D-クロニクルズ   作:ホワイト・ラム

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さて、今回から雪菜ちゃんの本格デュエルです。
そして、相手はあのクリーチャー。
さてさて、どうなるのか……


戦場を駆ける者①

『下僕よ!我が下僕よ!!』

赤黒い宇宙の中心で巨大な星が怒りに身を震わせる。

十字に見える石の様な物が刺さった巨大な惑星。

そしてその中心には、二つの目と巨大な口。

その怪物は、明確に意思を持ち怒りを見せていた。

 

「お呼びでしょうか、我が王よ」

赤いジャケットの男が膝をつき、首を垂れる。

 

『我は空腹だ!!贄を用意せよ!!我は退屈だ!!余興を用意せよ!!』

巨大な惑星が怒り、震え、そして喚き散らした。

その姿はまさに子供の癇癪。

子供の癇癪と違うのは、このクリーチャーがその癇癪で宇宙すら滅ぼしかねない力を持っている事だ。

 

「落ち着きください、我が王。

サンジェルマンのおかげで、クリーチャーは着実にこの次元へやってきています。

そして、続々と人間どもに取り入り力を蓄えています。

しばし、もうしばしご辛抱を」

男が膝を着いたまま進言する。

 

『速く!速く!!速くだ!!我に贄を!!滅びの快楽を!!』

びりびりと、その惑星が鎮座する宇宙空間が軋んだ。

そしてそのままその空間が割れた。

 

空間そのものが本当に割れた訳ではない。

これは、男がこのクリーチャーとしている交信が途絶えた合図だ。

 

「ふぅー……全く、暴れるしか能のない奴は困る。

だが、奴の力が大した物なのは本当だ……」

何処かの廃墟。

一室だけ掃除され、辛うじて人の住めるであろう部屋で男が目を開く。

この男の名はセキグチ・ホムラ。

先日中埜を意識不明にし、想護と戦った男だ。

 

「ふん!うまく利用してやるさ。

そのためには新しいデッキが必要だな、こんな雑魚じゃ数合わせにしかならない。

だが、街中じゃなかなか面白い動きをしている奴らも居る様だ。

俺のデッキに使えるかもな。

そしていつかアイツの力も俺の物にしてやる。

待ってろよ?ドルマゲドン……」

さっきまでの恭しい態度をコロッと変え、ホムラが立ち上がった。

目指すは町。

力を持った沢山のカードが今も息をひそめる戦場へ。

 

 

 

 

 

「おいおいおい、お前本当に相手出来るのかよ?

どーみても小坊じゃねーか!

碌すっぽまともなカードなんか持って無さそうだな。

相手する意味なんてあるのか?」

少年が腕を組み、好戦的な顔で雪菜を見る。

露骨なまでの雪菜をバカにしたような表情を向けてくる。

 

「確かに私はまだ小学生です。

ですが――何か問題でも?

小学生が使うと、能力の発動しなくなるカードなんて聞いた事はありませんよ?

唯一デメリットがありそうなのは『我の頂き エゴイスト』位でしょうか。

それとも怖いんでしょうか、おちびちゃん?」

 

「こいつ――!」

雪菜の煽りに、少年の顔が険しくなる。

 

「やっちまおうぜ団長!!」

 

「こいつらナメた態度取らせて良いのかよ!!」

 

「団長両方とも潰しちまえば良いんだよ!!」

 

「団長!!団長!!」

少年の怒りに応える様に、店にいる人間が皆立ち上がった。

さっきやられた少年も、大学生2人組も、ショーケースを見ていた大人も、それどころか店員までもがその少年の言葉を待っている様だった。

 

「テメェら……!

良いぜ!!ガキ!!俺たちの力でぶっ潰してやるよ!!

もしお前が負けたら、お前のデッキ全部貰う!」

椅子に上がり、机を踏みつけ少年が雪菜を指さす。

 

「デッキを賭けたデュエマ……なるほど、余すところなくクズですね。

良いですよ。けど、もし貴方が負けた場合は貴方の切り札と、貴方がいままで奪ったカードを全部返して貰います」

 

「ああ、良いぜ!俺が負ける訳無いからな!!」

 

「ならば――」

 

「「決闘開始(デュエル・スタート)!!」」

二人の持つカードが光を放った。

 

 

 

 

 

「げほっ、げっほ!!なんだ、ここ……埃っぽい……」

想護が突如襲い来る埃っぽさに咳こんだ。

喉が痛い。いや、喉だけじゃない、眼もなんだしっかり開けないし、なんだか肌にも小さくチクチクと何かが当たる感覚が有る。

 

『全く、だらしないったらありゃしないわ』

コートニーの声が聞こえ、想護が目を開く。

そこは――

 

「なんだ、ここ……?」

 

『強いて言うなら、【古戦場】かしら?』

想護とコートニーの前には、古ぼけた煉瓦作りの城塞と、大砲や剣、弓何度が乱雑に転がるいかにも戦場と言いたげな場所だった。

 

「なんだ、お前もこのフィールドにきたのか?

