戦国乙女~時を越えし乙女と気楽な転生者   作:生徒会長月光

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連載で続けていくことにしました。不定期ですが読んで貰えると幸いです。今年のFGOクリスマス誰がサンタになるか今から楽しみな作者です。それでは第1話始まります。


第一幕 邂逅

時は少し遡り

神に調査を頼まれた祐希は件の世界に移動し半年ほどが過ぎた。その中でわかったのはまだ室町幕府が健在であり戦国武将ならぬ戦国乙女がしのぎを削る世界だということを知り合った戦国乙女から聞いた。

 

知り合った戦国乙女についてはまたいつか語ることとしよう。そんな中祐希元の世界では有名だった織田信長(この世界では織田ノブナガであるが)を訪ねようと尾張の国へと向かっていた。そんなときに炎が燃え盛り空を赤く染めているのを見つけその場所へと向かった。

 

炎燃える村の中そこで祐希は生存者を探し見つけては結界を造りその中で回道で応急処置で命を繋ぎ、深手を負った者はポケモンたちの協力で治療していた。

 

そして大多数の治療を終えこの元凶を見つけるべく、祐希は結界を自身のポケモンであるルカリオ、ゲッコウガ、プクリン、ハピナス、ボスゴドラに任せ炎の中を走る。

 

「嫌な気配が辺りからしまくってるな。早い所、原因又は元凶を探さないとな」

 

そうして走る祐希の前に無数の闇が集まり始め大量の足軽が姿を現す。

「これは何らかの術か?何にせよこの先に行かせたくないってことは何かあるな。」

 

祐希は文字の概念が込められた1st-G概念核を宿したグラムで迎撃をする。しかし斬って斬っても後から復活し行方を遮る。

 

「もう50は斬った筈なんだが減らないな。負の気が集まってこいつら出てきたなら陽の気ならいけるか?良し」

 

祐希は懐から光ペンを取り出しグラムに文字を刻んだ、浄化と。そして概念空間が展開され効果を発揮する。

 

【ーーー文字は力を持つ。】

 

「さてさっさと片付けるとしようかなっ」

そうして無数の足軽となった闇を切り裂く。すると今度は復活せずに消えた。どうやら魔を払う力には弱いようだった。そこからは祐希の独壇場であった。そして全て切り伏せ終えた祐希の前方には他の建物よりは厳重そうな建物があった。

 

「他より目立ってかつ炎が上がってないところを見るとあの中に何かあると見て良さそうだな。さてと……ッ」キンッ

 

前方の建物に歩みを進めようとしていた、祐希は何かの気配に気付き、すぐさま反転しグラムで受け止めた。鍔迫り合いになるも剣を弾き体勢を整えた祐希が見たのは剣を持ちこちらを警戒している女性と幼い少女だった。

 

祐希side out

 

 

炎の中で出会ったクニナガとヒデヨシは重要な書物が納められている本殿に向かっていた。自分の両親がそこにいるかもしれないとヒデヨシが言ったためだ。彼女の両親は代々それらを守る役目があるそうだ。

 

そして道中現れる連中をクニナガが切り伏せるなかそれは聞こえてきた。

 

【ーーー文字は力を持つ】

 

「何だろう。今の?」「今のは一体?」

「クニナガおねーさんあそこに誰かいるよ!!」「あれは?!」

そこで目にしたのは一人の男が、数百近く居た後に魔物兵と呼ばれるものたちを長剣で切り裂かれていく光景だった。

全て斬り終え向かおうとしている先を見ると本殿があった。男が何者か知らないものの、この炎の中無事であったことを考えると敵である可能性もあった。クニナガは気配を消し素早い一太刀を振るう。

 

ここまでは奇襲としては成功していた。普通の相手なら確実に息の根を止められるほど的確な攻撃だった。しかし男は普通とはかけ離れた存在であった。ふとこちらを振り向きキィン と自身の攻撃を受け止めた。その事に驚きつつも更に剣を押し込もうとしたものの、クニナガの剣を弾いた男はこちらを見据えていた。一筋縄ではいかない相手だということが分かり警戒をする。場合によってはヒデヨシを守りながら戦わなくてはならないと思うもそれは相手が話してきたことにより杞憂に終わる。

