。私は絶好調ですわ。」「あーこりゃ酔ってるな。完全に。」
「ヨシモト殿少し休まれては?」
「休むだなんて勿体ないですわ。私はノブナガさんに言わなければいけないことがあるのです。」
「なんじゃ?」「今度わわ私の所でお茶会をやりますわ。」
「フムそうか。それを言って儂に何かあるのか?」
「ですからお茶会をやるので特別に仕方ありませんが来てもよろしいですのよ。」
「おぉお嬢の方から誘ってくれるとは明日は弓でも降ってくるのかのう。」
「何ですって?!」「ハハッ冗談じゃ。また日にちが決まれば言ってくれ。ありがとうのぅ。」
「はぅ。うぅその笑顔は反則ですわ。」
「相変わらずだな。ヨシモトさんは。」
「まぁ今川の姫様も今回は頑張ったほうじゃないか?」「違いないな。」
「こら御二人とも、ヨシモト殿も勇気を出したんだ。そう言うものではないぞ。」
「まぁマサムネ様。ヨシモト様のヘタレッ振りは今に始まったことではありませんよ。」
こうして楽しいクリスマスパーティーは夜まで続いた。料理も粗方食べ終わり酔いつぶれたもの者たちもノブナガが泊まっていくと良いと言いそれぞれが割り振られた部屋へと入っていった。
部屋割りとしてはソウリン ドウセツ モトチカ ミツヒデで一室。
マサムネ リキュウ ヒデアキ トシイエで一室。
ケンシン シンゲン モトナリ ユウサイ で一室。
ヨシテル ヒデヨシ イエヤス クニナガで一室になった。さて一方のノブナガはというと酔いが回ったヨシモトを自室へと運んでいた。
「全く、お嬢は余り酒に強くないというのにこんなになるまで飲みおって。全く世話が焼けるのう。」
「すぅzzノブナガさ~ん。」
「全く仕方ないのう。惚れた弱味というやつか。」
「あれ私は確かあたたたっ」
「そんなに強くもないのに飲むからじゃ。」
「あっノブナガさんっ。」
「ほれもうちょい待っとれ。もう着くからのぅ。」
スーットッ襖を開けて予め引いておいた布団へとヨシモトを下ろしてそっと寝かせる。
「ありがとうございますわ。あれ?一つしか布団がありませんが。」
「んあぁ儂は別に畳でも寝れるから別に良い。」
「それはいけませんわ。風邪を引いてしまいます。」
「別に大丈夫じゃが。くしゅん。」
「大丈夫ではないじゃありませんか。そうですわ。ノブナガさんも一緒の布団に入れば良いのですわ。」
「いやだから」
「さっ入ってください。」と大胆にノブナガの手をとり布団へと引き込むヨシモト。
「フム確かにこれは暖かいのぅ。」
「(いっ勢いとはいえノブナガさんと添い寝することになってしまいました。どうすれば?!?!)」
「のうお嬢。」「ひゃいっ」
「今日は楽しかったか?」
「そうですわね。とても良い記念になったと思いますわ。」
事実イエヤスと過ごし今川家のためにと多忙な一日を送っていたヨシモト。家臣には期待され、今川のために今後も生きると思っていた彼女はノブナガと出会いその自由な生き方と己が信念を貫く姿勢をみて嫉妬を覚えたと同時に羨ましく感じていた。
そして合う度に視線を釘付けにさせられ次第に惹かれ今ではノブナガに恋をしていた。
「そうか。それは良かった。」
そう言いノブナガはヨシモトをそっと胸に抱き締めた。「あのノブナガさん?」
「最近お嬢は何か悩みごとを抱えているように思ってのう。ちょうどサルがクリスマスパーティーをしようと言ったから、この機会に色々聞こうと思って招待したんじゃ。」
「そうだったのですか。別に私は悩みなどありませんわ。(もう貴女のことで悩んでいたのにこんなことされたらもっと好きになってしまいますわ。)」
「そうか。それなら良い。もし辛いのであれば直ぐにいうと良い。儂はどこにいようと駆けつけよう。」
「フフっお気持ちだけ有り難く頂いておきますわ。スゥー」疲れもあってかヨシモトは直ぐに寝入ってしまった。
「眠ったか。お嬢。儂は本気じゃぞ。お嬢のためなら儂は全てを滅ぼす気もある。それぐらい好いておる。儂が天下を取ったその時は……」
こうしてクリスマスの夜は過ぎていく。
ソウリンたちの部屋では飲み直すとのことで度数の低いお酒でドウセツ以外がそのまま酔いつぶれてしまった。マサムネたちの部屋ではトシイエのお館様自慢にヒデアキのマサムネ自慢となりそれを眺めてお茶を啜るリキュウとマサムネ。
ケンシンたちの部屋では4人でトランプでババ抜きをやり、顔に出ないモトナリと、直感でカードを引き上がったシンゲンが抜けてケンシンとユウサイの二人が火花を散らした。
クニナガたちの部屋ではヨシテルにクニナガが旅をして来た各地の暮らしの様子を聞かせて、時折ヨシテルも質問をしながら楽しく話していた。そしてヒデヨシとイエヤスはぐっすりと寝入っていた。時折ヨシテルがお姉ちゃんと呼んでくださいと冗談なのか真面目になのかわかりづらいことを言われクニナガを困らせていた。
そうして真夜中になり皆が寝静まったところに祐希はある格好をしていた。そう。サンタクロースだ。そして傍らにはキテルグマこと熊吉もサンタの格好をしていた。祐希は乙女たちのプレゼントを買っていたためにパーティーに遅れていたのだ。
「よし。熊吉これとそれはソウリンちゃんたちの部屋、これはノブナガ殿のところだ。あとは俺が置いてくる。」
「ぐぅぐっ」「あぁ頼んだぞ。」「キィー」
「さてと行きますか。」