その背中のクリーチャー……なるほどお主も『こちら側』という事か」

気が付けば城塞の前に、先ほどの少年が立っていた。

そしてその少年の後ろには、朧気だが大きな影があった。

 

「くくっく、よもやそこまで実体化するとは、相当その人間を取り込んだと見える」

少年の背後の影が笑った気がした。

 

「クリーチャーはこちらの世界では体を持ちません。

タダのカードなんです。

だから、自身と魂の波長のある人間に取り入るんです。

そしてゆっくりと人間を取り込んで最終的には、魅入られた人間は完全に乗っ取られるんです」

古戦場の中、雪菜がゆっくりと歩いてくる。

 

「雪菜ちゃん!」

 

「馴れ馴れしいですね……

まぁ良いです。四ッ谷さんから『仲良くしろ』と指示されているので、貴方とは仲良くしてあげても構いません。

けど――その、クリーチャーとは不可能ですね」

雪菜がコートニーに視線を投げる。

 

『はぁ?このガキンチョ!』

 

「まー、まー、落ち着けって!そんな事より応援してやろうぜ?」

想護が何とかコートニーをなだめる。

 

「ハッ!いきなり仲間割れかよ?

そんなんで戦えるのか?

今からでも遅くないぞ?そっちのコートニーを連れてる方と変わってやろうか?」

少年、いや、少年の背後にいる影は提案をする。

 

「いいえ。結構です。アナタの実力は知りませんが――ショップでくすぶってる雑魚程度問題はありませんから」

雪菜が本型のデッキケースからデッキを取り出す。

その瞬間――!

 

ずずッ……ズザザザザっ!!

 

古戦場の大地を突き破り、本を積み重ねたタワーが幾重にも重なる。

そして空が闇に染まり、巨大な月と星々が優しく塔を照らす。

本で作られた摩天楼。

それこそが、雪菜のバトルフィールドだ。

 

「へぇ、言ってくれるじゃねーか……

お前はみっともなく負けさせることにするよ」

少年が好戦的な目をして、足元の学生カバンを開き逆さまにした。

 

ドさッ、ドさサッ!

 

カードケースがそこから何個も落ちてくる。

おそらくあのうちの幾つかは、賭けデュエルで奪った物だろう。

 

「あ、おい……」

 

『チッ』

 

「ッ……」

余に雑な扱いに想護を始め3人の表情が曇る。

少年はそれに気が付き、いや、あえてそうした可能性もあるがデッキを一つ蹴飛ばす。

 

「なんだよ。なんか文句あるのか?

コイツは俺の所有物なんだぞ?

俺の物をどうしようが俺の勝手だ。

さて、今日はどれを使うかな?」

しばらく少年は足元のデッキを眺めた後、挑発するように、足元の別のデッキケースを蹴り上げ、跳ねたソレを手に掴んだ。

 

「コイツにけってーい」

そう言ってデッキケースを開き、今度は胸ポケットにしまってあったカードを大切そうにデッキに入れた。

どうやらこれで初めて40枚のデッキになる様だった。

 

「なるほど」

雪菜がその様子を見て、小さくつぶやいた。

 

『想護アレ』

 

「ああ、多分切札だ。

そして、たった一枚しかデッキに切札を入れない可能性は――」

 

『何か特別な理由がある。又は――』

 

()()()()()()()()()()()()()カード」

二人の考えがシンクロする。

 

 

 

「さぁ、始めるぞ!」

 

「ええ、構いませんよ」

少年と雪菜、二人が同時にシールドを展開して、デッキからカードを五枚引く。

 

「先攻は俺が貰う!

俺はマナゾーンにリュウセイ・ジ・アースを置く。

これでターンを終了だ」

 

少年 盾5手札4マナ1

 

「リュウセイ・ジ・アース……」

マナにたった今置かれたカードはコスト6のドラゴン。バトルゾーンに出た時、自身の山札の一枚目を見て手札或いはマナゾーンにおける能力を持っている。

それだけ聞けばそこまで派手な能力に思えないかもしれない。

実際、マナを足すのもカードを引くのも、3コスト程度のクリーチャーでも出来る。

だがリュウセイ・ジ・アースは『見て』から決める事が可能だ。

それは必要なカードのマナ落ちを防いだり、逆に不要なカードを埋める事が出来る。

さらに、おまけの様にスピードアタッカーまで持っており、後続に続ける能力が高いドラゴンなのだ。

 

「私のターン、ドロー!

