インフィニット・オーネスト ~いつだって、命を懸けて~ 作:青海 翠果
それにしてもコロナ恐いですね。自分も風邪の症状らしきものはあるのですが、本格的に発症する前には、親に連絡したいと思います。
スイッチが直ったので、あつ森とポケモン、スマブラSPとか、また楽しめるので本当に嬉しい!!
さて、今回は遂に直接開理とキリヤ・ミサトが対面します。ただし、戦いません。そして、キリヤとミサトの名前の漢字、そしてお父さんの名前も判明します。あと、開理の両親は束さんよりも強くてやばいです。
それでは、第十二話スタート!!
~???~
キリヤ「おいおい、なんだよあのでたらめな力は!?」
ミサト「戦う直前なのに、とんでもない力を見た気がするわ。」
開理父「あれが開理の、いや『オーネスト』の力、ということか。」
キリヤ「おやっさん、俺たちあれと戦うのかよ...。」
開理父「そう不安がるなキリヤ、録画はしてあるからすぐに『ラーニング』すればいい。」
ミサト「でもたとえ『ラーニング』したところで、私たちがあれに勝てるとは到底思えないんだけど?」
開理父「それはお前たち次第だな。とにかくやるしかないぞ?」
キリヤ「あぁ~畜生!!やりゃいいんだろやりゃ!!」
ミサト「...生き残るにはそれしかないものね。」
~アリーナ・開理側ピット~
開「...っ?」
簪「どうしたの...?」
開「なんか、嫌な予感がする。乱入者...?いや、束さんがそんなことするはずが...まさか、奴らが...?」
簪「乱入者...!?」
開「うん、何か起こる気がしてならない。念のため、百夏にもメッセージを送っておこう。」
簪「すごいね開理君...。私そんな感覚になったこともないよ...。」
開「IS学園に入ったからには、どんな事件が起きてもおかしくないからね。特に、こういうイベントには、何かしらの事件がつきものだと思ってるんだ。」
簪「あっ、確かに...この学園は色んなテロリストからも狙われやすそうだからね...。でも、IS学園のセキュリティは、難攻不落と言われてるんだけど...。」
開「それでも油断はできない。この学園のセキュリティを破れる人間ってだけで、ある程度敵の目星はつけられるし。」
簪「確かにそうだね...。でも、束さんはそんなことしないと思うんだけど...?」
開「そう、だから束さんじゃない。下手すると束さんよりも厄介な存在かも。」
簪「えっ...!?」
開「まあ、現れてから百夏と対策すればいい。でも念には念を入れて、織斑先生や束さんにも、『何か嫌な予感がする』って伝えておかないと。」
~アリーナ・百夏側ピット~
百「ん?兄さんからメッセージ?『嫌な予感がする。試合中に敵襲かも。できるだけSE温存で行きたい。』...なるほどね、兄さんの勘はよく当たるから、今回もなんか来そうだなぁ。」
~アリーナ・指令室~
千「んっ?開理君からか。なに?『嫌な予感がします。試合中に敵が来るかもしれません。セキュリティとか警備をもっと厳重にしてください。』か...。山田先生!セキュリティと警備の警戒レベルを上げてください!」
山「えぇっ!?どういうことですか織斑先生!?」
千「開理君が、何か敵が来るかもしれないと言っていたんですよ。」
山「そ、そうなんですか!?」
千「何が起きるかわからないですからね(プルル...)ん?束?どうした?」
束『やっほ~ちーちゃん!かい君からメッセージ来た~?」
千「ああ、そちらにも来たのか?」
束『そうなんだよねぇ~。嫌な予感がするから敵がいないか調べてくれって言われたんだよね。そしたら居た居た、ヤバい奴らが!』
千「なに!?お前がヤバい奴らというほどの敵なのか!?」
束『まあ、かい君なら余裕で対処できちゃうんだろうけど、さすがの束さんでも奴らには勝てないんだよ。』
