インフィニット・オーネスト ~いつだって、命を懸けて~   作:青海 翠果

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 こんにちは!青海翠果です!すいません、前回二試合分書くと言ってしまいましたが、初戦しか書けませんでした。その分原作キャラも出しました。あと箒たちの機体の能力も少しだけ出ています。そんな部分もお楽しみください。
 それでは、第十八話スタート!


#18 異様な光景と無力な者達

 

 

 ~タッグトーナメント当日・アリーナ~

 

 

 観客『ワアアアアアアアアアアァァァァァァ!!!!!』

 

 歓声が響き渡る。なぜなら今日は一年生のタッグトーナメントだからだ。昨年までは強い生徒といえば、楯無や現三年の「ダリル・ケイシー」などが出てくるのだが、今年の一年生はとんでもない生徒が何人もいる。そのため色々な試合で激戦が起こると、皆が高まっているのだ。そんな期待の高まる今日、初戦から白熱の戦いが起ころうとしている。

 

 百「おまたせ、二人とも。」

 

 円「手加減なしで行きましょう。」

 

 箒「安心してくれ、二人相手に手加減などできない。」

 

 鈴「そうそう、いっつも不意を衝くんだから手加減なんてできたもんじゃないわよ。」

 

 百「まあいつも通り、全開で行くからね。」

 

  

 そう言って始まった試合は、一言でいえば「異様な光景」。コンマ数秒間隔で繰り出される攻撃の数々。それを互いに捌ききるその戦いは、観客たちも息をのむ。

 

 百「ほらほら二人とも、もっと魅せてよ!」

 

 箒「くっ、なかなか私たちも耐えられてるんじゃないか?」

 

 鈴「そんなこと言ってるとフラグになるんだからやめてよ!」

 

 円「そろそろ行きましょうか。」

 

 その円夏の言葉から一秒後、高速で円夏が飛び回り始めた。そして...。

 

 円「ハアッ!!!」

 

 箒「始まったかっ!!」

 

 回転しながら二本の剣を振り回していく。

 

 百「良いね円夏、じゃあ私も!モード・フレア!」

 

 〈Flare mode activate〉

 

 そして百夏もモードフレアになり、追い詰められる箒たち。しかし...。

 

 箒「ならばこちらも!展開、八咫烏!」

 

 鈴「あたしも!変異・白虎!」

 

 箒は九基のソードビット「八咫烏」、鈴はカンナカムイのモードチェンジ「変異・白虎」を発動する。カンナカムイはピンクと金を基調とした機体なのだが、ピンクの部分が白になり、武器が爪と全身に付いた刃となる。

 

 百「ヤバいな、箒はさっきまでずっとよけきれない攻撃は剣で受け切ってたし、カウンターも頭に入れておかないと。」

 

 箒「ふっ...『政宗・一閃』!」

 

 百「っ!!」

 

 箒は一瞬で大剣を刀に変え、そこからすぐに居合を繰り出す。

 

 百「危なっ!これにしてなかったらヤバかったな~。」

 

 箒「くっ、その二つをとっさに出すとは、さすが百夏さん。」

 

 しかし百夏は剣と槍を持ち、重ねて防いだ。

 

 一方円夏と鈴は...

 

 円「しかし白虎は厄介ですね。スピードで負けてしまうんですから。」

 

 鈴「そう言いつつ回転しながら防いでんだから、こっちもまだまだよね!」

 

 鈴の変異・白虎はスピードに特化した状態。そのスピードは開理が作ったISでなければ見えないレベル。

 

 円「では、『変異・夜桜』!」

 

 ツクヨミは黒と銀を基調とした機体だが、変異・夜桜を発動すると黒と桜色になる。そして...

 

 鈴「夜桜はまずいわね!でも、動き回ればいい!」

 

 夜桜の効果は、分身して敵を惑わせる。だが鈴が高速で動き回り手当たり次第に分身たちを消していく。

 

 円「さすが鈴さん。すぐに対処されましたか。でも、分身だけではないことはお忘れではないですか!?」

 

 鈴「忘れてないわよっ!!」

 

 そして、透明化の能力もある。だがすぐに気配を感じ取った鈴は、背後を向き円夏の攻撃も受け止める。

 

 二年生A「初戦からこれってやばくない?」

 

 二年生B「私たちは絶対負けるね。」

 

 二年生C「本当、この学年じゃなくて良かったわ...。」

 

 二年の彼女たちは、自分の無力さを実感するほどこの戦いの激しさに驚いていた。

 

 三年生A「この試合でもヤバいのに、もっとヤバい子たちが一年生にはいるんでしょ?」

 

 三年生B「ダリルでもこんな試合はできないんじゃない?」

 

 三年生C「確かに、ダリルが本気になるのって見たことあんまりないかな。」

 

 ダリル「...こりゃやべぇわ。あいつらこんなに強くなりやがって。」

 

 そう、ダリルはスコールの姪であり、所属はRCWのアメリカ支部なので、開理達のことは知っていた。しかしスコールから数年前に紹介されて、少し練習に付き合った程度でしかなかったので、その数年間のレベルアップを知らなかったのだ。

 

 ダ「こりゃフォルテと一緒にあいつらとしゃべりに行かなきゃいけないか?」

 

 フォルテ「どうしたっすか、ダリルさん?」

 

 ダ「おお、フォルテ。ちょうどいいところに来たな。」

 

 フ「あの子たちの話っすか?」

 

 フォルテ・サファイア。ギリシャの代表候補生でダリルの恋人。フォルテも所属はRCWのギリシャ支部なので開理たちのことを知っている。

 

 ダ「あいつら前会った時よりも数倍強くなってるんだよな。」

 

 フ「そうなんすね、なら訓練一緒にしたりしたいっすね。」

 

 ダ「おっ、フォルテはわかってるな。一応あたし達はあいつらよりも先輩だ。でもこんなとんでもない戦いをあいつらは平然としてる。それがあたしは無力だって突き付けてくる気がしてな。あたしはあのくらい戦えるようになりたいんだよ。」

 

 フ「ダリルさん...私も一緒に行くっすからね!」

 

 ダリル「当たり前だろ?フォルテとあたしはずっと一緒なんだからな。」

 

 さて、試合に戻ろう。

 

 鈴「ヤバいわね、夜桜に対応できなくなってきてる。」

 

 円「ここですっ!!」

 

 鈴「嘘っ!?」

 

 そして鈴のSEは0になった。

 

 箒「鈴っ!?」

 

 百「よそ見してる場合?」

 

 箒「しまっ...!」

 

 そして数秒後に箒もSEが0になった。

 

 凰鈴音、篠ノ之箒、ともにシールドエネルギーエンプティ、よって勝者、神代百夏・円夏ペア!

 

 観客『オオオオオォォォォォ!!!!!!』

 

 百「お疲れ、円夏。」

 

 円「はい、百夏姉さんもお疲れ様です。」

 

 百「じゃあ一夏達の試合を見よっか。」

 

 円「はい。」

 




 はい、忘れていたダリルとフォルテを書いてみました。そして勝ち進んだのは神代姉妹でした。二人、特に百夏は大人陣、開理ヒロインズを除いて一番強いです。臨海学校編にいくまでにキャラの設定集や機体設定集なんかも投稿したいですね。
 さて次回は、一夏&ラウラ対セシリア&シャルの試合です。戦闘描写は苦手ですが、これも明日には書き上げたいと思います。
 それではまた次回、読了ありがとうございました。
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