私はマナゾーンにバルガドライバーを埋めて終了です」

雪菜がマナゾーンに置いたのはバルガドライバー。

自身のアタック時に山札をめくり、それがドラゴンならバトルゾーンに出すことが可能であり、もし違ってもマナゾーンに埋める事が可能なカードだ。

だが、10という膨大なコストにより使われる事は稀である。

 

雪菜 盾5手札5マナ1

 

お互いが静かに始まった最初のターン。

それは、どちらも動くことのない物だった。

現時点で唯一の公開情報である、マナゾーンを見るだけなら互いに火と自然のドラゴンを使用したビートデッキの様に見える。

 

だが、まだ戦いは始まったばかり、予測できることは少なすぎる。

 

「俺のターン、ドローッ!

ふっ、幸先いいじゃねーか。

マナに超次元リバイブホールをマナチャージ!

これで俺のマナは2!そして、たった今貯めた二つのマナをタップ!

自然を含めた2コストで呪文を使用!

発動!!『次元の霊峰』!」

次元の霊峰。それは多色クリーチャー専門のサーチカード。

その初出は古く、もう15年ほど前だ。

雪菜より長生きなカードが突如注目を浴びたのは、数年前。

とあるカードが出現してからだ。

 

「来ましたか」

雪菜が小さく、舌打ちをする。

少年の発動した呪文がデッキを一瞬でバラバラのカードの束に変える。

そして、そのカードの群れが少年の周囲をまるで自身の中身を見せつける様にゆっくり旋回する。

そして――

 

「おー、いたいた。良かったぜ。てっきり盾に落ちてる可能性も考えて内心びくびくなんだよなぁ」

そのうちの一枚のカードを手にする。

 

「俺はデッキから『蒼き団長ドギラゴン(バスター)を手札にくわえる」

 

「やっぱり、あのデッキ――」

 

『ドギバスね』

想護コートニーの両名が、顔を見合わせる。

ドギラゴン(バスター)。通称『ドギバス』や『バスター』とも呼ばれるそのデッキは多くのデュエリストの記憶に愛憎渦巻く思い出を残している。

革命チェンジと言う、特定のクリーチャーが攻撃したとき。

手札のクリーチャーと入れ替われるモノだ。

その中でもドギラゴン剣、プチョヘンザ、ミラダンテⅫはその中で有名な3体だ。

以前四ッ谷とのデュエマで想護がミラダンテのロック能力を食らったのは記憶に新しい。

そして、ドギラゴン剣にもミラダンテⅫと同じ様にすさまじい能力が備わっている。

それは、手札又はマナゾーンからコスト6以下のクリーチャーを無料で呼び出せる能力。

そして、自身を含めた多色クリーチャーすべてにスピードアタッカーを付与する点だ。

その二つが異様なシナジーを形成し、たった今呼び出したクリーチャーおも攻撃に参加させることが出来るのだ。

ドギラゴン剣→超次元ゾーンにアクセス可能な多色クリーチャー→多色サイキッククリーチャーの連鎖により、5枚全てのシールドを破壊し尽くし更にはトドメまで手軽に行けるコンボが脚光を浴びた。

だが――

 

「そのカードのおかげで、大量の罪のないカードが……」

雪菜が忌々しそうに話す。

そう、ドギラゴン剣は()()()()

公式はなんとか、ドギラゴン剣を弱体化させようと様々なカードを殿堂入り、所謂一枚しかデッキに入れれない扱いにしたが、結局ドギラゴン剣は他のカードを取り込み、尚も自身の力としていった。

『次元の霊峰』『プラチナ・ワルスラS』『勝利のアパッチ・ウララー』『絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート』『超次元ガロウズ・ホール』『S級侵略 サンマッド』『単騎連射(ショート・ショット)マグナム』『音精 ラフルル』『裏切りの魔狼月下城』……

無論ドギラゴン剣だけが原因とは言い切れないカードも多数ある。

だが、それでもこれだけのカードを殿堂させてもなお、ドギラゴン剣は止まることは無かった。

最後の最後に、多数のカードを巻き込んでドギラゴン剣自体は殿堂となった。

 

「そうだ、俺の力は封印された!!

だが!!俺はまだ止まる気はねェ!!

どれだけ、力を削がれようと新しいカードを取り込んで何度でも戻ってくる!!