 

「さっきの一撃とても鋭い一撃だった。だがまだ少し殺気が隠せていなかったから気を付けた方がいい。俺と同等の相手なら気付けるだろうからな。所でこの村で何があったかを知っているか?」

 

「その問いに答える前に此方も確認させて。貴方は私たちの敵?それとも味方?」

 

「そうだな。端的に言うと味方だ。最もこの状況だとそれを示すには時間が足りないんだがな。」

 

「そう。今敵じゃないなら良い。私も全部を知ってはいないけどこの村に大事に保管されている巻物が狙いなんだと思う。それとこの娘、ヒデヨシの両親を探してるの」

 

「あのお兄さん本殿の近くに誰かいなかった。おとうさんたちがいたと思うの。」

 

「ヒデヨシちゃんだったね。俺も今来たばかりでまた見てないんだ。」

 

「そうなんだ…」「何、もしかしたら本殿とやらにいるかもしれないし、さっきまで治療していた村人の中にいるかもしれない。先ずは本殿を目指そう。」「うん。」

 

「そういえば名前を言ってなかったな。俺は出雲 祐希だ。好きに呼んでくれ。」

 

「そう。私はクニナガこっちは」「豊臣ヒデヨシだよ。よろしくね。ユーさん」

 

「ユーさんって俺のことか?」「うん、出雲祐希だからユーさんっ。ダメ?」

「いやあまりそういった風に呼ばれたことがなかったから新鮮でな。」

「やったー。」

 

「それとさっきの変なのは貴方がやったの?文字は力を持つって聞こえたんだけど。」

 

「あぁそれはな」

その時本殿に異変が起こる。本殿付近から炎が上がり始めた。

「おとうさん おかあさん!!」ヒデヨシは直ぐに走り本殿へと向かう。

「すまないが話しは後だ。急ごう。」「そうね。急ぎましょう。」

 

そうして二人が本殿にたどり着いたとき、

 

「おとうさん?!!」

悲鳴に近い声でヒデヨシが叫ぶ。そこに駆けつけた二人が見たのは倒れ伏すヒデヨシの父と母らしき人、そして倒れ伏す両親に涙を流しながら必死で呼び掛けるヒデヨシ

 

そしてその奥に巻物を持った全身に闇を纏った謎の人影が血の付いた刀を持ち立っていた。

 




ここまで読んでいただきありがとうございました。作者の月光です。今回からシリーズにして続けていくことにしました。不定期更新なため途切れることが多いですが書いていこうと思います。BLAZBLUEの方はもう少し時間がかかると思います。


戦国乙女の世界ですが結構なオリジナルになると思います。なのでご都合主義な所が多くなってしまうかもしれませんがご了承下さい。感想など貰えると嬉しいです。

後祐希は戦国乙女の世界を知らないのでヒデヨシの名前を聞いたとき内心驚いてました。そして最後に出てきたのは一体何でしょう?それでは次回もまた読んでいただけると幸いです。


1st-G 文字が力を持ち、大気には1st-Gにとっての文字の役割を担う精霊が存在し、1st-G住人は説得する事で自然を操作出来た。生物は文字という力が進化と突然変異を繰り返した末に誕生した。そのため1st-G生物は体内に遺伝子として文字がある。とある原因が元になり世界は滅びた。

1st-G概念核武装 グラム

1st-Gを司る概念核を搭載されている武器で戦闘中も概念の力で刻まれた文字を実体化させることが可能。なお太陽の魔剣ではないので、破壊を巻き起こすことはできない。

今後の予定

  • 番外編で相模の地に寄る
  • ノブナガのところに久しぶりに寄る
  • 室生オウガイに戦いを挑まれる
  • 番外編を挟んで原作へ
  • 三人目の逆行者の正体が知りたい
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