最初に祐希はマサムネたちの部屋を訪れる。そしてそれぞれの枕元にプレゼントをソッと置き直ぐに部屋を出る。続いてシンゲンたちの部屋へ。これまた枕元にプレゼントを置いて直ぐに去る。しかしある人は少し起きていたのに気付かぬまま。
そして最後にクニナガの部屋へと入る祐希。布団にはヨシテルが横からクニナガを緩く抱き締めるように寝てイエヤスが反対から抱きついていた。そしてヒデヨシは仰向けになったクニナガのお腹に乗るように抱きついていた。祐希はプレゼントを置きソッと扉を閉め元の部屋へと戻る。
そして部屋の前に戻ってくると一仕事終えた熊吉と会った。「熊吉どうだった?」
「グゥーグッ」と熊吉は人だったら親指をたててバッチリだとするように腕を曲げていた。
「ありがとう。後日に鮭ときのみを持っていく。」「キィー」と熊吉は自分の寝床へと飛んでいった。
「さて一仕事したし寝るかな。」
「あら一仕事って何をしていたのかしら?」
振り向くとそこには寝巻き姿のモトナリが立っていた。
「貴方が入ってきたときまだ私は起きていたのよ。それで貴方が変な格好をしていたから後をつけたのよ。」
「何だ起きていたのか。これは少し失敗したかな。」
「それで何でプレゼントを置いていっていたのかしら?」
「クリスマスは昔からサンタという存在が子供が良い子にしてると貰い物が貰えると言われててな。最初にヒデヨシちゃんに話したら、ものすごく楽しみにしてたんだ。それでヒデヨシちゃん一人だと不公平だと思って全員にプレゼントを置いたのさ。」
「そうだったのね。私のところにあった漬物もプレゼントで良いのかしら?」
「あぁ二月程漬けたから良い味になってるはずだ。」
「そう。ありがとう。この事は皆には内緒にしておくわね。」
「そうしてくれると助かるよ。」
「それはそうと少し目が覚めてしまったの。月見酒付き合ってくれるかしら。」
「勿論。」こうして二人で月見酒を楽しみ夜は更けていった。
翌日
皆が起きたときに枕元にプレゼントが開けてみるとそこには自身の好物やこれから役に立つものなど様々なものが入っていた。
「ユーさんっ」
「どうしたんだヒデヨシちゃん。」
「見てみてサンタさんがプレゼントくれたの。」
見せたのはヒデヨシにあった着物であった。
「今度お館様と神社に参拝するときになくてちょうど良かったの。」
「サンタはヒデヨシちゃんが良いことをしていたから願いを叶えてくれたんだと思うよ。」
「そうだね。お館様にも見せてくる!」とヒデヨシは走っていった。
「良かったわね。あの子も喜んでいて。」
「あぁモトナリか。そうだな。用意した甲斐があったよ。」
「ほんとうに言わなくて良いのかしら?サ・ン・タさん」
「こういうのは言わないのが華と言うやつさ。」
そうしてクリスマスは過ぎていった。そしてサンタという存在が気になったノブナガが来年にサンタ捕獲作戦をしようとしていたのはこの時の祐希には想像もしていなかった。
あとがき
今回も読んでいただきありがとうございました。一日で書くと結構辛いですが何とか書きました。クリスマス番外編という訳で時系列は結構先になっています。カップリングとしてはノブナガとヨシモトにしてみました。何と言うか強引だけど一途でヨシモトの笑顔に惹かれたノブナガとその真っ直ぐさに惚れたヨシモト何て思い付きました。
そしてクニナガはイエヤス、ヒデヨシ、ヒデアキ、になつかれていてヨシテル様に気に入られています。そしてモトナリは少し祐希を気になっています。
因みにプレゼントはノブナガ 新しいキセル
ヒデヨシ 着物
トシイエ 上司に好かれる10の方法という祐希のアドバイス本
ヨシモト恋愛成就の本と簪
イエヤス 金平糖及びポフィン、マカロンなどの甘味
リキュウ 自家製のそば
ソウリン 聖書
ドウセツ オリーブオイル
モトチカ 度数を控えた甘えの酒数種類
マサムネ 料理包丁などの刃物セット
モトナリ 漬物と砥石、躍りの本
ヒデアキ お茶菓子と手軽で丈夫な鍋
ヨシテル 米俵3つと新鮮な卵
ユウサイ 多彩な呪術の載った本と髪どめ
ミツヒデ 上質なお茶っぱと筆
シンゲン 上質な肉30キロ分
ケンシン 山菜セット及び山で採れたタケノコ
クニナガ きのみの詰め合わせと魔除けのペンダント(どせいさん印)となります。
今年も残り少なくなり新しい年になります。今年でたぶん最後の投稿になります。一年間お疲れ様でした。そしてまた来年もよろしくお願いします。FGOでは闇鍋ガチャが来るので何が引けるのか楽しみになります。コメントや感想を貰えると助かります。それではまた次回も読んで頂けると嬉しいです。
今後の予定
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番外編で相模の地に寄る
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ノブナガのところに久しぶりに寄る
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室生オウガイに戦いを挑まれる
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番外編を挟んで原作へ
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三人目の逆行者の正体が知りたい