俺を止められるもんなら、止めて見ろよ!!」

少年はドギラゴン剣を手に、タンカを切って見せた。

 

少年 盾5手札4マナ2

 

「私のターンドロー……マナをチャージ。

呪文メンデルスゾーン」

雪菜が呪文を使う。

デッキの上から2枚を確認して、ドラゴンをマナゾーンにおいた。

一気にこのターンだけで3枚の加速。

速い、十分早い動きだ。だが、ドギラゴン剣は()()()()()

 

雪菜 盾5手札4マナ4

 

「俺のターン!ドロー!

マナをセット、そしてB(バッド)A(アクション)D(ダイナマイト)発動!」

BADそれは手札のクリーチャーのコストを軽減する能力。

軽減する代わりにそのターンの終わりに自壊が約束される。

次の事など考えない、ただただ攻め続ける。非常に火文明らしい戦略である。

だが、この能力にもドギラゴン剣と異様にシナジーをするカードがある。

それは――

 

「俺は2コスト軽減で3コスト召喚!!『“龍装(ドルガン)”チュリス』!!」

バトルゾーンに現れたのは、龍の骨を加工したアーマーを身に纏ったネズミ。

辛うじてドラゴンと呼べるそれはスピードアタッカーを持っている。

 

「コイツのコストは元は5。

そして団長の革命チェンジ条件はコスト5以上の火か自然のドラゴンが攻撃したとき!

行くぜ!!『“龍装(ドルガン)”チュリス』でプレイヤーを攻撃!

す る と き に――

来いよ団長!!蒼き団長ドギラゴン剣に革命チェンジだ!!」

 

ウィィン!ウウィィィン!

 

起動音を立てて、城塞の正面の扉がゆっくりと開く。

そこから姿を見せたのは、蒼い鎧をまとったドラゴン。

口に剣を咥え、真紅のマントをたなびかせ、城塞から飛び出した!!

 

『ちゅ、ちゅー!!』

それを見上げるのはチュリス。

ドギラゴン剣に向かいジャンプし、団長とチュリスがすれ違う瞬間拳を突き合わせる。

 

「革命チェンジ、成功だ!発動!ファイナル革命!!!」

少年のバトルゾーンに呼び出されるドギラゴン剣。

 

『うぅうううおおおおおおおぁあああああああああ!!!!』

大地を割らんばかりのドギラゴン剣の咆哮。

ファイナル革命。それは現在3体のクリーチャーのみが持つ、革命チェンジでバトルゾーンに出した時限定の能力。

ドギラゴン剣のファイナル革命能力。

それは――

 

「集え団員達!団長の元へ!」

少年の手札から、男性型のクリーチャーが姿を見せる。

赤黒い鎧に、鉈の様な物を持ちそれを構える。

 

「ちぃ、勝利のアパッチ・ウララーですか……」

雪菜が舌打ちしたのには訳がある。

そう、このクリーチャーもドギラゴン剣との相性の良さで殿堂入りしたクリーチャーの一体。

その能力は――

 

「お前の手札を一枚見せてもらうぞ。

俺から見て一番右のカードだ!」

 

「このカードは無双龍聖イージスブーストです……」

アパッチ・ウララーが手札のカードを確認すると、同時にその手を虚空に掲げる。

 

「超次元エリアへアクセス!!

呼び出し条件は、イージスブーストの持つ色と同じハンタークリーチャー!

今回は光を参照に――来い!

『アクアアタック〈BAGOOON!パンツァー〉』!」

超次元より来るのは、リキッド・ピールの操縦する平たい戦車。

このカードもまたドギラゴン剣とのシナジーが高く、一時は5000円近くまで高騰したカードである。

 

「パンツァーはダブルブレイカー。そしてドギラゴン剣はトリプルブレイカー、つまりこの2体で5枚あるシールドは全部割れる。

そして、まだアパッチは攻撃可能状態、トドメまだいけるぞ!!

――――まぁ、無色以外答えは決まっているんだがな」

そう、少年がアパッチ・ウララーを呼び出した時、雪菜が無色カードを引かなかった時点で答えは出ていた。

アパッチ・ウララーは相手の手札をみて、その文明の色を持つクリーチャーを超次元ゾーンから呼び出す。

〈BAGOOON!パンツァー〉の持つ文明は光と水、たとえ闇だろうと火だろうと自然だろうと多色でダブルブレイカーを持つハンターのサイキッククリーチャー居るのだ。

 

「さぁ、団長が颯爽と登場だ。

生き残れるか?」

少年の場で、蒼い鎧を着た龍が、サイバーな戦車に乗ったリキッドピープルが、インディアンの様な恰好をした野生児が武器を構える。




もともとは雪菜にドギラゴン剣を使わせるつもりだったんですよね。
まぁ、ここは敢えて少年に使わせましたが。

ヒロイックでかっこいいですよね。
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