千「お前が勝てないなら私たちに出番はないじゃないか!!」
束『でも、奴らは表舞台に名前を晒したくないんだよ。だから正体がばれるだけでも奴らにはダメージもあると思うんだよ。」
千「そ、そいつらの名前は...?」
束『「キル・スプリガン」、かい君の両親を中心に過激な思想を持った人体実験にも躊躇いがないヤバい集団だよ。』
千「開理君の両親...!?どういうことだ!?」
束『後で話すから、時間ないんでしょ~?」
千「くっ...ちゃんと説明してもらうからな!!」
束『もっちろん!とりあえず、束さんが出来ることはやっておくよ~。」
千「すまない、片付いたら連絡する。」
束『はいは~い、じゃ、またねちーちゃん!」(ブツッ)
千「...はぁ、片付いたら、開理君やスコールたちに聞かなきゃな...。」
~試合直前・アリーナ・開理側ピット~
開「束さんからか。やっぱり奴らか...。」
ス「開理君、どうしたの?」
開「あ、スコールさん。いや、厄介なやつらが奇襲を仕掛けようとしてるんですよ。」
ス「き、奇襲!?」
開「だから、警戒を宜しくお願いします。俺と百夏は試合は手加減して、奴らが出てきたときに全力で排除します。」
ス「な、なるほどね。わかったわ。くれぐれも無茶しないでね。」
開「はい、気を付けます。」
選手の方はアリーナに出てください。
百「神代百夏、ミネルヴァ。出撃!!」
開「神代開理、オーネスト。再発進!!」
~アリーナ~
開「待たせたな、百夏。」
百「ううん、大丈夫。」
開「そうか、ならいい。」
百(最初は、手加減だよね?)
開(おう、どのタイミングで出てくるかわかんないけど。)
百(了解。)
試合、開始!
ドガァーン!!
開始のサイレンと同時に、アリーナの壁が破壊される。
観客『!?』
一「なんだ!?」
円「今、アリーナの壁から爆発が...!!」
鈴「嘘でしょ!?」
百「えっ、何!?」
開「チッ、初っ端からか!!百夏、構えろ!!」
百「あっ、うん!!」
開「一夏、円夏、箒、鈴、セシリア、簪さん!!避難誘導を頼む!!それが終わったらISを展開してくれ!」
呼ばれた全員『了解!!』
そして、爆発の煙の中からは...
キリヤ「さて、さっそく戦闘かぁ?」
ミサト「落ち着きなさい。一直線に仕掛けてもどうせ躱されるわ。」
百「!?」
開「なるほど、そういう趣向か。」
キリヤ「神代開理、そして神代百夏!お前らをぶっ潰しに来た!!」
ミサト「心当たりはあるんじゃない、『オリジナル』さん?」
開「じゃあお前らは俺の遺伝子か両親の遺伝子、どっちが元になってんだ?」
ミサト「おじ様とおば様の方よ?」
キリヤ「そ、アンタがいなくなったから、おやっさんたちから俺たちが作られたってことだ。」
開「...プッ、フハハハハハ、ハハハハハ!!!」
ミサト「!?」
キリヤ「な、何笑ってんだ!?」
百「に、兄さん!?」
開「ハハハハハ、あの人達の遺伝子を使っても、俺と同じレベルは作れないだろうが!」
ミサト「な、何言ってるの!?」
開「お前らはまだ、人間の遺伝子使ってるから才能がある人間と同レベルだ。でも俺は『人間じゃない』からな?」
キリヤ「ど、どういう意味だ!?」
開「まあ、人生が二周目なんて、普通ならだれも信じてくれないわなぁ。」
百「あ、そういえば...確かに兄さんと同レベルなんてクローン作っても無理だよね。」
開「いわゆる転生者ってやつさ。ラノベの読みすぎじゃないぜ。この世界がラノベなんだから。」
ミサト「で、出鱈目を言わないで!!」
開「まあそういうと思った。とりあえず喧嘩売ったんだ。神代兄妹が、三回くらい命を刈ってやるよ!!」
百「人間レベルなら、私でも戦えそうだね。私たちの試合邪魔したんだから、ぶっ飛ばしてあげるよ、『贋作』さんたち?」
キリヤ「う、うるせぇぇぇ!!!」
ミサト「負けるわけにはいかないのよ!!!」
開「負けても逃げられると思ってんの?」
キリヤ・ミサト『!?』
開「...逃 が す わ け ね ぇ だ ろ ?」(殺気全開)
キリヤ・ミサト『!!』(ゾクゾク)
開「ここに乗り込んできた時点でお前らの次の行き先は『隔離室』に決まってんだ。しかも攻めてきたの、お前らと父さんだけだろ?」
ミサト「な、なんでばれて...!」
開「父さんと母さんのことはちゃんと覚えてんだ、癖もやり口もな。こういう時、あの人たちは少数精鋭でやろうとする。そしてお前らは、俺に勝てないのは分かってるから、俺たちの機体情報を集めるために捨て駒にしようとしてんだろ。」
キリヤ「なぁっ!?そ、そんな馬鹿な!?」
ミサト「お、おじ様たちが、私たちを捨て駒に、するはずが...!」
開「あの人達に、人としての心はほとんどないだろうよ。ただ求めてんのは、人類を支配できる力を持った、特殊な人間ってやつだ。それを生み出すためなら、他がどうなろうとどうだっていいんだ。」
キリヤ「な...なんだよ...それ...。」
ミサト「私たちは...もう、おじ様たちに...必要とされてないの...?」
開理父『随分と言ってくれるじゃないか、開理よ。』
百「だ、誰!?」
開「音声だけか、しかも上空数百メートルからヘリでこいつらの逃走経路を用意してるとか、やけに親心あるじゃないか。変わったな、父さん。いや、神代洋一。」
洋『私も人間だからね。お前と違って、この子達には愛情が湧いちゃうんだよ。お前は、勝手に姿を消して、私たちがどれだけ困らされたことか。』
開「へぇ。お前らに、子供に愛情をもって接する心が残ってたんだな。」
キリヤ「おやっさん!!」
ミサト「おじ様!!」
洋『キリヤ、ミサト。私たちにはお前たちが必要だ。戦わせようと思ったが、ここでお前たちを失うのは惜しい。いったん退こう。』
キリヤ「お、おう!」
ミサト「す、すみませんおじ様!」
百「ちょ、逃がさないって...兄さん?」
開「今日は見逃す。でも次は全員来るんだろ?」
キリヤ「当たり前だ!今度こそぶっ潰してやる!!」
ミサト「せいぜい腕を磨くといいわ!!」
洋『折角だ、二人とも。自己紹介してあげてくれ。」
切夜「おう、俺は『神代切夜』だ!」
実里「私は『神代実里』。今度は絶対に殺してあげる!」
開「切夜と実里だな、覚えた。じゃあ今度会うときは、他の弟妹も全員ぶち殺せばいいんだな。」
切・実『!?』
洋『ほう、気づいていたのか。』
開「最低でも二人含めて五人って感じか?」
洋『勘が鋭いね、開理。』
開「とりあえず、早く行けよ。」
切「くっ、今度はお前をボロボロにしてやるからな!!」
実「覚えてなさい!!」
そういって、彼らはヘリに乗り込み撤退していった。
開「最後まで、ベタな悪役だなぁ。」
百「兄さん、良かったの?」
開「奴らは確実に臨海学校で来る。その時には俺たちもちゃんと戦力が強化されてるはずだ。それなら、これ以上戦力をばらすのは得策じゃないと思ったんだ。」
百「なるほどね、というか、兄さん?ご両親とかの話、全然聞いたことないんだけど!?」
開「そのあたりの話は、皆にまとめて説明するから。とりあえず戻ろう。」
百「ちゃんと説明してね?」
開「おう。」
はい、切夜と実里です。そして神代兄妹はすでにこの二人とあと三人の弟妹よりも強いです。なんなら開理だけで五人まとめて殺せます。そして、洋一(よういち)さんとお母さんは、開理を産めたんだから、他の子も同じ才能が出るはず。と、本気で思っています。それが間違ってると気づくのは、臨海学校編ですね。
次回は、二章が終わります。次回も出来るだけ早く書きたいと思います。気長に待っててもらえると幸いです。
それではまた次回、読了ありがとうございました。